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フィリピン・セブ島及び沿岸域の水質汚染域 における生物生息環境回復事業

黒い斑点に汚れる海岸の石

平成17年度環境再生保全機構地球環境基金助成事業



日・フィリピン経済関係

日系企業の海外活動に当たっての環境対策 (フィリピン)

フィリピンにおける大気汚染削減とエネルギー政策

平成17年度環境再生保全機構地球環境基金助成事業

<公式報告書>

各国便り「中国農村部における意図せざる環境保全」『かけはし』第94号、国際研修協力機構,4頁,2009年10月

各国便り「フィリピン」 『かけはし』第79号、国際研修協力機構,4頁,2007年4月

『アジア太平洋地域における人口・エネルギー・廃棄物 : アジア太平洋の地域コミュニティにおける個人経営体を重視した社会開発と環境保全 −科学研究費補助金基盤研究(C)(2)研究成果報告書 ; 平成15-17年度』東海大学印刷業務課,105頁,2006年3月

万城目正雄・鳥飼行博共著『開発途上国からの研修生等受入れに伴う実態調査:技能実習生フォローアップ(第6回)調査報告書』国際研修協力機構,75頁,2003年3月

『開発途上国の草の根民活論 : 人口・家内工業・廃棄物を巡って−平成13・14年度科学研究費成果報告書』東海大学印刷業務課,135頁,2003年3月

鳥飼行博・成家克徳・三好敏夫・万城目正雄共著『開発途上国からの研修生等受入れに伴う実態調査:技能実習生フォローアップ(第5回)調査報告書』国際研修協力機構,82頁,2002年3月

高橋彰・鳥飼行博他3名2番目共著『外務省国別評価報告書 フィリピン共和国』外務省経済協力局評価室,91頁,1999年3月

Japanese Evaluation Team (TAKAHASHI,Akira,and Yukihiro TORIKAI et al.) Evaluation of the Japanese Development Assistance toward the Philippines. Ministry of Foreign Affairs, pp.1-48, 1998/09,外務省

文部科学省・科学研究費補助金の報告書

1.アジア太平洋の地域コミュニティにおけるコモンズ管理と草の根民活論(2011)基盤研究(C)2010-2011
2.アジア太平洋の地域コミュニティにおける個人経営体を重視した社会開発と環境保全(2005)基盤研究(C)2003-2005

3.開発途上国における個人経営体と草の根の環境ODA(2002)基盤研究(C)2001-2002

4.開発途上国における個人経営体に対する草の根の環境ODA(2003)基盤研究(C)1998

5.開発途上国の小規模産業における雇用吸収力と経済援助(1993)奨励研究(A)1993

6.開発途上国の小規模産業における個人経営体のもつ雇用吸収力と経済援助(1992)奨励研究(A)1992

7.開発途上国の諸産業における契約形態についての理論的・実証的研究(1989)東京大学・特別研究員PD



「政府開発援助 : その現状と問題点:日本と欧州連合の場合」東海大学紀要. 教養学部 28,311-320,1998 (東海大学出版会/東海大学

「地球環境問題の実態」東海大学紀要. 教養学部 28,1998 (東海大学出版会/東海大学)

「工業化戦略の有効性 : 貿易と国際分業をふまえて」
Effectiveness of Industrial Policies in Developing Economies
東海大学紀要. 教養学部 28,1998 (東海大学出版会/東海大学)

「環境政策と開発戦略に関する研究」東海大学紀要. 教養学部 26,337-342,19950000(ISSN 03892018) (東海大学出版会/東海大学)

「地球環境問題とその対策 : リサイクル,環境税,国際環境規格,環境ODA」
Economics for Sustainable Development
東海大学紀要. 教養学部 26,1995 (東海大学出版会/東海大学)

「資本進出と経済介入に関する一考察 : 日本の朝鮮経営,ODA,海外直接投資,コンディショナリティーの功罪を巡って」
The Capital Flow to Developing Countries and Japan's Commitment
(東海大学紀要. 教養学部 25,69-94,1994(東海大学出版会/東海大学)

