フィリピンカリンガ州 Kalinga
カリンガ州の小学校
School
フィリピン共和国カリンガ州 ティンラヤン(Tinglayan )町
山村の山村には棚田が広がっている。山村の小学校 を訪問し、授業参観 し、聞き取りを行った。
カリンガ州ティンラヤン町(Tinglayan )ブスカラン。入れ墨をした年輩の方も多い。地理写真雑誌『ナショナル・ジオグラフィ』にも彼女は紹介されている。チコ川渓谷のこの山村にやってきて入れ墨を入れてもらうヨーロッパ、北米、フィリピンの若者も多い。チコ川上流には、世界遺産のバナウェ・ライステラスがあり、そこからやってくるツーリストである。2012年3月撮影。
フィリピン共和国カリンガ州 ティンラヤン町山村ロコン。トタン屋根 の家が多いく、茅葺屋根 の家は、全体の10%もなくなり、トタン屋根が普及している。2006年ごろより電気が送電線で敷かれており、山の湧水 をコンクリート水槽に貯めた簡易水道もある。
中期国家開発計画 (MTPDP 2001-2004)では、基礎教育は(a)すべてのバランガイで初等教育を提供、(b)特に不利な状況にある人々に対する中等教育へのアクセスの拡大、(c)学校のキャパシティーと教育の質の改善、を掲げている。
フィリピン共和国カリンガ州 ティンラヤン(Tinglayan )町山村ロコンもトタン屋根の家。この山村の小学校 を訪問し、授業参観し、聞き取りを行った。
フィリピンのカリンガ州の地図 :
Cordillera Administrative Region の中心都市バギオ(Baguio)から、カリンガ州の州都タブク(Tabuk )まで、国道で結ばれているが、山岳地では未舗装の部分が多い。
山村ロコンの小学校
Locong, Tinglayan, Kalinga
コルディリェラ行政地域(Cordillera Administrative Region (CAR) )カリンガ州ティンラヤン町(Tinglayan )山村ロコンの小学校校舎 。村で一番立派な建築物。
カリンガ州ティンラヤン町山村ロコン(Loccong )の小学校5年生のクラス。 ルソン島北部のコルディリェラ行政地方 は、言語、文化の点でフィリピン独自の地位が認められている。地方政府として、独自の議会、条例が認められている。
フィリピンにおける教育政策は、憲法、中期国家開発計画に示されている。1987年フィリピン共和国憲法では、教育へのアクセスのユニバーサル化と質の向上が謳われている。
ティンラヤン(Tinglayan )町山村ロコンの小学校5年生。コルディリェラ行政地域(Cordillera Administrative Region (CAR) )には、アブラ州/アパヤオ州/ベンゲット州/イフガオ州/カリンガ州/マウンテン州の6州がある。2010年人口センサスによると、CAR人口は1,616,867人。 フィリピン中期青少年育成計画(2005-2010年)では、?教育予算と資源配分の増加のための法案の議会通過を求めた決議を提出する、?民間・NGOと協力するなど,従来以外の方法で教育資源を捻出する方法を見つける、?利用可能な奨学金助成を増額する、?特定のバランガイにおいて地域に根ざした教育プログラムを実施する、などが挙げられている、?文化的少数民族についてのカリキュラムを制度化する、?PTAの質を高める、などが挙げられている。
カリンガ州ティンラヤン(Tinglayan )町山村ロコン小学5年生のクラス。この山村ロコン出身者で、大学を卒業 した女子教員が教えている。理科の授業で、背骨 [脊椎骨(せきついこつ)(vertebra)]、肋骨 (ribs)、尾骶骨など英語で習っていた。フィリピンでは、二言語教育(バイリンガル教育 )を導入しており、特に理数科、数学では英語による授業が行われている。 日本の外務省 は、フィリピンのバイリンガル教育が、理数科に対する生徒の理解度、学習到達度に悪影響を与えているとしている。
カリンガ州ティンラヤン(Tinglayan )町山村ロコン(Loccong )小学5年生のクラス。フィリピンは、初等教育6年の後、中等教育(High School:中学がないので高校に相当)が4年間であり、その後、大学などの高等教育に進学する。日本は6-3-3制なので、基礎教育(初等・中等教育)が2年間少ないことになる。また、高校卒業の年齢は16歳、4年制大学に進学したなら大学卒業時は20歳であり、日本より若い。
カリンガ州ティンラヤン町山村ロコン(Loccong )小学校の高学年の女の子たち。 JETRO/アジア経済研究所 は、基礎教育が2年間短かく、12年間分の内容を10年間で詰め込むため、教育の質が低下していると指摘する。また、フィリピンの成人年齢は18歳とされるが、高校卒業の時の年齢は16歳で、精神的にも未成熟であり、就職先も限られてしまうともいわれる。そこで、高校卒業後の雇用機会にも恵まれず、失業が継続してしまい、失業者の半分が15-24歳の若年層になったという。
