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◆イギリス軍クルーセーダーCrusader/ カヴェナンター/セントー巡航戦車 写真(右)1942年9月29日、イギリス中部、ヨークシャーのモルトンで大規模な演習を視察するイギリス中部、ヨークシャーのモルトンで大規模な演習を視察するイギリス軍国内軍バーナード・パゲット中将、第42装甲師団師団長デンプシー少将の乗ったクル―セイダー巡航戦車: 1940年6月のフランス敗北、ダンケルク撤退の後、イギリスは、ドイツのイギリス本土侵攻の危機に直面していた。
42ND ARMOURED DIVISION EXERCISE, NEAR MALTON IN YORKSHIRE, 29 SEPTEMBER 1942、 Catalogue number: TR 157, Part of MINISTRY OF INFORMATION SECOND WORLD WAR COLOUR TRANSPARENCY COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category: Colour, Creator: War Office official photographer, 
Object description: The Commander in Chief Home Forces, General Sir Bernard Paget, with the Division Commander, Major General M C Dempsey, DSO, MC, watching the exercise from a Crusader tank. Label: The Commander-in-Chief Home Forces, General Sir Bernard Paget, in a Crusader tank of 42nd Armoured Division during a large-scale exercise near Malton in Yorkshire, 29 September 1942. 写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (TR 157)引用。


1.イギリス陸軍 A9巡航戦車Mk.I Cruiser Mk I (A9)

写真(右)1939年頃、イギリス、イギリス陸軍Mk I 巡航戦車(Cruiser Mk I (A9))は、巡航戦車 Mk.Iとほぼ同時期の1934年5月に開発が始まり、1938年から巡航戦車Mk IIとして発注されている。この時期、改良型のA13巡航戦車 Mk.IIIも開発され、これが主力として位置づけられることになった。つまり、A9巡航戦車、A10巡航戦車は予備的戦車の位置付けで生産されたために、A10巡航戦車の部隊配備は、1939年末であり、A13巡航戦車よりもむしろ遅かった。
BRITISH TANKS AND ARMOURED FIGHTING VEHICLES 1939-45、 Catalogue number: KID 261, Part of MINISTRY OF SUPPLY (KIDBROOKE) COLLECTION, Subject period: Second World War、 Alternative Names: object category: Black and white, Creator: War Office official photographer, 
Object description: Cruiser Mk I (A9) 写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (KID 261)引用。


写真(右)1938年頃、イギリス、イギリス陸軍 A9巡航戦車Mk.I (Tank, Cruiser Mk.I(A9)):は、ヴィッカース・アームストロング社により開発され、第二次世界大戦中にイギリスが使用した巡航戦車である。125輌が生産された。
BRITISH ARMOURED FIGHTING VEHICLES 1918-1939、 Catalogue number: KID 550, Part of MINISTRY OF SUPPLY (KIDBROOKE) COLLECTION, Subject period: Interwar、 Alternative Names: object category: Black and white, Creator: War Office official photographer, 
Object description: Cruiser Mk I (A9) 写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (KID 550)引用。


1936年、イギリス陸軍は軽装甲・高速の巡航戦車、重装甲・低速の歩兵戦車の2種を開発する方針を決め、初代の巡航戦車としてA9をに巡航戦車Mk.I とした。1937年より巡航戦車 Mk.I の生産が開始され、1940年5月からのフランスでの戦い、翌年の北アフリカの戦いに参加している。生産は、1941末までに125輌が量産された。

写真(右)1938年頃、イギリス、イギリス陸軍Mk II 巡航戦車: Cruiser Mk II (A10 Mk I)は、巡航戦車 Mk.Iとほぼ同時期の1934年5月に開発が始まり、1938年から巡航戦車Mk IIとして発注されている。この時期、改良型のA13巡航戦車 Mk.IIIも開発され、これが主力として位置づけられることになった。つまり、A9巡航戦車、A10巡航戦車は予備的戦車の位置付けで生産されたために、A10巡航戦車の部隊配備は、1939年末であり、A13巡航戦車よりもむしろ遅かった。
BRITISH ARMOURED FIGHTING VEHICLES 1918-1939、 Catalogue number: KID 167, Part of MINISTRY OF SUPPLY (KIDBROOKE) COLLECTION, Subject period: Interwar、 Alternative Names: object category: Black and white, Creator: War Office official photographer, 
Object description: Cruiser Mk II (A10 Mk I) 写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (KID 167)引用。


写真(右)1939年頃、イギリス、イギリス陸軍Mk I 巡航戦車(Cruiser Mk I (A9))は、巡航戦車 Mk.Iとほぼ同時期の1934年5月に開発が始まり、1938年から巡航戦車Mk IIとして発注されている。この時期、改良型のA13巡航戦車 Mk.IIIも開発され、これが主力として位置づけられることになった。つまり、A9巡航戦車、A10巡航戦車は予備的戦車の位置付けで生産されたために、A10巡航戦車の部隊配備は、1939年末であり、A13巡航戦車よりもむしろ遅かった。
BRITISH TANKS AND ARMOURED FIGHTING VEHICLES 1939-45、 Catalogue number: KID 359, Part of MINISTRY OF SUPPLY (KIDBROOKE) COLLECTION, Subject period: Second World War、 Alternative Names: object category: Black and white, Creator: War Office official photographer, 
Object description: Cruiser Mk I (A9) 写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (KID 359)引用。


Tank, Cruiser Mk.I(A9)は、ヴィッカース・アームストロング社により開発され、第二次世界大戦中にイギリスが使用した巡航戦車で125輌生産。

写真(右)1939年頃、イギリス、イギリス陸軍Mk III 巡航戦車 Cruiser Mk III (A13):1938年にら巡航戦車Mk IIが発注され、引き続き改良型のA13巡航戦車 Mk.IIIも開発され、これが主力として位置づけられた。つまり、A9巡航戦車、A10巡航戦車は予備的戦車の位置付けで生産されたために、A10巡航戦車の部隊配備は、1939年末であり、A13巡航戦車よりもむしろ遅かった。
BRITISH TANKS AND ARMOURED FIGHTING VEHICLES 1939-45、 Catalogue number: KID 360, Part of MINISTRY OF SUPPLY (KIDBROOKE) COLLECTION, Subject period: Second World War、 Alternative Names:object category: Black and white, Creator: War Office official photographer, 
Object description: Cruiser Mk III (A13) 写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (KID 360)引用。


写真(右)1939年頃、イギリス、イギリス陸軍Mk III 巡航戦車 Cruiser Mk III (A13):1938年に巡航戦車Mk IIが発注され、引き続き改良型のA13巡航戦車 Mk.IIIも開発され、これが主力として位置づけられた。つまり、A9巡航戦車、A10巡航戦車は予備的戦車の位置付けで生産されたために、A10巡航戦車の部隊配備は、1939年末であり、A13巡航戦車よりもむしろ遅かった。
BRITISH TANKS AND ARMOURED FIGHTING VEHICLES 1939-45、 Catalogue number: KID 480, Part of MINISTRY OF SUPPLY (KIDBROOKE) COLLECTION, Subject period: Second World War、 Alternative Names: object category: Black and white, Creator: War Office official photographer, 
Object description: Cruiser Mk III (A13) 写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (KID 480)引用。


⇒アメリカ軍M2A4スチュアート(ハニー) 軽戦車Stuart ( Honey )を見る。


2.イギリス陸軍 カヴェナンターCovenanter Cruiser巡航戦車

写真(右)1942年頃、イギリス、イギリス軍カベナンター巡航戦車 Cruiser Mk V Covenanter III (A13 Mk III) :イギリス軍の巡航戦車は「C」で始まる戦車に相応しい、たとえば歴史的単語から命名していた。砲塔の防楯の形状や車体前面に工具箱が無い点など細かな点は生産型とは異なっているが、砲塔や車体の形状は共通点が多い。
BRITISH TANKS AND ARMOURED FIGHTING VEHICLES 1939-45、 Catalogue number: KID 772, Part of MINISTRY OF SUPPLY (KIDBROOKE) COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category: Black and white 
Object description: Cruiser Mk V Covenanter (A13 Mk III). Pilot model. 写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・IWM (KID 772)引用。


写真(右)1942年、イギリス、演習中のイギリス軍 カヴェナンターCovenanter Cruiser巡航戦車 :イギリス軍の巡航戦車は「C」で始まる戦車に相応しい、たとえば歴史的単語から命名していた。ただし、チャーチル歩兵戦車は、ウィンストン・チャーチルWinston Churchill英首相の名前を採用している。
AN ARMY TRAINING EXERCISE IN BRITAIN, 1942、 Catalogue number: TR 103, Part of MINISTRY OF INFORMATION SECOND WORLD WAR COLOUR TRANSPARENCY COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category: Colour, Creator: War Office official photographer, 
Object description: A Covenanter Cruiser tank during exercises. Label: Churchill tanks of 43rd Battalion, Royal Tank Regiment on manoeuvres in the UK, October 1942. 写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・IWM (TR 103)引用。


クルセイダー巡航戦車(Cruiser Tank Mk VI Crusader (A15))は、1940年6月のフランス敗北、ダンケルク撤退の後、イギリスは、ドイツのイギリス本土侵攻の危機に直面していた、1940年に開発された。後部搭載のエンジンに対して、車体前面にラジエターと空気取り入れ口を取り付けたため、エンジンの熱気が車内に拡散したカヴェナンター巡航戦車( Cruiser Tank, Mark V, Covenanter (A13 Mark III))の欠点をあらためた。

写真(右)1940年頃、イギリス、イギリス軍カベナンター巡航戦車 Cruiser Mk V Covenanter III (A13 Mk III)
BRITISH TANKS AND ARMOURED FIGHTING VEHICLES 1939-45、 Catalogue number: KID 777, Part of MINISTRY OF SUPPLY (KIDBROOKE) COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category: Black and white 
Object description: Cruiser Mk V Covenanter III (A13 Mk III) 写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・IWM (KID 777)引用。


1940年5月末からのダンケルク撤退、6月14日のドイツ軍パリ無血入城の後、イギリスは、ドイツのイギリス本土侵攻の危機に直面した。この危機的状況で開発されたのが、カヴェナンター巡航戦車 ( Cruiser Tank, Mark V, Covenanter (A13 Mark III))だった。車高を低くするために後部搭載のエンジンに対して、車体前面にラジエターと空気取り入れ口を取り付けたため、エンジンの冷却が困難になった。しかし、本土侵攻の前に、欠陥をそのままにカヴェナンター巡航戦車の量産が始まった。

写真(右)1941年7月31日、イギリス、イギリス軍カベナンター巡航戦車 Cruiser Mk V Covenanter III (A13 Mk III) :イギリス軍の巡航戦車は「C」で始まる戦車に相応しい、たとえば歴史的単語から命名していた。これは、日本海軍が戦闘機の「気象天候」から名称を採用していたのと同じである。
THE BRITISH ARMY IN THE UNITED KINGDOM 1939-45、 Catalogue number: H 12377, Part of MINISTRY OF SUPPLY (KIDBROOKE) COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category: Black and white Creator: War Office official photographer Cash & Spender (Lts)
Object description: Cruiser Mk V Covenanter tank, 31 July 1941.
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・IWM (H 12377)引用。


写真(右)1942年頃、イギリス、演習中のイギリス軍カベナンター巡航戦車(Cruiser Mk V Covenanter III (A13 Mk III))
BRITISH TANKS AND ARMOURED FIGHTING VEHICLES 1939-45、 Catalogue number: KID 778, Part of MINISTRY OF SUPPLY (KIDBROOKE) COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category: Black and white 
Object description: Cruiser Mk V Covenanter III (A13 Mk III)
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・IWM (KID 778)引用。


カヴェナンターCovenanter Cruiser巡航戦車諸元
全長:5.8 m、全幅:2.61 m、全高2.23 m
重量:18.3 t
速度:50 km/h、航続距離:160 km
兵装:52口径 2ポンド戦車砲
最大装甲:40 mm
エンジン:12気筒 水冷ガソリンエンジン 280馬力



3−1.イギリス陸軍 クル―セイダー巡航戦車 A15 Crusader Tank, Cruiser Mk VI

写真(右)1941年頃、イギリス、真横から撮影したイギリス軍のクルーセイダー I 巡航戦車Mk. VI(Cruiser tank Mk. VI ):チェコスロバキアのブルーノ7.92ミリZB-53空冷機関銃を国産化した7.92ミリBESA機関銃1丁を搭載した銃塔を車体左に装備している。
ALLIED AFV'S ( ARMOURED FIGHTING VEHICLES ) OF THE SECOND WORLD WAR; TANKS.、 Catalogue number: MH 9292, Part of FIGHTING VEHICLE ESTABLISHMENT CHOBHAM, Subject period: Second World War Alternative Names: object category: Black and white, Creator: Jarche J,
Object description: A side view of a Crusader I ( Cruiser tank Mk. VI ). 
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (MH 9292)引用。


クルーセーダー(Crusader I)巡航戦車は、砲塔にオードナンス50口径2ポンド40mmQF速射砲を搭載した。初速 は秒速792m(2,600フィート:ft)/s、有効射程は914メートル(1,000ヤード:yds)、貫通力は500ヤード457メートルで52mm、1000ヤード914メートルで40mm、収容砲弾数は110発。車体前面左には、機銃塔があるがそこに7.92mmベサ機関銃1挺装備した。

クルセイダーI巡航戦車
全長:6.0m, 全幅:2.6m, 全高:2.2m
全備重量:19.3t, 乗員:5名
エンジン: ナフィールド・リバティー 4ストロークV型12気筒液冷ガソリン
出力:340馬力
最高時速:44km/h、航続距離:160km
兵装:オードナンス50口径2ポンド40mmQF速射砲(110発)
7.92mmベサ機関銃×2 (5,000発)、7.7mmブレン軽機関銃×1 (600発)
装甲: 7〜40mm

写真(右)1941年頃、イギリス、斜め前から撮影したイギリス軍のクルーセイダー I 巡航戦車Mk. VI(Cruiser tank Mk. VI ):チェコスロバキアのブルーノ7.92ミリZB-53空冷機関銃を国産化した7.92ミリBESA機関銃1丁を搭載した銃塔を車体左に装備している。
ALLIED AFV'S ( ARMOURED FIGHTING VEHICLES ) OF THE SECOND WORLD WAR; TANKS.、 Catalogue number: MH 9291, Part of FIGHTING VEHICLE ESTABLISHMENT CHOBHAM, Subject period: Second World War Alternative Names: object category: Black and white, Creator: Jarche J, 
Object description: A front three quarter profile of a Crusader I ( Cruiser tank Mk. VI ). 
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (MH 9292)引用。


クルーセーダー(Crusader II)巡航戦車は、兵装はオードナンス50口径2ポンド40mmQF速射砲のままだが、防御上の弱点となった車体前面左の7.92mmベサ機関銃の銃塔は撤去された。

オードナンス50口径2ポンド40mmQF速射砲(Ordnance QF 2-pounder)を搭載したイギリス戦車は、Mk.V カヴェナンター(A13 Mk.III)巡航戦車、Mk.VI クルセーダー(A15)巡航戦車、Mk.II マチルダII(A12)歩兵戦車、Mk.III バレンタイン歩兵戦車、Mk.IV チャーチル(A22)歩兵戦車など、第二次大戦前半の主要戦車すべてが搭載している。

クルセイダー II 巡航戦車
全長:6.0m、全幅:2.6m、全高:2.2m
全備重量:19.3t、乗員:4名
エンジン: ナフィールド・リバティー 4ストロークV型12気筒液冷ガソリン
出力:340馬力
最高時速:44km/h、航続距離:160km
兵装:オードナンス50口径2ポンド40mmQF速射砲(110発)
 (130発)
7.92mmベサ機関銃×1挺 (5,000発)、7.7mmブレン軽機関銃×1挺 (600発)
装甲:7〜49mm

写真(右)1941年頃、イギリス、イギリス軍のクルーセイダー III 巡航戦車Mk. VI(Cruiser Mk VI Crusader III (A15)):7.92ミリBESA機関銃1丁を搭載した銃塔は撤去されている。
BRITISH TANKS AND ARMOURED FIGHTING VEHICLES 1939-45、 Catalogue number: KID 744, Part of MINISTRY OF SUPPLY (KIDBROOKE) COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category: object category: Black and white, Creator: Jarche J, 
Object description: Cruiser Mk VI Crusader III (A15) 
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (KID 744)引用。


クルセイダーIII巡航戦車
全長:6.0m, 全幅:2.6m、全高:2.2m
全備重量: 20.1t、乗員: 3名
エンジン: ナフィールド・リバティー 4ストロークV型12気筒液冷ガソリン
出力:340馬力
最高時速: 44km/h、航続距離:160km
兵装: オードナンス43口径6ポンド速射砲Mk.IIIまたは50口径6ポンド速射砲Mk.V(65発)
7.92mmベサ機関銃×1 (5,000発)
装甲:7〜51mm

