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◆ロッキード・PV-2 ハープ―ン(Lockheed Harpoon)哨戒機
写真(上)1944-1945年頃、アメリカ西部、カリフォルニア州オークランド基地、アメリカ海軍航空隊のロッキード・PV-2 ハープーン哨戒機(Lockheed PV-2 Harpoon)
:後方の飛行場管制塔ビルは、戦時の迷彩塗装を施されている。
U.S. Navy Lockheed PV-2 Harpoon aircraft of patrol bomber squadron VPB-136 at Naval Air Station Whidbey Island, Washington (USA), circa 1947. Date circa 1947 Source Dictionary of American Naval Aviation Squadrons Volume 2 The History of VP, VPB, VP(H) and VP(AM) Squadrons [1] Author USN
写真は,Wikimedia CommonsIWM File:Lockheed PV-2 Oakland Reserve (5618278410).jpg引用。



写真(上)1947年、アメリカ西部、ワシントン州シアトル北50キロ、ウィドビー島航空基地、アメリカ海軍航空隊第136哨戒飛行隊所属のロッキード・PV-2 ハープーン哨戒機(Lockheed PV-2 Harpoon)
:1934年初飛行の全金属製、低翼のロッキード・モデル10エレクトラ輸送機の後継機1937年初飛行スーパー・エレクトラの軍用哨戒機仕様ベンチュラPV-1の発展型。
U.S. Navy Lockheed PV-2 Harpoon aircraft of patrol bomber squadron VPB-136 at Naval Air Station Whidbey Island, Washington (USA), circa 1947. Date circa 1947 Source Dictionary of American Naval Aviation Squadrons Volume 2 The History of VP, VPB, VP(H) and VP(AM) Squadrons [1] Author USN
写真は,Wikimedia CommonsCategory:Lockheed PV-2 Harpoon File:Lockheed PV-2s VP-136 Whidbey Island 1945-46.jpg引用。



写真(上)1950年代(?)、アメリカ、アメリカ海軍航空隊所属のロッキード・ロッキード・ハープーン(Lockheed Harpoon)PV-2哨戒爆撃機(Lockheed PV-2 Harpoon)(機体番号:N7224C)の側面写真
:第二次大戦中末期の白袖赤帯付き青丸白星の国籍マークの上に機体番号が記入されている。機首先端部分は、とがっているので、機首内部にレーダーは搭載していないようだ。
Lockheed, PV-2, Harpoon Title: Lockheed, PV-2, Harpoon Corporation Name: Lockheed Additional Information: USA Tags: Lockheed, PV-2, Harpoon
写真は,San Diego Air and Space Museum Catalog #: 01_00092034 引用。



写真(上)2008年,アメリカ、アリゾナ州ツーソン、ピマ航空宇宙博物館(Pima Air & Space Museum)に保管されているアメリカ海軍所属のロッキード・ベガPV-2ハープーン(Lockheed Harpoon)哨戒爆撃機
:機体のマーキングは、ミネソタ州ミネアポリス、サン・ポール・ジョイント航空予備隊基地(Minneapolis–Saint Paul Joint Air Reserve Station)のもの。主翼下面には、増加燃料タンクとHVAR5インチロケット弾4発が懸架されている。
In early 1942, the U.S. Navy recognized the increasing vulnerability of its sea-plane patrol planes to enemy fighters. As a result, the Navy chose several land-based Army bombers to supplement its fleet of patrol aircraft. Among the planes chosen was the Lockheed Ventura. Originally derived from the Model 18 airliner for the Royal Air Force, the Ventura had been adopted by the U.S. Army Air Forces in 1941. An improved version with longer wings, larger engines, and a greater range came to be called the PV-2 Harpoon in Navy service. The Harpoon began serving with Navy patrol squadrons in 1944, most spending the last year of the war in the Pacific. After the war the Harpoons served with several Naval Reserve wings for about eight more years..
Manufacturer Lockheed/Vega Markings Naval Air Reserve, Minneapolis, Minnesota Designation PV-2
写真は,Pima Air & Space Museum・Lockheed/Vega PV-2 Harpoon 引用。


1.ロッキード(Lockheed)モデル Model 14「スーパー・エレクトラ」輸送機

アメリカのロッキードLockheed)ロッキード(Lockheed)社は、それまでオリオン(Orion)のような木製の飛行機を生産していたので、ロイド・シャーマン(Lloyd Stearman)とホール・ハイバード(Hall Hibbard)の設計になるロッキードLockheed)モデル Model 10「エレクトラ」輸送機は、ロッキード初の全金属製飛行機となった。 命名のエレクトラとは、夜空のプレアデス星団(Pleiades)の恒星からの命名である。試作機は、1934年2月23日に初飛行した。

写真(右)1938年8月13日、イギリス、マンチェスター飛行場(Manchester Airport)に飛来したオランダKLM航空所属のロッキード(Lockheed) 14 「スーパー・エレクトラ」(Super Electra)輸送機"Lepelaar" (登録コード:PH-ASL)
Description English: Lockheed 14-WF-62 PH-ASL "Lepelaar" of KLM Royal Dutch Airlines at Manchester (Ringway) Airport Date 13 August 1938 Source Own work Author RuthAS Permission (Reusing this file) own family photo
写真はWikimedia Commons, Category:PH-ASL (aircraft) File:Lockheed 14 PH-ASL KLM Ringway 13.08.38 edited-2.jpg引用。


ロッキードLockheed)">ロッキード(Lockheed)モデル Model 10A「エレクトラ」(Electra)の発展型が、ロッキード モデル14「スーパー・エレクトラ」(Super Electra)輸送機である。

⇒写真集Album:ロッキード・スーパーエレクトラ(Super Electra)輸送機 見る。


2.ロッキード・ハドソン(Lockheed Hudson)爆撃機

ロッキード・ハドソン(Lockheed Hudson)爆撃機は、ロッキード社で製造されたアメリカ製爆撃機である。初飛行は、1938年12月10日で、1939年9月の第二次世界大戦勃発直後だった。ロッキード・ハドソン(Lockheed Hudson)爆撃機は、第二次世界大戦の勃発を危惧したイギリス空軍・オーストラリア空軍が空軍力を急遽増強するために、ロッキードのモデル14「スーパー・エレクトラ」輸送機が原型とした軍用仕様の要求を出した。

写真(右)1942年頃、イギリス空軍第206飛行中隊(No.206 squadron)所属のロッキード(Lockheed)ハドソン(Hudson)MARK 3 爆撃機:ロッキード(Lockheed)ハドソン(Hudson)MARK 3爆撃機は、1934年2月23日に初飛行した全金属製、低翼のロッキード・モデル10エレクトラ輸送機の機体構造を引き継いでいるために、降着装置は引込み式ではあるが、ゴム製主輪は、エンジンナセル後方に引き込んだ後も、ゴム車輪の3分の1は、機外に露出している。また、尾輪は、固定式で引込み式ではない。
HUDSON MARK 3 (LOCKHEED)
Object description Two Wright Cyclone Engines. Aircraft of No.206 squadron R.A.F
Part of AIR MINISTRY SECOND WORLD WAR OFFICIAL COLLECTION
写真はImperial War Museums ,IWM Catalogue number IWM (CH 6570)引用。


ロッキード14・スーパーエレクトラ(Lockheed Model 14 Super Electra)輸送機から発展したロッキード・ハドソン爆撃機 ロッキード・ハドソン爆撃機は、1938–1943年の間に2,941機が生産された。内訳は1,100馬力のライト(Wright)R-1820サイクロン(Cyclone)空冷星形9気筒エンジン装備の350機のMk I、20機のMk II、1,200馬力のプラット&ホイットニー(Pratt & Whitney )R-1830 ツイン・ワスプ(Twin Wasp)空冷星形14気筒エンジン装備の309機のMk V、450機のMk VIである。

ロッキード・ハドソンMk.I爆撃機(Lockheed Hudson Mk.I)の諸元
搭乗員:6名
全長:19.96m
全幅:14.33m
全高:4.80m
翼面積:51.19平方メートル
自重:5,484kg
全備重量:7,938kg
発動機:ライト(Wright) GR-1820サイクロン 9(Cyclone 9 )空冷星型9気筒エンジン 1,100馬力2基
最大速度:357km/h(高度2,400m)
巡航速度:249km/h
上昇率:305m/分
実用上限高度:6,400m
航続距離:1,835km
爆弾搭載量: 1,600ポンド(726kg)
7.7ミリ連装機銃搭載動力旋回銃座1基、前方固定7.7ミリ連装機銃1基

写真(右)1942-1944年頃、イギリス植民地ジブラルタル、ヘラクレスの柱(Pillars of Hercules)を背景にした南アフリカ連邦空軍のロッキード(Lockheed)ハドソン(Hudson)Mk 3爆撃機(登録コード:AE626):FLYING OVER THE ROCK OF GIBRALTAR Original wartime caption: A Ventura of the South African Air Force flying past the Rock of Gibraltar..Part of AIR MINISTRY SECOND WORLD WAR OFFICIAL COLLECTION
写真は,Imperial War Museums IWM (C 5261)引用。


イギリス領ジブラルタルGibraltar)は、地中海と大西洋を繋ぐジブラルタル海峡の狭い水道を押さえている軍事的要衝である。ジブラルタル北側は、幅800mの中立地帯を挟んでスペイン南部アンダルシア地方カディス県に隣接してるが、1713年以来、イギリスの軍事拠点となり、地中海の制海権の要衝として機能してきた。領域は、全長5km,幅1.2kmの半島でり、現在の人口は3.4万人、総面積6.8平方kmの「欧州最後の植民地」である。

イギリス領ジブラルタルGibraltar)に現在も駐屯するイギリス駐留軍に関連した軍需でジブラルタル経済が成り立っているが、自由港であることを活かし、自由貿易の拠点、低税率のショッピングやギャンブルの観光地として発達しつつある。

写真(右)1942年頃、イギリス、スコットランド北部、ケイスネス、ウィック基地から発進したイギリス空軍第48飛行中隊(No. 206 Squadron)のロッキード(Lockheed)ハドソン(Hudson)Mark V,爆撃機(登録コード:AM863):胴体後上方に搭載した大きな動力回転銃座には、当初装備されていたのはブローニング7.7ミリ連装機関銃だった。
HUDSON MARK 1 (LOCKHEED) Original caption: Hudson Mark V, AM863 ‘OY-E’, of No. 48 Squadron RAF based at Wick, Caithness, flying south over Loch Hempriggs. Part of AMERICAN AIRCRAFT IN ROYAL AIR FORCE SERVICE 1939-1945: LOCKHEED L-214 & L-414 HUDSON. Creator Daventry, Bertrand John Henry (Flight Lieutenant) Royal Air Force official photographer
写真はImperial War Museums,IWM IWM (CH 17908)引用。


イギリスは、ロッキード14・スーパーエレクトラ輸送機を原型とする爆撃機の開発をロッキードに出し、それを受けたロッキードがロッキード・ハドソン爆撃機(Lockheed Hudson Mark I)を開発した。イギリス空軍にロッキード・ハドソン爆撃機は、1939年5月に配属され、沿岸航空隊で主に哨戒、偵察に当たった。対Uボート潜水艦制圧作戦にも従事している。

