◆戦時ポスター資料館 :Torikai LAB War Poster Gallery
1.世界の人々が協力し持続可能な社会を目指すには,過去の戦争を踏まえた平和人権の視点も必要だと考えます。 2.SNS、マスメディアによるプロパガンダに対抗してメディア・リテラシー,平和を望む市民の知性を重視します。 3.戦争俗説,戦争必然説を動員,総力戦の視点で再検討します。 4.過去に無知であれば,過去を恐れるあまり,それを認めることも受け入れることもできません。劣等感を抱いて、虐殺なかった、捏造だと嘯くか、陰謀だ、洗脳だと他人に責任転嫁するだけで終わってしまいます。このような歴史的責任を逃れようとする姿勢は,妄想をたくましくして,未知の歴史の亡霊を恐れた結果うまれたものです。 5.1920年代から1930年代初頭、ナチ党は、ドイツ政府が連合国に弱腰で、その政治家は祖国を背後から刺すような裏切ものであり、共和制を打倒して、栄光ある祖国ドイツを取り戻さなければならない、と主張しました。不安感、憎悪を国民に拡散させて、現状打破を唱えたナチ党は、ドイツ国民の4割に支持を得ました。しかし、「栄光ある祖国ドイツ」の具体像は、暴力と恐怖による政治、兵力増強による戦争準備であり、ナチ党を支持した保守政治家もナチ党の支持母体の突撃隊も排除、一掃されてしまいます。ナチ党にとって、国民は支持させ服従させるコマに過ぎなかったのです。支配のためには、国民を裏切ることに躊躇しなかったのは「栄光ある祖国」という大義名分を自分だけのものとしたためでした。 6.冷静に歴史を知り,殺された人々,殺した人々の苦渋にも思いを馳せることで,真の姿が見えてくるのではないでしょうか。錯誤や罪の範囲だけでなく光明が見えるようになれば,どんな過去でも恐れることはないのです。
■戦時プロパガンダ,動員ポスターの検証 ■対象国 英国,米国,ドイツ,フランス,フィンランド,ノルウェー,ベルギー,オランダ,ハンガリー
◆2011年7月下旬刊行の『写真・ポスターに見るナチス宣伝術―ワイマール共和国からヒトラー第三帝国へ』青弓社(2000円)ではドイツの政党、第二次大戦を詳解しました。ナチ党の初期のポスター、社会民主党の反ナチポスターから、投票所の写真なども掲載しています。
◆『写真ポスターで見る戦争の百年』青弓社 では,帝国主義戦争,日露戦争,第一次大戦,スペイン内戦,日中戦争,第二次世界大戦,朝鮮戦争,中東戦争,ベトナム戦争,イラン=イラク戦争,湾岸戦争,国際テロ戦争を,20世紀の通史として分析しました。
◆歴史館「Hitler's henchmen/The Deputy - Rudolf Hess ルドルフ・ヘス」「Hitlers Women - Leni Riefenstahl レニ・リーフェンシュタール」を再検討。
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【戦争報道写真リンク集】
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*ここに掲載されたポスターは、特定のイデオロギーに基づいていますが、当サイトは、それに与するものではなく、科学的に検討する立場です。さまざまな見解が表明され、議論されてしかるべきであると思いますが、議論の素材を提供したく作成しました。
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