写真(右)1941年9月18日、イギリス、イギリス軍のクルーセイダー I 巡航戦車Mk. VI(Cruiser tank Mk. VI )のテスト:後方にはマチルダ歩兵戦車が見える。チェコスロバキアのブルーノ7.92ミリZB-53空冷機関銃を国産化した7.92ミリBESA機関銃1丁を搭載した銃塔を車体左に装備している。
BRITISH TANKS AND ARMOURED FIGHTING VEHICLES 1939-45、 Catalogue number: H 13996, Part of MINISTRY OF SUPPLY (KIDBROOKE) COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category: object category: Black and white, Creator: War Office official photographer Spender (Lt)
Object description: Cruiser Mk VI Crusader tank on test, 18 September 1941.
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (H 13996)引用。


写真(右)1941年、イギリス、イギリス軍のクル―セイダー巡航戦車(Crusader)の製造工場:工場労働者がリベットと溶接を用いて砲塔を製造している。
BIRTH OF A BRITISH TANK: TANK PRODUCTION IN ENGLAND, 1941、 Catalogue number: D 4497, Part of MINISTRY OF INFORMATION SECOND WORLD WAR COLOUR TRANSPARENCY COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category:Photography, Creator: Ministry of Information Photo Division Photographer  
Object description: A wide view of the factory floor, showing Crusader tank turrets being riveted and bolted together before being added to the main body of the tank.
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (D 4497)引用。


 クル―セイダー I 巡航戦車(Crusader I)のリベットと溶接構造の砲塔には、オードナンス社50口径2ポンド40ミリQF速射砲が搭載されていた。この40ミリ砲は後年の戦車搭載砲としては小口径だが、当時のアメリカ、ソ連、ドイツの戦車は37ミリ速射砲が標準的な装備だった。

写真(右)1941年、イギリス、イギリス軍のクル―セイダー巡航戦車(Crusader)の製造工場:車体の製造工程。車体前方左に、ベサ機関銃を搭載する機関銃塔が映っている。
BIRTH OF A BRITISH TANK: TANK PRODUCTION IN ENGLAND, 1941、 Catalogue number: D 4501, Part of MINISTRY OF INFORMATION SECOND WORLD WAR COLOUR TRANSPARENCY COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category:Photography, Creator: Ministry of Information Photo Division Photographer  
Object description: A wide view of the busy assembly floor at this tank factory, somewhere in England, 1941. The photograph shows Crusader tanks 'in all stages of growth'.
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (D 4501)引用。


 クル―セイダー I 巡航戦車(Crusader I)の車体は、主にと溶接構造だったが、チェコのブルーノ社のベルト給弾式7.92ミリ空冷機関銃ZB-53を国産化したベサ機関銃を搭載した銃塔が車体左に装備されていた。多砲塔戦車は、戦前に試作されたが、防御力、攻撃力とも中途半端になり、重量過大で機動性も低下するために、直ぐに単一砲塔で単一火砲の戦車にあらためられた。

写真(右)1941年、イギリス、イギリス軍のクル―セイダー巡航戦車(Crusader)の製造工場:砲塔(ターレット)の開口部越しに車体製造を担当する労働者が写っている。タレットに沿って、砲手の座席が見える。
BIRTH OF A BRITISH TANK: TANK PRODUCTION IN ENGLAND, 1941、 Catalogue number: D 4485, Part of MINISTRY OF INFORMATION SECOND WORLD WAR COLOUR TRANSPARENCY COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category:Photography, Creator: Ministry of Information Photo Division Photographer
Object description: Two factory workers work inside a Crusader tank at a factory somewhere in England, 1941. The photograph is taken looking into the tank through the turret opening, and shows just how cramped these armoured fighting vehicles were. 写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (D 4485)引用。


写真(右)1941年、イギリス、イギリス軍のクル―セイダー巡航戦車(Crusader)の製造工場:手前は車体前方右側の運転席で、開口部をスライド式に閉鎖する装甲板がある。手前左は、車体左側の7.92mmベサ機関銃を搭載している機銃塔(一部)。
BIRTH OF A BRITISH TANK: TANK PRODUCTION IN ENGLAND, 1941、 Catalogue number: D 4522, Part of MINISTRY OF INFORMATION SECOND WORLD WAR COLOUR TRANSPARENCY COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category:Photography, Creator: Ministry of Information Photo Division Photographer  
Object description: This worker is fitting up the driver's cab of a Crusader tank at a factory somewhere in England, 1941. The photograph is taken from above, showing the cramped conditions of the tank.
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (D 4522)引用。


写真(右)1941年、イギリス、イギリス軍のクル―セイダー巡航戦車(Crusader)の製造工場
BIRTH OF A BRITISH TANK: TANK PRODUCTION IN ENGLAND, 1941、 Catalogue number: D 4507, Part of MINISTRY OF INFORMATION SECOND WORLD WAR COLOUR TRANSPARENCY COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category:Photography, Creator: Ministry of Information Photo Division Photographer 
Object description: Two men work at putting the forward gun into position on this Crusader tank at a factory, somewhere in England, 1941. It is interesting to note that they are both smoking whilst they work!
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (D 4507)引用。


写真(右)1941年、イギリス、イギリス軍のクル―セイダー巡航戦車(Crusader)の製造工場で働く女性労働者
BIRTH OF A BRITISH TANK: TANK PRODUCTION IN ENGLAND, 1941、 Catalogue number: D 4479, Part of MINISTRY OF INFORMATION SECOND WORLD WAR COLOUR TRANSPARENCY COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category:Photography, Creator: Ministry of Information Photo Division Photographer 
Object description: Two female factory workers paint the bodywork of a Crusader tank at this factory, somewhere in England, 1941.
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (D 4479)引用。


写真(右)1941年、イギリス、イギリス軍のクル―セイダー巡航戦車(Crusader)の製造工場
BIRTH OF A BRITISH TANK: TANK PRODUCTION IN ENGLAND, 1941、 Catalogue number: D 4521, Part of MINISTRY OF INFORMATION SECOND WORLD WAR COLOUR TRANSPARENCY COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category:Photography, Creator: Ministry of Information Photo Division Photographer 
Object description: Factory workers fit the visor into place on this Crusader tank, somewhere in England, 1941.
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (D 4521)引用。


写真(右)1941年、イギリス、イギリス軍のクル―セイダー巡航戦車(Crusader)の製造工場:2人と労働者がクルーセダー巡航戦車のキャタピラを調整している。
BIRTH OF A BRITISH TANK: TANK PRODUCTION IN ENGLAND, 1941、 Catalogue number: D 4508, Part of MINISTRY OF INFORMATION SECOND WORLD WAR COLOUR TRANSPARENCY COLLECTION,
Subject period: Second World War
Alternative Names: object category:Photography,
Creator: Ministry of Information Photo Division Photographer 
Object description: With the wheels already on, these two workers prepare to place the track of this Crusader tank into position at a factory somewhere in England, 1941.
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (D 4508)引用。


 イギリス陸軍では、ナフィールド社に対してA15巡航戦車(のちのクルーセダー)200輌の生産を発注したが、第二次欧州大戦におけるドイツ軍の予想外の大勝で、急遽、追加発注300輌が出され、その他の製造工場にも発注がなされた。

 A15巡航戦車は1940年末にウィンストン・チャーチル Winston Churchill)英首相の時にMk.VI巡航戦車(Cruiser Tank Mk.VI)として制式となった。クルーセイダー(Crusader;十字軍)の名称が与えられた。イギリス軍の巡航戦車の命名法は、Cで始まる勇ましい名称を付けるようになったのである。

 クルーセーダー巡航戦車は、1940年から1943年までに5,300輌が量産された。

写真(右)1941年、イギリス、イギリス軍のクル―セイダー巡航戦車(Crusader)の製造工場:労働者がクルーセダー巡航戦車の砲塔のターレット(旋回条)を削り出している。
BIRTH OF A BRITISH TANK: TANK PRODUCTION IN ENGLAND, 1941、 Catalogue number: D 4513,
Part of MINISTRY OF INFORMATION SECOND WORLD WAR COLOUR TRANSPARENCY COLLECTION,
Subject period: Second World War
Alternative Names: object category:Photography,
Creator: Ministry of Information Photo Division Photographer
Object description: This worker assembles the ring on which the Crusader tank turret will revolve at this factory, somewhere in England, 1941.
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (D 4513)引用。


 クルセイダーI巡航戦車は、車体前面左に機銃塔を装備していたが、このために車体前面の防御力が低下してしまった。また、機関銃塔でなく車体に直接車載機銃を装備するほうが、防御上有利だった。そこで、クルーセーダーII巡航戦車は、車体の銃塔を廃止し、車体前面装甲を49ミリに強化した。

 1942年5月に登場したクルセイダーIII巡航戦車は車体前面の装甲を51mmにさらに強化し、主砲は2ポンド40ミリQF速射砲からより強力な6ポンド57ミリQF速射砲に強化している。ただし、6ポンド速射砲が砲塔よ容積を圧迫したために、乗員数4名からは、砲手、装填手、運転手の合計3名となり、1名減少してしまった。

写真(右)1941年、イギリス、イギリス軍のクル―セイダー巡航戦車(Crusader)の製造工場:婦人労働者がドリルと旋盤を使ってクルーセダー巡航戦車の小型部品を製造している。
BIRTH OF A BRITISH TANK: TANK PRODUCTION IN ENGLAND, 1941、 Catalogue number: D 4518,
Part of MINISTRY OF INFORMATION SECOND WORLD WAR COLOUR TRANSPARENCY COLLECTION,
Subject period: Second World War
Alternative Names: object category:Photography,
Creator: Ministry of Information Photo Division Photographer
Object description: Female workers work on large drilling or cutting machines as they help in the manufacture of some of the smaller parts of the Crusader tanks which are being built at this factory, somewhere in England, 1941.
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (D 4518)引用。


 1844年、イギリスの工場法によって、児童労働と並んで女性労働に対して最大1日当たり12時間労働が定められ、1847年の工場法改正によって、10時間労働に短縮された。また、1914年に勃発した第一次世界大戦では、当初の短期決戦の予測が覆され、長期にわたる総力戦となった。

 総力戦とは、戦争が戦闘だけでなく、一国の、そして植民地のカネ・モノ・ヒト・ワザが動員される総合的な国力を掛けた全面戦争の意味である。総力戦となったことで、参戦国は労働力の不足を補うために、女性、児童、植民地の住民を動員した。こうして、参戦国の女性の社会進出が促されることになったのである。

大戦後、社会進出した女性は再び家庭に戻ることが求められたが、これを契機に、女性の政治・経済・社会に対する意識が昂揚し、多くの先進工業国に置いて、女性の政治参加、女性参政権が認められるようになった。

 男女平等の普通選挙(女性の選挙権)は、1917年 ソ連、1918年 ドイツ、1919年 オーストリア、オランダ、ポーランド、スウェーデン、1920年 アメリカ、カナダ、1928年 イギリスで認められている。

写真(右)1941年、イギリス、イギリス軍のクル―セイダー巡航戦車(Crusader)の製造工場:労働者がドリルと旋盤を使ってクルーセダー巡航戦車のエンジンを製造している。
BIRTH OF A BRITISH TANK: TANK PRODUCTION IN ENGLAND, 1941、 Catalogue number: D 4523,
Part of MINISTRY OF INFORMATION SECOND WORLD WAR COLOUR TRANSPARENCY COLLECTION,
Subject period: Second World War
Alternative Names: object category:Photography,
Creator: Ministry of Information Photo Division Photographer
Object description:The crank case of the engine of a Crusader tank is machined at this factory, somewhere in England, 1941.
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (D 4523)引用。


クルーセーダ―巡航戦車が、A15巡航戦車として試作車が完成したのは、第二次欧州大戦勃発直前の1939年7月だった。つまり、第二次大戦勃発1カ月前に、チェンバレンがイギリス首相の時期にクルーセーダー巡航戦車の試作が完成した。しかし、部隊配備が進んだ時には、ウィンストン・チャーチルWinston Churchill)が首相になっており、大陸に派遣したイギリス遠征軍にこの戦車を配備する前に、イギリス軍はダンケルクから撤退をする羽目になった。

 A15クルーセダー巡航戦車が搭載したエンジンは、当初、メドウズ社 V型12気筒液冷ガソリン・エンジン液冷ガソリン・エンジン(最大出力165馬力)を予定していたが、このエンジンの信頼性が低かったために、アメリカ製のリバティーエンジンをライセンス生産していたナフィールド社V型12気筒液冷ガソリン・エンジンに換えて搭載されることになった。最大出力は340馬力だったが、戦車の重量が20トンと軽量だったために、機動性はよかった。

写真(右)1941年12月10日、北アフリカ、戦車修理所からイギリス軍がクル―セイダーCrusader巡航戦車をトレーラーに載せて前線に運搬する。
THE BRITISH ARMY IN NORTH AFRICA 1942、 Catalogue number: E 14740,
Part of WAR OFFICE SECOND WORLD WAR OFFICIAL COLLECTION,
Subject period: Second World War
Alternative Names: object category: object category: Black and white,
Creator: No 1 Army Film & Photographic Unit Cash (Lieut) 
Object description: Tank transporters carrying re-conditioned Crusader tanks back to the front line, 23 July 1942. 
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (E 14740)引用。


スキャメル パイオニア(Scammell Pioneer)トレーラーの諸元:
重量:8,4トン
全長:6.1メートルから11メートル 、全幅:2.7メートルから2.9メートル
エンジン:ガードナー 8,369cc 6気筒液冷ディーゼルエンジン
懸架・駆動:6×4輪駆動
航続距離:690 km、最高時速:29 km/h

写真(右)1941年12月10日、北アフリカ、西砂漠、修理工場で整備されたイギリス軍のクルーセイダー巡航戦車がトレーラーに搭載されて前線に運搬される。
THE BRITISH ARMY IN NORTH AFRICA 1941、 Catalogue number: E 7014, Part of WAR OFFICE SECOND WORLD WAR OFFICIAL COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category: Colour, Creator: No 1 Army Film & Photographic Unit Cash (Lieut) 
Object description: A Crusader tank being put on a transporter ready to be taken back to the forward areas after receiving repair work at a tank repair depot, 10 December 1941. 
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (E 7014)引用。


ダイアモンドT980戦車運搬車Diamond T 980 tank transporters
1941〜1945年に6,554両
重量12.2トン、全長7.11 m、全幅2.54 m、全高2.54 m。 
エンジン:Hercules DFXE ディーゼル185馬力(138 kW)、サスペンション: リーフスプリング式
航続距離480km、最高時速37km/h

写真(右)1941年4月、北アフリカ、修理工場で整備中のイギリス軍のクルーセイダー巡航戦車:キャタピラーが外されて巻かれていたり、エンジン冷却器が置かれていたり、秩序だって整備されている様子が窺われる。
THE BRITISH ARMY IN NORTH AFRICA 1941、 Catalogue number: E 2595E, Part of WAR OFFICE SECOND WORLD WAR OFFICIAL COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category: Colour, Creator: Jarche J, 
Object description: Damaged cruiser tanks undergoing repairs, April 1941. 
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (E 2595E)引用。


 イギリス首相ウィンストン・チャーチルWinston Churchill)の援助要求を受けて、アメリカ合衆国は、1941年3月11日に制定された武器貸与法Lend-Lease)にのっとって、イギリスに対して飛行機・戦車から燃料・被服まで大量の軍事物資を貸与した。

 M3A軽戦車「スチュアート」は1942年8月までにアメリカで5800輌生産され、さらに強力なM3グラント中戦車、M4シャーマン中戦車も武器貸与法に基づいて、北アフリカ戦線で戦うイギリス陸軍に大量に供給されている。したがって、イギリスが自らマチルダ Matilda Mark II 歩兵戦車のような戦車を量産しなくとも、戦車は足りる状況になった。そこで、イギリスは、同盟国のソ連に大量のマチルダ歩兵戦車を供与しているほどである。

写真(右)1941年4月、北アフリカ、修理工場で整備中のイギリス軍のクルーセイダー巡航戦車:キャタピラーが外されて巻かれていたり、エンジン冷却器が置かれていたり、秩序だって整備されている様子が窺われる。
THE BRITISH ARMY IN NORTH AFRICA 1941、 Catalogue number: E 2596E, Part of WAR OFFICE SECOND WORLD WAR OFFICIAL COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category: Colour, Creator: Jarche J, 
Object description: Damaged cruiser tanks undergoing repairs, April 1941. 
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (E 2596E)引用。


1942年8月18日、クルード・オーキンレックClaude Auchinleck)大将の後任として北アフリカ・エジプトのイギリス第8軍を指揮していたバーナード・モントゴメリーBernard Montgomery)は、エルウィン・ロンメルErwin Rommel)元帥隷下のドイツ・アフリカ軍団Deutsches Afrikakorps)をエル=アラメインの戦いで敗退させた。そして、1942年11月に55歳で大将に昇進している。

 その後、バーナード・モントゴメリーBernard Montgomery)は、1944年6月、ノルマンディ上陸を果たした西側連合軍地上部隊を指揮したが、大陸反攻の総司令官はアメリカ陸軍のドワイト・アイゼンハワーDwight Eisenhower:1953-1961)、元帥General of the Army )だった。しかし、イギリス軍を率いて大陸反攻を成功させた功績もあって、1944年9月1日、57歳で元帥Field Marshal)した。