ロッキード・ハドソン爆撃機が装備した後上方の旋回銃座は,ボールトンポールBoulton Paul Aircraft)が開発した世界初の実用型の動力回転銃座である。この動力回転銃座は、イギリス空軍のロッキード・ハドソン双発爆撃機、ブリストル・ブレニム双発爆撃機などに搭載され活躍した。しかし、自社開発のボールトンポール・デファイアントBoulton Paul Defiant)単発複座戦闘機は、後席に搭載した動力回転銃座の重量過大のために飛行性能が悪化し、失敗作となった。ボールトンポール・デファイアント戦闘機の失敗は、ボールトンポール(Boulton Paul Aircraft)動力回転銃座の威力を過大評価したためであろう。


3.ロッキード(Lockheed)18 ロードスター(Lodestar)輸送機

写真(右)1943年1月、アフリカ、スーダン、ジャバ、給油作業中のイギリス空軍のロッキード(Lockheed)18「ロードスター」(Lodestar)輸送機(ambulance):イギリス空軍の軍用輸送機は、オリーブドラブの迷彩塗装を施している。
THE BRITISH COMMONWEALTH JOINT AIR TRAINING PLAN.
Object description A Lockheed Lodestar aircraft being refuelled at Juba in Sudan, January 1943.
Creator Bridge B (Fg Off) Royal Air Force official photographer
Part of MINISTRY OF INFORMATION SECOND WORLD WAR COLOUR TRANSPARENCY COLLECTION
写真は,Imperial War Museums  IWM (TR 1271))引用。


1937年初飛行のロッキード14・スーパーエレクトラ輸送機は、高性能を追求したために、高価格となり、経済性がダグラスDC-3より劣ったために、販売実績は思わしくなかった。そこで、ロッキード 14 スーパーエレクトラ輸送機の経済性を改善するために、乗客を増やすこととし、そのために胴体後部を長して座席数を増設したのが、ロッキード 18 ロードスター輸送機である。ロッキード 18 ロードスター輸送機の試作1号機の初飛行は、1939年9月21日で、生産機は1940年2月2日に初飛行した。ロッキード 18 ロードスター輸送機の生産機数は、625機である。

1939年9月のイギリスの対ドイツ宣戦布告と同調して、イギリス自治領(ドミニオン)の南アフリカ、オーストラリア、ニュージーランド、カナダも第二次世界大戦に参戦した。しかし、アメリカは、1941年12月まで、参戦していない。

ロッキード(Lockheed)18「ロードスター」(Lodestar)輸送機は、すでに戦時大戦に入っていたために、民間需要は低迷した。そのため、アメリカ市場では民間機として31機の販売にとどまった。また、輸出用には、オランダが東インド植民地で使用するために、29機を発注したほか、南アフリカ航空21機、ニュージーランド国営航空13機、トランス・カナダ航空12機、ブリティシュ・エアウェーズ9機などの受注を受けた。

写真(右)1943年、スーダン、ジャバ、給油作業中のイギリス空軍のロッキード(Lockheed)18「ロードスター」(Lodestar)輸送機:軍用輸送機は、オリーブドラブの迷彩塗装を施されることが多かった。トルコは、第二次世界大戦には参戦していないので、カイロとの運航には軍用機ではなく民間機を使用した。
WINSTON CHURCHILL DURING THE SECOND WORLD WAR IN THE MIDDLE EAST.
Object description A Lockheed Lodestar aircraft being refuelled at Juba in Sudan, January 1943.
Creator Royal Air Force official photographer
Part of WAR OFFICE SECOND WORLD WAR OFFICIAL COLLECTION
写真は,Imperial War Museums IWM (ME(RAF) 5060)引用。


民間需要は振るわなかったロッキード 18 ロードスター(Lodestar)輸送機だったが、1939年9月に第二次大戦が勃発すると、中立国アメリカでも戦時体制強化のために、アメリカ軍からの需要が増えた。軍用輸送機として ロッキード(Lockheed)C-56「ロードスター」(Lodestar)としてライト R-1820空冷星形9気筒エンジン1,200hp2基を装備、ロッキード(Lockheed)C-57「ロードスター」(Lodestar)としてプラット・アンド・ホイットニー R-1830空冷星形14気筒エンジン力1,200hp2基を装備した輸送機が制式されたのである。特に、空挺部隊用の ロッキード(Lockheed)C-60「ロードスター」(Lodestar)輸送機は、325機が製造されている。また、アメリカ民間航空所有機も含めて、アメリカ陸軍航空隊が徴用した機体も多かった。

写真(右)1953年3月、アメリカ合衆国、カリフォルニア州サンフランシスコ(San Francisco )飛行場、ペプシ・コーラ社(Pepsi Cola)所属のロッキード(Lockheed) 18「ロードスター」(Lodestar)輸送機 (登録コード: N1814M) :窓枠付近だけは反射除けのためか青色ラインが塗装されているが、国籍記章はなく無塗装でジュラルミンが銀色に光っている。
Description San Francisco 1953. Date 15 May 2011, 22:02 Source Locheed 18 Pepsi Cola N1814M Author Bill Larkins.
写真は Wikimedia Commons, Category:Lockheed Model 18 Lodestar File:Lockheed 18 Pepsi Cola N1814M (5725501898).jpg引用。


ロッキード(Lockheed)C-60A「ロードスター」(Lodestar)輸送機の諸元
搭乗員:3名、乗客:18名
全長:15.19 m (49 ft 10 in) 全幅:19.96 m (65 ft 6 in) 全高:3.6 m (11 ft 10 in)
翼面積:51.2平方メートル(551 平方フィート)
空虚重量:5,670 kg (12,500 ポンド)、全備重量:7,938 kg (17,500 ポンド)
最大離陸重量:9,825 kg (21,000 ポンド)
発動機:ライト(Wright)R-1820-87空冷星形9気筒エンジン 1200馬力 (895 kW)
最高速力:428 km/h (266 mph)、巡航速力:322 km/h (200 mph)
実用上昇限度:7,740 m (25,400 ft)
航続距離:4,025 km (2,500 mi)
上昇時間 10,000 ft (3,050 m)まで 6.6分

⇒写真集Album:ロッキード(Lockheed)・ロードスター(Lodestar)輸送機 見る。


4.ロッキード・ベガ・ベンチュラ(Lockheed Ventura)PV-1哨戒機

ロッキード 10 エレクトラ(Lockheed Model 10 Electra )の発動機を強化し、若干大型化した発展型が、ロッキード 14 スパー・エレクトラ(Lockheed Model 14)輸送機で、その軍用仕様がロッキード・ハドソン(Lockheed Hudson)爆撃機である。そして、ロッキード 14 スパー・エレクトラ(Lockheed Model 14)輸送機の胴体を延長し、乗客を増やし、発動機を強化したのが、ロッキード 18 ロードスター(Lockheed Model 18 Lodestar)輸送機で、その軍用の軽爆撃機仕様がロッキード・ベンチュラ(Lockheed Ventura)PV-1哨戒爆撃機ある。

写真(右)1940年頃、アメリカ、ロッキード・ベンチュラ(Ventura)爆撃機Mk.I(登録コード: AE658):イギリス軍ではベンチュラ(Ventura:アメリカの都市名)と命名し、アメリカ軍ではPV-1と命名した。
Robert Reedy Collection Image - Catalog:Array - Title:Array - Filename:Reedy_0138 Lockheed Ventura Mk.I AE658 [mfr].tif - Robert Reedy was a native of Amarillo Texas. He attended college in Wichita Kansas, studying aeronautical engineering. On graduation he was quickly snapped up by Stearman Aircraft. During his subsequent career he made stops at Lockheed, Thorp and back to Lockheed where he retired as a vice president of sales. Reedy was involved in the design of several Stearman, Vega and Thorp types, the Lockheed P2V, Little Dipper, Big Dipper, and L-1011.
写真は SmugMug+Flickr,San Diego Air and Space Museum・PictionID:46544170 引用。


イギリスでは、ロッキード輸送機をベースとしたハドソン哨戒爆撃機を採用したが、そのハドソンの後継機が、同じロッキードのベランチュラ哨戒爆撃機である。1940年にイギリスは、中立国だが事実上の同盟国のアメリカのロッキード社に対して、ハドソンの後継機として、ロッキード モデル18「ロードスター」を原型とするロッキード・ベンチュラ爆撃機(後のアメリカ海軍ロッキードPV-1Lockheed-Vega PV-1)を発注した。

イギリス海軍ではアメリカのロッキード・スーパーエレクトラ旅客機を転用したハドソン爆撃機を制式した、その後継機として、同じロッキード・ロードスターを転用し、より強力な2000馬力級空冷エンジンを搭載したベンチュラ軽爆撃機を制式した。 これは、搭乗員は5名、最高速力518km/h、爆弾搭載量1400kgの高性能機で、。アメリカの武器貸与法に基づいて、イギリスに売却(代金は戦勝後払い)された機体である。イギリスでの制式に対応して、哨戒機を欲していたアメリカ海軍も同機種をロッキード・ベンチュラLockheed-Vega PV-1)として制式した。

第二次世界大戦は、1939年9月にイギリス・フランスのドイツに対する宣戦布告で勃発したが、アメリカは、1941年12月まで中立国だった。しかし、アメリカは、1941年に武器貸与法を成立させ、イギリスへの大々的な軍事援助を実施し始めた。これは、軍事援助物資(輸出品)の代金支払いは、戦後の勝利してからでよいという気前のいい条件だった。

写真(右)1942-1944年、イギリス、アメリカから到着したばかりのイギリス空軍のロッキード・ベガ・ベンチュラ軽爆撃機(Lockheed, Ventura)の胴体後上方の動力回転銃座の基部と銃手:左側には、水平尾翼のトリム調整のためのワイヤー回転装置がある。上部の大型金属骨格には、重量軽減のバカ穴があけられているが、そのほかの骨格には重量軽減のための穴は見当たらない。
LOCKHEED VENTURA Object description Original wartime caption: Interior view, raid upper turret, looking towards rear.
Related period Second World War (production), Second World War (content)
Creator Royal Air Force official photographer (Photographer) Part of AIR MINISTRY SECOND WORLD WAR OFFICIAL COLLECTION
写真は,IWM CH 17987引用。


ロッキード・ベガ・ベンチュラ軽爆撃機の金属骨格は堅牢な構造で、日本機のように、重量軽減のためのバカ穴がほとんどない。これは、大量生産を容易にするという量産性と頑丈な構造を確保することにつながった。重量増加は、発動機の大馬力によって相殺できるからである。飛行機機体の金属骨格に、重量軽減のための穴をあけないことは、量産性と強度を優先することでもあった。アメリカのスーパーエレクトラ、ロードスターなど民間輸送機を、軽爆撃機、哨戒爆撃機といった第一線で戦う軍用機に転用できた背景には、アメリカ飛行機の堅牢な設計と頑丈な構造が背景にあったのである。

写真(右)1942-1944年、イギリス、アメリカから到着したばかりのイギリス空軍のロッキード・ベガ・ベンチュラ軽爆撃機(Lockheed, Ventura)の胴体後下方の旋回機関銃の銃座と銃手:銃座の視界を確保するためのガラス風防が左右と正面に取り付けられている。
LOCKHEED VENTURA Object description Original wartime caption: Interior view looking towards rear guns.
Related period Second World War (production), Second World War (content)
Creator Royal Air Force official photographer (Photographer) Part of AIR MINISTRY SECOND WORLD WAR OFFICIAL COLLECTION
写真は,Imperial War Museums CH 17988引用。