「国際資本移動の構造と冷戦後の世界 : 資本供給国としての日本の役割」
The Structure of Capital Flow and The Post-Cold War : Japan's Role as a Capital Supplier
東海大学紀要. 教養学部 24,1993 (東海大学出版会/東海大学)

「政府開発援助と開発途上国の雇用メカニズム」
Official Development Assistance and the Job Creation Mechanism in LDCs
東海大学紀要. 教養学部 23,1992 (東海大学出版会/東海大学)

「契約選択の経済学 : フィリピンにおける漁業契約の内容とその選択」
Economics of Contract Choice : Contracts of the Small-scale Fishing in the Philippines
東海大学紀要. 教養学部 21,1990 (東海大学出版会/東海大学)






Flag Counter

◆パヤタス廃棄物リサイクルとジャンクショップ廃棄物最終処分場玄関 1.2010年のフィリピン共和国の面積は30万平方キロ(日本の80%)、人口9900万人、GDP2000億ドルで、工業部門がGDPの30%以上を占めています。フィリピンの1人当たりGDPは2,100ドルと日本の5%で、マニラ首都圏(人口1100万人)は、GDPの30%を占める国内では豊かな地域ですが、スラム街も広がっています。
2.2012年8月の鳥飼ゼミ研修報告として、ケソン市のごみ処分場、スカベンジャー(ごみ拾い)、ジャンクショップ(屑屋・スクラップ屋)を写真解説します。
3.写真解説一覧セブ州アルミ再生工場マニラのスラム街ツゲガラオ市場棚田の田植え山村の小学校スモーキーマウンテンも参照。

マニラ首都圏ケソン市

Recycle


 

ケソン市パヤタス

 Payatas 2013


ごみ処分場
メトロマニラケソン市Quezon City)は人口200万人以上で、大規模な廃棄物最終処分場とスラム街のあるパヤタスもケソン市の一角である。
 メトロレイル「ケソン駅」とリテックは、「共和国通り」(Commonwealth Avenue)で結ばれている。メトロレールManila Metro Rail Transit:MRT)のケソン駅から、リテックス(Litex)を通って、ジープニーでパヤタスにつく。パヤタス通りには、トタン板に囲まれたジャンクショップ(屑屋)が並んでいる。
パヤタス
マニラ首都圏Metro Manila)ケソン市パヤタス廃棄物最終処分場と周囲の住宅街。
ケソン市パヤタス廃棄物最終処分場の周囲に貧困地区が広がっている。処分場に、ごみを回収するスカベンジャーが入り、有価物を分別収集して、屑屋に運搬、売却する。
袋 hspace=10
マニラ首都圏Metro Manila)東部、ケソン市パヤタス廃棄物最終処分場のすぐ脇の住宅地。回収した有価物が袋に詰まっている。
ごみ山の緑
 マニラ首都圏のケソン市Quezon City)パヤタス廃棄物最終処分場は、設置から10年以上経過し、古い埋め立て個所は草木に覆われている。
トラック
フィリピン Philippinesマニラ首都圏に位置するケソン市Quezon Cityのパヤタス廃棄物最終処分場の脇を、ごみ回収したトラックが通過する。ごみ山にごみを捨てる前に、有価物を分別するために、ジャンクショップに向かう所。 ごみ回収車
パヤタスの最終処分場の脇道。ここを通るごみ収集車もある。
ごみ回収車
パヤタス(Payatas)ごみ回収車。乗っている清掃員がスカベンジャー(ごみ回収者)として、集めたごきから有価物を分別して、ジャンクショップに売り渡す。そして、残りのごみ(不要物)を最終処分場に運搬、投棄する。
ごみ回収車
パヤタスの最終処分場脇のごみ回収車。乗っている清掃員がスカベンジャー(ごみ回収者)として、集めたごきから有価物を分別して、ジャンクショップに売り渡す。そして、残りのごみ(不要物)を最終処分場に運搬、投棄する。
ごみ処分場の暮らし

