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◆アジア現代社会写真館:鳥飼行博研究室: TORIKAI LAB Original Photo Gallery


薪採取とバイオマス
Harvesting Firewood in Commons


貴州省の持続可能な農業
Sustainable Agriculture


剣川県の瓦作り窯業
Roof Tiles in Jianchuan


中国雲南省のタバコ生産
Tobacco Production in Yunnan


ローカルコモンズの牧畜
Local Commons in Yunnnan


中国雲南省の白族定期市
Bai People & Market


雲南省白族の仏教祭礼
Bai People & Buddhism


中国雲南省剣川県の古鎮
Jianchuan Village



北京のトイレ・日中友好病院
Health Care & Toilet


中国北京の食品製造工場
Food Manufacturing Plant


北京・河南の鉄道
China Train


中国河南省の農村と薪採取
Village of Henan


河南省開封市の繁華街
Kaifeng



アメリカの農業・工業
US Agriculture & Industry


アメリカの豊かな生活
Country Life Picture



ハンセン病資料館・多磨全生園
Hansen's Disease Sanatoria



優生学・差別・障害者
Persons with disabilities



障害者安楽死T4作戦
Disability & T4Aktion



ジプシー/シンティ・ロマ迫害
Romani & Gypsies



日本優生学のハンセン病隔離
Hansen's disease



キリスト教のハンセン病差別救済
Christian charity:Leprosy





多摩環境組合清掃工場
Waste Power Generator



浮島資源化施設・廃棄物発電所
Recycling & Waste-to-Energy



浅川水再生センター(下水処理)
Tama Sewerage System 2016



サントリービール工場2016
Suntory Beer Factory



日産座間事業所2015
Nissan's Zama Center



国立療養所多磨全生園
Hansen's Disease Museum



三栄レギュレーター・三光精工
Sanei Regulator, Sankoseiko



多摩上流水再生センター
Water Reclamation Center



メガソーラーと資源化センター
Mega Solar Power Plant



武蔵野ビール工場2015
Suntory Musashino Brewery



日東亜鉛川崎工場
NITTO GALVANIZING CO



かわさきエコ暮らし未来館
Solar-Farm



川崎ゼロエミッション工業団地
Eco-Industrial Park



大阪西成区ゼミ貧困調査
Nishinari, Osaka, 2013



大阪ATCグリーンエコプラザ
Osaka Green EcoPlaza 2013



大阪ATCエイジレスセンター
Osaka Ageless Center 2013



大阪ミナミ新世界/道頓堀
Minami, Osaka 2013


芝浦水再生センター
Tokyo Sewerage System 2013





現代の平和人権戦争
War & Peace links



平和人権リンク集
Human Rights



環境平和学
Global Peace and Environment



対人地雷の撤去
Land Mine Demining



『アジア地域コミュニティ経済学 フィリピンの棚田とローカルコモンズ』東海大学出版部





タイの米作農村
Thai Ricefarmer


タイの養蚕・家内工業
Thai Sericulture


タイシルク反物生産
Thai Silk Products


タイのコモンズ:牛水牛の牧畜
Commons & Pastoralism





熱帯林の衛星映像
Deforestation



日本の空中写真
Aerial Photography



四川省丹巴県の堆肥作り
Farmer & Composting



四川省甘孜蔵族の農業
Garzê Tibetan Agriculture




福建省南靖県のお茶畑
Tea Plantation in Nanjing



福建省南靖土楼群
World Heritage Fujian Tulou



琵琶湖岸:湖西の農業・漁業
Lake Biwa



大分県玖珠郡九重町の棚田
Rice Terraces & The Kusu





成都四川青銅器文化三星堆
Bronze Age Culture





歴史人物・偉人伝記
Biography & Saga





ヘレンケラー伝記
Helen Keller



ヘレンケラー後半生
Helen Keller in Japan



ヘレンケラー研究リンク集
Helen Keller Studies



アン・サリバン伝記
Miracle Worker Sullivan


マザーテレサ伝記
Mother Teresa Biography





戦争協力する女性
総力戦:Mobilization



アメリカの軍用機生産
Color Pictures:Mobilization



アメリカの兵士動員
Color Pictures:US Soldiers



アメリカの農業・工業・鉱山
Industry of 1940s



アメリカの豊かな生活
Life of Uited States



第二次大戦リンク集
WW2 links


 
アジア太平洋戦争一覧