アメリカから武器貸与法に基づいてイギリスに船舶で送られたアメリカ製ロッキード・ベンチュラLockheed Ventura)軽爆撃機は、リバプール港からスピーク空港(2002年からはリバプール・ジョン・レノン空港と名称変更)に運搬され、そこで組み立てられた。その後、通信飛行部隊、飛行機兵器実験部隊が、実機を試験飛行して、問題がなければ、実戦部隊に引き渡された。

アメリカは、1941年12月まで中立国だったが、軍用機、戦車などの第一線兵器をも武器貸与法によって、イギリスへ貸与している。リバプール港に船積みで到着したベンチュラ軽爆撃機は、リバプールのスピーク空港で組み立てられ、そこで、実験中央飛行学校による試験飛行、空戦開発部による試験飛行を行った。

写真(右)1942-1944年、イギリス、ウィルトシャー、ハラビントン (Hullavington)の田園上空で,試験飛行を飛行するイギリス空軍の実験中央飛行学校のロッキード・ベンチュラMark I軽爆撃機(Ventura Mark I)(登録コード:AE748):アメリカは、1941年12月まで中立国だったが、軍用機、戦車などの第一線兵器をも武器貸与法によって、イギリスへ貸与している。武器貸与法成立前も、旧式駆逐艦などをイギリスに譲渡している。
AMERICAN AIRCRAFT IN ROYAL AIR FORCE SERVICE 1939-1945: LOCKHEED V-146 VENTURA. Object description Ventura Mark I, AE748, which served with the Empire Central Flying School at Hullavington, Wiltshire, on a test flight from Boscombe Down.Brock, F. J. (Flying Officer) Royal Air Force official photographer Part of AIR MINISTRY SECOND WORLD WAR OFFICIAL COLLECTION
写真は,Imperial War Museums CH 8038引用。


アメリカのロッキード・ベンチュラ爆撃機(後のアメリカ海軍PV-1哨戒爆撃機)は、ロッキード10エレクトラの海軍用仕様発展型で、アメリカ海軍だけでなく、イギリス空軍でも「ベンチュラ」(Ventura)の名称で制式された。ベンチュラ(Ventura:アメリカの都市名)と命名したのは、イギリス軍である。ベンチュラVentura)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州の南部ベンチュラ郡のサンブエナ・ベンチュラ市のことで、1866年に市制を敷いた。2010年人口は10万人。

写真(右)1942年、アメリカ、ロッキード・ベンチュラ(Ventura)爆撃機Mk.I(登録コード: AE658):イギリス軍ではベンチュラ(Ventura:アメリカの都市名)と命名し、アメリカ軍ではPV-1と命名した。
Lockheed : PV-1 : Ventura Manufacturer: Lockheed Designation: PV-1 Official Nickname: Ventura.
写真はSmugMug+Flickr,San Diego Air and Space Museum ・Catalog #: 00006406引用。


アメリカは、1941年3月に武器貸与法(Lend-Lease Acts)を成立させ、アメリカの安全保障上、重要であると大統領が考える国に対して、軍需物資を売却・譲渡・交換・貸与・処分する権限を与えた。そこで、ルーズベルト大統領はづいて、イギリスに対して、ロッキード・ベンチュラ軽爆撃機など兵器から燃料・被服・食料まで、あらゆる船舶を使ってイギリスに送り出した。

アメリカから武器貸与法に基づいてイギリスに船舶で送られたロッキード・ベガ・ベンチュラ軽爆撃機は,リバプール港 からスピーク空港(2002年からはリバプール・ジョン・レノン空港と名称変更)に運搬され、そこで組み立てられた。その後、通信飛行部隊、飛行機兵器実験部隊が、実機を試験飛行して、問題がなければ、実戦部隊に引き渡された。

写真(右)1942年9月4日、アメリカ陸軍航空隊のロッキード(Lockheed)B-34「ベンチュラ」(Ventura) Mk.II 爆撃機(登録コード:AJ 288、製造番号:4426):胴体中央側面の部隊マーク(アート)は、ヒトラーの顔が描かれ、「よっしゃ、ヒトラーの髪の毛をむしったゾ」とある。
Lockheed B-34 Lockheed Ventura Mk.II AJ 288 (No. 4426). Unusual side fuselage art has caricature of Hilter with "Yep! We're get'en in his hair." (U.S. Air Force photo) Download Image: Full Size (0.16 MB) Tags: bomber, HISTORIC, aircraft Photo by: | VIRIN: 060713-F-1234S-016.JPG
Photo by: | VIRIN: 060713-F-1234S-017.JPG
写真は,National Museum of the U.S. Air Force Photo by: | VIRIN: 060713-F-1234S-017.JPG引用。


イギリス中西部の主要港,リバプール港に荷揚げされたロッキード・ベンチュラ軽爆撃機は、リバプールのスピーク空港(2002年からはリバプール・ジョン・レノン空港と名称変更)に運搬され、そこで組み立てられた。その後、通信飛行部隊、飛行機兵器実験部隊が、組み立てられたロッキード・ベンチュラ軽爆撃機を1機ずつ試験飛行して、問題がないことを確かめた。問題がある場合は、修理・整備し直しがなされた。こうして準備ができたことが確認され、初めて実機が実戦部隊に引き渡されたのである。

写真(右)1942年9月4日、アメリカ陸軍航空隊のロッキード(Lockheed)B-34「ベンチュラ」(Ventura) Mk.II 爆撃機(登録コード:AJ 311)のコックピット:複座式の操縦座席で、左が正パイロット、右が副パイロットの座席となっている。
Lockheed B-34 Lockheed B-34 Cockpit Download Image: Full Size (0.37 MB) Tags: bomber, HISTORIC, aircraft Photo by: | VIRIN: 060713-F-1234S-013.JPG
Photo by: | VIRIN: 060713-F-1234S-017.JPG
写真は,National Museum of the U.S. Air Force Photo by: | VIRIN: 060713-F-1234S-013.JPG引用。


ロッキード・ベガ PV-1 ベンチュラLockheed-Vega PV-1 Ventura)哨戒爆撃機は、試作1号機が1941年7月に初飛行した。その直後の1941年末には、対日戦の勃発が迫っていたために、ロッキード社は、ロッキード・ベンチュラ(Ventura)哨戒爆撃機の開発と生産を迅速に進めようとし、アメリカ軍用の生産を優先してたために、イギリス軍にロッキード・ベンチュラ哨戒爆撃機が引き渡されたのは、1942年夏以降だった。

写真(右)1941-1943年、斜めから見たアメリカ海軍航空隊所属のロッキード・ベガ・ベンチュラ哨戒爆撃機PV-1(Lockheed, PV-1, Vega Ventura):ベンチュラ(Ventura:アメリカの都市名)と命名したのは、イギリス軍である。胴体後上方に銃座は設けられていない。舗装された航空基地に駐機している。
Lockheed : PV-1 : Ventura Manufacturer: Lockheed Designation: PV-1 Official Nickname: Ventura
写真は SmugMug+Flickr,San Diego Air and Space Museum Catalog #: 00006439引用。


アメリカ海軍は、イギリス軍のアメリカ製ロッキード・ベンチュラLockheed-Vega PV-1)の優秀性を認め、同社に同型機を発注をした。これが、PV-1哨戒爆撃機で、1942年12月に納入された。PV-1は哨戒任務に使用するために、燃料の搭載量が従来の5,081L(1,345ガロン)から6,082L(1,607ガロン)へと増加された。

写真(右)1941-1943年、胴体下面の爆弾倉の扉を半開きにした状態のアメリカ海軍航空隊所属のロッキード・ベガ・ベンチュラPV-1哨戒爆撃機(Lockheed, PV-1, Vega Ventura):舗装駐機場で生産ラインの最終工程を迎えている様だ。
: Lockheed : PV-1 : Ventura Manufacturer: Lockheed Designation: PV-1 Official Nickname: Ventura
写真はSmugMug+Flickr,San Diego Air and Space Museum Catalog #: 00006429引用。


 イギリス軍は、自国の航空機生産能力に限界があり、アメリカのロッキード社に哨戒爆撃機を発注した。これが、ロッキード・スーパーエレクトラ輸送機を原型にした軍用仕様のロッキード・ハドソン哨戒爆撃機である。しかし、1940年になると旧式化したと判断され、ロッキード社に対してハドソン哨戒爆撃機の発展型となる哨戒爆撃機の開発を依頼した。この1940年にロッキード社への発注に対して、ロッキード社は、ロッキード18 ロードスター輸送機を原型とするロッキード・ベガ PV-1 ベンチュラLockheed-Vega PV-1 Ventura)を開発した。

ロッキード・ベガ PV-1Lockheed-Vega PV-1)の初期型は、機首に爆撃照準手を配置しており、機首側面に4つのガラス風防窓が配されている。しかし、低空攻撃が多いために、爆撃照準種は必要ではなく、後期型では爆撃照準手を廃して、開いた機首の空間に口径0.50インチ12.7ミリのブローニング機関銃をガンパックに搭載した。また、爆撃だけではなく、主翼左右下面に127ミリ(5インチ)HVARロケット弾8発が搭載できるようになった。

写真(右)1941-1943年、完成したばかりのアメリカ海軍航空隊所属のロッキード・ベガ・ベンチュラ哨戒爆撃機PV-1(Lockheed, PV-1, Vega Ventura):機首に地上銃撃用の前方固定7.62ミリ連装機関銃の銃座が設けられている。北方の濃霧域での哨戒任務に就くために、機首に大きく国籍記章を描いている。
: Lockheed : PV-1 : Ventura Manufacturer: Lockheed Designation: PV-1 Official Nickname: Ventura
写真は SmugMug+Flickr,San Diego Air and Space Museum Catalog #: 00006428引用。


 ロッキード・ベガ PV-1 ベンチュラLockheed-Vega PV-1 Ventura)哨戒爆撃機は、アメリカ海軍の発注になり、1943年2月から沿岸哨戒部隊の第135飛行中隊(VP-135)に配備され、アリューシャン列島方面で活躍した。当時、アリューシャン列島のキスカ島、アッツ島には日本軍が配備されていて、千島列島北端の幌筵島・占守島から補給を受けていた。そこで、ロッキード・ベガ・ベンチュラ(Ventura)PV-1哨戒爆撃機は、アリューシャン列島の日本軍を攻撃しつつ、そこへの補給路を遮断する任務に就いたのである。

写真(右)1941-1943年、増加燃料タンクを主翼下面に懸架したアメリカ海軍航空隊所属のロッキード・ベガ・ベランチュラPV-1哨戒爆撃機(Lockheed, PV-1, Vega Ventura):胴体後下方に7.62ミリ連装機関銃の銃座が設けられている。舗装された航空基地に駐機している。
Lockheed, PV-1, Vega Ventura Title: Lockheed, PV-1, Vega Ventura Corporation Name: Lockheed Additional Information: USA Tags: Lockheed, PV-1, Vega Ventura
写真は SmugMug+Flickr,San Diego Air and Space Museum Catalog #: 00006410引用。