写真(右)1941年11月26日、北アフリカ、西砂漠、イギリス軍のクルーセイダー巡航戦車がポジションに向かって進んでいる。砂漠専用の迷彩として、薄いカーキー色に迷彩を施している。
THE BRITISH ARMY IN NORTH AFRICA 1941、 Catalogue number: E 6724, Part of WAR OFFICE SECOND WORLD WAR OFFICIAL COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category: Colour, Creator: No 1 Army Film & Photographic Unit Clements (Lieuts) 
Object description: Crusader tanks moving to forward positions in the Western Desert, 26 November 1941. 
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (E 6724)引用。


 カヴェナンター巡航戦車(Cruiser Tank, Mark V, Covenanter (A13 Mark III))は1940年に開発されたイギリスの巡航戦車。車高を低くするために後部搭載のエンジンに対して、車体前面にラジエターと空気取り入れ口を取り付けたため、エンジンの冷却が困難になった。車内がエンジンの熱気で高温となり、そこに閉じ込められている戦車乗員たちは耐え難いほどとなり、居住性の悪化が戦車の行動を制限してしまった。

写真(右)1941-1942年、北アフリカ、ドイツ軍・イタリア軍の枢軸軍による反抗が激しかった時期、イギリス軍クル―セイダー巡航戦車(Crusader III)がドイツ軍の炎上したIV号戦車の脇を通り過ぎる。
THE BRITISH ARMY IN THE UNITED KINGDOM 1939-45、 Catalogue number: H 26379, Part of WAR OFFICE SECOND WORLD WAR OFFICIAL COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category:Photography, Creator: War Office official photographer Taylor (Lt)
Object description: The Axis Offensive 1941 - 1942: A British Crusader tank passes a burning German Pzkw Mk IV tank during Operation Crusader.
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (H 26379)引用。


IV号戦車Panzer IV (Sd. Kfz. 161)D型は,前面装甲20ミリ、1939年10月から1941年5月に229輌生産された。その後,初期に装備されていた短砲身24口径7.5センチ砲は,対戦車戦闘能力を高めるために,大型砲塔の利点を活かして,長砲身50口径5センチ砲,さらにF2型では長砲身43口径7.5センチ砲に変換された。

 IV号戦車は,計画では主力のIII号戦車の火力支援を目的で開発された支援戦車で,当初から大口径の7.5センチ砲を搭載していた大型砲塔を持つ戦車だった。ただし,援護目的なので24口径と短砲身で,砲弾の初速は遅く,貫通力は低い。射程も短かった。

  IV号戦車E型(PzKpfw IV Ausf.E:Sd. Kfz. 161)諸元
全長:5.9メートル,全幅:2.8メートル,車高:2.7メートル
全備重量:21トン,乗員:5人
最高時速:42キロ(整地),航続距離:200キロ
兵装:7.5センチ24口径砲(KwK 37 L/24),7.92ミリMG34機銃2丁

写真(右)1942年2月6日、北アフリカ、エジプト、西砂漠、イギリス軍クルーセイダー巡航戦車の搭載したオードナンス50口径2ポンド40ミリQF速射砲を整備する戦車兵たち
THE BRITISH ARMY IN NORTH AFRICA 1942、 Catalogue number: E 8078, Part of MINISTRY OF INFORMATION SECOND WORLD WAR COLOUR TRANSPARENCY COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category: Black and white, Creator: No 1 Army Film & Photographic Unit Barker J E (Lieut) 
Object description: The crew of a Crusader tank cleaning the barrel of the 2-pdr gun, 6 February 1942.
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (E 8078)引用。


アメリカ製リバティー V型12気筒液冷ガソリン・エンジン(出力340馬力)を採用したクルセイダー巡航戦車(Cruiser Tank Mk VI Crusader (A15))は、カベナンター巡航戦車より車体が30cm延長され、転輪が1個増設されて5個を装着した。兵装は、傾斜装甲に囲まれた砲塔に50口径2ポンド(40mm)速射砲を搭載、同軸機関銃として7.92mmベサBESA機関銃1丁、車体前面左に車載機銃としてやはり7.92mmベサBESA機関銃1丁を装備している。

写真(右)1942年3月11日、イギリス、イギリス軍のクルーセイダー I 巡航戦車Mk. VI(Cruiser tank Mk. VI ):チェコスロバキアのブルーノ7.92ミリZB-53空冷機関銃を国産化した7.92ミリBESA機関銃1丁を搭載した銃塔を車体左に装備している。
42ND ARMOURED DIVISION EXERCISE, NEAR MALTON IN YORKSHIRE, 29 SEPTEMBER 1942、 Catalogue number: H 17804, Part of WAR OFFICE SECOND WORLD WAR OFFICIAL COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category: Black and white, Creator: War Office official photographer Spender (Lt),
Object description: Cruiser Tank Mk VI Crusader I, 11 March 1942. 
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (H 17804)引用。


 クルセイダー巡航戦車I(Cruiser Tank Mk VI Crusader (A15))は、車体前面左にチェコのブルー社Z-53空冷機関銃をライセンス生産した7.92mmベサ機関銃の銃塔を装備している。ベサ機関銃の射界は広く、死角が少ない上に、操作しやすいという利点があったようだ。しかし、軽量の銃塔は装甲が薄く、防御力が低く、弱点になった。そこで、クル―セイダーCrusader II 巡航戦車では、この機銃塔を撤去して、車体前面の装甲を強化して防御力を高めることとした。

写真(右)1942年3月29日、北アフリカ、イギリス軍のクルーセイダー巡航戦車にネットカバーをかけてトラックに見えるように偽装した状態でトレーラーに載せて運搬した。しかし、軟弱地盤の砂漠で、トレーラーの車輪が砂にのめりこんで、動けなくなってしまった。戦車の偽装デコイを配置することで、攻撃や防御の充填を偽装し、ニセ情報を敵に掴ませることができる。
THE BRITISH ARMY IN NORTH AFRICA 1942、 Catalogue number: E 9876, Part of WAR OFFICE SECOND WORLD WAR OFFICIAL COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category: Colour, Creator: No 1 Army Film & Photographic Unit Murray (Lieut), 
Object description: A Crusader tank with 'sun shield' lorry camouflage being unloaded from a transporter, 29 March 1942. 
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (E 9876)引用。


写真(右)1942年3月29日、北アフリカ、イギリス軍のクルーセイダー巡航戦車にネットカバーをかけてトラックに見えるように偽装した状態でトレーラーに載せて運搬した。しかし、軟弱地盤の砂漠で、トレーラーの車輪が砂にのめりこんで、動けなくなってしまった。戦車の偽装デコイを配置することで、攻撃や防御の充填を偽装し、ニセ情報を敵に掴ませることができる。
THE BRITISH ARMY IN NORTH AFRICA 1942、 Catalogue number: E 9861, Part of WAR OFFICE SECOND WORLD WAR OFFICIAL COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category: Colour, Creator: No 1 Army Film & Photographic Unit Fox (Sgt), 
Object description: A transporter carrying a Crusader tank with 'sun shield' lorry camouflage bogged down on soft ground, 29 March 1942. 
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (E 9861)引用。


写真(右)1942年3月29日、北アフリカ、イギリス軍のクルーセイダー巡航戦車にネットカバーをかけてトラックが貨物を輸送しているだけに見えるように偽装した状態で運搬されている。
THE BRITISH ARMY IN NORTH AFRICA 1942、 Catalogue number: E 12293, Part of WAR OFFICE SECOND WORLD WAR OFFICIAL COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category: Black and white, Creator: No 1 Army Film & Photographic Unit
Object description: A transporter carrying a Valentine tank camouflaged as a lorry, May 1942. 
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (E 12293)引用。


イギリス軍のScammell Pioneer Tractor)トレーラーは、スキャメル社が開発した18トン軍用トレーラーで、火砲、軍用車、戦車など18トンまでの車両・貨物を載せて運搬する6×4輪駆動貨物車(トレーラー、トラクター)である。

写真(右)1942年3月、北アフリカ、エジプト、西砂漠、砂漠戦用の迷彩塗装を施されたクルーセイダー巡航戦車を磨いているイギリス軍の戦車兵
THE BRITISH ARMY IN NORTH AFRICA 1942、 Catalogue number: E 9785, Part of MINISTRY OF INFORMATION SECOND WORLD WAR COLOUR TRANSPARENCY COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category: Black and white, Creator: No 1 Army Film & Photographic Unit Taylor (Sgt) 
Object description: The crew of a Crusader tank have a wash and shave by the side of their vehicle, March 1942. Note the roughly applied camouflage paint on the trackguards.
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (E 9785)引用。


写真(右)1942年3月、北アフリカ、エジプト、西砂漠、砂漠戦用の迷彩塗装を施されたクルーセイダー巡航戦車の脇に浅い塹壕を掘り、テントを張って食事を摂るイギリス戦車兵:立て看板の「1/2WAY」とは「道半ば」の意味する自嘲。
THE BRITISH ARMY IN NORTH AFRICA 1942、 Catalogue number: E 9788, Part of MINISTRY OF INFORMATION SECOND WORLD WAR COLOUR TRANSPARENCY COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category: Black and white, Creator: No 1 Army Film & Photographic Unit Taylor (Sgt) 
Object description: The crew of a Crusader tank eat their breakfast beside their vehicle, March 1942.
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (E 9788)引用。


写真(右)1942年4月2日、北アフリカ、リビア、イギリス軍のクル―セイダーCrusader 巡航戦車の前にイギリス軍将兵が集まって、銃後の国民が前線の兵士の苦労に報いようと、クルーセイダー戦車の生産に全力で従事していることに対して謝意を表明している。立てかけてある喧伝用の看板には「戦車をありがとう、リビアより」とある。
42ND ARMOURED DIVISION EXERCISE, NEAR MALTON IN YORKSHIRE, 29 SEPTEMBER 1942、 Catalogue number: H 22162, Part of WAR OFFICE SECOND WORLD WAR OFFICIAL COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category: Black and whiter, Creator: No 1 Army Film & Photographic Unit Taylor (Sgt) 
Object description: Cheering crews pose with a Crusader tank for a special photograph to show their appreciation for tanks received from Great Britain, 2 April 1942. The sign reads "Thanks for the tanks, from Libya".
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (H 22162)引用。


写真(右)1942年6月8日、北アフリカ、イギリス軍がトレーラーで搭載したクル―セイダーCrusader巡航戦車を前線に運搬していた。
THE BRITISH ARMY IN NORTH AFRICA 1942、 Catalogue number: E 13083, Part of WAR OFFICE SECOND WORLD WAR OFFICIAL COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category: Black and white, Creator: No 1 Army Film & Photographic Unit Chetwyn (Sgt) 
Object description: Staged photograph of 'enemy shells' exploding nearby as the crew of a Scammell Pioneer tank transporter recovers a damaged Crusader tank, 8 June 1942. 
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (E 13083)引用。


スキャメル戦車運搬トレーラーScammell Tank Transporter)では、イギリスのスキャメル社が開発し、第二次世界大戦中に活躍したイギリス軍のトラクターで、戦車運搬車だけではなく、砲兵トラクター、軍用回収車としても運用された。重量物を運搬するスキャメル戦車運搬トレーラーScammell Tank Transporter)は、頑丈で大きく長い車体に、ダブルタイヤ8輪のトレーラーを牽引できる強力なトラクターである。

写真(右)1942年4月26日、北アフリカ、イギリス軍の戦車揚陸艇(Tank Landing Craft)TLC 124から上陸するクルーセイダー I 巡航戦車Mk. VI(Cruiser tank Mk. VI ):チェコスロバキアのブルーノ7.92ミリZB-53空冷機関銃を国産化した7.92ミリBESA機関銃1丁を搭載した銃塔を車体左に装備している。
THE BRITISH ARMY IN NORTH AFRICA 1942、 Catalogue number: H 19057, Part of WAR OFFICE SECOND WORLD WAR OFFICIAL COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category: Black and white, Creator: War Office official photographer Malindine E G (Lt)
Object description: A Crusader I tank emerges from a tank landing craft (TLC 124) during tests of a portable concrete roadway, in this case laid on the beach, 26 April 1942.
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (H 19057)引用。


戦車揚陸艇Tank Landing Craft)は、イギリス海軍が1940年に開発した車両搭載可能な上陸用舟艇で、アメリカ海軍でもLCTLanding Craft Tank)の名称で大量生産された。

戦車揚陸艇(Tank Landing Craft
排水量:378 t
全長: 152 ft (46 m) 、全幅: 29 ft (8.8 m) 、吃水: 3 ft (0.91 m) エンジン: 2基 × 350 馬力 (261 kW) Hall-Scott petrol engine, 2 軸
最高速度: 8 knots (15 km/h; 9.2 mph) 、航続距離: 900 マイル (1,700 km; 1,000 mi)
搭載能力: 250 long tons (254 t) 、乗員:12 (将校2名、兵下士官10名)
兵装: 2基 × 2ポンド・ポンポン砲(2-pounder pom-pom)

写真(右)1942年7月14日、北アフリカ、イギリス軍のクルーセイダーA Crusader Mk II, 14 July 1942.巡航戦車:車体前面に2基装備されたライト(前照灯)には、保護用の鉄枠で覆われている。 高速性能を活かして北アフリカ戦線に大量配備され、イギリス軍の主力戦車となったクルセーダー巡航戦車。7.92ミリBESA機関銃1丁を搭載した車体左側の銃塔は撤去されている。
THE BRITISH ARMY IN NORTH AFRICA 1942、 Catalogue number: E 14426, Part of WAR OFFICE SECOND WORLD WAR OFFICIAL COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category: Black and white, Creator: No 1 Army Film & Photographic Unit Knight (Lt) 
Object description: A Crusader Mk II, 14 July 1942.
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (E 14426)引用。


クルセイダーCrusader Mk II巡航戦車の諸元
全長:6.0m、全幅:2.6m、全高:2.2m
全備重量:19.3t、乗員:4名
エンジン:  ナフィールド・リバティー 4ストロークV型12気筒液冷ガソリン
出力:340馬力
最高時速:44km/h、航続距離:160km
兵装:オードナンス50口径2ポンド40mmQF速射砲(110発)
 (130発)
7.92mmベサ機関銃×1 (5,000発)、7.7mmブレン軽機関銃×1 (600発)
装甲:7〜49mm

写真(右)1942年7月20日、北アフリカ、エジプト、西砂漠、イギリス軍第4軽装甲旅団のクルーセイダー II 巡航戦車Mk. VI(Cruiser tank Mk. VI ):7.92ミリBESA機関銃1丁を搭載した車体左側の銃塔は撤去されている。
THE BRITISH ARMY IN NORTH AFRICA 1942、 Catalogue number: E 17110, Part of MINISTRY OF INFORMATION SECOND WORLD WAR COLOUR TRANSPARENCY COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category: Black and white, Creator: No 1 Army Film & Photographic Unit Martin (Sgt) 
The crew of a Crusader tank prepare a meal in the Western Desert, 20 September 1942.
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (E 17110)引用。


写真(右)1942年7月26日、中東、イギリス軍の兵器保管場に置かれたクルーセイダー II 巡航戦車Mk. VI(Cruiser tank Mk. VI )(左手前)とバレンタイン歩兵戦車(中央奥)
THE BRITISH ARMY IN THE MIDDLE EAST 1942、 Catalogue number: E 14924, Part of WAR OFFICE SECOND WORLD WAR OFFICIAL COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category: object category: Black and white, Creator: No 1 Army Film & Photographic Unit Crapper (Sgt), 
Object description: Valentine and Crusader tanks and Humber armoured cars at a base depot awaiting delivery to armoured units, 26 July 1942. 
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (E 14924)引用。


写真(右)1942年7月28日、北アフリカ、エジプト、西砂漠、イギリス軍第22装甲旅団のクルーセイダー II 巡航戦車Mk. VI(Cruiser tank Mk. VI ):7.92mmベサ機関銃1丁を搭載した車体左側の銃塔は撤去されている。
THE BRITISH ARMY IN NORTH AFRICA 1942、 Catalogue number: E 14950, Part of MINISTRY OF INFORMATION SECOND WORLD WAR COLOUR TRANSPARENCY COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category: Black and white, Creator: Macdonald (Major) No 1 Army Film & Photographic Unit, 
Object description: A Crusader tank of the 22nd Armoured Brigade returning after action in the Western Desert, 28 July 1942. 写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (E 14950)引用。


初期量産型のクルセイダーI 巡航戦車(Crusader Mk I)、1940年半ばから部隊配備が進んだクルセイダー II巡航戦車(Crusader Mk II)は、ドイツのIII号戦車が装備した5cm戦車砲の攻撃を受けても防御できるように、クルセイダー Iで搭載していた車体前部左の機銃塔を撤去し、車体前面の装甲を49mmに強化した。

写真(右)1942年8月7日、イギリス南部、ペットワース、ポーツマス近郊のサウス・ダウンズ、イギリス軍第11装甲師団のクルーセイダー巡航戦車:巡航戦車はオードナンス2ポンド40ミリQF速射砲を搭載している。
THE BATTLE OF EL ALAMEIN, NORTH AFRICA, OCTOBER 1942、 Catalogue number: H 22162, Part of WAR OFFICE SECOND WORLD WAR OFFICIAL COLLECTION, Production date:1942-12-31 、 Alternative Names: object category: Black and white, Creator: War Office official photographer Tanner (Lt), 
Object description: Crusader tanks of 11th Armoured Division on manoeuvres on the South Downs, 7 August 1942.
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (H 22162)引用。