Second World War Links



大刀洗飛行学校「隼」馬場安
Shizuka Baba 2015



中国輜重自動車隊小島康次
Yasuji Kojima 2014



「雪風」水雷員西崎信夫
Nobuo Nishizaki 2013



彗星/東海搭乗員渡辺亘
Wataru Watanabe 2013



魚雷艇/潜水艦乗員鈴木忠典
Tadanori Suzuki 2013



鳥飼担当の授業・ゼミ
Photos of My Class





戦争-平和学
Global Peace and Environment



【アジア太平洋戦争写真一覧】
War Pictures



戦争ポスターリンク集
War Posters



学習まんが『サリバン先生 ヘレン・ケラーとともに歩んだ教育者』集英社



学習まんが『ヘレン・ケラー 世界に希望の光をあたえた奇跡の人』集英社



マニラ市パヤタス廃棄物処分場
Payatas Dumping Site



ごみ山跡地の農業
SmokeyMountain2016



マニラ市トンド草の根民活
Tondo, Manila 2016



スラムの福祉・医療
Empowerment Institute



マニラ世界遺産イントラムロス
Intramuros 2016



マニラ市荷袋リサイクル
Recycling Sacks



スモーキーマウンテン研修
SmokeyMountain2015



パヤタスNGOリカ縫製作業所
NPO Likah Payatas



パヤタス廃棄物処分場ゼミ研修
Payatas Slum 2015



マニラ庶民市場のゼミ研修
Pasay & Litex Market



パヤタスのスラム街ゼミ研修
Payatas Slum 2014



ルブアガン町山村の小学校
Elementary School



カリンガ州の柴刈り
Firewood Collection



ブッシュナイフ鍛造の鍛冶屋
Metalsmithing at Tinglayan



山村の鍛冶屋ナタの鍛造
Blacksmith at Lubuagan



箒材料タイガーグラス収穫
Harventing Tiger Grass



タイガーグラス箒の製造
Tiger Grass Broom



山村の稲刈りと豆脱穀
Threshing Beans, Kalinga



早乙女による田植え
Rice Transplanting 2013



カリンガ州棚田の田植え
Rice Terrace, Kalinga 2013



カリンガ州棚田の稲刈り
Rice Terrace, Cordillera



カリンガ州山村の小学校
Elementary School at Kalinga



カガヤン州ツゲガラオの市場
Tuguegarao, Cagayan



マニラ世界遺産イントラムロス
Intramuros Manila 2013



マニラキアポ教会と市場
Quiapo Church & Market



パヤタス貧困ゼミ調査
Payatas Hearth Center 2013



パヤタスのジャンクショップ
Junk Shops at Payatas 2013



スモーキーマウンテンゼミ研修
Smokey Mountain 2013



メトロマニラのスラム街
Payatas Litex and Sulm 2011



パヤタスごみリサイクル施設
Waste and Recycling 2011



マニラのパヤタス廃棄物処理場
Scavenger at Payatas, 2002



セブ市のアルミ再生工場
Aluminum Recycling Plant



バタンガスの自動車工場
Jeep Manufacturing Plant



セブ島の造船所
Shipyard at Cebu





鳥飼入門ゼミ新入生研修2016
New Student Induction Program



2013年「開発経済学」
Development Economics



2006年鳥飼ゼミ生

My Students 2006


2004年講義「開発経済学」
Lectures at a Grance



2004年度鳥飼ゼミ生
My Seminar 2004



『社会開発と環境保全 開発途上国の地域コミュニティを対象とした人間環境論』
東海大学出版会


『開発と環境の経済学 人間開発論の視点から』
東海大学出版会


『写真・ポスターに見るナチス宣伝術 ワイマール共和国からヒトラー第三帝国へ』
青弓社


『写真・ポスターから学ぶ戦争の百年 二十世紀初頭から現在まで』
青弓社

鳥飼写真館をお訪ねいただきありがとうございます。本館は,2004年10月25日の開設です。写真などを引用する際は,URLなど出所を明記してください。

<ワーク・シェアリングによるリスク分散>

収穫の一定比率を報酬としたり,作柄を実ながら雇う農業労働者の数を決めたりすることは,農家が雇用労働者へ支払いをする場合,不作で収穫が少なければ支払いも少なく,豊作で収穫が多ければ支払いも多いのであって,リスク負担は小さくなる。また,同じ年であっても,土地条件の違いから,各農家の収穫には大きな差が生まれる。降水量が少なく水の得にくい土地が不作であっても,水が得やすい低地の収穫は豊作かもしれず,またこの逆もありうる。

 このように,同じ地域コミュニティ内の農家にあっても個々の収穫は不確実であるため,個々の農家が自分の土地の収穫にのみ所得を依存していれば,毎年の所得は大きく変動する。しかし,地域コミュニティの全農家について収穫の平均値は,個々の農家の収穫よりも安定している。つまり,収穫の不確実性に大数の法則が成立すれば,相互雇用によって多くの農家の下で少しずつ収穫を分けてもらうことで,毎年の所得の変動は小さくなる。換言すれば,収穫の不確実性の下で,相互雇用は所得安定化の機能を持っており,そのために地域コミュニティの慣習となっていると考えられる。