 Living nearby a dumping site


パヤタス
ケソン市パヤタス廃棄物最終処分場のゲートから出てきたごみ収集車。
ゲート
 マニラ首都圏ケソン市東部に位置するパヤタス(Payatas)廃棄物最終処分場のゲート正面。地元の高校生たちが帰宅する。 2007年には、制服を着た女子高校生が廃棄物最終処分場前を闊歩していた記憶はない。当時は未舗装道路だった。
聞き取り
ケソン市(人口220万人)のパヤタス(Payatas)最終処分場のすぐ脇を、制服を着た女子高校生が闊歩していた。ごみ収集車の荷台に清掃員2人から3人が乗るのが一般的。彼らは、町でごみを集めをしながら分別し、有価物だけをジャンクショップに持って行って売却する。

パヤタスには、たくさんのジャンクショップがある。政府による社会保障生活保護も不十分なため、自ら仕事を生み出す「起業」が当たり前で、これが草の根民活といわれる所以である。


マニラ首都圏ケソン市パヤタスの地図

パヤタス貧困地区

 Payatas, Quezon City


ごみ山
パヤタス最終処分場隣のスラム街。鳥飼ゼミ学生たちが聞き取りをした。
 政府による社会保障給付費も受け取れず、生活保護支給もない状況で、スラムバラックが拡大する。
食堂
ジープニーJeepney)は、パヤタス(Payatas)でも中心的な交通機関。たくさんの住民が利用している。廃棄物最終処分場隣の食堂・サリサリ(雑貨店)前をごみ収集車が次々と通過する。 
雑貨店は、タガログ語でサリサリ(Sari-sari store)という。意味は、「いろいろあること」。 パヤタスの住宅通りで遊ぶ子供たちも顧客になる。
サリサリ・ストアーは、フィリピンの伝統的な個人営業コンビニ(Convenience store)で、「萬屋」(よろずや)である。

雑貨店
マニラ首都圏パヤタス廃棄物最終処分場のすぐ隣にある食堂・雑貨店(サリサリ:Sari-sari store)。このようなサリサリ・ストア(Sari-sari store)は、フィリピンの都市、農村に多数ある。政府による社会保障生活保護も不十分なため、住民は、少しでも現金乳集を得ようとして、市場や大型商店で安く買って、自宅で食料雑貨を売る。
プラスチック
ケソン市パヤタス、収集されたプラスチック廃棄物の集積所。

スラム街パヤタス

 Litex, Quezon City


聞き取り
マニラ首都圏ケソン市(人口220万人)パヤタス(Payatas)のスカベンジャー(ごみ収集生活者)に聞き取りをする。プラスチックシートを集め、洗って売却する。
乾したシート
スカベンジャーは、少しでも高く有価物を売るために、集めたプラスチック(ビニール)シートを洗って乾かしてから売却する。
聞き取りしたスカベンジャー宅
ビニールシートを集めているスカベンジャーの住居。屋根はビニールシートで、トタンはつかわれていなかった。 聞き取り鳥飼行博
飲料水はバケツで購入し、洗濯水は雨水を集めて使うと伺った。 聞き取り
聞き取りをしたスカベンジャーにお礼をした鳥飼行博ゼミの学生。
パヤタスごみ山
マニラ首都圏パヤタス廃棄物最終処分場(左)の周囲には、低所得層住宅地。政府による社会保障生活保護も不十分であれば、貧しい住民の中には、やむを得ず不法占拠者となる場合もある。
聞き取り
聞き取りをしたスカベンジャーの住居。
パヤタス(Payatas)に行くジプニー(Jeepney)が出る。

ケソン市パヤタスは、廃棄物最終処分場で有価物を集めるスカベンジャーらが暮らすスラム街。パヤタスにつくと、たくさんのジャンクショップが運営している。政府による社会保障生活保護も不十分なため、自ら仕事を生み出す「起業」が当たり前で、これが草の根民活といわれる所以である。

パヤタスの廃棄物処理場

 Payatas, Quezon City


スプレー缶
 マニラ首都圏ケソン市東部に位置するパヤタス(Payatas)。2011年の聞き取り調査時に撮影。
ジャンクショップ

 Junk Shop


回収資源
パヤタス最終処分場ゲート近くで、ごみとして出された廃棄物から有価物を探し出し、収集する住民。
 政府による社会保障給付費も受け取れず、生活保護支給もない状況で、スラムバラックが拡大する。 パヤタス有価物回収
ケソン市パヤタスの有価物回収作業。低所得層住宅地、スラムバラックが廃棄物最終処分場の周りにある。
パヤタスごみ山となりの住宅
パヤタススラムにあるジャンクショップ(リサイクルショップ)で、ごみ運搬車から有価物の段ボールをおろしている。右が、パヤタス廃棄物最終処分場のごみ山で緑で覆われている。