第二次世界大戦勃発から太平洋戦争の初期まで、アメリカ軍の国籍マークは、青丸白星、白★中央に赤の小丸を描いている。このマークは1942年前半からは、白星の中央の赤小丸を覗いて、青丸白星だけとなった。

太平洋戦争の初期、北方の濃霧や天候変化が激しい地域で活動するアメリカ軍哨戒機の国籍マークは、機首にも大きな青丸白星、主翼左右両側にも青丸白星を記入している。太平洋戦争の中期には、青丸白星に青縁付き白袖を追加している。そして、この国籍マークを胴体両側と、左主翼上面、右主翼下面に記入した。つまり、太平洋戦争の中期から末期には、アメリカ軍機の国籍は、主翼の片側にしかついていない。

写真(右)1941-1943年、アメリカ本土上空、増加燃料タンクを主翼下面に懸架したアメリカ海軍航空隊所属のロッキード・ベガ・ベランチュラPV-1哨戒爆撃機(Lockheed, PV-1, Vega Ventura)の飛行:胴体後下方に7.62ミリ連装機関銃の銃座が設けられている。舗装された航空基地に駐機している。
Lockheed, PV-1, Vega Ventura Title: Lockheed, PV-1, Vega Ventura Corporation Name: Lockheed Additional Information: USA Tags: Lockheed, PV-1, Vega Ventura
写真は SmugMug+Flickr,San Diego Air and Space Museum Catalog #: 00006405引用。


第二次大戦勃発当初、イギリスは国内における航空機供給能力が十分ではなく、台頭するドイツの軍事力に対抗するために、外国の援助による急速な軍備増強が課題となっていた。そこで、アメリカですでに高速輸送機として実用化されていたロッキド14・スーパーエレクトラを軍用仕様として、哨戒爆撃機に改修することをロッキードに要請した。これが、ロッキード・ハドソン哨戒爆撃機である。その後、ハドソンの発展型として、ロッキード18・ロードスター輸送機の軍用仕様が要請され、ロッキード・ベガ PV-1 ベンチュラLockheed-Vega PV-1 Ventura)哨戒爆撃機が開発され、1941年7月31日に初飛行した。ロッキード・ベガ・ベンチュラ哨戒輸送機は、アメリカで成立したばかりの武器貸与法に基づいて、アメリカからイギリスに貸与された。

写真(右)1943年、飛行中のアメリカ海軍飛行場、アメリカ海軍航空隊所属のロッキード・PV-1ベンチュラ哨戒爆撃機(Lockheed, PV-1 Ventura):トラックが爆弾を専用トレーラーに乗せて運搬してきた。濃霧の作戦地なので、1943年以降に制定された、赤縁取りの白袖青丸白星の機首に大きく国籍記章を描いている。
Title:Lockheed PV-1 Ventura Patrol Plane (Bu# 29724) Caption:Photographed circa late 1943. Note evidence of change from 1942-43 insignia to the later "star and bar" pattern and Donald Duck cartoon on aft fuselage. Description: Catalog #:NH 94917 Copyright Owner:Naval History and Heritage Command Original Creator: After this Year:1940 Before this Year:1949
写真は,Naval History and Heritage Command NH 94917 Lockheed PV-1 Ventura Patrol Plane (Bu# 29724) 引用。


ロッキード・ベガ PV-1 ベンチュラLockheed-Vega PV-1 Ventura)は、第二次世界大戦中にアメリカ海軍制式のロッキード社製の哨戒爆撃機であるが、アメリカ海軍・イギリス空軍(ベンチュラ:Ventura)に続いて、アメリカ陸軍航空隊でもB-34/B-37の名称で制式されている。

ロッキード 10 エレクトラ輸送機の発展型がロッキード・スーパーエレクトラ輸送機で、そのさらなる発展型が、ロッキード・ロードスター輸送機である。これの軍用爆撃機仕様がロッキード・ベガ PV-1 ベンチュラLockheed-Vega PV-1 Ventura)哨戒爆撃機で、ハドソン哨戒爆撃機の発展型といえる。改良点は、発動機の強化で、プラット&ホイットニーSIA4-G ダブルワスプ1,800馬力を搭載した。爆弾搭載量は2,500ポンド(1,135Kg)で、さほど増加していない。

写真(右)1943-1944年、正面から見たアメリカ海軍航空隊所属のロッキード・ベガ・ベンチュラ哨戒爆撃機PV-1(Lockheed, PV-1, Vega Ventura):増加燃料タンクは、主翼下面に懸架されていない。機首下面正面には、資格のガラス窓があるが、これは爆撃照準器を据え付けた爆撃手の席である。未舗装駐機場に駐機している。
: PV-1 : Ventura Manufacturer: Lockheed Designation: PV-1 Official Nickname: Ventura
写真は SmugMug+Flickr,San Diego Air and Space Museum Catalog #: 00006438引用。


ロッキード・ベガ PV-1 ベンチュラLockheed-Vega PV-1 Ventura)哨戒爆撃機の原型は、ロッキード モデル10「エレクトラ」輸送機の発展型ロッキード・モデル18「スーパーエレクトラ」輸送機である。ベンチュラ哨戒爆撃機の形状は、ハドソン爆撃機と類似しているが、発動機はプラット&ホイットニーSIA4-G ダブルワスプ(離昇出力1,800馬力)2基に強化されている。

写真(右)1941年以降、海岸線上空を飛翔するアメリカ海軍航空隊所属のロッキードPV-1ベンチュラ哨戒爆撃機(Lockheed PV-1 Ventura):主翼外側下面に流線型の燃料増槽を懸架している。ベンチュラの主翼は先細の形状だが、その発展型のハープーンの主翼形状は、一般的な短冊形であるので、見分けがつく。ただし、機首から胴体にかけては、形状は類似しているので、爆撃手用の機首ガラス風防のあるなしが明瞭にわからないと区別はつきにくい。
Lockheed : PV-1 : Ventura Manufacturer: Lockheed Designation: PV-1 Official Nickname: Ventura
写真は SmugMug+Flickr,San Diego Air and Space Museum Catalog #: 00006412引用。


アメリカ軍の国籍記章は、
(1)第二次大戦時から太平洋戦争初期:青丸に白星、中央に小さな赤丸
(2)太平洋戦争初期・後期:青縁付きの白袖を付けた青丸に白星
(3)太平洋戦争・第二次大戦末期:後期:青縁付きの赤線入り白袖を付けた青丸に白星
と、戦時中に3回変化している。

図(右)航空機認識訓練カードに描かれたアメリカ陸軍航空隊所属のロッキード・ベガ・ベンチュラB-34 爆撃機(LOCKHEED-VEGA VENTURA B-34 BOMBER)の三面図:敵機・味方機、戦闘機・爆撃機、防御銃座の位置などが、生死を分けるので、地上にいるうちに十分に機首識別訓練を施した。
Lockheed B-34 Ventura; Education, Type Recognition, Flash Cards, Aircraft Recognition Training Cards, WWII, USA. [ephemera] LOCKHEED-VEGA VENTURA B-34 BOMBER. Three-view (front, bottom, side) silhouette drawing of Lockheed B-34 Ventura aircraft; World War II aircraft type recognition training flash card; American made, circa 1940-1945  See more items in Videodisc Imagery Collection
写真は SmugMug+Flickr,National Air and Space Museum Archives Catalog #: 00006442引用。


ロッキード PV-1(Lockheed PV-1)の諸元
搭乗員:5名
全長:15.77 m
全幅:19.96 m
全高:3.63 m
翼面積:51.9 平方メートル
自重:9,160 kg 全備重量:14,096 kg
発動機:プラット&ホイットニー(Pratt & Whitney)R-2800空冷星型18気筒エンジン離昇出力2,000馬力2基
最高速力:518 km/h/高度4,025 m)
巡航速度:274 km/h
着陸速度:134 km/h
上昇率:680 m/分
実用上限高度:8,015 m
航続距離:2,670 km
爆弾搭載量: 3,000ポンド(1,363Kg)またはMk13航空魚雷1本
翼下に5インチロケット弾(HVAR)8発
兵装:機首:前方固定ブローニング12.7ミリ機関銃2丁
機首下面ガンパック:前方固定12.7ミリ機銃3丁
胴体後上方:12.7ミリ連装機銃1基
胴体後下方:7.62ミリ連装機銃

写真(右)1941年以降、飛行中のアメリカ海軍航空隊所属のロッキード・ベガ・ベンチュラ哨戒爆撃機PV-1(Lockheed, PV-1, Vega Ventura):ベンチュラ(Ventura:アメリカの都市名)と命名したのは、イギリス軍である。胴体後上方に動力回転銃座は設けられている。 全幅:20.0m、全長:15.8m、総重量:14,100kg、最高速力:502km/h/4210m、プラット&ホイットニーR2800空冷星形18気筒エンジン2,000馬力2基装備、兵装:ブローニング12.7ミリ連装機銃搭載の動力回転銃座1基、前方固定ブローニング12.7ミリ機関銃2丁、後下方ブローニング7.7ミリ連装旋回機銃1基、爆弾搭載量1,125kg、乗員:4名。
Lockheed : PV-1 : Ventura Manufacturer: Lockheed Designation: PV-1 Official Nickname: Ventura
写真は SmugMug+Flickr,San Diego Air and Space Museum Catalog #: 00006417引用。


ロッキード・ベガ PV-1 ベンチュラ哨戒爆撃機は、機首上面に艦船や地上を銃撃する前方固定式ブローニング12.7ミリ機関銃を備えている。また、後方の防御用に胴体後上方に、ブローニング12.7ミリ連装機関銃を備えた動力回転銃座が設けられているが、装備機関銃は、従前のイギリス空軍ハドソン(Hudson)爆撃機では7.7ミリ連装機関銃だったので、防御力は大いに向上している。これが可能になったのは、発動機がライト(Wright)R-1820サイクロン(Cyclone)空冷星形9気筒エンジン1200馬力 (895 kW)から、ベンチュラ(Ventura)PV-1哨戒機は、プラット&ホイットニー(Pratt & Whitney)R-2800空冷星型18気筒エンジン2,000馬力に増強・変換されたためである。発動機の出力向上が、最高速力の向上、爆弾搭載量の増加、防御力の強化を可能にしたのである。

ロッキード・ベガ PV-1 ベンチュラLockheed-Vega PV-1 Ventura)哨戒爆撃機の機首前面に地上機銃掃射用の7.7ミリ機関銃2丁を装備、防御用に胴体後上方にボールトンポール製7.7ミリ連装機関銃装備の動力銃塔を搭載した。また、胴体後方下面にも、7.7ミリ連装機関銃を設けている。ロッキード・ベンチュラ哨戒爆撃機の胴体下面爆弾倉には2,500ポンド(1,135kg)の爆弾搭載が可能である。


5.ロッキード・ハープーン(Lockheed Harpoon)PV-2哨戒爆撃機

双発機のロッキード.PV-1ベンチュラ(Ventura)哨戒爆撃機を原型に、主翼と尾部とを改良したのがPV-2ハープーンHarpoon)哨戒爆撃機である。PV-1ベンチュラは、アメリカ海軍が沿岸パトロール、対潜哨戒に使用する目的で開発されたが、その主翼面積を12平方メートル増加させ、尾翼部分を再設計し、爆弾倉を大型化し搭載量を増加し、飛行性能を向上した。尾部は全く新設計で、飛行安定性が良くなった。