 こうした所得安定化は課税や生活保護手当の支給等による生活保障と同じく事後的な所得再分配によっても達成できる。しかし,地域コミュニティがこのような再分配政策を実施するには権力の正統性がなく困難である。また,再分配を合意した地域コミュニティのメンバーには,高い収穫を得た後,自家労働の投入の多さ,経営管理の良さなどを理由に,低収穫の農家への再分配を拒否するかも知れない。また所得再分配が実施されるのであれば,他の農家の収穫を当てにでき,怠けていても損はしないのであり,地域コミュニティにおける労働インセンティブは低下する。このように事後救済がとられることを見越して怠惰になるモラル・ハザードの存在のために,地域コミュニティにおいても事後的な所得再分配の実施は困難である。

 しかし,相互雇用は事後的な所得再分配ではなく,報酬を伴う雇用によって労働インセンティブを維持し,モラル・ハザードを抑制している。

 したがって,農家の雇用労働依存はインカム・シェアリングというよりも,雇用労働を地域コミュニティのメンバーに分与している点を強調してワーク・シェアリングと呼ぶほうが適切である。相互扶助,住民参加,情報交換,社会的制裁を通じて,住民相互の信頼関係が醸造されている地域コミュニティにあっては,低い取引費用でワーク・シェアリングが実施でき,所得安定化,生活保障の利益が生まれる。 

 農家が土地なし労働者に農作業を依存するのは,貧困者に所得を無償分与するよりは労働力の有効活用につながるうえに,土地喪失や失業のリスクを軽減できるという利点が指摘できる。小作農家には土地を地主から取り上げられるリスクがあり,自作農家でも家族員を含め,病気や災害によって土地を失ったり,家族員の雇用機会がなくなったりする。そうであれば万が一の場合でも、誰かに土地なし労働者として雇ってもらえるように,自分も日頃から土地なし労働者を雇用する, すなわち仕事の分与というワーク・シェアリングを行うはずである。
 

<草の根民活>

 従来まで,開発には民間大企業,国営企業,外資,政府の役割が強調され、個人経営体,家族無償労働,女子,地域コミュニティ,都市インフォーマル部門は、社会的弱者として,ソーシャルセイフティネットの対象として改善の対象とみなされてきた。しかし、開発の担い手に,中間所得層を当てるために,彼らを新たに持続可能な開発に参加する主体として認識すべきであろう。

 つまり,開発途上国にあっては,個人経営体,個人経営体に雇用される民間雇用者,家族無償労働が広範に存在しており,農業はもちろん,製造業やサービス業という産業部門にあっても重要な役割を担っている。そこで,企業やその下で雇用される民間雇用者(勤労者)だけではなく,彼らも開発と環境保全の担い手としての役割を認めるのである。

<スラムと都市インフォーマル部門>

スラム (Slum) とは、交通・エネルギー・衛生・教育などのインフラが不十分で、都市貧困層の暮らす居住区である。しかし、外見にもかかわらず、そこは、生半可な知識や偏見を抱いた識者が言うように「公共サービスが受けられない」のではないし、「荒廃状態にある状況」とは言い難い。開発途上国の大都市には、どこでもスラム街といっていい地区があるが、そこは貧しいけれども、住民が必死に苦労して生きている場所であり、草の根の民間活力の感じられる場所である。

開発途上国の人口増加と都市化の進展に伴って、スラム人口 (Slum population)人口は増加傾向にあり、2007年時点で、10億人はスラム居住者であると推測され、国別では、中国1.7億人、インド1.1億人、パキスタン2750万人、インドネシア2680万人、フィリピン2390万人、ブラジル4570万人、メキシコ1180万人、ナイジェリア4530万人、スーダン1550万人などされる。

スラムの特徴として高失業率があげられるが、これは正確な表現ではない。なぜならスラム住民で、正規の工場労働者、サラリーマンはきわめて少なく、多くは自らが仕事を作り出している状況にあるからである。

<ローカルコモンズ/自然共有資源>

入会地里山は、無償で利用はできるが、アクセスが、地域コミュニティのメンバーに限定されていたり、現地住民が相互利益に配慮しながら管理してたりしている。つまり、里山は、「ローカル・コモンズ」の一種である。現地住民は、地域コミュニティの他のメンバーの利益に配慮して、ローカル・コモンズを利用する。そこで、フリーライダーモラルハザードが抑制され、「コモンズの悲劇」は生じにくい。