カリンガ州ティンラヤン(Tinglayan )町山村ロコン小学5年生の先生と小学4年生。 基礎教育が短いことを批判するのは簡単だが、それでは16歳が未熟だと断定できるであろうか。家族のために仕事をすることを決断したものと、将来の進路が定まらない、あるいは将来の進路について真剣に考えていないものとどちらが「未熟」なのか。後者は、豊かで幸せであるといえるかもしれないが、それは未熟であり、能力を伸ばす機会が与えられているからではないだろうか。さらに、高校卒業、大学卒業によって、必ず適切な雇用機会が得られるのかというと、これは、日本でもフィリピンでも難しいことであろう。
ティンラヤン町の小学校
Locong, Tinglayan, Kalinga
カリンガ州ティンラヤン(Tinglayan )町山村ロコン小学3年生の別校舎 JETRO/アジア経済研究所 は、次のような見解を述べている。 フィリピンの教育分野は基礎教育の年限問題とは別次元の深刻な問題を抱えている。教室不足・教師不足・教科書不足という問題だ。2011年時点において、全国で教室が約13万室足りず、教師は約10万人、教科書は955万冊不足しているという。学校によっては教室不足に対処するため、1つの教室を2つに分けて利用することもあれば、午前組と午後組とに分けて授業を実施しているところもある。教師不足に関しては給与 の低さが一因で、生活のために教師をやめて、海外出稼ぎに出るケースもあるという。教科書不足も含めて、これら「不足問題」の主因は、いうまでもなく教育予算の不足だ。
カリンガ州ティンラヤン(Tinglayan )町山村ロコンの小学3年生のクラスで時計の見方を勉強していた。 教員給与の月1万ペソ(3万円相当)を低水準であるとする現地教員への聞き取りをあげている日本のシンクタンク・学者もあるが、カリンガ州山村にあって、月給1万ペソは高収入であり、教員は女性で高学歴、高収入を得ることのできる専門職として、住民から尊敬されている。
カリンガ州ティンラヤン(Tinglayan )町山村ロコンの小学3年生のクラスは別校舎での授業。
コルディリェラ行政地方はルソン島山岳地域で海に面していない内陸地。
山村ロコンの小学 School
カリンガ州ティンラヤン(Tinglayan )町山村ロコン小学校3年生。フィリピンのElementary school (2012年まで)は、Grade 1〜6の6年制。
High school は、1st Year、2nd Year、3rd Year、4th Yearの4年制。
カリンガ州ティンラヤン(Tinglayan )町山村ロコン小学校3年生の授業風景。コルディリェラ行政地方 、
カリンガ州 山村では、コーヒーも栽培されている。
カリンガ州ティンラヤン(Tinglayan )町山村ロコン小学校3年生。 コルディリェラ行政地方カリンガ州 の小学校3年生クラス。 1991 年より2000 年までの10 年間、EFAフィリピン行動計画(EFA Philippine Plan of Action)1991-2000では、? 就学前教育の制度化、? 質の高い初等教育の普及、? 非識字者の根絶、? 継続的な教育と開発の規定、を定めた。
山カリンガ州ティンラヤン(Tinglayan )町山村ロコン小学校3年生のクラス。 1987年憲法 によって、フィリピンの国語は、フィリピノ語 、公用語は、フィリピノ語 と英語とされるが、フィリピンには80以上の言語がある。マニラ首都圏とその周辺の住民が用いていたタガログ語 が、フィリピノ語の元になった。そこで、カリンガ州では、イロカノ語 よりも、フィリピノ語を国語として普及させるために、小学校、高校ではフィリピノ語、英語も授業科目として教えている。
コルディリェラ行政地方
カリンガ州ティンラヤン(Tinglayan )町山村ロコン小学校3年生のクラス。 フィリピンでは、1939年にタガログ語 が国語とされ、1946年に米国から独立した後も、全科目が英語による授業となった。しかし、1957年から、初等教育のはじめの2年間は母語(地方語)で授業を行うようになった。
カリンガ州ティンラヤン町山村ロコンの小学3年生のクラス。
1957年の初等教育の母語(地方語)授業開始後も、3年生以上は英語による授業が継続されたが、1974年にバイリンガル教育法 (二言語教育法)が成立し、フィリピノ語 による授業が導入されることになった。小学校の基礎教育では、国際コミュニケーションに有利な英語、国語のフィリピノ語、地方言語の各言語も使われている。
ブスカラン小学校 Buscalan, Kalinga
チコ川渓谷の上部、カリンガ州ティンラヤン町山村ブスカラン(Buscalan )にある小学校の校舎。ユネスコの文房具を届けよう活動 の対象とはなっていないが、韓国のキリスト教会 の援助がおこなわれている。2012年3月撮影。
ティンラヤン町ブスカラン(Buscalan )の小学校のある山村の集落。茅葺屋根の家は、全体の20%弱で、大半の家屋ではトタン屋根が普及している。
コルディリェラ行政地方カリンガ州ティンラヤン町ブスカラン(Buscalan )山村の小学校のクラス。2012年3月撮影。