日本の清掃員のバイトには、次のようにあるが、これはマニラの清掃員の仕事とはかなり異なる作業である。
「人とコミュニケーションを取るのが苦手な方には、一人で黙々と業務をこなす清掃スタッフのバイトが最適な仕事かもしれません。このバイトをするには、多くの場合、清掃会社にスタッフとして登録し、その清掃会社から、公園、企業、病院、スーパーマーケットやショッピングセンター、大型の商業施設などに定期的に出向して、ホール内の床清掃をはじめ、窓、洗面所、トイレなどを綺麗に掃除していきます。
 勤務時間は、1日4〜6時間程度のシフト勤務になっており、ダブルワークで働きたい方にはメリットの多い業種といえます。通常、1ヶ所に出向する人数は一人ではなく複数の場合が多いのですが、出向先に到着すれば、各自、担当場所を割り振られ、任された場所を責任持って掃除しなければなりません。
 要領がつかめず慣れないうちは、少々手間取り時間がかかりますが、慣れてくれば、効率の良い掃除方法が取得できます。若い年代の応募が少ないこの業界は、短時間勤務を希望する40代〜60代の方が中心になっております。 」
リサイクル
マニラ首都圏ケソン市パヤタスのごみ集積場の周囲にはスラムにあるジャンクショップ(リサイクルショップ)がいくつも並んでいる。スクオッターsquatter:不法占拠者)のバラックもあるが、リサイクル施設もある。
バラック
パヤタスのごみ集積場(右)の周囲にあるジャンクショップ(リサイクルショップ)。ごみ運搬車からおろした有価物の段ボールが左下に集められている。このほか、PETなどもある。スクオッターsquatter:不法占拠者)のスラムバラックでも暮らしがある。
最終処分場 hspace=10
2013年8月、パヤタス廃棄物最終処分場ゲート付近のジャンクショップ前で、ごみ運搬車から有価物を下す。運搬車内で集めた有価物を袋に入れて、ジャンクショップ(屑屋)に売るのは、収集車の乗員と付近で乗り込んでくる住民。 最終処分場 hspace=10
2013年8月、パヤタス廃棄物最終処分場ゲート付近のジャンクショップ前で、ごみ運搬車から有価物を下す。運搬車内で集めた有価物を袋に入れて、ジャンクショップ(屑屋)に売るのは、収集車の乗員と付近で乗り込んでくる住民。 最終処分場 hspace=10
2013年8月、パヤタス廃棄物最終処分場ゲート付近のジャンクショップ前で、ごみ運搬車から有価物を下す。運搬車内で集めた有価物を袋に入れて、ジャンクショップ(屑屋)に売るのは、収集車の乗員たち。 最終処分場 hspace=10
2013年8月、パヤタス廃棄物最終処分場ゲート前で、ごみ運搬車が一時停止すると、子供がごみ袋を持って、ごみ運搬車から飛び降りた。
有価物買取
マニラ首都圏ケソン市パヤタスジャンクショップ前で、ごみ収集車に乗り込んで、残った有価物をその場で集める子供。
ごみ収集車に乗り込んで、空き缶、PETなど有価物を収集する子供のスカベンジャー。ごみ運搬車を飛び降りた子供は、運搬車内で集めた有価物を袋に入れて、ジャンクショップ(屑屋)に売りに行く。
最終処分場 hspace=10
2013年8月、パヤタス廃棄物最終処分場ゲート付近のジャンクショップ前で、ごみ運搬車から有価物を下す。運搬車内で集めた有価物を袋に入れて、ジャンクショップ(屑屋)に売るのは、収集車の乗員たち。

