フィリピン,カリンガ州 Kalinga Province
フィリピンカリンガ州 Cordillera Administrative Region
カリンガ州 チコ川渓谷にあるティンラヤン町 ツルガオで、稲作や生活について、聞き取り調査を実施した。コルディリェラ行政地方 は、言語、文化の点でフィリピン独自の地位が認められている。地方政府として、独自の議会、条例が認められている。
Cordillera Administrative Region の中心都市バギオ（Baguio）から、カリンガ州の州都タブクまで、国道で結ばれているが、山岳地では未舗装の部分も残っている。
ティンラヤン町 Municipality of Tinglayan
Cordillera Administrative Region (CAR) )カリンガ州山村の棚田 。Cordillera Administrative Region (CAR) )は、アブラ州／アパヤオ州／ベンゲット州／イフガオ州／カリンガ州／マウンテン州の６州である。2010年人口センサスによれば、CAR総人口は、161万6,867人。棚田 が広がり、伝統的な高床式の木造家屋が並んでいる。左手前は、立派なコンクリ製の墓地。
棚田 。採取した柴を家屋の周囲に保管・乾燥している。高床式米蔵の前もある。
ティンラヤン町山村 Kalinga Province
棚田 。竹かごを型にして、これから稲の刈り取りに出かけるようなので同行させていただいた。棚田 は、標高1000メートルにあるので300メートルほど山道を登る。コルディリェラ行政地方 はルソン島山岳地域で海に面していない内陸地。コルディリェラ行政地方 はルソン島山岳地域で海に面していない内陸地。棚田 。標高1000メートル。
ダナナオの棚田 Dananao, Kalinga Province
ダナナオの稲刈り Dananao, Kalinga Province
棚田 に到着。服を長袖に着替えたところ。これから稲刈りを始める。
棚田 の収穫。労働交換、賃金労働が混在する稲刈りの作業。
棚田 。
棚田 が広がる。2012年8月撮影。チコ川上流には、世界遺産バナウェ・ライステラス がある。棚田 で行われた稲刈り。ユネスコの文房具を届けよう活動 の対象とはなっていないが、韓国のキリスト教会の援助がおこなわれている。棚田 。
棚田 。竹ひごを歯で噛んで引っ張り、きつく稲束を縛る。この時、「きゅっきゅっ」と音がする。
棚田 の稲刈り。2012年８月撮影。棚田 の稲刈り。2012年８月撮影。棚田 における稲刈り。2012年８月撮影。棚田 の稲刈り。2012年８月撮影。コルディリェラ行政地方
カリンガ州山村ティンラヤン町ダナナオの棚田 。標高1400メートル。コルディリェラ行政地方 カリンガ州カリンガ州山村ティンラヤン町ダナナオ。2013年8月撮影。コルディリェラ行政地方 カリンガ州山村ティンラヤン町ダナナオでの棚田稲刈り 。2012年8月撮影。
夫婦で収穫作業 Family, Kalinga Province
豆（ウチラス）の収穫 Dananao、Kalinga Province
コルディリェラ行政地方 カリンガ州ツルガオ。収穫した豆 を鞘から取り出し、乾燥させている農家。コルディリェラ行政地方カリンガ州ツルガオで収穫した豆 を乾燥させている。2012年8月撮影。
豆 。2013年8月撮影。
稲束の運搬 Tinglayang、Kalinga Province
棚田 における棚田 で稲刈り取り 。2013年8月撮影。
棚田 で稲刈り取り 。2013年8月撮影。
棚田 で刈り取られた稲束をかごに入れて、これから下の集落まで運搬する。2013年8月撮影。
棚田 で刈り取られた稲束をかごに入れて運搬する。これから下の集落まで片道下り30分弱の行程。2013年8月撮影。
棚田 で刈り取られた稲束をかごに入れて運搬する。かごと稲束で合わせて重量は40キログラム以上ある。2013年8月撮影。
棚田 で稲刈り取り 。2012年8月撮影。
棚田 で稲刈り取り 。2012年8月撮影。
棚田 で稲刈り取り 。2012年8月撮影。
棚田 で稲刈り取り 。2012年8月撮影。
棚田 で稲刈り取り 。2012年8月撮影。
棚田 の米蔵前に蓄えられた稲束。2012年8月撮影。
棚田 で収穫した籾を、かごに入れて、下の村にある自宅まで運搬する。
棚田 の収穫運搬作業。
棚田 で収穫した籾を、かごに入れて運搬する。
棚田最上部の収穫 Dananao, 1300m/asl
棚田 での稲刈り取り 。2012年8月撮影。棚田 での稲刈り取り 。2012年8月撮影。棚田 。田植えの時期。2012年3月撮影。棚田 での稲刈り。2012年8月撮影。棚田 での稲刈り取り 。2012年8月撮影。棚田 での稲刈り取り 。収穫期は雨季なので、雨合羽は必需品。2012年8月撮影。
棚田 での稲刈り取り 。2012年8月撮影。
籾の脱穀 Cordillera Administrative Region
ダナナオ聞き取り調査 Cordillera Administrative Region