1942年5月に登場した3番目の生産型であるクルセイダーIII巡航戦車(Crusader Mk III)では車体前面の装甲を51mmとし、主砲を2ポンド40ミリ速射砲からもより6ポンド57ミリ速射砲に強化した。ただし、大型化した6ポンド速射砲を搭載した砲塔は手狭になり、砲塔内の乗員は3名から2名に減少せざるを得なくなり、運転手1名と合わせて、乗員は3名となった。

写真(右)1942年8月28日、北アフリカ、西砂漠、イギリス軍のクルーセイダー II 巡航戦車Mk. VI(Cruiser tank Mk. VI )は、7.92mmベサ機関銃を搭載した銃塔は撤去されている。戦車兵たちは、車両の脇の日陰の場所を選んでシュラフで野宿している。夜間行動をした後、大休止の時であろうか。
THE BRITISH ARMY IN NORTH AFRICA 1942、 Catalogue number: E 16262, Part of WAR OFFICE SECOND WORLD WAR OFFICIAL COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category: object category: Black and whiter, Creator: War Office official photographer Chetwyn (Sgt), 
Object description: The crews of Crusader tanks bed down for the night beside their vehicles in the Western Desert, 28 August 1942. 
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (E 16262)引用。


写真(右)1942年8月28日、北アフリカ、西砂漠、イギリス軍の砂漠用迷彩塗装を施したクル―セイダーCrusader 巡航戦車3両が砂漠を進んでいる。:上記2枚の写真と同時期に同一人物が撮影したものと思われる。
THE BRITISH ARMY IN NORTH AFRICA 1942、 Catalogue number: E 16260, Part of WAR OFFICE SECOND WORLD WAR OFFICIAL COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category: object category: Black and whiter, Creator: War Office official photographer Chetwyn (Sgt), 
Object description: Crusader tanks returning to camp after being on patrol in the Western Desert, 28 August 1942. 
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (E 16260)引用。


写真(右)1942年8月28日、北アフリカ、西砂漠、イギリス軍のクルーセイダー II 巡航戦車Mk. VI(Cruiser tank Mk. VI ):オードナンス2ポンド40ミリQF速射砲、その同軸機銃7.92mmベサ機関銃1丁を装備。車体左側の銃塔は撤去されている。 戦車の車体前面には箱や袋など、移動に必要なたくさんの荷物が置かれている。
THE BRITISH ARMY IN NORTH AFRICA 1942、 Catalogue number: E 16277, Part of WAR OFFICE SECOND WORLD WAR OFFICIAL COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category: object category: Black and whiter, Creator: War Office official photographer Chetwyn (Sgt), 
Object description: Crusader tanks on patrol in the Western Desert, 28 August 1942. 
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (E 16277)引用。


写真(右)1942年9月29日、イギリス中部、ヨークシャーのモルトンで大規模な演習を視察するイギリス軍国内軍バーナード・パゲットBernard Paget 中将、第42装甲師団師団長デンプシー少将。クル―セイダー巡航戦車に乗車して演習を視察している。
42ND ARMOURED DIVISION EXERCISE, NEAR MALTON IN YORKSHIRE, 29 SEPTEMBER 1942、 Catalogue number: H 24079, Part of MINISTRY OF INFORMATION SECOND WORLD WAR COLOUR TRANSPARENCY COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category: Black and white, Creator: War Office official photographer, Puttnam (Capt)
Object description: General Sir Bernard Paget (C-in-C Home Forces) in the turret of a Crusader tank watches an exercise involving 42nd Armoured Division near Malton in Yorkshire, 29 September 1942. 
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (H 24079)引用。


写真(右)1942年9月29日、イギリス中部、ヨークシャーのモルトンで大規模な演習を視察するイギリス軍国内軍バーナード・パゲットBernard Paget 中将、第42装甲師団師団長デンプシー少将の乗車したクル―セイダー巡航戦車。
42ND ARMOURED DIVISION EXERCISE, NEAR MALTON IN YORKSHIRE, 29 SEPTEMBER 1942、 Catalogue number: H 24085, Part of MINISTRY OF INFORMATION SECOND WORLD WAR COLOUR TRANSPARENCY COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category: Black and white, Creator: War Office official photographer, Puttnam (Capt)
Object description: General Sir Bernard Paget (C-in-C Home Forces) in the turret of a Crusader tank watches an exercise involving 42nd Armoured Division near Malton in Yorkshire, 29 September 1942. 
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (H 24085)引用。


写真(右)1942年9月29日、イギリス中部、ヨークシャーのモルトン、クル―セイダー巡航戦車から降りて演習を視察するイギリス軍国内軍バーナード・パゲットBernard Paget 中将、イギリス外務大臣アンソニー・イーデン(Anthony Eden:右奥)
42ND ARMOURED DIVISION EXERCISE, NEAR MALTON IN YORKSHIRE, 29 SEPTEMBER 1942、 Catalogue number: H 24073, Part of MINISTRY OF INFORMATION SECOND WORLD WAR COLOUR TRANSPARENCY COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category: Black and white, Creator: War Office official photographer, Puttnam (Capt)
Object description: General Sir Bernard Paget (C-in-C Home Forces) and Anthony Eden, Foreign Secretary, watch an exercise involving 42nd Armoured Division near Malton in Yorkshire, 29 September 1942. The tank in the foreground is a Crusader.
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (H 24073)引用。


写真(右)1942年9月29日、イギリス中部、ヨークシャーのモルトンで大規模な演習を視察するイギリス外務大臣アンソニー・イーデンAnthony Eden、第42装甲師団師団長デンプシー少将の乗車したクル―セイダー巡航戦車
42ND ARMOURED DIVISION EXERCISE, NEAR MALTON IN YORKSHIRE, 29 SEPTEMBER 1942、 Catalogue number: TR 141, Part of MINISTRY OF INFORMATION SECOND WORLD WAR COLOUR TRANSPARENCY COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category: Colour, Creator: War Office official photographer, 
Object description:Anthony Eden, the Foreign Secretary, in the turret of a Crusader tank, watching an exercise involving 42nd Armoured Division near Malton in Yorkshire, 29 September 1942. 
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (TR 141)引用。


バーナード・パゲット(Bernard Paget:1887-1961)は、1937年12月に少将に進級、1938年から1939年の間、ロンドン郊外キャンバリーの参謀大学(Staff College)の教官になった。 大戦勃発後の1939年11月、第18歩兵師団(the 18th Infantry Division)の師団長となり、1940年まで務めた。その後、バーナード・パゲット(Bernard Paget)中将は、ノルウェーに侵攻したイギリス軍の撤退を指揮した。1941年、ナイト(Knight)の位を授与され、イギリス国内軍(Home Forces)司令部の指揮官となった。

写真(右)1942年9月29日、イギリス中部、ヨークシャーのモルトンで大規模な演習を視察するクル―セイダー巡航戦車に乗車したイギリス外務大臣アンソニー・イーデン、第42装甲師団師団長デンプシー少将。
42ND ARMOURED DIVISION EXERCISE, NEAR MALTON IN YORKSHIRE, 29 SEPTEMBER 1942、 Catalogue number: TR 141, Part of MINISTRY OF INFORMATION SECOND WORLD WAR COLOUR TRANSPARENCY COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category: Colour, Creator: War Office official photographer, 
Object description:Anthony Eden, the Foreign Secretary, in the turret of a Crusader tank, watching an exercise involving 42nd Armoured Division near Malton in Yorkshire, 29 September 1942. 
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (TR 141)引用。


写真(右)1942年9月29日、イギリス中部、ヨークシャーのモルトンで演習を視察するイギリス軍国内軍バーナード・パゲット中将、第42装甲師団師団長デンプシー少将。クル―セイダー巡航戦車に乗車して演習を視察している。
42ND ARMOURED DIVISION EXERCISE, NEAR MALTON IN YORKSHIRE, 29 SEPTEMBER 1942、 Catalogue number: TR 142, Part of MINISTRY OF INFORMATION SECOND WORLD WAR COLOUR TRANSPARENCY COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category: Colour, Creator: War Office official photographer, 
Object description: The Commander in Chief Home Forces, General Sir Bernard Paget, spending a day with the 42nd Armoured Division during a large scale exercise near Malton in Yorkshire. He is seen watching from a Crusader tank.
Label: The Commander-in-Chief Home Forces, General Sir Bernard Paget, in the turret of a Crusader tank of 42nd Armoured Division during a large-scale exercise near Malton in Yorkshire, 29 September 1942. 
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (TR 142)引用。


A15クルーセーダー巡航戦車Crusader Mk.I)は、第二次世界大戦勃発直前の1939年6月にナフィールド社に200両輌の生産をイギリス陸軍が発注しているが、試作車が完成(1939年7月)していないうちの緊急生産である。こうして急速に量産体制を整えたクルーセイダー巡航戦車は、1940年5月から1943年の生産終了までに5,300輌も量産された。

写真(右)1942年9月29日、イギリス中部、ヨークシャーのモルトンで大規模な演習を視察するイギリス軍国内軍バーナード・パゲット中将(左)、第42装甲師団師団長デンプシー少将(右)の乗車したクル―セイダー巡航戦車 :ユニオンジャックのイギリス国旗をはためかせている勇ましいカラーのプロパガンダ写真。
42ND ARMOURED DIVISION EXERCISE, NEAR MALTON IN YORKSHIRE, 29 SEPTEMBER 1942、 Catalogue number: TR 150, Part of MINISTRY OF INFORMATION SECOND WORLD WAR COLOUR TRANSPARENCY COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category: Colour, Creator: War Office official photographer, 
Object description: The Commander in Chief Home Forces, General Sir Bernard Paget, spending a day with the 42nd Armoured Division during a large scale exercise near Malton in Yorkshire. He is seen watching from a Crusader tank.
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (TR 150)引用。


写真(右)1942年9月29日、イギリス中部、ヨークシャーのモルトンで大規模な演習を視察するイギリス軍国内軍バーナード・パゲット中将(左)、第42装甲師団師団長デンプシー少将(右)の乗車したクル―セイダー巡航戦車の砲塔 :ユニオンジャックのイギリス国旗をはためかせている勇ましいカラーのプロパガンダ写真だが、当時は、1941年12月にアメリカの参戦はあったとはいえ、ヨーロッパ大陸はドイツに支配され、連合国のソ連もカフカスを占領され危機的状況にあった。アジアでのシンガポール陥落、植民地ビルマ喪失も考慮すれば、イギリスは、決して有利な戦いを進めているとは言えない。それだからこそ、貴重なカラー写真によるプロパガンダが展開されたのであろう。
42ND ARMOURED DIVISION EXERCISE, NEAR MALTON IN YORKSHIRE, 29 SEPTEMBER 1942、 Catalogue number: TR 166, Part of MINISTRY OF INFORMATION SECOND WORLD WAR COLOUR TRANSPARENCY COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category: Colour, Creator: War Office official photographer, 
Object description: The Commander in Chief Home Forces, General Sir Bernard Paget with the Division Commander, Major-General M C Dempsey, DSO, MC, watching the 42nd Armoured Division exercises from a Crusader tank.
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (TR 166)引用。


写真(右)1942年9月29日、イギリス中部、ヨークシャー、モルトンで大規模な演習を視察するイギリス外務大臣アンソニー・イーデンとイギリス軍国内軍バーナード・パゲット中将。後方は、クル―セイダー巡航戦車。イギリス軍の巡航戦車は「C」で始まる戦車に相応しいたとえば歴史的単語とするとしていたため、"Crusader"(十字軍)と命名された。
42ND ARMOURED DIVISION EXERCISE, NEAR MALTON IN YORKSHIRE, 29 SEPTEMBER 1942、 Catalogue number: TR 168, Part of MINISTRY OF INFORMATION SECOND WORLD WAR COLOUR TRANSPARENCY COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category: Colour, Creator: War Office official photographer, 
Object description: The Secretary of State for Foreign Affairs, Mr Anthony Eden with the Commander in Chief Home Forces, General Sir Bernard Paget watching the 42nd Armoured Division exercises.
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (TR 168)引用。


 ロバート・アンソニー・イーデンRobert Anthony Eden:1897-1977)伯爵は、1935年 - 1938年に外相を務めたが、チェンバレン首相がミュンヘン会談ヒトラーに宥和的態度を示したことで辞任。その後、チェンバレンが辞任して、ウィンストン・チャーチルWinston Churchill)が首相に就任してた1940年に外務大臣に再任され、1945年までイギリスの外務大臣として戦争と外交を始動した。その後、アンソニー・イーデンAnthony Eden)は1951年から1955年まで再び外務大臣の職を任されており、1955年 - 1957年は首相を務めた。

クル―セイダーCrusader 巡航戦車諸元
全長:5.98m、全幅:2.64m、全高:2.24m
重量:20t
最高時速:43km/h 、航続距離:160km
兵装:Mk I, II:オードナンス社2 ポンド速射砲 (40 mm Ordnance QF 2 pounder)、搭載砲弾数110発
Mk III: オードナンス社 QF 6 pdr (57 mm) 速射砲、搭載弾丸数65発
車載機銃:7.92mm ベサ機関銃(同軸機銃)
装甲:50mm
エンジン:ナッフィールドNuffieldガソリンエンジン340hp/1,500rpm

写真(右)1942年9月29日、イギリス中部、ヨークシャーのモルトンで、イギリス軍国内軍バーナード・パゲット中将(右手前)とアンソニーイーデン外務大臣が、第42装甲師団師団長デンプシー少将が演習中のクル―セイダー巡航戦車を視察している。
42ND ARMOURED DIVISION EXERCISE, NEAR MALTON IN YORKSHIRE, 29 SEPTEMBER 1942、 Catalogue number: TR 163, Part of MINISTRY OF INFORMATION SECOND WORLD WAR COLOUR TRANSPARENCY COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category: Colour, Creator: War Office official photographer, 
Object description: The Secretary of State for Foreign Affairs, Mr Anthony Eden and the Commander in Chief Home Forces, General Sir Bernard Paget watching the 42nd Armoured Division exercises.
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (TR 163)引用。


1941年2月、エルヴィン・ロンメル大将隷下、ドイツアフリカ軍団が編成されて、イタリア領リビアに派遣された。4月、アフリカ軍団はイギリス軍を駆逐してベンガジを奪回し、トブルクを包囲した。しかし、トブルクを陥落させることはできず、イギリス軍は港湾都市トブルクを固守していた。1942年5月、ドイツ・アフリカ軍団は、ガザラに防衛線を築いたイギリス軍を攻撃し、6月21日にはトブルクを陥落させた。

写真(右)1942年、西インド諸島のジャマイカからイギリスに対して、軍需相を通して、クルーセーダー巡航戦車が献納された。検査しているのは、イョオ中佐と戦闘車輛生産局次長クローフォード少将。クルーセーダー巡航戦車の車体前面には、白色でJAMAICAと書かれており、イギリス連邦が一丸となって、カネ・モノ・ヒト・ワザを出し合って総力戦を戦われていいることを喧伝している。
THE BRITISH ARMY IN NORTH AFRICA 1942、 Catalogue number: P 1013, Part of WAR OFFICE SECOND WORLD WAR OFFICIAL COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category: Black and white, Creator: Ministry of Information official photographer
Object description: West Indian aid to Britain: The people of Jamaica supply a Crusader tank to Britain: Lieutenant Colonel Yeo (left, from the War Office) and Major General J S Crawford (Deputy Director General of Fighting Vehicle Production) at the hand-over of the tank from the Ministry of Supply to the War Office. Label: British officers inspect a newly completed tank. This vehicle was constructed through donations of money from Jamaica in 1942.
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (P 1013)引用。


 イギリス軍には、独自設計で自国で量産していたマチルダ戦車、クルーセイダー巡航戦車(Crusader Cruiser Tank)、チャーチル歩兵戦車、クロムウェル巡航戦車があったが、アメリカから貸与されたM4シャーマン中戦車の方が数的に多かったようだ。また、M3 Aスチャート軽戦車は、37ミリ砲装備の軽装甲で機動性の高い軽戦車であったが、対戦車戦闘にも火力支援にも向いていなかった。

 しかし、アメリカ軍はM3Aスチャート軽戦車の機動力・居住性・防御力を向上させるために、キャデラック社4ストロークV型8気筒液冷ガソリンエンジン2基を搭載し、車体も若干大型化したM5スチュアート軽戦車(M5 Stuart Light Tank)を開発し1942年2月に制式とした。

 アメリカ製のM3Aスチャート軽戦車は、アメリカの武器貸与法によってイギリス軍に貸与され、スチュアートVI(Stuart VI)軽戦車と命名され、1944年のヨーロッパ大陸反攻、ドイツ侵攻の際にも、偵察部隊(騎兵隊)に配備され使用され続けた。