コルディリェラ行政地方カリンガ州 ティンラヤン町山村ブスカラン(Buscalan )山村の小学校のクラス。田植え時期の2012年3月撮影。
この小学校のあるカリンガ州 山村の集落。茅葺屋根の家は、全体の10%もなくなり、トタン屋根が普及している。2012年3月撮影。
コルディリェラ行政地方カリンガ州 ティンラヤン町山村ブスカラン(Buscalan )の行学校に保健婦のグループが2時間山道を登ってブスカランに到着、検尿をその場で行っていた。2012年8月撮影。
コルディリェラ行政地方カリンガ州 ティンラヤン町山村ブスカランの小学校の別校舎。2012年8月撮影。
カリンガ州の高校
Cordillera Administrative Region
カリンガ州、チコ川 の流れる大渓谷近くの高校。2012年3月撮影。ここにも、カリンガ族山村出身の教員が確認できた。
ルブアガン町の学校
Lubuagan, Kalinga
カリンガ州ルブアガン(Lubuagan )町ウマ山村の小学校。毎朝、国旗掲揚、国歌斉唱の朝礼が行われる。
チコ川上流の世界遺産のバナウェ・ライステラス には、ツーリストが多いが、この山村にはいない。2012年3月撮影。
コルディリェラ行政地方カリンガ州ルブアガン(Lubuagan )町ウマ山村の小学校。毎朝、国旗掲揚、国歌斉唱の朝礼が行われる。
2013年8月撮影。
コルディリェラ行政地方カリンガ州ルブアガン町ウマ、山の傾斜地に立つ小学校。校庭で、国旗掲揚、国歌斉唱の朝礼が行われるた。この後、クラスごとに授業に移る。
2013年8月撮影。
コルディリェラ行政地方カリンガ州ルブアガン(Lubuagan )町ウマ、山の傾斜地に立つ小学校。校庭で、国旗掲揚、国歌斉唱の朝礼が行われるた。この後、クラスごとに授業に移る。
2013年8月撮影。
コルディリェラ行政地方カリンガ州ルブアガン町ウマ山村の小学校。毎朝、国旗掲揚、国歌斉唱の朝礼が行われる。
2013年8月撮影。
コルディリェラ行政地方カリンガ州ルブアガン町ウマ、山の傾斜地に立つ小学校。校庭で、国旗掲揚、国歌斉唱の朝礼が終わり、校舎に移動し、クラスごとに授業を受ける。
2013年8月撮影。
コルディリェラ行政地方カリンガ州ルブアガン町ウマ、山の傾斜地に立つ小学校。校庭で、国旗掲揚、国歌斉唱の朝礼が終わり、校舎に移動し、クラスごとに授業を受ける。
2013年8月撮影。
コルディリェラ行政地方カリンガ州ルブアガン町ウマ、山の傾斜地に立つ小学校。校庭で、国旗掲揚、国歌斉唱の朝礼が終わり、校舎に移動し、クラスごとに授業を受ける。
2013年8月撮影。
コルディリェラ行政地方カリンガ州ルブアガン町ウマ、山の傾斜地に立つ小学校。校庭で、国旗掲揚、国歌斉唱の朝礼が終わり、校舎に移動し、クラスごとに授業を受ける。
2013年8月撮影。
コルディリェラ行政地方カリンガ州ルブアガン町ウマ、校舎に移動し終わって、先生を待つ生徒たち。2013年8月撮影。
ルブアガン町の学校2
Lubuagan, Kalinga
コルディリェラ行政地方カリンガ州ルブアガン(Lubuagan )町(THE 2002 BASIC EDUCATION CURRICURUM )ウマの小学校。
2002年教育省令第43号(Lubuagan )に基づく初等教育の1日当たりの時間(分)
1年 2年 3年 4年 5年 6年
英語 100 100 100 80 80 80
国語 80 80 80 60 60 60
算数 80 80 80 60 60 60 主要科目 320 320 360 360 380 380
コルディリェラ行政地方カリンガ州ルブアガン町ウマの授業。先生も同じルブアガン町の山村の出身者。2013年8月撮影。 マカバヤンは,批判的・創造的思考の涵養や自立的で愛国心ある市民の育成を目的
とした教科で,第1学年から第3学年は,MSEP(音楽・美術・体育)と統合した「Sibika
at Kultura(公民・文化)」で行われ,第4学年から第6学年は,「HKS(地理・歴史・
公民)」「EPP(家庭・職業)」「MSEP(音楽・美術・体育)」で行われる。
コルディリェラ行政地方カリンガ州ルブアガン(Lubuagan )町ウマ山村で、授業参観をさせていただいた。2013年8月撮影。 1987年フィリピン共和国憲法(CONSTITUTIONS OF THE REPUBLIC OF THE PHILIPPINES )第14条第1項
政府は全ての市民が全ての段階において,質の高い教育を受ける権利を保護,推
進するものとし,全ての人がそのような教育を利用できるようにするため,必要
な手段を講じるものとする。ARTICLE XIV :The State shall protect and promote the right of all citizens to quality education at all levels, and shall take appropriate steps to make such education accessible to all.