カリンガ州の豆生産 Cordillera Administrative Region
コルディリェラ行政地方 （CAR：Cordillera Administrative Region）カリンガ州山村では水田 での稲作のほかに、豆（ウチラス）の生産も行われている。庭先に、豆（手前）と稲束（奥）が干してある。2013年8月撮影。コルディリェラ行政地方 （CAR：Cordillera Administrative Region）カリンガ州山村では水田 での稲作のほかに、豆（ウチラス）の生産も行われている。庭先に、豆（手前）と稲束（奥）が干してある。2013年8月撮影。棚田 による稲作が主業で、脱穀は臼と杵（きね）でする。副業として、インゲン豆を生産している。後ろで、豆の乾燥・脱穀作業をしている。
豆 を乾す。この後、袋に入れて棒でたたいて脱穀する。2013年3月撮影。
豆 を乾す。この後、袋に入れて棒でたたいて脱穀する。2013年3月撮影。
豆 を棒でたたいて、鞘から豆を分離する。
豆の脱穀 Buskalan, Cordillera Administrative Region
豆 を鞘から取り出す前に、鞘ごと天日で乾燥させる。乾燥後、袋に入れて棒でたたいて脱穀する。2013年3月撮影。
豆 を乾した後、袋に入れて棒でたたいて脱穀する。2013年3月撮影。
豆 を乾した後、袋に入れて棒でたたいて脱穀する。2013年3月撮影。
豆 を乾した後、袋に入れて棒でたたいて脱穀する。2013年3月撮影。
豆 を乾した後、袋に入れて棒でたたいて脱穀する。2013年3月撮影。
豆 を乾した後、袋に入れて棒でたたいて脱穀する。2013年3月撮影。
豆 を乾した後、袋に入れて棒でたたいて脱穀する。2013年3月撮影。
豆 を乾した後、袋に入れて棒でたたいて脱穀する。2013年3月撮影。
水田 での稲作のほかに、豆（ウチラス）の生産も行われている。豆を収穫して、鞘を乾燥させてから、袋に入れてたたいて豆を取り出す。棚田 近くでも、水の供給ができない場所では、畑作が行われている。その代表が、豆である。2013年8月撮影。豆 を乾した後、袋に入れて棒でたたいて脱穀する。2013年3月撮影。
稲作 と兼ねて、豆を生産する。鞘を乾燥させてから、袋に入れてたたいて豆を取り出す。日本では、豆の脱穀は、古くは足踏み式脱穀機 を使ったが、現在では動力付きの脱穀機 （１台15万円から20万円）を使用する。2013年8月撮影。豆 は鞘を乾燥させてから、袋に入れてたたいて豆を取り出す。日本では、脱穀機を使って行う。2013年8月撮影。コメ生産 と兼業で、豆の生産がおこなわれている。鞘を乾燥させてから、袋に入れてたたいて豆を取り出す。このような脱穀作業は、「豆おとし」ともいう。2013年8月撮影。コメ生産 と兼業で、豆の生産がおこなわれている。鞘を乾燥させてから、袋に入れてたたいて豆を取り出す。このような脱穀作業は、「豆おとし」ともいう。2013年8月撮影。ごはん と豆のスープだけの食事が普通。砂糖を入れて大豆が甘いのは日本式、フィリピン、中南米での豆の食事は、すべて塩味。2013年8月撮影。
東海大学教養学部 Tokai University
コルディリェラ行政地方 での聞き取り調査。
持続可能な農業、特に、アグロフォレストリー、柴刈り、森林適正管理、バイオマス利用について専門的に知りたい場合は、著作一覧（アジア途上国の開発と環境保全）紀伊國屋書店 を参照してください。『地域コミュニティの環境経済学−開発途上国の草の根民活論と持続可能な開発』2007年、多賀出版 では、熱帯林の減少と地域コミュニティによる適正管理の有効性を、ローカルコモンズの視点で検討しました。『社会開発と環境保全―開発途上国の地域コミュニティを対象とした人間環境論』2002年、東海大学出版会 では、再生可能エネルギーの開発を論じたうえで、薪炭生産、用材生産、焼畑、企業的フロンティア開発という森林減少の要因を比較しました。二冊とも、発行部数1000部以下の学術図専門書です。前者は文部科学省の助成、後者は東海大学総合研究機構の助成を受けて刊行した「非商業的書籍」です。価格も本体5500円と高価です。公立図書館、大学図書館などで、希望入架してもらうことをお勧めします。『開発と環境の経済学―人間開発論の視点から 』東海大学出版会 は、これらの研究の端緒になった著作です。
torikai@tokai-u.jp 東海大への行き方 |How to go
『アジア地域コミュニティ経済学 フィリピンの棚田とローカルコモンズ』
『社会開発と環境保全―開発途上国の地域コミュニティを対象とした人間環境論』
『開発と環境の経済学―人間開発論の視点から』
『環境ネットワークの再構築−環境経済学の新展開』
『地球環境政策』
『ポスト福祉国家の総合政策−経済・福祉・環境への対応』
『学習漫画 サリバン先生』
『写真ポスターから学ぶ戦争の百年−二十世紀初頭から現在』
『写真ポスターから見るナチス宣伝術−ワイマール共和国からヒトラー第三帝国』