映画「神の子たち」監督四ノ宮浩2002年2月のノートに次のようにあった。

「私は泥棒するぐらいだったら飢え死にしたほうがましです」
ニーニャこの言葉はフィリピンケソン市郊外にあるパヤタス(Payatas)ゴミ捨て場に住むニーニャ(12歳)にインタビューした時の言葉である。僕は2000年2月からこのゴミ捨て場に入り、ドキュメンタリー映画「神の子たち」を撮影し、日本では2001年11月から映画が公開された。
フィリピンの社会状況はというと、マニラ首都圏では青年男女の失業率が50%以上、スクワッターと呼ばれる政府や他人の土地に住む不法占拠者が7割といわれる。一般の大学を出た普通の女の子の就職先の希望がファーストフードのお店に働く事という国なのである。
当然、ごみ捨て場で働く子供たちはたとえ大学を卒業したってまともな仕事なんてありっこないといつしか思い始め、大体が途中で学校をやめてしまう。それに血縁をもっとも大事にするフィリピンにおいて、ゴミ捨て場に住んでいるという事は頼れる親戚がゴミ捨て場にしかいないという事もいえる。
ゴミ捨て場の住民の生活はというと早朝、日の出とともに目覚め、各々が好きな時間にごみ捨て場に向かい4,5時間働き、再生可能なビン、缶、鉄、真鍮、スクラップなどを集め、そのごみをジャンクショップと呼ばれるごみを買ってくれる所に売り、なんとフィリピン人の平均日給200ペソ(日本円で600円)を稼ぎ、一家4人家族が1日ようやく3食食べていける世界なのである。
しかし、この地にはいつも多くの子供たちの笑い声がこだまし、僕はここでだれにもお金をくれとせがまれたことがないのでもある。ニーナ一家の食事 僕はある日、ゴミ捨て場で知り合いになった女の子にある質問をした。「今あなたは幸せなの?」その子は「いつも家族が一緒で一日3回食べていけるから幸せです」こう答えてくれた。
多分、彼女はこのゴミ捨て場に生まれ、育ち、死ぬまで住み続けなければいけない宿命を当たり前のように受け入れ、金持ちになるといった夢やいろいろな欲望がもてないからいえる言葉なのかもしれない。(四ノ宮浩2002年2月ノート引用終わり)

最終処分場 hspace=10
2013年8月、パヤタス廃棄物最終処分場ゲート付近のジャンクショップ前で、ごみ運搬車から有価物を下す。運搬車内で集めた有価物を袋に入れて、ジャンクショップ(屑屋)に売るのは、収集車の乗員たち。 最終処分場 hspace=10
2013年8月、パヤタス廃棄物最終処分場ゲート付近のジャンクショップ前で、ごみ運搬車から有価物を下す。運搬車内で集めた有価物を袋に入れて、ジャンクショップ(屑屋)に売るのは、収集車の乗員たち。 有価物買取
ケソン市パヤタス(Payatas) ジャンクショップで、有価物の段ボールを売却するごみ運搬車135号に同乗していた清掃スタッフ