コルディリェラ行政地方カリンガ州ルブアガン(Lubuagan )町ウマ山村で、授業参観をさせていただいた鳥飼行博。2013年8月撮影。 初等教育は1987年憲法第14条第2項において義務無償教育とされ、小学校は6歳からの6年間(1学年から6学年)である。
フィリピン共和国ルソン島北部コルディリェラ行政地方 カリンガ州ルブアガン町山村の小学校で、熱心にノートをとる小学校の生徒たち。 フィリピン全国のPrimary School: Paaralang Elementarya (小学校)は、公立4万校以上、私学5000校がある。生徒数は1300万名以上、教員1人当たり生徒30-40名だが、学校格差が大きい。
フィリピン共和国ルソン島北部コルディリェラ行政地方 カリンガ州ルブアガン(Lubuagan )町山村の小学校で、熱心にノートをとる小学校の生徒たち。 初等教育科目は,2002年教育省(Department of Education , DepEd)によれば、主要科目は、国語(フィリピン語)、英語、数学、理科、社会。選択科目は、音楽、芸術、体育、保健、家庭科。 Major subjects include maths, science, English, Filipino and social sciences. Optional subjects include music, arts, physical education, and health.
フィリピン共和国ルソン島北部コルディリェラ行政地方 カリンガ州ルブアガン町山村の小学校で、熱心にノートをとる小学校の生徒たち。 小学校4〜6 年、中等教育の4 年間で、フィリピノ語で授業する社会科・家庭科・体育・芸術・価値教
育は、2002 年度に統合され「マカバヤン」(国民教育)となった。それ以前の社会科は、小学校ではヘカシ(Hekasi)、中学
校ではアラリン・パンリプーナン(Araling Panlipunan)と呼ばれていた。
フィリピン共和国ルソン島北部コルディリェラ行政地方 カリンガ州ルブアガン町山村の小学校で、熱心にノートをとる小学校の生徒たち。
フィリピン共和国ルソン島北部コルディリェラ行政地方カリンガ州ルブアガン町(Lubuagan )山村の小学校で、熱心にノートをとる小学校の生徒たち。
フィリピン共和国ルソン島北部コルディリェラ行政地方 カリンガ州ルブアガン(Lubuagan )町山村ウマの小学校で、熱心にノートをとる小学校の生徒たち。
フィリピン共和国ルソン島北部コルディリェラ行政地方 カリンガ州ルブアガン町山村ウマの小学校で、熱心にノートをとる小学校の生徒たち。
フィリピン共和国ルソン島北部コルディリェラ行政地方 カリンガ州ルブアガン町山村ウマの小学校で、熱心にノートをとる小学校の生徒たち。
フィリピン共和国ルソン島北部コルディリェラ行政地方 カリンガ州ルブアガン町山村ウマの小学校で、熱心にノートをとる小学校の生徒。
フィリピン共和国ルソン島北部コルディリェラ行政地方 カリンガ州ルブアガン町山村の小学校で、熱心にノートをとる小学校の生徒たち。
フィリピン共和国ルソン島北部コルディリェラ行政地方 カリンガ州ルブアガン町山村の小学校で、熱心にノートをとる小学校の生徒たち。
フィリピン共和国ルソン島北部コルディリェラ行政地方 カリンガ州ルブアガン町山村の小学校で、熱心に板書をする教員と、ノートをとる小学校の生徒たち。
フィリピン共和国ルソン島北部コルディリェラ行政地方 カリンガ州ルブアガン町山村の小学校で、熱心に板書をする教員と、ノートをとる小学校の生徒たち。
フィリピン共和国ルソン島北部コルディリェラ行政地方 カリンガ州ルブアガン町山村の小学校で、熱心に板書をする教員と、ノートをとる小学校の生徒たち。
フィリピン共和国ルソン島北部コルディリェラ行政地方 カリンガ州ルブアガン町山村の小学校。教科書、ノート、筆記用具は充足しつつある。