写真(右)1942年10月26日、北アフリカ、イギリス軍のクルーセイダー巡航戦車にカバーをかけてトラックに見えるように偽装した状態:プラスチック製やゴム風船で作った戦車の偽装デコイもつくり、並べていた。このような偽装によって、攻撃あるいは防御のために、どこに戦車を重点配備しているのか、ニセ情報を流し、敵を攪乱することが企図された。
THE BRITISH ARMY IN NORTH AFRICA 1942、 Catalogue number: E 18461, Part of WAR OFFICE SECOND WORLD WAR OFFICIAL COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category:Black and white, Creator: No 1 Army Film & Photographic Unit Fox (Sgt), 
Object description: A Crusader tank with its 'sunshield' lorry camouflage erected, 26 October 1942. 
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (E 18461)引用。


写真(右)1942年10月27日、北アフリカ、イギリス軍のクルーセイダー巡航戦車に4ガロンタンクで燃料を注入している。
THE BRITISH ARMY IN NORTH AFRICA 1942、 Catalogue number: E 18640, Part of WAR OFFICE SECOND WORLD WAR OFFICIAL COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category: Black and white, Creator: No 1 Army Film & Photographic Unit Silverside, John (Sgt), 
Object description: A soldier filling a Crusader tank with petrol from a 4-gallon tin or 'flimsy', 27 October 1942 
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (EE 18640)引用。


写真(右)1942年10月29日、北アフリカ、イギリス軍のクルーセイダー巡航戦車のキャタピラーに詰まった土砂を剥ぎ落としているイギリス戦車兵。
THE BRITISH ARMY IN NORTH AFRICA 1942、 Catalogue number: E 18690, Part of WAR OFFICE SECOND WORLD WAR OFFICIAL COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category: Black and white, Creator: No 1 Army Film & Photographic Unit Silverside, John (Sgt), 
Object description: A Crusader tank crewman levers a damaged trackguard away from the tracks, after the vehicle had been hit by a heavy piece of shrapnel, 29 October 1942. 
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (EE 18690)引用。


写真(右)1942年、北アフリカ、エルアラメインの激戦の最中にあるイギリス軍のクルーセイダー II 巡航戦車Mk. VI(Cruiser tank Mk. VI )の隊列:オードナンス2ポンド40ミリQF速射砲、その同軸機銃7.92mmベサ機関銃1丁を装備。車体左側の銃塔は撤去されている。後方には、アメリカから武器貸与法によって供与されたM4シャーマン中戦車も見える。
THE BATTLE OF EL ALAMEIN, NORTH AFRICA, OCTOBER 1942、 Catalogue number: E 18642, Part of WAR OFFICE SECOND WORLD WAR OFFICIAL COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category: Black and white, Creator: No 1 Army Film and Photographic Unit Silverside, John (Sgt), 
Object description: A line of Crusader and Sherman tanks move up the line during Battle of El Alamein 1942. 
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (E 18642)引用。


A15クルーセーダー巡航戦車は、第二次世界大戦勃発直前の1939年6月にナフィールド社に200両輌の生産をイギリス陸軍が発注しているが、試作車が完成(1939年7月)していないうちの緊急生産である。こうして急速に量産体制を整えたクルーセイダー巡航戦車は、1940年5月から1943年の生産終了までに5,300輌も量産された。クル−セーダーCrusader巡航戦車Mk.IIIは、北アフリカ戦線に主に投入されたが、アジアのビルマBurma)・インドの戦線には投入されていない。

写真(右)1942年10月28日、北アフリカ、エルアラメインの激戦の最中にあるイギリス軍のクルーセイダー II 巡航戦車Mk. VI(Cruiser tank Mk. VI ):オードナンス2ポンド40ミリQF速射砲、その同軸機銃7.92mmベサ機関銃1丁を装備。車体左側の銃塔は撤去されている。
THE BATTLE OF EL ALAMEIN, NORTH AFRICA, OCTOBER 1942、 Catalogue number: E 6751, Part of WAR OFFICE SECOND WORLD WAR OFFICIAL COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category:Black and white, Creator: No 1 Army Film and Photographic Unit Silverside, John (Sgt), 
Object description: British Crusader tanks during the Battle of El Alamein, 28 October 1942. 
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (E 6751)引用。


写真(右)1942年11月5日、北アフリカ、砂塵を巻き上げて疾走するイギリス軍第1装甲師団第2装甲旅団第9女王王室ランサーのクルーセイダーCrusader II 巡航戦車: オードナンス社2ポンド40ミリQF速射砲を搭載。
THE BRITISH ARMY IN NORTH AFRICA 1942、 Catalogue number: E 18969, Part of WAR OFFICE SECOND WORLD WAR OFFICIAL COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category:Black and white, Creator: No 1 Army Film & Photographic Unit Chetwyn L (Sgt), 
Object description: Crusader tanks of the 9th Queen's Royal Lancers, 2nd Armoured Brigade, 1st Armoured Division, moving at speed across the desert, 5 November 1942. 
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (E 18969)引用。


写真(右)1942年11月5日、北アフリカ、砂塵を巻き上げて疾走するイギリス軍第1装甲師団第2装甲旅団第9女王王室ランサーのクルーセイダーCrusader II 巡航戦車: オードナンス社2ポンド40ミリQF速射砲を搭載。
THE BRITISH ARMY IN NORTH AFRICA 1942、 Catalogue number: E 18970, Part of WAR OFFICE SECOND WORLD WAR OFFICIAL COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category:Black and white, Creator: No 1 Army Film & Photographic Unit Chetwyn L (Sgt), 
Object description: A Crusader II tank of the 9th Queen's Royal Lancers, 2nd Armoured Brigade, 1st Armoured Division, moving at speed, 5 November 1942. 
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (E 18970)引用。


写真(右)1942年12月31日、北アフリカ、チュニジア、イギリス軍第一軍のクルーセイダー巡航戦車:オードナンス6ポンド57ミリQF速射砲を搭載している。
THE BATTLE OF EL ALAMEIN, NORTH AFRICA, OCTOBER 1942、 Catalogue number: E 6751, Part of WAR OFFICE SECOND WORLD WAR OFFICIAL COLLECTION, Production date:1942-12-31 、 Alternative Names: object category: Black and white, Creator: No. 2 Army Film & Photographic Unit Penman, D. (Sergeant) (Photographer), 
Object description: Crusader III tanks (with 6 pounder guns) of the British First Army on the move, 31 December 1942. Label: Crusader Mk III tanks in Tunisia, 31 December 1942.
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (E 6751)引用。


1942年11月のエル・アラメイン戦には、クルーセイダー巡航戦車の6ポンド(57mm)QF速射砲搭載型が実戦投入された。しかし、北アフリカ戦の後半には、武器多雨予報によってアメリカから貸与されたM4シャーマン中戦車がイギリス軍に大量配備されており、クルセイダー巡航戦車は次第に第一線から引き上げられるようになる。

写真(右)1942年12月17日、イギリス、ウェールズ州西海岸、リニー・ヘッドの演習場で堀を通過するイギリス軍のクルーセイダー I 巡航戦車Mk. VI(Cruiser tank Mk. VI )とバレンタイン歩兵戦車:クルーセイダー I 巡航戦車はオードナンス2ポンド40ミリQF速射砲を砲塔に装備し、車体左側の銃塔にも7.92ミリBESA機関銃を搭載している。
THE BATTLE OF EL ALAMEIN, NORTH AFRICA, OCTOBER 1942、 Catalogue number: E 6751, Part of WAR OFFICE SECOND WORLD WAR OFFICIAL COLLECTION, Production date:1942-12-31 、 Alternative Names: object category: Black and white, Creator: War Office official photographer Taylor (Lt), 
Object description: Crusader and Valentine tanks negotiate boggy ground on a training course at Linney Head in Wales, 17 December 1942.
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (E 6751)引用。


写真(右)1942年12月30日、イギリス、ウェールズ西端、演習を視察するイギリス軍国内軍バーナード・パゲット中将、イギリス軍クル―セイダー巡航戦車に乗車して演習を視察している。
THE BRITISH ARMY IN THE UNITED KINGDOM 1939-45、 Catalogue number: H 26493, Part of WAR OFFICE SECOND WORLD WAR OFFICIAL COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category: Photography, Creator: War Office official photographer, Taylor (Lt)
Object description: General Sir Bernard Paget, C-in-C Home Forces (right), in a Crusader III tank at the AFV range at Linney Head in Wales, 30 December 1942. 写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (H 26493)引用。


写真(右)1943年1月1日、イギリス、イギリス軍のクル―セイダーIII巡航戦車(Crusader Mk III tank):オードナンス6ポンド57ミリQF速射砲を搭載。
THE BRITISH ARMY IN NORTH AFRICA 1943、 Catalogue number: E 20823, Part of MINISTRY OF INFORMATION SECOND WORLD WAR COLOUR TRANSPARENCY COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category:Photography, Creator: War Office official photographer Lambert (Sgt)
Object description: A Crusader Mk III tank, 1 January 1943. 写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (E 20823)引用。


クル―セイダーIII巡航戦車(Crusader Mk III tank)は、 クルーセイダー IおよびII 巡航戦車が搭載していた2ポンド40ミリQF速射砲の攻撃力を向上させるために、オードナンス6ポンド57ミリQF速射砲に変換された後記型。

写真(右)1943年1月1日、イギリス、イギリス軍のクル―セイダーIII巡航戦車(Crusader Mk III tank):オードナンス6ポンド57ミリQF速射砲に兵装を強化したIII型。
THE BRITISH ARMY IN NORTH AFRICA 1943、 Catalogue number: E 20823, Part of MINISTRY OF INFORMATION SECOND WORLD WAR COLOUR TRANSPARENCY COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category:Photography, Creator: War Office official photographer Lambert (Sgt)
Object description: A Crusader Mk III tank, 1 January 1943. 写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (E 20823)引用。


写真(右)1943年1月25日、イギリス、ホワイト偵察車に乗ったイギリス国王ジョージ6世(George VI、1936-1952)が東部軍司令部の第11装甲師団のクル―セイダーIII巡航戦車(Crusader III)を検閲する。オードナンス6ポンド57ミリQF速射砲に兵装が強化された。
THE BRITISH ARMY IN THE UNITED KINGDOM 1939-45、 Catalogue number: H 26775, Part of MINISTRY OF INFORMATION SECOND WORLD WAR COLOUR TRANSPARENCY COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category:Photography, Creator: War Office official photographer Cook (Lt)
Object description: The King, riding in a White scout car, inspecting Crusader tanks of 11th Armoured Division in Eastern Command, 25 January 1943. 写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (H 26775)引用。


ロバート・アンソニー・イーデンRobert Anthony Eden:1897-1977)伯爵は、1935年 - 1938年に外相を務めたが、チェンバレン首相がミュンヘン会談ヒトラーに宥和的態度を示したことで辞任。その後、チェンバレンが辞任してチャーチルが首相に就任してた1940年に外務大臣に再任され、1945年までイギリスの外務大臣として戦争と外交を始動した。その後、アンソニー・イーデンAnthony Eden)は1951年から1955年まで再び外務大臣の職を任されており、1955年 - 1957年は首相を務めた。

写真(右)1943年2月12日、北アフリカ、チュニジア、故障したイギリス軍クル―セイダーIII巡航戦車(Crusader III)を牽引しているスマーメル・パイオニア回収車:クル―セイダーIII巡航戦車(Crusader III)は、それまでのオードナンス2ポンド40ミリQF速射砲に変えてオードナンス6ポンド57ミリQF速射砲を搭載。
THE BRITISH ARMY IN TUNISIA 1943、 Catalogue number: NA 781, Part of MINISTRY OF INFORMATION SECOND WORLD WAR COLOUR TRANSPARENCY COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category:Photography, Creator: No. 2 Army Film & Photographic Unit Stubbs (Sergeant) 
Object description: A Scammell Pioneer recovery lorry tows a disabled Crusader tank into a REME workshop, 12 February 1943.写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (NA 781)引用。


カヴェナンター巡航戦車はエンジン暖気の車内滞留の問題があったため、それをあらためたクルーセイダー巡航戦車(Crusader Cruiser Tank)が新たに採用された。そして、初期型Mk.IIが搭載したのは2ポンド速射砲だったが、攻撃力を強化するために、Mk.IIIでは6ポンド(57mm)速射砲に変換している。

写真(右)1943年2月12日、北アフリカ、チュニジア、修理が終わったイギリス軍クル―セイダー巡航戦車(Crusader III)がREMEから戻ってゆく。クル―セイダーIII巡航戦車(Crusader III)は、それまでのオードナンス2ポンド40ミリQF速射砲に変えてオードナンス6ポンド57ミリQF速射砲を搭載。
THE BRITISH ARMY IN TUNISIA 1943、 Catalogue number: NA 781, Part of MINISTRY OF INFORMATION SECOND WORLD WAR COLOUR TRANSPARENCY COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category:Photography, Creator: No. 2 Army Film & Photographic Unit Stubbs (Sergeant) 
Object description: A repaired Crusader tank leaves a REME workshop, 12 February 1943.写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (NA 781)引用。


クル−セーダーCrusader I巡航戦車Mk.Iは、オードナンス社50口径2ポンド40ミリQF速射砲を搭載、車体前面装甲40ミリ、乗員4-5名の巡航戦車。
クル−セーダーCrusader II巡航戦車Mk.IIは、オードナンス社50口径2ポンド40ミリQF速射砲を搭載、車体前面装甲を49ミリに強化したが搭載エンジンは同じ。クル−セーダー巡航戦車は車体が小型のため、Mk.IもMk.Iも当初予定した車体前面左の機関銃の銃塔は装備していない。
クル−セーダーCrusader III巡航戦車Mk.IIIは、1941年3月に開発された新型砲塔にオードナンス社43口径6ポンド57ミリQF速射砲Mk.IIIを搭載、車体前面の装甲を51mmへ一層強化したクルーセーダー巡航戦車の最終型。実戦への初参戦は、1942年10月の北アフリカ、エルアランメインの戦い。クル−セーダーCrusader巡航戦車Mk.IIIは、ビルマBurma)、インドの戦線には投入されていない。

写真(右)1943年3月6日、イギリス、スパルタン演習中のイギリス軍近衛装甲師団の将校がクル―セイダー巡航戦車 (Crusader III)の前に地図を広げて話し合っている。 クル―セイダーIII巡航戦車(Crusader III)は、それまでのオードナンス2ポンド40ミリQF速射砲に変えてオードナンス6ポンド57ミリQF速射砲を搭載。
THE BRITISH ARMY IN THE UNITED KINGDOM 1939-45、 Catalogue number: H 27808, Part of MINISTRY OF INFORMATION SECOND WORLD WAR COLOUR TRANSPARENCY COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category:Photography, Creator: War Office official photographer Tanner (Lt), 
Object description: Officers of Guards Armoured Division consult a map laid out on the front of a Crusader III during Exercise 'Spartan', 6 March 1943. 写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (H 27808)引用。


写真(右)1943年3月15日、北アフリカ、トリポリのドックから王室電気機械工兵部隊の仕事場に移動するイギリス軍クルセイダーCrusader巡航戦車
THE BRITISH ARMY IN NORTH AFRICA 1943、Catalogue number: E 22964, Part of WAR OFFICE SECOND WORLD WAR OFFICIAL COLLECTION, Subject period: Second World War
Alternative Names: object category: Black and white,  Creator: No 1 Army Film & Photographic Unit Lambert (Sgt
Object description: Newly-arrived Crusader tanks being driven from the docks in Tripoli to the Royal Electrical and Mechanical Engineers port workshops, 15 March 1943..
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (E 22964)引用。


写真(右)1943年3月29日、北アフリカ、エルハマ、イギリス軍のクル―セイダー巡航戦車(Crusader)
THE BRITISH ARMY IN THE UNITED KINGDOM 1939-45、 Catalogue number: NA 1638, Part of MINISTRY OF INFORMATION SECOND WORLD WAR COLOUR TRANSPARENCY COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category:Photography, Creator: No. 2 Army Film & Photographic Unit Silverside, John (Sgt), 
Object description: Crusader tanks in El Hamma, 29 March 1943. 写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (NA 1638)引用。


クル―セイダーCrusader 巡航戦車諸元
全長:5.98m、全幅:2.64m、全高:2.24m
重量:20t
最高時速:43km/h 、行動距離:161km
兵装:Mk I, II:オードナンス社2 ポンド40ミリQF速射砲 (40 mm Ordnance QF 2 pounder)、搭載砲弾数110発
Mk III: オードナンス社 QF 6 pdr (57 mm) 速射砲、搭載弾丸数65発
車載機銃:7.92mm ベサ機関銃(同軸機銃)
装甲:50mm
エンジン:ナッフィールドNuffieldガソリンエンジン340hp/1,500rpm

写真(右)1943年6月23日、イギリス、スクッド・ポンツーンを使った人工桟橋のテストに参加したイギリス軍クル―セイダーIII巡航戦車 (Crusader III):クル―セイダーIII巡航戦車(Crusader III)は、それまでのオードナンス2ポンド40ミリQF速射砲に変えてオードナンス6ポンド57ミリQF速射砲を搭載。
イギリス軍の巡航戦車は「C」で始まる戦車に相応しい、たとえば歴史的単語とするとしていたため、"Crusader"(十字軍)と命名された。
THE BRITISH ARMY IN THE UNITED KINGDOM 1939-45、 Catalogue number: H 30925, Part of MINISTRY OF INFORMATION SECOND WORLD WAR COLOUR TRANSPARENCY COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category: Colour, Creator: War Office official photographer Tanner (Lt), 
Object description: Crusader III tanks cross to a floating pier from a 'Spud' pontoon during artificial harbour tests, 23 June 1943. 写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (H 30925)引用。