写真(右)1944年、側方から見たアメリカ海軍航空隊所属のロッキード・ロッキード・ハープーン(Lockheed Harpoon)PV-2哨戒爆撃機(Lockheed PV-2 Harpoon):ハープーン(捕鯨銛)と命名したのは、イギリス軍である。胴体後上方にブローニング12.7ミリ連装機銃搭載の動力回転銃座が設けられている。
Lockheed : PV-2 Harpoon Manufacturer: Lockheed
Designation: PV-2 Official Nickname: Harpoon
写真は,San Diego Air and Space Museum  Catalog #: 00006446 引用。


1943年6月、アメリカ海軍は、PV-1ベンチュラ発展型PV-2ハープーンHarpoon)哨戒爆撃機を発注した。最終的にPV-1ベンチュラ、PV-2ハープーンは合計2,100機が終戦までに製造された。アメリカ海軍が、PV-1ベンチュラやPV-2ハープーン哨戒爆撃機を配備したのは、太平洋戦線である。しかし、アメリカは、枢軸国と戦う連合国、すなわちブラジル、イギリス自治領(ドミニオン・コモンウェルスCommonweal)のカナダ、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカなどにアメリカ製PV-1ベンチュラ、PV-2ハープーンを武器貸与した。

写真(右)1944年、側方から見たアメリカ海軍航空隊所属のロッキード・ロッキード・ハープーン(Lockheed Harpoon)PV-2哨戒爆撃機(Lockheed PV-2 Harpoon):ハープーン(捕鯨銛)と命名したのは、イギリス軍である。胴体後上方にブローニング12.7ミリ連装機銃搭載の動力回転銃座が設けられている。
sdasm image pictionid56896015 - catalogbd lockheed pv 15.jpg - title--bd lockheed pv -- filenamebd lockheed pv 15.jpg
Born digital image that was acquired by the San Diego Air and Space Museum
写真は,San Diego Air and Space Museum  pictionid:56896015引用。


写真(右)1944-1945年頃、森林と農地の混在する地帯を飛行中のアメリカ海軍航空隊所属のロッキード・ロッキード・ハープーン(Lockheed Harpoon)PV-2哨戒爆撃機(Lockheed PV-2 Harpoon):ハープーン(捕鯨銛)と命名したのは、イギリス軍である。胴体後上方にブローニング12.7ミリ連装機銃搭載の動力回転銃座が設けられている。
Lockheed : PV-2 Harpoon Manufacturer: Lockheed
Designation: PV-2 Official Nickname: Harpoon
写真は,San Diego Air and Space Museum  Catalog #: 00006464 引用。


イギリスがアメリカのロッキードに発注したベンチュラ軽爆撃機の発展型が、ロッキード・PV-2ハープーンHarpoon)哨戒爆撃機で、1943年11月に初飛行した。改良点は、飛行安定性を向上させるために、翼の形状の改良と主翼面積の増加、尾翼の形状改善、攻撃力・防御力の向上である。火器は、機首に前方固定ブローニング12.7ミリ機関銃5丁、胴体後上方の動力銃塔にブローニング12.7ミリ連装機関銃、胴体後方下方にブローニング12.7ミリ連装機関銃で、口径が増強されている。また、爆弾倉が拡張され、爆弾搭載量も1.5倍になり、1,000ポンド(455kg)爆弾6発をできるようになった。主翼下面には、PV-1同様、HVAR5インチロケット弾4発、合計8発搭載可能である。

写真(右)1944-1945年頃、雪山上空を飛行中のアメリカ海軍航空隊所属のロッキード・ロッキード・ハープーン(Lockheed Harpoon)PV-2哨戒爆撃機(Lockheed PV-2 Harpoon):ハープーン(捕鯨銛)と命名したのは、イギリス軍である。胴体後上方にブローニング12.7ミリ連装機銃搭載の動力回転銃座が設けられている。
Lockheed : PV-2 Harpoon Manufacturer: Lockheed
Designation: PV-2 Official Nickname: Harpoon
写真は,San Diego Air and Space Museum Catalog #: 00006453 引用。


ロッキード・ハープーン(Lockheed Harpoon)PV-2哨戒爆撃機はPV-1ベンチュラの尾翼・主翼を大型化・改良し、武装を強化した発展型だが、発動機は同一であり、飛行性能は向上していない。生産機数は470機。戦争末期に。機首の前方固定12.7ミリ機関銃を8丁に増設したPV-2Dが開発され、1944年11月16日に100機が発注された。しかし、太平洋戦争終戦によって、完成機は35機のみだった。

写真(右)1944-1945年頃、雪山上空を飛行するアメリカ海軍航空隊所属のロッキード・ロッキード・ハープーン(Lockheed Harpoon)PV-2哨戒爆撃機(Lockheed PV-2 Harpoon)の側面写真:ハープーン(捕鯨銛)と命名したのは、イギリス軍である。胴体後上方にブローニング12.7ミリ連装機銃搭載の動力回転銃座が設けられている。
Lockheed : PV-2 Harpoon Manufacturer: Lockheed
Designation: PV-2 Official Nickname: Harpoon
写真は,San Diego Air and Space Museum Catalog #: 00006446 引用。


写真(右)1944-1945年頃、飛行場の舗装滑走路に駐機中のアメリカ海軍航空隊所属のロッキード・ロッキード・ハープーン(Lockheed Harpoon)PV-2哨戒爆撃機(Lockheed PV-2 Harpoon)(機体番号:N7224C)の側面写:ハープーン(捕鯨銛)と命名したのは、イギリス軍である。胴体後上方にブローニング12.7ミリ連装機銃搭載の動力回転銃座が設けられている。
sdasm image - catalogbd lockheed pv 16.jpg - title--bd lockheed pv -- - filenamebd lockheed pv 16.jpg--Born digital image that was acquired by the San Diego Air and Space Museum--------
写真は,San Diego Air and Space Museum pictionid56896042 引用。


写真(右)1944年、斜め後方から見たアメリカ海軍航空隊所属のロッキード・ロッキード・ハープーン(Lockheed Harpoon)PV-2哨戒爆撃機(Lockheed PV-2 Harpoon):ハープーン(捕鯨銛)と命名したのは、イギリス軍である。胴体後上方にブローニング12.7ミリ連装機銃搭載の動力回転銃座が設けられている。
A U.S. Navy Lockheed PV-2 Harpoon in flight, circa in 1944.Manufacturer: Lockheed Designation: PV-1 Official Nickname: Ventura
写真はWikimedia Commons,Category:Lockheed PV-2 Harpoon File:Lockheed PV-2 Harpoon in flight c1944.jpg引用。


写真(右)1944-1945年頃、飛行するアメリカ海軍航空隊所属のロッキード・ロッキード・ハープーンPV-2哨戒爆撃機(Lockheed PV-2 Harpoon):ハープーン(捕鯨銛)と命名したのは、イギリス軍である。胴体後上方にブローニング12.7ミリ連装機銃搭載の動力回転銃座が設けられている。
PictionID:38071469 - Catalog:Array - Title:Array - Filename:AL-81 Reed Kinert Album Image _00023.TIF - Images from an Album donated to the Museum by aviation artist Reeve Kinert--------------Please tag these images with any information you know about them so that we can permanently store this information with the original image file in our Digital Asset Management System ---SOURCE INSTITUTION: San Diego Air and Space Museum Archive Images from an Album donated to the Museum by aviation artist Reeve Kinert Date 22 July 2014, 14:26 Source AL-81 Reed Kinert Aviation Art Album Image Author SDASM Archives
写真はWikimedia Commons/Naval History and Heritage Command NH 94920 Lockheed PV-2 Harpoon Patrol Plane引用。


図(右)1944年、斜め前方から見たアメリカ海軍航空隊所属のロッキード・ロッキード・ハープーン(Lockheed Harpoon)哨戒爆撃機(Lockheed PV-2 Harpoon)取扱説明書:ハープーン(捕鯨銛)と命名したのは、イギリス軍である。胴体後上方にブローニング12.7ミリ連装機銃搭載の動力回転銃座が設けられている。
A U.S. Navy Lockheed PV-2 Harpoon in flight, circa in 1944.Manufacturer: Lockheed Designation: PV-1 Official Nickname: Ventura
写真はWikimedia Commons,Category:Lockheed PV-2 Harpoon File:AL-81 Reed Kinert Aviation Art Album Image (15120849092).jpg引用。


ロッキード・PV-1ベンチュラの改良型ハープーン(Harpoon)PV-2哨戒爆撃機は、470機が製造されたが、太平洋戦争終戦によって、余剰機があふれた。そこで、アメリカ軍は、余剰機を同盟国・友好国に貸与することとし、1945年以降、日本、ブラジル、フランス、イタリア、ポルトガル、オランダがロッキード・ハープーン(Harpoon)PV-2哨戒爆撃機を採用した。

写真(右)1945年、斜め前方から見た飛行中のアメリカ海軍航空隊所属のロッキード・ハープーン(Lockheed Harpoon)PV-2哨戒爆撃機(Lockheed PV-2 Harpoon):機首下面に前方固定ブローニング12.7ミリ機関銃が飛び出している。胴体後上方には動力回転銃座が設けられている。
Description A Lockheed PV-2 Harpoon in flight in 1945. Date 1945 Source U.S. Navy Naval Aviation News 15 September 1945 [1] Author USN
写真はWikimedia Commons,Category:Lockheed PV-2 Harpoon File:PV-2 NAN9-2-45.jpg引用。


ロッキード・PV-1ベンチュラの改良型ハープーン(Harpoon)PV-2哨戒爆撃機は 470機生産されたほか、改造型としてPV-2C練習機が30機、武装強化型PV-2Dが35機生産された。つまり、ハープーン(Harpoon)PV-2哨戒爆撃機は総計535機が製造されたことになるが、これはPV-1ベンチュラが1,600機生産されたのに比較すると、アメリカ爆撃機としては、非常に少ない。

写真(右)1944年以降、機首にHarpoonと白色で記入したアメリカ海軍航空隊所属のロッキードPV-2ハープーン哨戒爆撃機(Lockheed : PV-2 Harpoon):青縁付きの白袖を付けた青丸に白星の国籍指標は、左主翼外側下面に流線型の燃料増槽を懸架していないが、ロケット弾の発射装置(ランチャー)を装備押している。胴体後上方にブローニング12.7ミリ機関銃装備の動力回転銃座。機首の上面と下面に前方固定ブローニング12.7ミリ機関銃銃座・ガンパックが設けられている。ハドソンとベンチュラの主翼の形状が、先端がとがっているが、ハープーンでは主翼は一般的な短冊形に改修されているので、区別は容易である。
Lockheed : PV-2 Harpoon Manufacturer: Lockheed Designation: PV-2 Official Nickname: Harpoon
写真は SmugMug+Flickr,San Diego Air and Space Museum Catalog #: 00006442引用。


アメリカ軍の国籍記章は、
(1)第二次大戦時から太平洋戦争初期:青丸に白星、中央に小さな赤丸
(2)太平洋戦争初期・後期:青縁付きの白袖を付けた青丸に白星
(3)太平洋戦争・第二次大戦末期:後期:青縁付きの赤線入り白袖を付けた青丸に白星
と、戦時中に3選している。