フィリピン共和国ルソン島北部コルディリェラ行政地方 カリンガ州ルブアガン町山村の小学校。教科書、ノート、筆記用具は充足しつつある。
フィリピン共和国ルソン島北部コルディリェラ行政地方カリンガ州ルブアガン町山村の小学校。教科書、ノート、筆記用具は充足しつつある。
フィリピン共和国ルソン島北部コルディリェラ行政地方 カリンガ州ルブアガン町山村の小学校。
フィリピン共和国ルソン島北部コルディリェラ行政地方 カリンガ州ルブアガン町山村の小学校。
フィリピン共和国ルソン島北部コルディリェラ行政地方 カリンガ州ルブアガン町山村の小学校。
フィリピン共和国ルソン島北部コルディリェラ行政地方 カリンガ州ルブアガン町山村の小学校。
カリンガ州の児童農業労働 Child labour
カリンガ州ティンラヤン町山村ダナナオの脱穀作業。臼に入れた稲束を杵でつく。2013年8月撮影。
カリンガ州ティンラヤン町山村ツルガオの棚田で母と娘が田植えをする。標高800メートル。2012年3月撮影。
カリンガ州ティンラヤン町山村ルプルパで田植えをする。2013年3月撮影。
カリンガ州ティンラヤン町ポブラシオンで稲の収穫作業をする。棚田 の稲作以外に、豆生産が盛ん。豆を鞘から分離するために、麻袋に入れて棒でたたく作業を繰り返す。標高800メートル。2012年8月撮影。
カリンガ州ティンラヤン町山村ブスカランで水牛を使った雑草・刈取り後の稲の鋤き込みをする。2013年8月撮影。
カリンガ州山村の棚田を農作物を運搬する。標高800メートル。2012年3月撮影。
カリンガ州ティンラヤン町山村アンバトの魚養殖。生簀にいる魚を捕まえる。2012年3月撮影。
児童家事労働 Child labour
コルディリェラ行政地方カリンガ州ルブアガン町ウマは、渓谷の斜面にあり、平坦な土地で水田・畑地は少ない。そのため、田植えが一段落した農閑期の3月には、女性でも現金収入を求めて、ホウキ の材料となるタイガーグラス の穂先の実を、コンクリートに叩きつけ、落とす作業をしている。2013年3月撮影。2013年3月撮影。
コルディリェラ行政地方 カリンガ州ルブアガン町ウマ。タイガーグラス(Tiger Grass) 製の箒をつくる。ウマは、傾斜地が多く、棚田 の稲作、箒の材料のタイガーグラス栽培が行われている。2013年3月撮影。
コルディリェラ行政地方 カリンガ州山村ウマでタイガーグラス製ホウキ を作る子供。標高1200メートル。
コルディリェラ行政地域(Cordillera Administrative Region (CAR) )カリンガ州ルブアガン(Lubuagan )町の山村ウマ、薪集め目的の柴刈り。山村ウマは、道路沿いは電化されているが、奥の集落には送電されていない。調理には、薪炭など木質バイオマス をエネルギーとすることが多い。
カリンガ州山村ウマ、棚田のわきに作った山道を利用して薪を運搬する。
カリンガ州ティンラヤン町山村の子守りから、炊飯・食器洗いまで手伝う。水道が家に敷かれている住民は少ないので、共同水場で食器を洗う。早朝、学校に行く前に終える仕事。標高800メートル。2012年3月撮影。
カリンガ州ティンラヤン町山村の炊飯・食器洗い。水道が家に敷かれている住民は少ないので、水路や川で食器を洗う。運搬も子供がする。2012年3月撮影。
カリンガ州ティンラヤン町の水遊び。水道が家に敷かれている住民は少ないので、川で洗濯、沐浴をする。2012年8月撮影。
大学
University
フィリピン共和国ルソン島北部コルディリェラ行政地方 カリンガ州ティンラヤン町山村ロコンの小学校教員、棚田の田植え労働者に対する聞き取り調査を行った。
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