写真(右)1943年6月23日、北アフリカ、イギリス軍クル―セイダーII巡航戦車(Crusader II): クル―セイダーII巡航戦車(Crusader II)は、オードナンス2ポンド40ミリQF速射砲にを搭載。クルーセーダーIIになって、オードナンス6ポンド57ミリQF速射砲に強化された。
6TH SOUTH AFRICAN ARMOURED DIVISION IN TRAINING IN THE MIDDLE EAST, 2 SEPTEMBER 1943、 Catalogue number: E 4204E, Part of MINISTRY OF INFORMATION SECOND WORLD WAR COLOUR TRANSPARENCY COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category: Colour, Creator: War Office official photographer Tanner (Lt), 
Object description: Crusader Mk II tank. 写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (E 4204E)引用。


クル―セイダー巡航戦車(Crusader)諸元
重量:19.1トンから20.0トン
全長:5.97 m、全幅:2.77 m、全高:2.24 m
乗員:Mk III: 3名 (戦車長、砲手, 運転手)
Mk I, II: 4名 あるいは 5名 (戦車長、砲手, 運転手+ 砲手;装填、砲塔旋回)
装甲:Mk I: 40ミリ、 Mk II: 49ミリ, Mk III: 51ミリ
兵装: Mk I, II: 2ポンド40ミリ速射砲 QF 2 pdr (40 mm) 110発
Mk III: 6ポンド57ミリ速射砲 QF 6 pdr (57 mm) 65 発
車載機銃: 1 or 2 × ベサ機銃(Besa machine gun) 4,950 発
エンジン:Nuffield Liberty Mark II, III, or IV
27-litre V-12 液冷ガソリンエンジン 340 bhp (254 kW)
Power/weight: 17.2-18 hp/tonne
トランスミッション:Nuffield constant mesh、 4-speed-and-reverse
サスペンション: Christie helical spring
車底間隔:0.41 m
搭載燃焼: 110 Imperial gallons(燃料タンク3個) 航続距離: 整地 200 マイル (322 km) 、 不整地 146 マイル (235 km)
最高時速: 整地 26 mph (42 km/h)、不整地 15 mph (24 km/h)

写真(右)1943年6月23日、北アフリカ、イギリス軍クル―セイダー巡航戦車(Crusader II):クル―セイダーII巡航戦車(Crusader II)は、オードナンス2ポンド40ミリQF速射砲にを搭載。クルーセーダーIIになって、オードナンス6ポンド57ミリQF速射砲に強化された。
6TH SOUTH AFRICAN ARMOURED DIVISION IN TRAINING IN THE MIDDLE EAST, 2 SEPTEMBER 1943、 Catalogue number: E 4203E, Part of MINISTRY OF INFORMATION SECOND WORLD WAR COLOUR TRANSPARENCY COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category: Colour, Creator: War Office official photographer Tanner (Lt), 
Object description: A trainee tank driver at the controls of a Crusader tank. 写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (E 4203E)引用。


写真(右)1943年9月2日、中近東、イギリス軍第6装甲師団の訓練生がアメリカ製M3グラントGrant 中戦車、イギリス製クルセイダー巡航戦車、アメリカ製M4シャーマン中戦車の戦列を見学する。
Catalogue number: E 4211E, Part of WAR OFFICE SECOND WORLD WAR OFFICIAL COLLECTION, Subject period: Second World War
Alternative Names: object category: Black and white,
Object description: Trainee crews practising gun cleaning on Grant, Crusader and Sherman tanks.
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (E 4211E)引用。


  アメリカ軍が北アフリカ戦に加わったのは、1942年11月8日、トーチ作戦から。アメリカ軍とイギリス軍は、フランス領モロッコ、仏領アルジェリアの海岸に上陸しドイツ軍とイタリア軍を挟撃した。

 クルセイダー巡航戦車(Cruiser Tank Mk VI Crusader (A15))は、1940年6月のフランス敗北、ダンケルク撤退の後、イギリスは、ドイツのイギリス本土侵攻の危機に直面していた、1940年に開発された。後部搭載のエンジンに対して、車体前面にラジエターと空気取り入れ口を取り付けたため、エンジンの熱気が車内に拡散したカヴェナンター巡航戦車( Cruiser Tank, Mark V, Covenanter (A13 Mark III))の欠点をあらためた。

アメリカ製リバティー V型12気筒液冷ガソリン・エンジン(出力340馬力)を採用したクルセイダー巡航戦車(Cruiser Tank Mk VI Crusader (A15))は、カベナンター巡航戦車より車体が30cm延長され、転輪が1個増設されて5個を装着した。兵装は、傾斜装甲に囲まれた砲塔に50口径2ポンド(40mm)速射砲を搭載、同軸機関銃として7.92mmベサBESA機関銃1丁、車体前面左に車載機銃としてやはり7.92mmベサBESA機関銃1丁を装備している。

 クル―セイダー対空戦車(Crusader Anti Aircraft)は、1943年までには旧式化してしまったために、歩兵支援や対戦車戦闘以外の用途に価値う擁することが計画された。原形は、そこで、高性能のボフォース(Bofors)社40mm対空機関砲、エリコン(Oerlikon)社20mm機関砲を搭載することが検討された。

写真(右)1943年9月2日、中近東、イギリス軍クルセイダー巡航戦車の砲塔を外して、標的射撃訓練をする。実弾ではなく小銃で弾道を検査している。
6TH SOUTH AFRICAN ARMOURED DIVISION IN TRAINING IN THE MIDDLE EAST, 2 SEPTEMBER 1943、Catalogue number: E 4206E, Part of WAR OFFICE SECOND WORLD WAR OFFICIAL COLLECTION, Subject period: Second World War
Alternative Names: object category: Black and white,
Object description: Gunnery instruction using a specially mounted Crusader tank turret fitted with a rifle, firing at a target tank on a miniature range.
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (E 4206E)引用。


写真(右)1943年、北アフリカ、チュニジア、チュニスまで移動する準備をしているイギリス軍王室装甲軍の戦車兵と王室通信兵が戦車長エルム曹長のクルセイダー巡航戦車のオードナンス6ポンド57ミリ速射砲の手入れをしている。
THE BRITISH ARMY IN NORTH AFRICA, 1943: THE DRIVE ON TUNIS、Catalogue number: TR 939, Part of MINISTRY OF INFORMATION SECOND WORLD WAR COLOUR TRANSPARENCY COLLECTION, Subject period: Second World War
Alternative Names: object category: Black and white, Creator: War Office official photographer Loughlin (Sgt)
Object description: Sergeant Elms of 16/5 Lancers and his tank crew at El Aroussa; Trooper Bates, Royal Armoured Corps, Signalman Bower, Royal Corps of Signals, and Trooper Goddard, Royal Armoured Corps, clean the 6-pounder gun of their Crusader tank while preparing for the drive on Tunis.
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (TR 939)引用。


⇒クルセーダー巡航戦車と北アフリカ戦線を戦ったアメリカ製M3リーLee/グラントGrant中戦車を見る。


3−2.イギリス陸軍 クル―セイダーCrusader III AA Mk III対空戦車

写真(右)1943年3月25日、ドーセットの装甲戦闘車量学校、ボフォース40ミリ対空機関砲を装備したイギリス軍のクルーセーダーCrusader III AA対空戦車:搭載した40ミリ機関砲(1門)は、スウェーデンの兵器メーカーのボフォース(Bofors)社の開発になり、西側連合国海軍艦船も搭載した。生産台数は200輌だが、狭い砲塔内での40ミリ機関砲操作が困難だったためか、後の対空戦車はスイスのエリコン(Oerlikon)社20ミリ機関銃2丁を装備した。これが、クルーセーダーCrusader III AA Mk II対空戦車である。
THE BRITISH ARMY IN THE UNITED KINGDOM 1939-45、Catalogue number: H 28356, Part of WAR OFFICE SECOND WORLD WAR OFFICIAL COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category: object category: Photography, Creator: War Office official photographer Menzies (Cpl), Object description: Crusader III anti-aircraft tank with 40mm Bofors gun, at the Armoured Fighting Vehicle School, Gunnery Wing at Lulworth in Dorset, 25 March 1943. 写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・IWM (H 28356)引用。


 クル―セイダー対空戦車Crusader Anti Aircraft)原型は野戦用の40mm機関砲をそのままクルーセイダーCrusader III巡航戦車の車体に搭載したもので、これがクルーセイダーIII対空戦車 Mk I(Crusader III,AA, Mark I)である。

 しかし、開放式の砲座では乗員の保護に難点があり、装甲砲塔に機銃を装備するように改修された。当初、密閉式砲塔に3連装20タイプのクルーセイダールーIII対空戦車が検討されたが、これは実用化されなかった。

 クル―セイダー対空戦車Crusader III AA Mk III)は、3連装ではなく2連装20ミリ機関砲を搭載したが、これは艦船にも搭載されてい銃を戦車砲塔に搭載できるように改修したタイプである。そして、砲塔の傾斜装甲は、対空用のため必要ないと判断された。その代り、砲塔内の操作性を向上するため、砲塔内の容積拡大を企図した垂直装甲とした。

写真(右)1944年6月7日、北フランス、ノルマンディーのゴールドビーチに上陸したイギリス軍第7装甲師団第22装甲旅団のクルーセーダーCrusader III AA Mk III対空戦車:車体前面が傾斜装甲板1枚(傾斜角20度)に簡易化されたM3A3スチュアート Stuart Mk.V軽戦車。重量 13.7トン、全幅2.55 m、全高2.57 m、重量14.5 t、砲塔装甲:防楯51ミリ、前面38ミリ、側・後面32ミリ、車体前面・側面25ミリ(1インチ)、53.5口径37ミリ(砲弾搭載数174発)、ディーゼルエンジンあるいはガソリン空冷エンジンを搭載、最高時速は整地で50キロ。クルーセーダーCrusader III AA Mk III巡航戦車は、43口径6ポンド(57ミリ)Mk.III戦車砲を装備、車体前面装甲51mmの強化型のクルーセーダー最終型のイギリス軍の独自設計の戦車。
THE BRITISH ARMY IN THE NORMANDY CAMPAIGN 1944、Catalogue number: B 5129, Part of WAR OFFICE SECOND WORLD WAR OFFICIAL COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category: object category: Photography, No 5 Army Film & Photographic Unit Laing (Sgt), Object description: Crusader AA Mk III tank, 'Allahkeefek' of 22nd Armoured Brigade HQ, 7th Armoured Division, coming ashore from a landing ship, Gold area, 7 June 1944. 写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・IWM (B 5129)引用。


 クル―セイダー対空戦車(Crusader Anti Aircraft)は、1943年までには旧式化してしまったために、歩兵支援や対戦車戦闘以外の用途に価値う擁することが計画された。原形は、そこで、高性能のスウェーデンのボフォース(Bofors)社40mm対空機関砲、スイスのエリコン社Oerlikon)20mm機関砲を搭載することが検討された。

対空砲装備の砲塔では、地上水平方向からの砲弾を気にする必要はなく、傾斜装甲は必要ない。しかし、対空機銃の操作を容易にするために、砲塔内の容積拡大を図った。そのため、砲塔は垂直装甲板で囲まれている。

写真(右)1944年6月7日、北フランス、ノルマンディーのゴールドビーチに上陸したイギリス軍第7装甲師団第22装甲旅団のクルーセーダーCrusader III AA Mk III対空戦車に先導されているアメリカ製M3A3スチュアート Stuart Mk V軽戦車:車体前面が傾斜装甲板1枚(傾斜角20度)に簡易化されたM3A3スチュアート Stuart Mk.V軽戦車。重量 13.7トン、全幅2.55 m、全高2.57 m、重量14.5 t、砲塔装甲:防楯51ミリ、前面38ミリ、側・後面32ミリ、車体前面・側面25ミリ(1インチ)、53.5口径37ミリ(砲弾搭載数174発)、ディーゼルエンジンあるいはガソリン空冷エンジンを搭載、最高時速は整地で50キロ。クルーセーダーCrusader III AA Mk III巡航戦車は、43口径6ポンド(57ミリ)Mk.III戦車砲を装備、車体前面装甲51mmの強化型のクルーセーダー最終型のイギリス軍の独自設計の戦車。
Catalogue number: B 5124, Part of WAR OFFICE SECOND WORLD WAR OFFICIAL COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category: object category: Photography, Creator: No 5 Army Film & Photographic Unit Flack (Lt), Object description: Crusader III AA Mk III, 'Skyraker' (aka 'The Princess') of 22nd Armoured Brigade, 7th Armoured Division, leads a column of Stuart Mk V tanks moving off from Gold area, 7 June 1944. 写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・IWM (B 5124)引用。


 クル―セイダー対空戦車Crusader Anti Aircraft)原型は野戦用の40mm機関砲をそのままクルーセイダーCrusader III巡航戦車の車体に搭載したもので、これがクルーセイダーIII対空戦車 Mk I(Crusader III,AA, Mark I)である。
 しかし、開放式の砲座では乗員の保護に難点があり、装甲砲塔に機銃を装備するように改修された。当初、密閉式砲塔に3連装20タイプのクルーセイダールーIII対空戦車が検討されたが、これは実用化されなかった。

写真(右)1944年7月18日、北フランス、グッドウッド作戦に従事するイギリス軍第27装甲旅団スタッフォードシャー・ヨーマンリー義勇隊のクルーセーダーCrusader III AA Mk III対空戦車とM4シャーマン中戦車(左):。
THE BRITISH ARMY IN THE NORMANDY CAMPAIGN 1944、Catalogue number: B 7522, Part of WAR OFFICE SECOND WORLD WAR OFFICIAL COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category: object category: Photography, No 5 Army Film & Photographic Unit Laing (Sgt), Object description: A Sherman tank and Crusader AA Mk III of the Staffordshire Yeomanry, 27th Armoured Brigade, during Operation 'Goodwood', 18 July 1944. 写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・IWM (B 7522)引用。


 クル―セイダー対空戦車Crusader III AA Mk III)は、3連装ではなくスイスのエリコン(Oerlikon)社20mm機関砲2連装20ミリ機関砲を搭載したが、これは艦船にも搭載されていたものを砲塔に搭載できるように改修したタイプである。そして、砲塔の傾斜装甲は、対空用のため必要ないので、容積を拡大できるように垂直装甲とし大型化を図った。

写真(右)1944年8月、北フランス、アロマンシュ=レ=バンの砂浜海岸に建設された人口埠頭マルベリー港に戦車揚陸艦LSTを使って上陸するイギリス軍のクルーセーダーCrusader III AA Mk III対空戦車(左):
THE BRITISH ARMY IN THE NORMANDY CAMPAIGN 1944、Catalogue number: B 8439, Part of WAR OFFICE SECOND WORLD WAR OFFICIAL COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category: object category: Photography, No 5 Army Film & Photographic Unit Harrison (Sgt), Object description: A Crusader AA tank comes ashore from an LSTon to the pierhead at the Mulberry artificial harbour at Arromanches, August 1944. 写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・IWM (B 8439)引用。


1944年6月のヨーロッパ侵攻時で、イギリス軍はノルマンディ「ゴールドビーチ」に上陸したが、ゴールドは秘匿名称であり、実際の地名はアロマンシュ・レ・バンの海岸だった。イギリス軍は、大量の補給物資、兵力を揚陸するために、ここに巨大な人工埠頭「マルベリー港」(Mulberry harbour)」を建築した。これは、巨大な鋼鉄とコンクリート構造物の杭をいくつも遠浅の海に沈めて固定し、その間を、全長60mの巨大なコンクリート構造物を数十個繋いで構築する即製の港である。埠頭の全長は2キロほどとなる。 「マルベリー港」 (Mulberry harbour)の建設作業は、1944年6月7日に着手され、マルベリーAは6月16日夕方に完成した。しかし、6月19日から22日にかけて、マルベリー港 (Mulberry harbour)大きな時化に襲われ破損してしまった。

写真(右)1945年3月6日、ドイツ西部、エッセン西方20キロ、オランダ国境近くのイスム、イギリス軍第8装甲旅団の旅団長パマーがクルーセーダーCrusader III AA Mk III対空戦車の脇で地図を検討している。
THE BRITISH ARMY IN NORTH-WEST EUROPE 1944-45、Catalogue number: B 15234, Part of WAR OFFICE SECOND WORLD WAR OFFICIAL COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category: object category: Photography, No 5 Army Film & Photographic Unit Christie (Sgt), Object description: Brigadier G E Prior-Palmer (right), commanding 8th Armoured Brigade, consults a map in Issum, Germany, 6 March 1945. A Crusader AA tank of the Nottinghamshire Yeomanry (Sherwood Rangers), can be seen in the background. 写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・IWM (B 15234)引用。