写真(右)1945年、アメリカ、カリフォルニア州、オークランド海軍基地(Naval Air Station Oakland)、アメリカ海軍航空隊所属のロッキード・ハープーン(Lockheed Harpoon)PV-2哨戒爆撃機:機首下面に前方固定ブローニング12.7ミリ機関銃が飛び出している。胴体後上方には動力回転銃座が設けられている。
Description A Lockheed PV-2 Harpoon in flight in 1945. Date 1945 Source U.S. Navy Naval Aviation News 15 September 1945 [1] Author USN
写真はWikimedia Commons,Category:Lockheed PV-2 Harpoon File:PV-2oak178 (4800374609).jpg引用。


写真(右)1944-1945年頃、駐機しているアメリカ海軍航空隊所属のロッキード・ロッキード・ハープーン(Lockheed Harpoon)PV-2哨戒爆撃機(Lockheed PV-2 Harpoon)(機体番号:492)の側面写真:ハープーン(捕鯨銛)周囲には、臨時の柵が設けられているので、一般市民への公開展示中であろう。
Lockheed : PV-2 Harpoon Manufacturer: Lockheed
Designation: PV-2 Official Nickname: Harpoon
写真は,San Diego Air and Space Museum Catalog #: 00006445 引用。



写真(上)1944-1945年頃、アメリカ西部、カリフォルニア州オークランド基地、アメリカ海軍航空隊のロッキード・PV-2 ハープーン哨戒機(Lockheed PV-2 Harpoon )
:後方の飛行場管制塔ビルは、戦時の迷彩塗装を施されている。
U.S. Navy Lockheed PV-2 Harpoon aircraft of patrol bomber squadron VPB-136 at Naval Air Station Whidbey Island, Washington (USA), circa 1947. Date circa 1947 Source Dictionary of American Naval Aviation Squadrons Volume 2 The History of VP, VPB, VP(H) and VP(AM) Squadrons [1] Author USN
写真は,Wikimedia CommonsIWM File:Lockheed PV-2 Oakland Reserve (5618278410).jpg引用。


写真(右)1944年、アメリカ海軍航空隊所属のロッキード・ロッキード・ハープーン(Lockheed Harpoon)PV-2哨戒爆撃機(Lockheed PV-2 Harpoon)の複列式操縦席と計器盤:左が正パイロット、右が副パイロットの席で、操縦桿も各々専用のものがある。ベンチュラ哨戒爆撃機は、複座ではなく、単座操縦席で、右側には、機首のガラス風防付き爆撃手席に通じる出入り口通路が設けられていた。
Lockheed : PV-2 Harpoon Manufacturer: Lockheed
Designation: PV-2 Official Nickname: Harpoon
写真は,San Diego Air and Space Museum Catalog #: 00006462 引用。


写真(右)1944年、アメリカ海軍航空隊所属のロッキード・ロッキード・ハープーン(Lockheed Harpoon)PV-2哨戒爆撃機(Lockheed PV-2 Harpoon)の複列式操縦席の正パイロットの座席:左が正パイロット、右が副パイロットの席で、操縦桿も各々専用のものがある。ベンチュラ哨戒爆撃機は、複座ではなく、単座操縦席で、右側には、機首のガラス風防付き爆撃手席に通じる出入り口通路が設けられていた。
Lockheed : PV-2 Harpoon Manufacturer: Lockheed
Designation: PV-2 Official Nickname: Harpoon
写真は,San Diego Air and Space Museum Catalog #: 00006455引用。


写真(右)1944年、アメリカ海軍航空隊所属のロッキード・ロッキード・ハープーン(Lockheed Harpoon)PV-2哨戒爆撃機(Lockheed PV-2 Harpoon)の右側、副操縦席の操縦桿、中央のスロットル操作レバー:左右に正副操縦士が座るが、レバーの基盤部分はその中間にある。レバーは、左側が正パイロット用、右側が副パイロット用である。
Lockheed : PV-2 Harpoon Manufacturer: Lockheed
Designation: PV-2 Official Nickname: Harpoon
写真は,San Diego Air and Space Museum Catalog #: 00006465 引用。


飛行機の操縦には、複座操縦装置と単座操縦装置があるが、長距離を運航する輸送機や爆撃機では、パイロットの疲労を軽減するために、複数のパイロットが乗り込み、並列式の複座増銃装置を備えている場合が多い。この場合、アメリカ、イギリスでは、正パイロットが左座席、副パイロットが右座席である。

複座操縦でも練習機では、縦列式複座操縦装置もあり、前列には副操縦装置で訓練生が、後列には正規の操縦装置で教員が搭乗する。また、複座機では、前列が操縦席、後列に航法士・通信士が乗り込む方式もあるが、これは複座操縦装置ではない。

写真(右)1944年、アメリカ海軍航空隊所属のロッキード・ロッキード・ハープーンPV-2哨戒爆撃機(Lockheed PV-2 Harpoon)の操縦席下方の計器盤と垂直尾翼についている方向舵操作ペダル:飛行機の左右旋回は、操縦桿・方向舵ぺダルで、上昇・下降は、操縦桿の前後の動きで操作するのが基本である。
Lockheed : PV-2 Harpoon Manufacturer: Lockheed
Designation: PV-2 Official Nickname: Harpoon
写真は,San Diego Air and Space Museum Catalog #: 00006458引用。


飛行機の操縦は、左右旋回は、操縦桿を左右に倒すように動かして、左右の方向舵ペダルを進む方向に踏み込むように操作する。また、飛行機の上昇は、操縦桿のを手前に引き、下降は操縦桿を前に倒す、ように操作するのが基本である。

方向舵(rudder)は、飛行機のの尾翼にある垂直尾翼の後端に設けられ、左右に半回転させて、左右の舵を切る。また、昇降舵は、主翼・水平尾翼の後端に設けられ、上下に半回転させて、上昇あるいは下降をする。

写真(右)1944年、アメリカ海軍航空隊所属のロッキード・ロッキード・ハープーン(Lockheed Harpoon)PV-2哨戒爆撃機(Lockheed PV-2 Harpoon)の操縦席中央の操作レバー:左右に正副操縦士が座るが、レバーの基盤部分はその中間にある。レバーは、左側が正パイロット用、右側が副パイロット用である。
Lockheed : PV-2 Harpoon Manufacturer: Lockheed
Designation: PV-2 Official Nickname: Harpoon
写真は,San Diego Air and Space Museum Catalog #: 00006465 引用。


スロットル(throttle)は、エンジンのシリンダー(気筒)に流れ込む燃料・ガスを増減させて、エンジン出力を調整する装置である。つまり、スロットルバルブ(throttle valve)、すなわち絞り弁を通過する燃料・ガスを調整することで、エンジン出力を増減させる。フル・スロットルといえば、エンジン全開の最大出力を発揮させる操作である。

写真(右)1944年、アメリカ海軍航空隊所属のロッキード・ロッキード・ハープーンPV-2哨戒爆撃機(Lockheed PV-2 Harpoon)の操縦席中央の計器盤とスロットル操作レバーの基盤
Lockheed : PV-2 Harpoon Manufacturer: Lockheed
Designation: PV-2 Official Nickname: Harpoon
写真は,San Diego Air and Space Museum Catalog #: 00006461引用。


ロッキード・ハープーン(Lockheed Harpoon)PV-2哨戒爆撃機は、第二次世界大戦時に使用されていたPV-1「ベンチュラ」哨戒爆撃機の後継として1943年11月に試作機が初飛行した。PV-1の主翼形状を改良し、尾部を新たに設計し直して、飛行安定性を向上させたほか、機首の爆撃手席・ガラス風防を廃止しソリッド化し、レーダーを搭載した。また、機首の前方固定12.7ミリ機関銃を5丁に強化して、機銃掃射能力を強化し、胴体後下方の銃座も12.7ミリ連装機銃に強化された。さらに、爆弾倉を大型化して、爆弾搭載量倍増した。

しかし、新規導入されたロッキード・ハープーン(Lockheed Harpoon)PV-2だったが、装備した発動機は、PV-1ベンチュラと同じプラット・アンド・ホイットニー(P&W)R-2800ダブルワスプ(Double Wasp)空冷18気筒エンジンで出力も2,000馬力のままであったために、最高速力は低下している。

ロッキード・ハープーン(Lockheed Harpoon)PV-2哨戒爆撃機の実戦配備は、1944年春の太平洋方面からである。実戦配備は、1944年から北方アリューシャン列島方面で、1945年には南太平洋ソロモン群島にも配備されたが、すでに日本軍が弱体化している時期であったために、大きな戦果を挙げたわけではないようだ。

写真(右)1945年頃、アメリカ海軍航空隊所属のロッキード・ロッキード・ハープーン(Lockheed Harpoon)PV-2哨戒爆撃機(Lockheed PV-2 Harpoon)の副操縦士座席の後方:正面がコップピットで、左右だけでなく正面もガラス風防に覆われて、搭乗員の視界を確保している。
Lockheed : PV-2 Harpoon Manufacturer: Lockheed
Designation: PV-2 Official Nickname: Harpoon
写真は,San Diego Air and Space Museum Catalog #: 00006454 引用。


ロッキード・ハープーン(Lockheed Harpoon)PV-2哨戒爆撃機の諸元
搭乗員 5名
全長:22.9m、全幅:15.9m、全高:4.00m
翼面積:63.7平方メートル
自重:9,530kg、全備重量:15,270kg
発動機:P&W R-2800空冷星型18気筒2,000馬力2基
最高速力:456km/h、巡航速力:275km/h
着陸速力:150km/h
上昇率:341m/分
実用上昇限度:7,280m
航続距離:4,720km
爆弾搭載量:6,000ポンド(2,710kg)またはMk13航空魚雷2本
機首上面:前方固定ブローニング12.7ミリ機関銃2丁
機首下面:ガンポッドに前方固定ブローニング12.7ミリ機関銃3丁
胴体後上方:ブローニング12.7ミリ連装機関銃搭載の動力回転銃座
胴下後下方:ブローニング12.7ミリ連装旋回機関銃
翼下面:5インチロケット弾8発


写真(上)1945-1950年代、アメリカ、カリフォルニア州オークランド飛行場、アメリカ海軍航空隊所属のロッキード・ロッキード・ハープーン(Lockheed Harpoon)PV-2哨戒爆撃機(Lockheed PV-2 Harpoon)(機体番号:496C)の側面写真
:第二次大戦中末期の白袖付き青丸白星の国籍マークの上に機体番号が記入されている。機首先端部分は、丸みを帯びているので、機首内部に海上・対空捜索用のレーダーを装備していることがわかる。
Lockheed, PV-2, Harpoon Title: Lockheed, PV-2, Harpoon Corporation Name: Lockheed Additional Information: USA Tags: Lockheed, PV-2, Harpoon
写真は,San Diego Air and Space Museum Catalog #: 01_00092043 引用。



写真(上)1945年以降、アメリカ、カリフォルニア州オークランド飛行場、無塗装のアメリカ海軍航空隊所属のロッキード・ロッキード・ハープーン(Lockheed Harpoon)PV-2哨戒爆撃機(Lockheed PV-2 Harpoon)(機体番号:N6871C)
:第二次大戦中末期の白袖付き青丸白星の国籍マークの上に機体番号が記入されている。機首先端部分は、丸みを帯びているので、機首内部に海上・対空捜索用のレーダーを装備していることがわかる。
Lockheed, PV-2, Harpoon Title: Lockheed, PV-2, Harpoon Corporation Name: Lockheed Additional Information: USA Tags: Lockheed, PV-2, Harpoon
写真は,San Diego Air and Space Museum Catalog #: 01_00092033引用。



