フィリピン造船業
Cebu Shipyard
フィリピン造船業
floating dock
フィリピン共和国セブ島西岸バランバン にあるTsuneishi Heavy Industries (Cebu) Inc. の浮きドック (船渠:Floating Dock )。1917年(大正6年)創業の常石造船株式会社 は、1942年に法人となり、現在、造船業で業界トップクラス。セブCebu島バンノイ にも船台2基とドック2基がある。設立は1994年9月、資本金 は3億ペソで、船舶建造・修理、プラント建設を担う。従業員数 485人(社外協力工員 5580人)。
フィリピン共和国セブ島西岸バランバン にあるTsuneishi Heavy Industries (Cebu) Inc.
は島の有数の重工業の拠点である。 写真は、船を修繕するために,船を浮上させる浮きドック (船渠:Floating Dock )。で、現地随一の大企業として雇用や技術移転に果たす役割も大きい。浮きドック : 5,000 ton,全長 128.0 × 幅 23.3 m
浮きドック : 8,500 ton,全長 139.5 × 幅 24.5 m
第1船台 : 載貨重量トン数 :5万2,000 DWT(dead weight tonnage ):,全長 200.0 × 幅 34.0 m
第2船台 : 載貨重量トン数:10万 DWT,全長 250.0 × 幅 41.0 m
造船所のあるセブ島バンノイの地図
造船所の金属工
metalwork
日本の常石造船株式会社 からこのセブ(Cebu )島バランバン のTsuneishi Heavy Industries (Cebu) Inc. に指導に赴いている日本人技術者の方に造船所を案内していただき、所長さんにお話を聞いた。管理者など経営陣にも日本人が大きな役割を果たしている。
船舶を製造する造船所 では、多数の金属工など労働者が働いているが、備え付けられている機械、設備など資本は巨大である。つまり、造船業の資本労働比率は高く、労働者一人当たりの固定資産など資本が大きい資本集約的産業 (capital-intensive industry )といえる。
金属溶接工(右)。日本の溶接工の資格としては次のようなものがある。 ■ガス溶接技能者 :ガスを用いる溶接を行う国家資格。労働安全衛生法によって、技能講習を受講が義務づけられている。金属溶接の種類: アーク溶接工;手動アーク溶接工;半自動アーク溶接工;抵抗溶接工;スポット溶接工;シーム溶接工;フラッシュバット溶接工;ガス溶接工;電子ビーム溶接工;プラズマ溶接工;レーザー溶接工;摩擦溶接工;超音波溶接工;ガス切断工;プラズマ切断工;レーザー切断工;自動車(乗用車)組立ガス溶接工
■セブ(Cebu )島日系造船所におけるCO2溶接 :これは、溶接ワイヤがトーチコンタクトチップで通電されてアーク熱 を発生させ、ワイヤ と母材と溶かし融合する溶接方法。CO2溶接の特徴やポイントは次のようなもとという。
1.1種類のワイヤで、炭素含有率0.3%未満の軟鋼 や引張強度が590 MPaから780 MPaの高張力鋼 の溶接が可能
2.溶け込みが深く強度が強い
3.全姿勢溶接が容易であらゆる形状に適用できる
4.適用範囲1.2mm〜 6mmまで(ワイヤ径φ1mmの場合)
造船所の船台整備
Berth
セブ(Cebu )島日系造船所、常石における船台 の溶接作業。金属の溶接を行う溶接などの熟練労働者 も多数育成されている。
セブ(Cebu )島日系の常石造船所。溶接工の手袋、靴、作業服など現地労働者への労働安全対策 は、地元の町工場よりも整っている。
2003年10月24日 常石造船、THIセブ工場の生産力増強を決定 には次のようにある。
<年間14隻へ建造数倍増 工場設備を拡充・強化>
常石造船株式会社(本社:広島県沼隈郡沼隈町常石1083、代表取締役社長:神原勝成、以下 常石造船)は、フィリピン・セブ島に設立した造船現地法人「Tsuneishi Heavy Industries Inc. (代表取締役社長:河野健二 、以下THI)」のセブ工場における建造量の倍増に向け、船台の新設をはじめとした同社の工場設備の大幅な増強を実施します。2004年9月に向けて、投資総額は約40億円を予定しています。
セブ(Cebu )島日系の常石造船所。溶接工の手袋、靴、作業服など現地労働者への労働安全対策 は、地元の町工場よりも整っている。
2003年10月24日 常石造船、THIセブ工場の生産力増強を決定 には次のようにある。 THIセブ工場では、2001年以降、年間7隻の5万2千トン級。バラ積み貨物船 (ハンディマックスバルカー)を中心に建造が行われています。THIは現在計画している工場設備の増強によって、2005年度には年間11隻売上高約230億円、さらに2008年度には現在の2倍となる14隻売上高約300億円の建造を可能とする計画です。