3−3.イギリス戦車クルーセーダー工作戦車 Crusader ARV

写真(右)1943年頃、イギリス、イギリス軍クルーセーダーCrusader ARV 工作戦車:ブレン軽機関銃を二連装にして対空機銃として装備している。
THE BRITISH ARMY IN THE UNITED KINGDOM 1939-45, Catalogue number: H 27696, Part of FIGHTING VEHICLE ESTABLISHMENT CHOBHAM 、 Subject period: Second World War、  Alternative Names: object category: Black and white, Creator: War Office official photographer Wooldridge (Sgt)
Object description: Crusader ARV with A-frame jib and twin Bren AA mount.
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・IWM(H 27696)引用。


写真(右)1943年頃、イギリス、イギリス軍クルーセイダーCrusader ARV 工作戦車:クルーセイダー巡航戦車の砲塔を撤去して重量を軽減し、牽引力を向上させている。
THE BRITISH ARMY IN THE UNITED KINGDOM 1939-45, Catalogue number: H 27697, Part of FIGHTING VEHICLE ESTABLISHMENT CHOBHAM 、 Subject period: Second World War、  Alternative Names: object category: Black and white, Creator: War Office official photographer Wooldridge (Sgt)
Object description: Crusader ARV with A-frame jib and twin Bren AA mount.
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・IWM(H 27697)引用。


イギリス軍クルーセイダーCrusader ARV 工作戦車は、クルーセイダー巡航戦車の砲塔・主砲を撤去して重量を軽減し、牽引力を向上させている。また、取り去った砲塔跡には、対空用のブレン軽機関銃を二連装にして装備している。エリコン社Oerlikon)20ミリ機銃と比較すると、7.7ミリブレン機銃の対空戦闘能力は著しく低いが、乗員の士気を維持するための火器装備であろう。


4−1.イギリス戦車 セントー(ケンタウル)巡航戦車 Cruiser Mk VIII Centaur (A27L)

写真(右)1942年9月29日、イギリス、イギリス軍A27L セントー(ケンタウル)Mk VIII Centaur巡航戦車の側面記録写真
BRITISH TANKS AND ARMOURED FIGHTING VEHICLES 1939-45、 Catalogue number: KID 883, Part of MINISTRY OF SUPPLY (KIDBROOKE) COLLECTION、 Subject period: Second World War、  Alternative Names: object category: Colour, Creator: WAR OFFICE FILM LIBRARY COLLECTION, 
Object description: Cruiser Mk VIII Centaur (A27L).写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・IWM (KID 883)引用。


写真(右)1943-1944年頃、イギリス(?)、6ポンド法を装備したイギリス軍A27L セントー(ケンタウル)Cruiser tank Mk VIII Centaur (A27L) 巡航戦車: 巡航戦車は「C」で始まる戦車に相応しいたとえば歴史的単語から命名していた。
TANKS AND AFVS OF THE BRITISH ARMY 1939-45, Catalogue number: H 30038, Part of MINISTRY OF INFORMATION SECOND WORLD WAR CENSORSHIP BUREAU LIBRARY OF PRESS PHOTOGRAPHS: CLASSIFIED PRINT COLLECTION、 Production date: 1944-03, Subject period: Second World War、  Alternative Names: object category: Black and white, CreatorWar Office official photographer Harrison (Sgt)
Object description: Cruiser tank Mk VIII Centaur (A27L) with Mk 5 6-pdr gun.
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・IWM(H 30038)引用。


写真(右)1943-1944年頃、イギリス(?)、イギリス軍A27L セントー(ケンタウル)Centaur Mk VIII 巡航戦車
TANKS AND AFVS OF THE BRITISH ARMY 1939-45, Catalogue number: STT 7721, Part of SCHOOL OF TANK TECHNOLOGY COLLECTION、 Subject period: Second World War、  Alternative Names: object category: Black and white,
Object description: Cruiser Mk VIII Centaur (A27L).
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・IWM(STT 7721)引用。


写真(右)1943年3月、イギリス、ロンドン郊外、第6装甲戦闘車AFV保管庫のイギリス軍A27L セントー(ケンタウル)Centaur Mk VIII 巡航戦車Cruiser Mk VIII Centaur (A27L):
THE A27 CRUISER Mk VIII CENTAUR TANK, Catalogue number: H 35020, Part of SCHOOL OF TANK TECHNOLOGY COLLECTION、 Subject period: Second World War、  Production date:1943-03、 Alternative Names: object category: Black and white, Creator: War Office official photographer Morris (Sgt)
Object description: Newly-built Centaur Mk III tanks lined up for despatch to units in the issue park at No. 6 AFV Depot at Slough, near London, March 1943. 
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・IWM(H 35020)引用。


Cruiser Tank Mark VIII (A27L) Centaur
重量:28,74トン、乗員: 5名
全長:6352ミリ、全幅:2895ミリ、全高:2444ミリ
車体装甲:前方上面 64ミリ/ 0度、前方下面 57ミリ、側面 32ミリ
砲塔装甲:前面 76ミリ/ 0度、側面 51ミリ + 12,7ミリ
オードナンス6ポンド57ミリ速射砲(QF 6 pounder)
ナフィールド社Nuffield Liberty V12 Gasoline, 27L, 340hp
速度:27 mph (43.5 kph) 、航続距離:165 miles (266 km)

A27L セントー(ケンタウル)Mk VIII 巡航戦車は、ナフィールドNuffield社リバティー・エンジン( Liberty V12 Gasoline) 27リッター, 340馬力を搭載しているので、A27の後にLibertyの表記をしている。元来、スーパーマリン・ミーティアエンジンを搭載するはずだったが、航空機用へ優先配備されたため、アメリカ製エンジンのライセンス生産であるリバティー・エンジン(Liberty Engine)に変更されたのである。

写真(右)1943年頃(?)、イギリス(?)、隊列を為して道路を行進するイギリス軍A27L セントー(ケンタウル)Centaur巡航戦車あるいはクロムウェル巡航戦車
CROMWELL & CENTAUR TANKS, Catalogue number: H 38868, Part of SCHOOL OF TANK TECHNOLOGY COLLECTION、 Subject period: Second World War、  Alternative Names: object category: Black and white, Creator: War Office official photographer
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 リバティー・エンジン(Liberty V12)は、イギリス軍戦車A13 Mk.III巡航戦車, A13 Mk.II 巡航戦車、A15クルーセーダーCrusader Mk.VI 巡航戦車, A24 Cavalier Mk.VII巡航戦車にも搭載されたほか、ソ連赤軍のBT-2快速戦車、BT-5快速戦車のエンジンとしてもライセンス生産されている。

  クロムウェルCromwell 巡航戦車は、飛行機用エンジンのロールスロイス社マーリン(Merlin)V型12気筒液冷ガソリン・エンジンを戦車用に改修ロールスロイス社ミーティアRolls-Royce Meteor)エンジン搭載する高速巡航戦車として、1941年に開発された。しかし、航空機への配備が優先されたために、キャヴァリエ巡航戦車と同様のナフィールド社ライセンス生産のアメリカ製リバティー(Liberty)V型12気筒液冷ガソリン・エンジンを搭載した。これが、A27セントー巡航戦車である。

写真(右)1944年4月25日、イギリス中部、バーミンガム東40キロのレスターにある装甲戦闘車保管所で修理・保管中のイギリス軍A27L セントー(ケンタウル)Centaur IV 巡航戦車
TANKS AND AFVS OF THE BRITISH ARMY 1939-45、 Catalogue number: H 37812, Part of MINISTRY OF INFORMATION SECOND WORLD WAR CENSORSHIP BUREAU LIBRARY OF PRESS PHOTOGRAPHS: CLASSIFIED PRINT COLLECTION、 Subject period: Second World War、  Alternative Names: object category: Photography, Creator: War Office official photographer Lockeyear W T (Capt), 
Object description: Centaur tank being washed prior to servicing at No. 8 AFV depot at Leicester, 25 April 1944.
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・IWM (H 37812)引用。


 リバティー・エンジン(Liberty V12)は、イギリス軍戦車A13 Mk.III巡航戦車, A13 Mk.II 巡航戦車、A15クルーセーダーCrusader Mk.VI 巡航戦車, A24 Cavalier Mk.VII巡航戦車にも搭載されたほか、ソ連赤軍のBT-2快速戦車、BT-5快速戦車のエンジンとしてもライセンス生産されている。

写真(右)1944年6月13日、北フランス、カーン西方10キロのティイ=シュル=ソルを前進するイギリス軍王室海兵隊支援グループのA27L セントー(ケンタウル)Centaur IV 巡航戦車: 95mm砲を装備。
TANKS AND AFVS OF THE BRITISH ARMY 1939-45、 Catalogue number: B 5458, Part of MINISTRY OF INFORMATION SECOND WORLD WAR CENSORSHIP BUREAU LIBRARY OF PRESS PHOTOGRAPHS: CLASSIFIED PRINT COLLECTION、 Subject period: Second World War、  Alternative Names: object category: Colour, Creator: No 5 Army Film & Photographic Unit Laing (Sgt), 
Object description: Centaur IV tank of the Royal Marines Armoured Support Group near Tilly-sur-Seulles, 13 June 1944.  Label: A Centaur Mk IV tank of the Royal Marines Armoured Support Group near Tilly-sur-Seulles, Normandy, 13 June 1944.
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・IWM (B 5458)引用。


写真(右)1944年6月13日、イギリス、イギリス軍王室海兵隊支援グループ、第2砲兵隊H中隊のA27L セントー(ケンタウル)Centaur IV 巡航戦車: 95mm砲を装備している。
TANKS AND AFVS OF THE BRITISH ARMY 1939-45、 Catalogue number: B 5457, Part of MINISTRY OF INFORMATION SECOND WORLD WAR CENSORSHIP BUREAU LIBRARY OF PRESS PHOTOGRAPHS: CLASSIFIED PRINT COLLECTION、 Subject period: Second World War、  Alternative Names: object category: Colour, Creator: No 5 Army Film & Photographic Unit Laing (Sgt), 
Object description: Centaur IV tank with 95mm howitzer of 'H' Troop, 2nd Battery, Royal Marine Armoured Support Group, 13 June 1944.  Label: Centaur IV tank of 'H' Troop, 2nd Battery, Royal Marine Armoured Support Group, 13 June 1944.
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・IWM (B 5457)引用。



4−2.イギリス戦車 A27L セントー(ケンタウル)ドーザー工作戦車 Centaur Dozer

写真(右)1943年頃、イギリス、イギリス軍A27L セントー(ケンタウル)Centaur Dozer.ドーザー工作戦車ARMOURED FIGHTING VEHICLES, Catalogue number: MH 9863, Part of FIGHTING VEHICLE ESTABLISHMENT CHOBHAM 、 Subject period: Second World War、  Alternative Names: object category: Black and white, Creator: No 5 Army Film & Photographic Unit Laing (Sgt)
Object description: Centaur Dozer.
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・IWM(MH 9863)引用。


写真(右)1943年頃、イギリス、イギリス軍A27L セントー(ケンタウル)Centaur Dozer.ドーザー工作戦車ARMOURED FIGHTING VEHICLES, Catalogue number: MH 13993, Part of FIGHTING VEHICLE ESTABLISHMENT CHOBHAM 、 Subject period: Second World War、  Alternative Names: object category: Black and white, Creator: No 5 Army Film & Photographic Unit Laing (Sgt)
Object description: Centaur Dozer.
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・IWM(MH 13993)引用。


写真(右)1943年頃、イギリス、イギリス軍A27L セントー(ケンタウル)Centaur Dozer.ドーザー工作戦車ARMOURED FIGHTING VEHICLES, Catalogue number: MH 14081, Part of FIGHTING VEHICLE ESTABLISHMENT CHOBHAM 、 Subject period: Second World War、  Alternative Names: object category: Black and white, Creator: No 5 Army Film & Photographic Unit Laing (Sgt)
Object description: Centaur Dozer.
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・IWM(MH 14081)引用。



5.イギリス軍 A27M クロムウェル 巡航戦車 Mk VIII Cromwell VI

 A27L セントー巡航戦車のライト・エンジンを変換しロールスロイス社ミーティアRolls-Royce Meteor)V型12気筒液冷ガソリン・エンジンを搭載したA27M クロムウェルCromwell 巡航戦車は、1943年1月からの生産にずれ込んだ。クロムウェル戦車の命名は、清教徒革命に鉄騎兵を率いて戦ったオリバー・クロムウェル(Oliver Cromwell)卿に因んでいる。

GERMAN TANKS AND MILITARY VEHICLES OF THE SECOND WORLD WAR写真(右)1944年6月26日、イギリス軍第11装甲師団司令部第4ロンドン・カントリーヨーマンリーのクロムウェルCromwell 巡航戦車の前で食事の準備をしている戦車兵。
THE BRITISH ARMY IN THE NORMANDY CAMPAIGN 1944, NEAR MALTON IN YORKSHIRE, 29 SEPTEMBER 1942、 Catalogue number: B 6011, Part of MINISTRY OF INFORMATION SECOND WORLD WAR COLOUR TRANSPARENCY COLLECTION, Production date: 1944-06-26、Subject period: Second World War Alternative Names: object category: Colour, Creator: War Office official photographer, 
Object description: A Cromwell command tank, named 'Taureg II', of 11th Armoured Division HQ leads a Centaur OP tank with dummy gun and two Shermans during Operation 'Epsom', 26 June 1944. 写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・IWM (B 6011)引用。


Mk.VIII クロムウェルCromwell巡航戦車諸元
全長:6.35m、全幅:2.91m、全高:2.49m
重量:27.5t 、乗員:5名
サスペンション:クリスティー方式
最高時速:整地 64km/h、航続距離:278km
兵装:40口径75mm速射砲、7.92mmベサ機関銃2丁
砲塔:前面 64+12.7mm、側面 51+12.7mm、後面 44+12.7mm、上面 20mm
車体:前面 64mm、側面 32-25mm、後面 32-14mm
エンジン:ロールス・ロイス ミーティアRolls-Royce Meteor V12 ガソリンエンジン 600馬力 (450kW)

⇒イギリス軍クロムウェルCromwell巡航戦車を見る。


6.イギリス陸軍マチルダ II 歩兵戦車 Infantry Tank Mk II Matilda (A12)

写真(右)1941年6月15日、イギリス南部、ドイツ軍の本土侵攻を想定した訓練に参加したイギリス軍A12 マチルダ Mk II Matilda II 歩兵戦車:バスケットから食事を取り出して朝食の準備をしている戦車兵たち。
THE BRITISH ARMY IN THE UNITED KINGDOM 1939-45、 Catalogue number: H 10662, Part of WAR OFFICE SECOND WORLD WAR OFFICIAL COLLECTION, Subject period:Second World War Alternative Names: object category: Black and white,
Creator: War Office official photographer Tanner (Lt)
Object description: The crew of a Matilda tank prepares breakfast in front of their vehicle, during an anti-invasion exercise in the South of England, 15 June 1941. 写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・IWM (H 10662)引用。


A12 マチルダ II Mark II Matilda歩兵戦車 諸元
全長:5.61 m、全幅:2.59 m、全高:2.52 m
重量:27.0 t
最高速度:(整地)24.1 km/h、航続距離:257 km
兵装:オードナンス52口径2ポンド(40ミリ)速射QF砲(搭載砲弾数 93発)
砲塔装甲:全周75 mm 上面20 mm
車体装甲: 前面上部75 mm、側面上部70 mm、側面下部45 mm
エンジン:液冷V型6気筒ディーゼル2基 174馬力
生産台数2890輌

⇒イギリス陸軍マチルダ II 歩兵戦車 Infantry Tank Mk II Matilda (A12)


7.イギリス陸軍バレンタイン Valentine 歩兵戦車

写真(右)1941年6月23日、イギリス、ノールウィッチ近くで行われる演習に加するために、トレーラーで運搬する準備をしているイギリス軍のバレンタイン歩兵戦車 :砲塔には2ポンド40ミリ速射砲を搭載している。
THE BRITISH ARMY IN THE UNITED KINGDOM 1939-45、 Catalogue number: H 10984, Part of MINISTRY OF SUPPLY (KIDBROOKE) COLLECTION, Subject period: Second World War、 Alternative Names: object category: Black and white, Creator: War Office official photographer Puttnam (Lt)
Object description: Valentine tanks of 6th Armoured Division being unloaded from railway flat-cars in preparation for exercises near Norwich, 23 June 1941. 写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (H 10984)引用。


バレンタインValentine 歩兵戦車の諸元
全長:5.4 m
全幅:2.6 m
全高:2.2 m
重量:17 t
最高時速:15 km/h(整地)、8 km/h(不整地)
兵装:Mk.I-VII:50口径2ポンド40ミリQF速射砲(::Ordnance Quick-Firing 6-pounder
Mk.VII-X:6ポンド砲
Mk.XI:75ミリ砲