◆つまり、現地住民が利用する里山・入会は、自由にアクセスできる自由財ではなく、地域コミュニティのメンバーに限って利用できるローカル・コモンズであり、持続可能な利用がされてきた。

◆ローカルコモンズは、世界各地に古くから存在してきた。そして、地域コミュニティの現地住民による利用と管理の下にあった。このようなローカル・コモンズとして里山や入会地が維持できるのであれば、フリーライダー、モラルハザードに起因する里山の崩壊、すなわち「コモンズの悲劇」は、起こらないであろう。

◆入会・里山は、牧草あるいは薪という「バイオマス」供給源であり、飼料や再生可能エネルギーを住民に提供してきた。バイオマスというと、現在の日本では、バイオマス発電バイオ液体燃料など間接利用が注目されているが、歴史的には、入会の牧草利用、里山からの薪採取という形で、住民に無償でバイオマスという再生可能エネルギー供給していた。これは、草の根民活として、地域コミュニティの住民が、自主的に入会・里山を管理していたことを示すものである。

◆他方、日本の里山の再生が唱えられているが、NPOやボランティアのメンバーが、薪炭などを利用する現地住民でない場合、里山復活は困難な場合が多い。里山利用に伴う利益が、レジャーや自然観察に留まっているのであれば、 財政支援あるいは税制上の優遇措置が必要かもしれない。

◆以上のように、ローカルコモンズは、飼料や再生可能エネルギーの供給源として、利用され、保全されてきた。つまり、持続可能な開発に大いに関連している。里山の議論を、自然と親しむとか、身近な緑を守るとか、狭い範囲に限定するのではなく、バイオマス利用の場として、世界に通用する視点で、持続可能な社会形成に役立てるべきであろう。 この意味で、日本に限らず、ローカルコモンズの利用と管理は、開発途上国の地域コミュニティに学ぶべき点が多い。

ゼミナールの方針
  3年生のHKゼミナールは、1週間1時間半2コマ、半年1学期30回の授業で4単位に過ぎませんが、これからの大学生活の中では、極めて重要な位置を占めています。まさに、これで自分の進路、就職が決まるといっても過言ではありません。
 進路就職には、部活動、サークル、アルバイトなど大学時代に時間をかけた経験がものをいいますが、その主軸やベースとなるのは、大学で学ん
だ自分の専門分野です。これを欠いてしまえば、大学生あるいは大卒とは言えないからです。  学びには、地道な勉強や広く深い知識が求められますが、これはなかなか自分のものにはできません。なぜなら窮屈で退屈で楽しい時があまりないのが勉強だからです。ですが、これを乗り越えて、社会人や会社のスタッフよりも少しは勝っている、分かっている、ということが表現できれば、自信がついて、どんな分野の進路就職でもついてくるのです。なるほど、こんなことも知ってるとはしっかりしている、俺にもできないこんな経験をしてきたのか、といった具合に相手が感心してくれれば、自分の専門を認めさせることができます。相手が納得してくれれば、進路就職の道も大きくひらかれます。
 そのためには、自分の専門とする分野で働く人たちに聞き取りをしたり、その現場を訪問・見学したりするフィールド調査が役に立ちます。鳥飼ゼミでは、ゼミナール1だけでも、環境保全施設(下水浄化場、清掃工場など)、環境配慮型工場(ゼロエミッション工業団地、メガソーラーなど)から被差別者の住む国立療養所など6-7カ所を毎年訪問、聞き取り調査をしています。また、夏季休業を利用して、4-5泊程度のフィリピン(あるいは中国、韓国)研修を実施し、スラム、地方自治体、診療所、保育園、NPO、環境保全施設、大学で住民、行政マン、大学生、農家に聞き取りをしています。このような経験は、一流の社会人でも滅多にできないことで、大学生のうちにフィールド調査の経験を積むことは、忘れられないインパクトを持って、皆さんのやる気や能力を引き出してくれます。
 残念ながら、新たな挑戦を恐れ、日常のマンネリの中で居続ける学生も少なくありません。機会もあり、資力もあるのに「外」で出て「非日常」を経験するのを億劫がっているようです。こうして大学生活の4年間を無為に過ごすよりも、積極的な活動やインパクトのある経験を通じて、学びを進め、自分の思う通りの進路就職に巡り合う、というのが鳥飼ゼミナールの目標です。

当写真館へのご訪問ありがとうございます。このサイトは,おもに鳥飼ゼミのメンバーと当ゼミに関心のある方ののために用意したものです。被撮影者の方は,web公開の同意を得ていますが,撮影者の方々の個人情報保護のために写真,データの引用を控えていただきますようお願いいたします。
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