すでにTHIでは、工場用地として6万4千平方メートルに及ぶ海岸埋め立て工事に着手しており、船台の建設をはじめ常時3隻の繋留を可能とする艤装岸壁 の建設、船台クレーン の大型化、内業工場および付帯設備の増強を実施します。工事は2004年9月完了を予定、これによりセブ工場の敷地は、常石造船・多度津工場 とほぼ同じ40万平方メートルに拡張され、常石工場、多度津工場と肩をならべる常石造船グループの主力工場となります。
堅調な船舶市況を背景として、常石造船では、バラ積み船の標準船種として定評があり、現在160隻以上が就航している「TESS :Tsuneishi Economical Standard Ship」シリーズを中心に今後3年間の受注を確保しています。今後も中国の経済成長等を要因として船舶需要の伸びが予想されており、バラ積み船に対しても引き続き活発な受注が見込まれます。迅速な引き渡しと高い品質を望む船主の要求に対応するため、常石造船ではセブ工場の生産力増強を決定するに至りました。
常石造船は今後とも、日本、フィリピン、中国に展開するグローバルな生産拠点の連携、拡充をはかり、品質向上やコストダウンのとり組みを積極的に進めて、国際競争力の一層の強化をめざしていきます。
セブ(Cebu )島日系造船所。微妙な傾斜をもつ船をすえる船台 の底部を溶接する。
船台 は、水面に対して2〜3度傾斜させる。この台座の上で船舶を組み立てる。船が後ろ向きに組み立てられることが多いのは、完成した船体が台座の上を滑走して水面に進水するときに、舵やスクリュープロペラ のような突起物を、船体が浮かびかけた不安定な時に斜面や台座に当てないためという。
船舶修理
Gantry Crane
セブ(Cebu )島日系常石造船所。ガントリークレーン (gantry crane)を含む大型クレーンが林立。ガントリークレーン とは、レールの上を横に移動しながら、大きなコンテナを迅速に積みおろしするもの。
造船所 では、多数の金属工など労働者が働いているが、備え付けられている機械、設備など資本は巨大である。つまり、造船業の資本労働比率は高く、資本集約的産業 (capital-intensive industry )といえる。
セブ(Cebu )島日系の常石造船所。ガントリークレーン も使って船舶の修理工場。大きな門型構造の起重機 には、長い両脚の下端に車輪があって軌道上を移動できるようになっている。
ガントリークレーン 。造船所の埠頭に設置されていて、大型の船体ブロックや機械などの工作作業を行う。ガントリークレーン はトランスポーター(transporter crane )ともいう。
フィリピン共和国セブ島西岸バランバン にあるTsuneishi Heavy Industries (Cebu) Inc.
は、地域有数の造船業 の拠点である。
第1船台 : 載貨重量トン数 (dead weight tonnage)5万2,000 DWT,全長 200.0 × 幅 34.0 m
第2船台 : 載貨重量トン数(dead weight tonnage )。10万 DWT,全長 250.0 × 幅 41.0 m
浮きドック : 5,000 ton,L 128.0 × 幅 23.3 m
浮きドック : 8,500 ton,L 139.5 × 幅 24.5 m
金属溶接工
Welder
セブ(Cebu )島日系常石造船所。ブロック建造方式 では、あらかじめ用意された巨大な金属の船体の一部が、順序にしたがって船台上に運ばれ、精密な位置合わせが行なわれた後、溶接される。
セブ(Cebu )島日系常石造船所 。溶接工など現地労働者や事務職員のなかには日本の瀬戸内にある造船所や関連企業で1年間の研修を受けた人々もいる。金属溶接工を訓練する施設は,造船所と同じ敷地内にある。 国際研修協力機構(JITCO) 国際部の万城目氏とともに,聞き取り調査を行った。
セブ常石造船所でCO2溶接 をする金属工。これはシールドガス に炭酸ガスを使うアーク溶接で炭酸ガスアーク溶接 とも言う。シールドガス は、溶融金属・アークを大気ら保護し、アークを安定的に持続させる。ただし、アークの熱化学反応によって、一酸化炭素を発生させるので換気が求められる。
新造船の竣工 New Products
最近のTsuneishi Heavy Industries (Cebu) Inc. 建造の新鋭船舶には次のようなものがある。
TRINITY STAR (パナマ船籍)Dead Weight Tonnage : 180,643、Gross Tonnage : 92,379、Size: 286.90x45.00x24.50
TANAGER BULKER (マン島ISLE OF MAN船籍 )
DWT: 57,991、Gross Tonnage: 32,309、Size: 185.78 x 32.26 x18.00 建造Builder: Tsuneishi Heavy Industries、Balamban, Philippines オーナー
Owner: Lauritzen Bulkers、
Copenhagen, Denmark マネージャーManager: Synergy Maritime