写真(上)1945-1950年代(?)、アメリカ、アメリカ海軍航空隊所属のロッキード・ロッキード・ハープーン(Lockheed Harpoon)PV-2哨戒爆撃機(Lockheed PV-2 Harpoon)(機体番号:N7408C)の側面写真
:機首先端部分は、とがっているので、機首内部にレーダーは搭載していないようだ。
Lockheed, PV-2, Harpoon Title: Lockheed, PV-2, Harpoon Corporation Name: Lockheed Additional Information: USA Tags: Lockheed, PV-2, Harpoon
写真は,San Diego Air and Space Museum Catalog #: Catalog #: 01_00092035引用。



写真(上)1950年代(?)、アメリカ、カリフォルニア州オークランド飛行場、アメリカ海軍航空隊所属のロッキード・ロッキード・ハープーン(Lockheed Harpoon)PV-2哨戒爆撃機(Lockheed PV-2 Harpoon)(機体番号:N7457C)の側面写真
:機首先端部分は、丸みを帯びているので、機首内部に海上・対空捜索用のレーダーを装備していることがわかる。右奥の乗用車はアメリカ1950年代のシボレーのように見える。
Lockheed, PV-2, Harpoon Title: Lockheed, PV-2, Harpoon Corporation Name: Lockheed Additional Information: USA Tags: Lockheed, PV-2, Harpoon
写真は,San Diego Air and Space Museum Catalog #: 01_00092044 引用。


図(右)アメリカ、アメリカ海軍航空隊所属のロッキード・ハープーン(Lockheed Harpoon)PV-2哨戒爆撃機の三面図:機首下面に前方固定ブローニング12.7ミリ機関銃が飛び出していない。胴体後上方には動力回転銃座が設けられている。
Three-side-drawing of a Lockheed PV-2 Harpoon, used by the U.S. Navy. Description Three-side-drawing of a Lockheed PV-2 Harpoon, used by the U.S. Navy. Date Unknown date Source U.S. Navy Naval History Center website [1] Author USN
写真はWikimedia Commons,Category:Lockheed PV-2 Harpoon File:Aankomst Harpoons vliegtuig op Valkenburg, Bestanddeelnr 904-7530.jpg引用。


写真(右)1951-1953年、オランダ、オランダ海軍航空隊のロッキード・ハープーン(Lockheed Harpoon)PV-2哨戒爆撃機(登録コード:19-9 S-9): アメリカ軍より貸与され、1951年9月28日から1953年9月2日まで就役。アメリカに変換された後、近代化改装され、ポルトガルに再び貸与された。
Lockheed : PV-2 Harpoon Manufacturer: Lockheed Designation: PV-2 Official Nickname: Harpoon
写真は,San Diego Air and Space Museum Archive Catalog #: 00006443引用。


アメリカは、自国のロッキード・ハープーン(Lockheed Harpoon)PV-2哨戒爆撃機19機を、1951年9-12月にオランダに対して貸与した。これらのオランダ海軍所属PV-2哨戒爆撃機の登録コードは、19-01から19-18までの19機分が割り当てられた。そして、機体番号として、S-1からS-18の19機分の番号が与えられた。オランダ海軍のロッキード・ハープーン(Lockheed Harpoon)PV-2哨戒爆撃機は1951年から1955年まで使用されたが、1955年にはすべて退役し、アメリカに返還された。しかし、変換された機体の中には、さらにポルトガルへの再貸与に回された機体もある。

1950年代当時、社会主義(共産主義)対資本主義(自由主義)の東西冷戦の時代で、1950年6月には朝鮮戦争が勃発して、1953年7月まで熱い戦いが続いていたのであるから、資本主義国にはこのようなアメリカ製の哨戒爆撃機の需要があったのであろう。

写真(右)1951年9月6日、オランダ、南ホラント州フォルケンブルグ飛行場に到着しオランダ海軍のロッキード・ハープーン(Lockheed Harpoon)PV-2哨戒爆撃機:主翼下面に増加燃料タンクを懸架している。機首下面に前方固定に機関銃が、胴体後上方には動力回転銃座が設けられている。胴体後下方の銃座も見える。
Nederlands: Collectie / Archief : Fotocollectie Anefo Reportage / Serie : [ onbekend ] Beschrijving(説明) : Aankomst Harpoons vliegtuig op Valkenburg Datum : 6 september 1951 Locatie : Valkenburg, Zuid-Holland Trefwoorden(キーワード) : AANKOMST, VLIEGTUIGEN Fotograaf(撮影者) : Pot, Harry / Anefo Auteursrechthebbende(著作権) : Nationaal Archief Materiaalsoort : Glasnegatief Nummer archiefinventaris : bekijk toegang 2.24.01.09 Bestanddeelnummer : 904-7530 Date 6 September 1951
写真はWikimedia Commons,Category:Lockheed PV-2 Harpoon File:PV-2oak178 (4800374609).jpg引用。


写真(右)1953年、オランダ南部、カトワイク、オランダ海軍航空学校訓練センター、オランダ海軍航空隊のロッキード・ハープーン(Lockheed Harpoon)PV-2哨戒爆撃機のエンジン整備作業:主翼下面に増加燃料タンクを懸架している。機首下面に前方固定に機関銃が、胴体後上方には動力回転銃座が設けられている。胴体後下方の銃座も見える。
Titel Aankomst van een Harpoon. Datering van 1953 Datering tot 1953 Nederlandse strijdkrachten, Koninklijke Marine materieel, vliegtuigen, gevechtsvliegtuigen, bommenwerpers, Lockheed PV-2 Harpoon Nederlandse strijdkrachten, Koninklijke Marine, Marine Luchtvaartdienst Plaats Katwijk, Zuid-Holland, Nederland Collectie Centrum voor Audiovisuele Dienstverlening Koninklijke Marine
写真はNederlands Instituut voor Militaire Historie ,NIMH.NL Objectnummer 2009-001-048_003 引用。


写真(右)1953年、オランダ南部、カトワイク、オランダ海軍航空学校訓練センター、オランダ海軍航空隊のロッキード・ハープーン(Lockheed Harpoon)PV-2哨戒爆撃機のエンジン整備作業
Titel Vliegtuigmaker in opleiding bij de motor van een Harpoon.
Datering van 1953 Datering tot 1953
Bijzonderheden Maakt deel uit van objectserie AVDKM 53132 t/m 531138 met uitzondering van 53134.
Trefwoorden activiteiten, opleidingen, opleidingscentra, opleidingscentra Koninklijke Marine materieel, vliegtuigen, gevechtsvliegtuigen, bommenwerpers, Lockheed PV-2 Harpoon Nederlandse strijdkrachten, Koninklijke Marine Nederlandse strijdkrachten, Koninklijke Marine, Marine Luchtvaartdienst activiteiten, opleidingen, opleidingscentra, opleidingscentra Koninklijke Marine, Marineluchtvaartschool
Plaats Katwijk, Zuid-Holland, Nederland Collectie Centrum voor Audiovisuele Dienstverlening Koninklijke Marine
写真はNederlands Instituut voor Militaire Historie ,NIMH.NL Objectnummer 2009-001-047_009 引用。


ロッキード・ハープーン(Lockheed Harpoon)PV-2哨戒爆撃機は、アメリカから1951年9-12月にオランダに対して19機が貸与された。オランダ海軍に配属され、各機に登録コードは、19-01から19-18までが割り当てられ、S-1からS-18の機体番号が与えられた。オランダ海軍では1951年から1955年まで使用され、1955年にはすべて退役し、アメリカに返還されている。しかし、その後、ポルトガルへの再貸与に回された機体も少なくない。

写真(右)1953年、オランダ南部、カトワイク、オランダ海軍航空学校訓練センター、オランダ海軍航空隊のロッキード・ハープーン(Lockheed Harpoon)PV-2哨戒爆撃機のエンジン整備作業
Titel Vliegtuigmaker in opleiding bij de motor van een Harpoon.
Datering van 1953 Datering tot 1953
Bijzonderheden Maakt deel uit van objectserie AVDKM 53132 t/m 531138 met uitzondering van 53134.
Trefwoorden activiteiten, opleidingen, opleidingscentra, opleidingscentra Koninklijke Marine materieel, vliegtuigen, gevechtsvliegtuigen, bommenwerpers, Lockheed PV-2 Harpoon Nederlandse strijdkrachten, Koninklijke Marine Nederlandse strijdkrachten, Koninklijke Marine, Marine Luchtvaartdienst activiteiten, opleidingen, opleidingscentra, opleidingscentra Koninklijke Marine, Marineluchtvaartschool
Plaats Katwijk, Zuid-Holland, Nederland Collectie Centrum voor Audiovisuele Dienstverlening Koninklijke Marine
写真はNederlands Instituut voor Militaire Historie ,NIMH.NL Objectnummer 2009-001-048_001 引用。


写真(右)1953年、オランダ南部、カトワイク、オランダ海軍航空学校訓練センター、オランダ海軍航空隊のロッキード・ハープーン(Lockheed Harpoon)PV-2哨戒爆撃機のエンジン整備作業
Titel Vliegtuigmaker in opleiding bij de motor van een Harpoon.
Datering van 1953 Datering tot 1953
Bijzonderheden Maakt deel uit van objectserie AVDKM 53132 t/m 531138 met uitzondering van 53134.
Trefwoorden activiteiten, opleidingen, opleidingscentra, opleidingscentra Koninklijke Marine materieel, vliegtuigen, gevechtsvliegtuigen, bommenwerpers, Lockheed PV-2 Harpoon Nederlandse strijdkrachten, Koninklijke Marine Nederlandse strijdkrachten, Koninklijke Marine, Marine Luchtvaartdienst activiteiten, opleidingen, opleidingscentra, opleidingscentra Koninklijke Marine, Marineluchtvaartschool
Plaats Katwijk, Zuid-Holland, Nederland Collectie Centrum voor Audiovisuele Dienstverlening Koninklijke Marine
写真はNederlands Instituut voor Militaire Historie ,NIMH.NL Objectnummer 2009-001-048_002 引用。


写真(右)1953年、オランダ南部、カトワイク、オランダ海軍航空学校訓練センター、オランダ海軍航空隊のロッキード・ハープーン(Lockheed Harpoon)PV-2哨戒爆撃機のエンジン整備作業:アメリカから1951年9-12月にオランダに対して19機が貸与された。登録コードは、19-01から19-18までが割り当てられた。オランダ海軍では1951年から1955年まで使用され、1955年にはすべて退役し、アメリカに返還されている。
Titel Vliegtuigmaker in opleiding bij de motor van een Harpoon.
Datering van 1953 Datering tot 1953
Bijzonderheden Maakt deel uit van objectserie AVDKM 53132 t/m 531138 met uitzondering van 53134.
Trefwoorden activiteiten, opleidingen, opleidingscentra, opleidingscentra Koninklijke Marine materieel, vliegtuigen, gevechtsvliegtuigen, bommenwerpers, Lockheed PV-2 Harpoon Nederlandse strijdkrachten, Koninklijke Marine Nederlandse strijdkrachten, Koninklijke Marine, Marine Luchtvaartdienst activiteiten, opleidingen, opleidingscentra, opleidingscentra Koninklijke Marine, Marineluchtvaartschool
Plaats Katwijk, Zuid-Holland, Nederland Collectie Centrum voor Audiovisuele Dienstverlening Koninklijke Marine
写真はNederlands Instituut voor Militaire Historie ,NIMH.NL Objectnummer 2009-001-047_003 引用。