MK.I-VII, X, XI:ベサ同軸機銃1丁
乗員:3〜4 名
エンジン:AEC A189 ガソリンエンジン135馬力

イギリス陸軍バレンタインValentine歩兵戦車を見る。


8.イギリス陸軍チャーチル Churchil 歩兵戦車(A22)−イギリス製主力戦車

写真(右)1942年10月、イギリス、イギリス軍王室戦車連隊第43大隊連隊A中隊とB中隊のA22チャーチルMk.II歩兵戦車 :A22チャーチルMk.II歩兵戦車は、オードナンス2ポンド40ミリQF速射砲を鋳型鋳造の丸みを帯びた砲塔に搭載し、Mk.I車体にあったオードナンス3インチ榴弾砲は撤去し、車載機銃を取り付けたタイプ。
Catalogue number: TR 214, Part of MINISTRY OF INFORMATION SECOND WORLD WAR COLOUR TRANSPARENCY COLLECTION, Subject period: Second World War Alternative Names: object category: Colour, Creator: War Office official photographer Malindine E G (Lt), 
Object description:Churchill tanks of A and B Squadrons, 43rd Battalion, Royal Tank Regiment, 33rd Brigade in line abreast wait to move off as squadron leaders and tank commanders discuss operations in the foreground.  Label: Churchill tanks of 43rd Battalion, Royal Tank Regiment on manoeuvres in the UK, October 1942. 写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (TR 214)引用。


 チャーチルChurchil Mk I 歩兵戦車が車体に搭載したオードナンス3インチ(76.2ミリ)榴弾砲Ordnance QF 3-inch howitzer)の諸元
口径Calibre: 3 インチ (76 mm)
砲身長Length of barrel: 75 インチ (1,900 mm) (25口径)
重量Weight: 256 pounds (116 kg)
砲口初速Muzzle velocity: 毎秒600-700フィート(180-210メートル)
薬莢Ammunition Cartridge: 直径76.2mmx長さ13mm
榴弾HE: 13.9 ポンド (6.3 kg)
射程Range 2,000-2,500 ヤード (1,800-2,300 m)

⇒イギリス陸軍 チャーチルChurchill歩兵戦車


9.イギリス軍 A30 チャレンジャー巡航戦車 Cruiser Mk.VIII Challenger

写真(右)1944年頃、イギリス、イギリス軍のA30 チャレンジャー(Challenger)巡航戦車 :Mk.VIII クロムウェル巡航戦車 (A27)にM4シャーマン・ファイアフライ戦車と同じオードナンス17ポンド76.2ミリ速射砲(QF 17 pounder)を搭載。
TANKS AND AFVS OF THE BRITISH ARMY 1939-45、 Catalogue number: KID 906、Part of MINISTRY OF SUPPLY (KIDBROOKE) COLLECTION, Subject period: Second World War、  Alternative Names: object category: Black and white、Object description: Cruiser tank Challenger (A30).
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (KID 906)引用。


⇒イギリス軍A30 チャレンジャー巡航戦車 Cruiser Mk.VIII Challengerを見る。


10.イギリス軍A34 コメット巡航戦車 Cruiser Tank Comet

写真(右)イギリス、イギリス軍のA34 コメット巡航戦車 Cruiser Tank Cometの記録写真(斜め前方よりの撮影):オードナンス58.3口径17ポンド76.2ミリ速射砲が大型で搭載するのが困難だった。そこで、この17ポンド砲と砲弾(実包)を小型化した新型の77ミリHV砲を装備した。
TANKS AND AFVS OF THE BRITISH ARMY 1939-45、 Catalogue number: KID 957, Part of MINISTRY OF SUPPLY (KIDBROOKE) COLLECTION、 Subject period: Second World War、Alternative Names: object category: Black and white,
Object description: Cruiser tank Comet I (A34)
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (KID 957)引用。
A34 コメット巡航戦車 Cruiser Tank Cometの諸元:
全長:7.77 m、車体長:6.55 m、全幅:3.04 m、全高:2.67 m
重量:33 t、 乗員:5 名
最高時速:50 km/h(整地)、航続距離:250 km
兵装:77 ミリHV、7.92ミリベサ機関銃2丁
砲塔装甲:前面102ミリ、側面 64ミリ、後面 57ミリ
車体装甲:前面下部 64ミリ、前面 74ミリ、側面上部32ミリ+14ミリ、後面32ミリ
車体上面 20-25ミリ、砲塔上面25ミリ
発動機:ロールスロイス・ミーティアMeteor液冷ガソリンエンジン600 馬力 (447 kW)
生産台数: 1944年143輌、1945年5月まで598輌。

A34 コメット巡航戦車 Cruiser Tank Comet

⇒イギリス軍A27M クロムウェル 巡航戦車 Mk VIII Cromwell VI (A27M)
⇒イギリス軍A30 チャレンジャー巡航戦車 Cruiser Mk.VIII Challenger
⇒イギリス軍A34 コメット巡航戦車 Cruiser Tank Comet


11−1.ケベック会談のイギリス首相ウィストン・チャーチルとアメリカ大統領フランクリン・ルーズベルト

写真(右)1943年8月、カナダ、ケベック、ケベック要塞のテラスでシャトー・フロントナックを背景にしたカナダ首相マッケンジー・キング(Mackenzie-King:後列左)、イギリス首相ウィストン・チャーチル(後列右)とアメリカ大統領フランクリン・ルーズベルト(前列左)とカナダ総督アスローン伯爵(Earl of Athlone)アレクサンダー・ケンブリッジ(Alexander Cambridge:前列右)
THE QUEBEC CONFERENCE, CANADA, AUGUST 1943, Catalogue number: TR 1347, Part of MINISTRY OF INFORMATION SECOND WORLD WAR COLOUR TRANSPARENCY COLLECTION,Bernard Montgomery Subject period: Second World War Alternative Names: object category: Photography, Creator: British official photographer
Object description: Group photograph on the terrace of the Citadel in Quebec, on the occasion of the First Quebec Conference, with the Chateau Frontenac in the background. Front row: President Roosevelt of the United States and the Earl of Athlone, Governor General of Canada; back row: Mr Mackenzie-King, Prime Minister of Canada and the Prime Minister, the Right Hon Winston Churchill, MP.
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (TR 1347)引用。



11−2.モロッコのイギリス ウィストン・チャーチル首相と自由フランス

1943年4月22日から5月13日の戦闘で、西側連合軍は、チュニジア(Tunisia)からドイツ・イタリア軍を完全に駆逐し、7月にはイタリアのシシリー島への上陸、ハスキー作戦を開始した。そして、9月9?14日には,イタリア本土のサレルノに上陸し、橋頭堡を確保した。1944年1月1日、イギリス空軍(RAF)は、421機の爆撃機を出動させ、ベルリンを夜間空襲した。 1944年1月22-31日には,ローマにほど近いアンチオ(Anzio)に上陸して、ローマ解放を目指していた。

写真(右)1944年1月、モロッコ、マラケシュのイギリス首相ウィストン・チャーチルと亡命政権の自由フランス政府シャルル・ド・ゴール首相:当時、チャーチル65歳に対して、、ヒトラー51歳、ド・ゴール54歳、ルーズベルト58歳、スターリン61歳であり、チャーチルは高齢であり、戦争指導者として不利だったが、彼の意思の強さは格別だった。
WINSTON CHURCHILL IN MARRAKESH, MOROCCO, JANUARY 1944, Catalogue number: TR 1506, Part of MINISTRY OF INFORMATION SECOND WORLD WAR COLOUR TRANSPARENCY COLLECTION,Bernard Montgomery Subject period: Second World War Alternative Names: object category: Photography, Creator: War Office official photographer,
Object description: The Prime Minister, the Rt Hon Winston Churchill, MP (wearing the uniform of an air commodore) with General de Gaulle during the inspection of French troops at Marrakesh. Label: Winston Churchill with General de Gaulle during an inspection of French troops at Marrakesh in Morocco, January 1944.
写真はイギリス帝国戦争博物館 Imperial War Museum登録・ IWM (TR 1506)引用。


1944年1月12日、ウィストン・チャーチル(Winston Churchill)首相とシャルル・ドゴールCharles de Gaulle)将軍は、この日から2日間、モロッコ(Morocco)のマラケシュMarrakesh)で会談し,自由フランス軍の西側連合軍への参戦、ヨーロッパ侵攻、解放後のフランスの行政管理について話し合った。

 シャルル・アンドレ・ド・ゴール(Charles André de Gaulle:1890- 1970)は、第二次大戦勃発時には、大佐で新編成された第4装甲師団長として、果敢な攻撃精神を発揮し、直ぐに陸軍次官に任命された。1940年6月、ポール・レノー首相の下、国防次官に任命されるとともに、史上最年少49歳で准将に昇格した。そして、危機的状況を打開するために、ロンドンでウィンストン・チャーチル首相と同盟関係の強化を図ったが、直ぐにフランス降伏に直面した。そこで、徹底抗戦を企図したドゴール准将は、チャーチルの協力終えて、英仏連を成立させ、降伏したフランスを否認し、独立を維持する国際的地位を手に入れ、事実上、フランス亡命政府を樹立する。これが、自由フランス政府である。そして、BBCラジオを通じて、フランス国民にドイツに対するレジスタンスを呼びかけ、対独戦争の継続を主張した。1959年には大統領に就任。

⇒イギリス軍A22 チャーチル歩兵戦車 Churchil Infantry tank
⇒イギリス軍A43 ブラックプリンス歩兵戦車Infantry tank Black Prince



12.ソ連赤軍のT-34中戦車とドイツ軍III号戦車・IV号戦車

T-34戦車は,BT快速戦車を引き継ぐもので,米軍クリスティー戦車方式のサスペンションだった。1939年に試作車が完成,12月に制式となり,1940年から量産開始。大戦中,76.2ミリ砲装備T-34/76戦車は3万台,85ミリ砲装備T-34/85戦車は2万台以上が生量された。 ⇒ソ連赤軍T-34戦車を見る。

1939年9月のポーランド侵攻,1940年5月のフランス侵攻の時のドイツ戦車の主力は,II号戦車(重量7.2トン,55口径2センチ砲KwK 30 L/55装備),チェコ38(t)戦車(重量9.8トン,48口径3.7センチ砲Kw.K.38(t) L/48.7装備)だった。

ドイツ軍の主力と位置づけられたIII 号戦車は,1935年に早くも開発が開始されている。III 号はそれまでのドイツ戦車とは異なって,搭乗員に,戦車長(専属)を追加して,5人とした。

つまり,戦車長,操縦手,砲手,無線手(前方機銃手),装填手という機能別の乗員割りである。こうして,戦車長が指揮に専念できるようになり,機動力とならんで,戦車の集団用法が可能になった。

?号戦車の主砲は3.7センチ砲で,射程1000メートルで30mmの装甲を貫徹できた。これは,当時の戦車を劇はできる攻撃能力であり,対戦車戦闘も可能だった。しかし,開発から5年後の1940年5月のフランス侵攻では,47口径の3.7センチ砲では英陸軍マチルダ戦車,フランス陸軍ソミュアS-35戦車の装甲には不十分だった。

3.7センチ砲を装備していたIII 号戦車Pz.Kpfw.III(Sd. Kfz. 141)は,1941年後半,ソ連軍T-34に対抗するために,60口径5センチKw.K.39 L/60,その後1942年末から長砲身43口径7.5センチStuK40L/43に換装した。しかし,T-34戦車には,この程度の対戦車戦闘能力では通用しなかったため,生産中止。車体は,対戦車戦可能な突撃砲として1万台も量産された。

IV号戦車E型(PzKpfw IV Ausf.E)諸元
全備重量21トン,全長5.9メートル,全幅2.8メートル,車高2.7メートル
時速42キロ(整地),航続距離200キロ,乗員5人
兵装:7.5センチ24口径砲(KwK 37 L/24),7.92ミリMG34機銃2丁

1941年6月勃発の独ソ戦当時,ドイツ軍戦車の主力は,新型のIII号戦車(重量22トン,46.5口径3.7センチ砲 KwK 36装備)と?号戦車(重量22トン,24口径7.5センチ砲KwK 37 L/24装備)だった。この中戦車は,長砲身3.7センチ砲あるいは短砲身5センチ砲を装備した対歩兵支援戦車だった。

2011年7月刊行の『写真・ポスターに見るナチス宣伝術-ワイマール共和国からヒトラー第三帝国へ』青弓社(2000円)では、反ユダヤ主義、再軍備、ナチ党独裁、第二次世界大戦を扱いました。
 ここでは日本初公開のものも含め130点の写真・ポスターを使って、ヒトラーの生い立ち、第一次大戦からナチ党独裁、第二次大戦終了までを詳解しました。
バルカン侵攻、パルチザン掃討戦、東方生存圏、ソ連侵攻も解説しました。


◆毎日新聞「今週の本棚」に『写真・ポスターから学ぶ戦争の百年 二十世紀初頭から現在まで』(2008年8月25日,青弓社,368頁,2100円)が紹介されました。ここでは,第二次大戦,ユダヤ人虐殺・強制労働も分析しました。


ナチ党ヒトラー独裁政権の成立:NSDAP(Nazi);ファシズムの台頭
ナチ党政権によるユダヤ人差別・迫害:Nazis & Racism
ナチスの優生学と人種民族:Nazis & Racism
ナチスの再軍備・人種差別:Nazism & Racism
ナチスT4作戦と障害者安楽死:Nazism & Eugenics
ドイツ国防軍のヒトラー反逆:Ludwig Beck
ゲオルク・エルザーのヒトラー暗殺未遂:Georg Elser
ポーランド侵攻:Invasion of Poland;第二次大戦勃発
ワルシャワ・ゲットー写真解説:Warsaw Ghetto
ウッジ・ゲットー写真解説:Łódź Ghetto
ヴィシー政権・反共フランス義勇兵:Vichy France :フランス降伏
バルカン侵攻:Balkans Campaign;ユーゴスラビア・ギリシャのパルチザン
バルバロッサ作戦:Unternehmen Barbarossa;ソ連侵攻(1)
スターリングラード攻防戦;Battle of Stalingrad :ソ連侵攻(2)
ワルシャワゲットー蜂起:Warsaw Uprising
アンネ・フランクの日記とユダヤ人虐殺:Anne Frank
ホロコースト:Holocaust;ユダヤ人絶滅
アウシュビッツ・ビルケナウ収容所の奴隷労働:KZ Auschwitz
マウトハウゼン強制収容所:KZ Mauthausen
ヒトラー:Hitler
ヒトラー総統の最後:The Last Days of Hitler
自衛隊幕僚長田母神空将にまつわる戦争論
ハワイ真珠湾奇襲攻撃
ハワイ真珠湾攻撃の写真集
開戦劈頭の「甲標的」特別攻撃隊

サイパン玉砕戦:Battle of Saipan 1944
沖縄玉砕戦と集団自決:Battle of Okinawa 1945
沖縄特攻戦の戦果データ
戦艦「大和」天1号海上特攻 The Yamato 1945
人間爆弾「桜花」Human Bomb 1945
人間魚雷「回天」人間爆弾:Kaiten; manned torpedo
海上特攻艇「震洋」/陸軍特攻マルレ艇
日本陸軍特殊攻撃機キ115「剣」
ドイツ軍装甲車Sd.Kfz.250/251:ハーフトラック
ドイツ軍の八輪偵察重装甲車 Sd.Kfz. 231 8-Rad
スターリングラード攻防戦;Battle of Stalingrad
ソ連赤軍T-34戦車
VI号ティーガー重戦車
V号パンター戦車
ドイツ陸軍1号戦車・2号戦車
ドイツ陸軍3号戦車・突撃砲
ドイツ陸軍4号戦車・フンメル自走砲
イギリス軍マチルダMatilda/バレンタインValentine歩兵戦車
イギリス陸軍A22 チャーチル歩兵戦車: Churchill Infantry Tank Mk IV
イギリス軍クルーセーダーCrusader/ カヴェナンター/セントー巡航戦車
イギリス陸軍クロムウェル/チャレンジャー/コメット巡航戦車
アメリカ軍M3Aスチュアート軽戦車/M3グラント/リー中戦車
アメリカ陸軍M4シャーマン中戦車Sherman Tank
イギリス軍M4A4シャーマン・ファイアフライ Sherman Firefly戦車
シャーマン・クラブフライル地雷処理戦車 Sherman Crab Flail
英軍M10ウォルブリン/アキリーズ駆逐自走砲GMC
ドイツ国防軍のヒトラー反逆:Ludwig Beck
ゲオルク・エルザーのヒトラー暗殺未遂:Georg Elser
アンネの日記とユダヤ人
与謝野晶子の日露戦争・日中戦争
ドルニエ(Dornier)Do-X 飛行艇
ルフトハンザ航空ユンカース(Junkers)Ju90輸送機
ドイツ空軍ハインケル(Heinkel)He111爆撃機
ドイツ空軍ユンカース(Junkers)Ju-88爆撃機
ドイツ空軍ユンカース(Junkers)Ju-188爆撃機/Ju388高高度偵察機
ルフトハンザ航空フォッケウルフ(Focke-Wulf)Fw200コンドル輸送機
ドルニエ(Dornier)Do18飛行艇
ドルニエ(Dornier)Do24飛行艇
アラド(Arado)Ar-196艦載水上偵察機
ブロームウントフォッスBV138飛行艇
ブロームウントフォッスBV222飛行艇
ドイツ空軍ユンカース(Junkers)Ju-88爆撃機/夜間戦闘機
ドイツ空軍(Luftwaffe)メッサーシュミット戦闘機
ドイツ空軍フォッケウルフ(Focke-Wulf)Fw-190戦闘機
ドイツ空軍総司令官ヘルマン・ゲーリング元帥
ハンセン病Leprosy差別

2016年7月17日開設の当鳥飼研究室へのご訪問ありがとうございます。データ引用の際は,出所を明記するか,リンクをしてください。

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