Chennai, India マン島ISLE OF MAN船籍 は、見識あるオーナーが選ぶとされる船籍で、25 年間の有名なレッド・エンサイン登録ができる。その上に、港湾施設などの行政サービス料ともいえる「とん税」Tonnage Tax (重量税)がかからず、船舶登録料は年間1000ドルとパナマよりも安い。
AM EXPRESS (香港船籍)
DWT: 82,245、Gross Tonnage: 43,500、Size: 222.00x32.26x20.05
TENSHU MARU
DWT: 180, 630、Gross Tonnage: 92,379、Size: 286.90 x 45.00 x24.50
SOUTHERN CROSS DREAM (日本船籍) DWT: 180,694 、Gross Tonnage: 92,152、
Size: 286.90x45.00x24.50
MV SENTOSA LEADER (シンガポール船籍) DWT: 17,143、Gross Tonnage: 51,917、
Size: 174.01 x 32.20 x21.62
BULK PERU (パナマ船籍) DWT: 57,937、Gross Tonnage: 32,309、Size: 185.78x32.26x18.00
RUBY HALO (パナマ船籍) DWT: 58,086、Gross Tonnage: 32,309、Size: 182.00x32.26x18.00 BULK URUGUAY (パナマ船籍) DWT: 57,937、Gross Tonnage: 32,309、Size: 185.78x32.26x18.00
THUNDERBIRD BULKER (イギリス船籍) DWT: 57,991、Gross Tonnage: 32,309、Size: 185.78x32.26x18.00 CARDINAL VICTORY DWT: 180,737、Gross Tonnage: 32,309、Size: 286.90x45.00x18.04
BULK ECUADOR DWT: 57,937、Gross Tonnage: 32,309、Size: 185.78x32.26x18.00
CAPE SAMPAGITA DWT: 180,646、Gross Tonnage: 92,379、
Size: 286.90x45.00x24.50 川崎汽船は9月21日、フィリピンの常石造船セブ工場で、18万重量トン型ばら積運搬船「CAPE SAMPAGITA 」が竣工した。JFEスチール 向けの鉄鉱石と石炭の長期輸送契約の専用船として従事する。全長291.895m、幅45.00m、深さ24.50m、喫水18.068m、載貨重量:180,646トン、総トン数:92,379トン
トルコ向けの新造貨物船YASA KAPTAN ERBIL
Ship Type: Cargo、Length x Breadth: 190 m X 32 m Engine:MITSUI-MAN B&W Diesel Engine 6S50MC-C x1set
Speed (Max / Average): 71.7 / 11.4 knots ⇒現在のトルコ船籍貨物船YASA KAPTAN ERBIL の写真
セブ(Cebu )島日系の常石造船所で建造されたトルコ向けYASA KAPTAN ERBIL 。船倉は5カ所。
2009年5月エヌ・エヌ・エー(NNA JAPAN Co., Ltd .)の「フィリピンの経済ビジネス情報」のwebsiteに、次の記事がある。
ツネイシホールディングス常石造船カンパニー(広島県福山市)の子会社ツネイシ・ヘビー・インダストリー・セブ(THI)はこのほど、初のドックを完成した。これまで中型ばら積み船に強いといわれてきた常石造船が初めて、18万トン級ケープサイズばら積み船の建造に乗り出す。韓国の韓進重工業 が先ごろスービックで2カ所目のドックを完成するなど、フィリピン造船業界は新時代を迎えている。【吉岡由夏】
日系企業の技術移転
Technology transfer
セブ(Cebu )島日系の常石造船所溶接工の訓練所。試験を受けて合格した労働者だけが,本業務に就くことができる。金属溶接工を訓練する施設は,造船所と同じ敷地内にある。国際研修機構 (JITCO )国際部の万城目氏とともに,聞き取り調査を行った。日本占領時代もあったセブ島ですが、皆さん親切にしてくださり感謝です。聞き取り調査もはもちろん写真撮影も、労働者の協力がなくてはできません。
セブ(Cebu )島日系の常石造船所。金属溶接・溶断従事者とは、日本標準職業分類 (平成21[2009]年12月統計基準設定)によれば、アーク溶接 、抵抗溶接 などの電熱を利用して、金属を接合する仕事、酸素アセチレンガス ・プラズマ・レーザーなどのエネルギーで、金属の接合又は溶断をする仕事に従事するものをいう。金属工作機械による溶断も含まれる。ただし、鉄工、製缶作業に従事する一過程において、金属の接合又は溶断をするものは小分類〔525〕に分類される。