写真(右)1953年、オランダ南部、カトワイク、オランダ海軍航空学校訓練センター、オランダ海軍航空隊のロッキード・ハープーン(Lockheed Harpoon)PV-2哨戒爆撃機の尾輪整備作業
Titel Vliegtuigmaker in opleiding bij de motor van een Harpoon.
Datering van 1953 Datering tot 1953
Bijzonderheden Maakt deel uit van objectserie AVDKM 53132 t/m 531138 met uitzondering van 53134.
Trefwoorden activiteiten, opleidingen, opleidingscentra, opleidingscentra Koninklijke Marine materieel, vliegtuigen, gevechtsvliegtuigen, bommenwerpers, Lockheed PV-2 Harpoon Nederlandse strijdkrachten, Koninklijke Marine Nederlandse strijdkrachten, Koninklijke Marine, Marine Luchtvaartdienst activiteiten, opleidingen, opleidingscentra, opleidingscentra Koninklijke Marine, Marineluchtvaartschool
Plaats Katwijk, Zuid-Holland, Nederland Collectie Centrum voor Audiovisuele Dienstverlening Koninklijke Marine
写真はNederlands Instituut voor Militaire Historie ,NIMH.NL Objectnummer 2009-001-047_004 引用。


写真(右)1951-1953年、オランダ、オランダ海軍航空隊のロッキード・ハープーン(Lockheed Harpoon)PV-2哨戒爆撃機(登録コード:19-9 S-9): アメリカ軍より貸与され、1951年9月28日から1953年9月2日まで就役。アメリカに変換された後、近代化改装され、ポルトガルに再び貸与された。
Titel Vliegtuigmaker in opleiding bij de motor van een Harpoon. Datering van 1953 19-9 S-9 15-1246 37280 28-09-1951 02-09-1953 uit dienst, retour MAAG (USA); gemoderniseerd en naar Portugal Foto uit Collectie Joop Gelauf (used with permission)
写真はNederlands Instituut voor Militaire Historie ,International Plastic Modellers' Society Nederland INFO Lockheed Harpoon PV-2引用。



写真(上)2008年,アメリカ、フロリダ州ペンサコーラ、国立航空博物館(Naval Aviation Museum)に保管されていたアメリカ海軍所属のロッキード・ハープーン(Lockheed Harpoon)PV-2哨戒爆撃機
:ベンチュラPV-1の主翼を大型化、尾翼を改修して飛行性能を改善するとともに、攻撃力・防御力を強化した発展型。主翼下面に増加燃料タンクとHVAR5インチロケット弾4発が懸架されている。
Description English: Lockheed PV-2 Harpoon, Naval Aviation Museum, Pensacola, Florida Date 2008 Source https://www.flickr.com/photos/37467370@N08/7169911921 Author Greg Goebel
写真はWikimedia Commons,Categories: Lockheed PV-2 Harpoon museum aircraft ・File:Lockheed PV-2 Harpoon, Naval Aviation Museum, Pensacola, Florida.jpg引用。



写真(上)2008年,アメリカ、フロリダ州ペンサコーラ、国立航空博物館(Naval Aviation Museum)に保管されていたアメリカ海軍所属のロッキード・ハープーン(Lockheed Harpoon)PV-2C哨戒爆撃機
:ノーズアートを復元しているが、主翼下面には、増加燃料タンクとHVAR5インチロケット弾はない。
Description English: At Pima Air & Space Museum Date 23 April 2013, 16:55:22 Source Flickr Author Aeroprints.com Goebel
写真はWikimedia Commons,Categories: Lockheed PV-2 Harpoon museum aircraft ・File:32757 Lockheed PV-2C Harpoon US Navy (8739112014).jpg引用。



写真(右)2013年、アメリカ、アメリカ、アリゾナ州ツーソン、ピマ航空宇宙博物館(Pima Air & Space Museum)に保管されているアメリカ海軍所属のロッキード・ベガPV-2ハープーン(Lockheed Harpoon)哨戒爆撃機
:主翼下面には、増加燃料タンクとHVAR5インチロケット弾4発が懸架されている。機体のマーキングは、ミネソタ州ミネアポリス、サン・ポール・ジョイント航空予備隊基地(Minneapolis–Saint Paul Joint Air Reserve Station)のもの。
Description PV-2 Naval Air Reserve, Minneapolis, Minnesota Date 29 July 2013, 19:06 Source 37257 LOCKHEED VEGA HARPOON Author Eric Salard
写真はWikimedia Commons,Categories: Lockheed PV-2 Harpoon museum aircraft ・File:37257 LOCKHEED VEGA HARPOON (14135104261).jpg引用。



写真(上)2008年,アメリカ、アリゾナ州ツーソン、ピマ航空宇宙博物館(Pima Air & Space Museum)に保管されているアメリカ海軍所属のロッキード・ベガPV-2ハープーン(Lockheed Harpoon)哨戒爆撃機
:機体のマーキングは、ミネソタ州ミネアポリス、サン・ポール・ジョイント航空予備隊基地(Minneapolis–Saint Paul Joint Air Reserve Station)のもの。主翼下面には、増加燃料タンクとHVAR5インチロケット弾4発が懸架されている。
Description Description English: Lockheed PV-2 Harpoon, Naval Aviation Museum, Pensacola, Florida Date 2008 Source https://www.flickr.com/photos/37467370@N08/7169913547 Author Greg Goebel
In early 1942, the U.S. Navy recognized the increasing vulnerability of its sea-plane patrol planes to enemy fighters. As a result, the Navy chose several land-based Army bombers to supplement its fleet of patrol aircraft. Among the planes chosen was the Lockheed Ventura. Originally derived from the Model 18 airliner for the Royal Air Force, the Ventura had been adopted by the U.S. Army Air Forces in 1941. An improved version with longer wings, larger engines, and a greater range came to be called the PV-2 Harpoon in Navy service. The Harpoon began serving with Navy patrol squadrons in 1944, most spending the last year of the war in the Pacific. After the war the Harpoons served with several Naval Reserve wings for about eight more years.
写真はWikimedia Commons,Categories: Lockheed PV-2 Harpoon museum aircraft ・File:32757 Lockheed PV-2C Harpoon US Navy (8739112014).jpg引用。


アリゾナ州ツーソン、ピマ航空宇宙博物館(Pima Air & Space Museum)保管のアメリカ海軍Categories: Lockheed PV-2 Harpoon museum aircraft ロッキード・ハープーン(Lockheed Harpoon)PV-2C哨戒爆撃機の諸元
全幅Wingspan 74 ft 11 in. 全長Length 52 ft 全高Height 11 ft 11 in.
総重量Weight 36,000 lbs (loaded)
最高速力Maximum Speed 282 MPH
実用上昇限度Service Ceiling 23,900 ft
航続距離Range 1,790 miles
発動機Engines Pratt & Whitney R-2800-31(2,000 hp)2基
搭乗員Crew 4名




◆2017.6.30産経ニュース「稲田朋美防衛相、失言を初めて陳謝 辞任は否定
 稲田朋美防衛相は(2017年6月)30日の記者会見で、東京都議選の自民党候補に対する応援演説の際に「防衛省・自衛隊、防衛相、自民党としてもお願いしたい」と発言したことについて、「改めて『防衛省・自衛隊、防衛相』の部分は撤回し、おわびしたい」と述べ、公の場で初めて陳謝した。
 発言に関しては「演説を実施した板橋区の隣の練馬区にある練馬駐屯地など、自衛隊を受け入れている地元に感謝する趣旨を入れた演説だった」と述べた。その上で「国民の生命、身体、財産、わが国の領土、領海、領空をしっかりと守るべく、いっそうの緊張感を持って防衛相としての職責を果たしてまいりたい」とし、辞任しない考えを重ねて示した。(2017.6.30 22:25引用終わり)

日本の「保守」であれば、大切な家族を差し置いて、選挙戦に勝つことばかり願っている平和ボケ防衛大臣など追放すべきである。さらに、文民の大臣が、自衛官を政治的な投票の駒として利用すると公言したとなれば、それは公職選挙法の問題に留まらず、自衛隊を侮辱する発言である。国防重視というのも人気取りのポピュリズム的発想のプロパガンダに過ぎず、そんなエセ保守政治家の本心は、利己的な打算が支配しているにちがいない。1937年の盧溝橋事件が日中全面戦争に至った時も現地駐屯の日本軍や陸軍省・陸軍参謀本部以上に、日本の代表的政治家が「中国叩くべし」(暴支膺懲)との強硬発言をした。これは、国民世論を煽り、リーダーシップを軍から取り返そうとした策略だったかもしれない。しかし、政治家は、和平交渉の機会を捨て去り、国際的孤立を招き、政治・外交・軍事の大失敗に繋がった。主権者国民は、似非政治家のポピュリズム的発想に振り回されず、世界を大局を概観できる能力が求められる。

2011年7月刊行の『写真・ポスターに見るナチス宣伝術-ワイマール共和国からヒトラー第三帝国へ』青弓社(2000円)では、反ユダヤ主義、再軍備、ナチ党独裁、第二次世界大戦を扱いました。
 ここでは日本初公開のものも含め130点の写真・ポスターを使って、ヒトラーの生い立ち、第一次大戦からナチ党独裁、第二次大戦終了までを詳解しました。
バルカン侵攻、パルチザン掃討戦、東方生存圏、ソ連侵攻も解説しました。

⇒写真集Album:ライト・ベランカ (Wright-Bellanca WB-2)「コロンビア」の大西洋横断飛行を見る。
⇒写真集Album:ユンカース(Junkers)W.33「ブレーメン」Bremenの大西洋横断飛行見る。
⇒写真集Album:ベランカCH-400「スカイロケット」の太平洋横断飛行を見る。
⇒写真集Album:ユンカース(Junker)A-50「報知日米親善号」の太平洋横断飛行を詳しく見る。
⇒写真集Album:ユンカース(Junker)W33「報知日米親善号」の太平洋横断飛行を詳しく見る。
⇒写真集Album:ユンカース(Junker)G-24輸送機を詳しく見る。
⇒写真集Album:ユンカース(junkers)Ju 52 輸送機を詳しく見る。
ドルニエ(Dornier)Do-X 飛行艇
ルフトハンザ航空ユンカース(Junkers)Ju90輸送機
ドイツ空軍ハインケル(Heinkel)He111爆撃機
ルフトハンザ航空フォッケウルフ(Focke-Wulf)Fw200コンドル輸送機
ドルニエ(Dornier)Do18飛行艇
ドルニエ(Dornier)Do24飛行艇
アラド(Arado)Ar-196艦載水上偵察機
ブロームウントフォッスBV138飛行艇
ブロームウントフォッスBV222飛行艇


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