セブ(Cebu )島日系の常石造船所。日本の溶接工の求人サイト では、次のように述べている。 「溶接工を求人している会社は、鉄骨などを使用し建造物を建設する会社や、造船・各種車両・自動車などの鉄を使って製品を作っている会社などがあります。溶接工と呼ばれている人の仕事は、名前の漢字どおり溶かして接合する事で、主に鉄などの金属を溶接します。」 「溶接工を求人している会社は、日本国内全体的に増加しています。金属・鉄を接合する技術を習得しないと仕事が出来ない技能職である溶接工の不足により、求人が行われているのです。」
「溶接工 を求人している会社は、即戦力となる溶接の経験と高い溶接技術を持っているベテランと言われる人と、これから技術を学んで経験を積ませ一人前の溶接工まで育てる見習いとなる人材を求め、溶接工の求人対象にしています。」
「溶接工 を対象にした求人が人気を集めています。一般的に溶接工と言われる人達の仕事は、代表的な内容は鉄・金属等を接合する事で、様々な分野の業種で求人が行われています。それは、特殊な技術を要する溶接工が減っているからのようです。
溶接工の求人に対して応募できる人は、基本的に制限がありません。溶接工になる為には、うわべ上は、特別な細かい条件や特別な資格などは要りませんが、溶接工といわれる人を対称にした技術的な資格がたくさんあります。
溶接工の求人に申し込む人は、まず工業高校 で学んだ人が挙げられます。工業高校では溶接について学ぶ事ができるからです。又、溶接工の求人の対象となる人は、職業の訓練の為の学校で溶接を学んだ人達も含まれます。」
セブ(Cebu )島日系の常石造船所。。国際研修機構 (JITCO )が日本に受け入れてた外国人技能研修は7万2000人あるが、そのうち金属溶接関連は4000人、5.7%を占めている。
セブ島バランパン漁業
Fishing sakayan
セブ(Cebu )島、セブ州バランバン町 (Balamban )の無動力の漁船。張り出し式の浮きを付けた小舟はバンカと総称されるが、無動力船の場合は「サカヤンsakayan 」、14-25馬力のエンジンを搭載した動力船を「モトール」という。
セブ(Cebu )島サカヤンの漁師の持っていた漁具。針と糸、餌で釣竿は使わない。
セブ州バランバン町 (Balamban )。たとえ漁港が整備されていなくとも、木造小型船なので、人力で浜に引き上げることができる。
セブ島バランバンの農業
copra, Balamban
セブ(Cebu )島西側のバランバン (Balamban )のコプラ作業所。ココヤシの果実から胚乳を取り出し、乾燥したものがコプラCopra である。コプラ油 (椰子油)として、食用油になる。また、マーガリンなどの加工食品や石鹸の原料にもなる。
セブ(Cebu )島バランバン (Balamban )のコプラ作業所。コプラ労働者。コプラをはぎ取ってから、数日間、木やチップ、ココナツの実・殻を燃やした炉の中で乾燥させ、日干しにする。この作業は時間がかかり、汚く、苦労の多い低賃金労働とされている。
大学
University
フィリピン共和国セブ(Cebu )島西岸バランバン にあるTsuneishi Heavy Industries (Cebu) Inc. での聞き取り調査。
大学での講義「開発経済学」「環境協力論」「環境政策?」「環境政策?」は、持続可能な開発を、開発途上国、地域コミュニティの視点も含めて、分析する授業です。俗説とは異なる議論も展開しています。
持続可能な農業、特に、アグロフォレストリー、柴刈り、森林適正管理、バイオマス利用について専門的に知りたい場合は、著作一覧(アジア途上国の開発と環境保全)紀伊國屋書店 を参照してください。『地域コミュニティの環境経済学−開発途上国の草の根民活論と持続可能な開発』2007年、多賀出版 では、熱帯林の減少と地域コミュニティによる適正管理の有効性を、ローカルコモンズの視点で検討しました。『社会開発と環境保全―開発途上国の地域コミュニティを対象とした人間環境論』2002年、東海大学出版会 では、再生可能エネルギーの開発を論じたうえで、薪炭生産、用材生産、焼畑、企業的フロンティア開発という森林減少の要因を比較しました。二冊とも、発行部数1000部以下の学術図専門書です。前者は文部科学省の助成、後者は東海大学総合研究機構の助成を受けて刊行した「非商業的書籍」です。価格も本体5500円と高価です。公立図書館、大学図書館などで、希望入架してもらうことをお勧めします。 テキストの『開発と環境の経済学―人間開発論の視点から 』東海大学出版会 は、これらの研究の端緒になった著作です。
当研究室へのご訪問ありがとうございます。当サイトには,2011年11月8日以来多数の訪問者があります。論文,データ,写真等を引用する際は,URLなど出所を明記してください。ご意見,ご質問をお寄せ下さる時には,ご氏名,ご所属,ご連絡先を明記してくださいますようお願い申し上げます。
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