有価物買取1
ケソン市パヤタスジャンクショップで、有価物を下し終わった運転手。ごみ運搬車に同乗していた清掃スタッフが計量作業をしている。
有価物買取2
マニラ首都圏パヤタス(Payatasジャンクショップで、有価物PETを計量、売却するごみ運搬車135号に同乗していた清掃員。
有価物買取
マニラ首都圏パヤタスジャンクショップで、有価物の段ボールとPETを計量機器の近くに運搬する運搬車135号に同乗していた清掃従業者
有価物買取4
マニラ首都圏ケソン市パヤタスジャンクショップで、有価物PETを計量、売却するごみ運搬車135号に同乗していた清掃従業者
有価物買取5
パヤタスジャンクショップ(リサイクルショップ)がいくつもで、有価物PETを計量、売却するごみ運搬車135号に同乗していた清掃員
有価物買取
パヤタス(Payatasジャンクショップ(リサイクルショップ)で、有価物の段ボールやPETなどを計量、売却するごみ運搬車135号に同乗していた清掃員2人とジャンクショップ従業員(右)。右の奥が有価物の保管倉庫。
有価物買取
るごみ運搬車135号に同乗していた清掃員2人とジャンクショップ従業員(右)。右の奥が有価物の保管倉庫。
有価物買取
ケソン市パヤタス(Payatas)のジャンクショップで、有価物の段ボールやPETなどを計量、売却するごみ運搬車135号に同乗していた清掃員2人とジャンクショップ従業員(右)。右の奥が有価物の保管倉庫。
有価物買取
マニラ首都圏ケソン市パヤタスジャンクショップで、有価物の段ボールやPETなどを計量、売却するごみ運搬車135号に同乗していた清掃員とジャンクショップ従業員(右奥)。右の奥が有価物の保管倉庫。
有価物買取
マニラ首都圏ケソン市パヤタス(Payatas)のジャンクショップで、有価物の段ボールやPETなどを計量、売却するごみ運搬車135号に同乗していた清掃員3人(全員)とジャンクショップ(リサイクルショップ)がいくつも従業員(右)。右の奥が有価物の保管倉庫。
有価物買取
マニラ首都圏ケソン市パヤタスジャンクショップで、有価物PETを計量後、ごみ運搬車135号に同乗していた清掃員もジャンクショップの有価物保管倉庫に運ぶのを手伝った。
有価物買取
マニラ首都圏ケソン市パヤタス(Payatas)のジャンクショップで、有価物PETを計量後、ごみ運搬車135号に同乗していた清掃員もジャンクショップの有価物保管倉庫に運ぶのを手伝った。
有価物買取
マニラ首都圏ケソン市パヤタス(Payatas)のジャンクショップで、有価物PETを計量後、ごみ運搬車135号に同乗していた清掃員もジャンクショップの有価物保管倉庫に運ぶのを手伝った。
有価物買取
マニラ首都圏ケソン市パヤタス廃棄物処分場。設置して10年以上経過したために、周囲には木が生えて緑の丘のように見える。この周囲には、ジャンクショップ(リサイクルショップ)が並んでいて、有価物のPET、段ボール、金属、ガラスなどを計量、買い取っている。 有価物買取
マニラ首都圏ケソン市パヤタス廃棄物処分場の周囲には、ジャンクショップ(リサイクルショップ)が並んでいて、ごみ収集車から、有価物となるPET、段ボール、金属、ガラスなどを計量、買い取っている。

有価物買取
マニラ首都圏ケソン市パヤタスジャンクショップ(リサイクルショップ)で、有価物PETを計量後、ごみ運搬車135号に同乗していた清掃員に対して、ジャンクショップが有価物対価を支払う。
有価物買取
マニラ首都圏ケソン市パヤタス(Payatas)のジャンクショップ(リサイクルショップ)で、有価物PETを計量後、ごみ運搬車135号に同乗していた清掃員は、ジャンクショップの窓口(右)で有価物対価支払いを待っている。
有価物買取
マニラ首都圏ケソン市パヤタスジャンクショップ(リサイクルショップ)で、有価物PETを計量後、ごみ運搬車135号に同乗していた清掃員は、ジャンクショップの窓口(右)で有価物対価支払いを待っている。
有価物買取
マニラ首都圏ケソン市パヤタスジャンクショップ(リサイクルショップ)で、有価物を計量後、ごみ運搬車135号に同乗していた清掃員(合計3人)に対して、ジャンクショップが有価物対価を支払い終わったところ。
有価物買取
マニラ首都圏ケソン市パヤタスジャンクショップ(リサイクルショップ)で、有価物を計量後、ごみ運搬車135号に同乗していた清掃員(合計3人)に対して、ジャンクショップが有価物対価を支払い終わった。清掃員のシャツには、QuezonCityのロゴが入っている。

有価物買取
マニラ首都圏ケソン市パヤタス(Payatas)のジャンクショップ(リサイクルショップ)の有価物の保管倉庫前。
有価物買取
マニラ首都圏ケソン市パヤタスジャンクショップ(リサイクルショップ)の娘さんが、またやってきた有価物の計量を記録に行く。
有価物買取
マニラ首都圏ケソン市パヤタス(Payatas)のジャンクショップ(リサイクルショップ)前に、有価物を降ろすために、大型のごみ収集車が停まった。奥にいるのは鳥飼ゼミの学生。
有価物買取
マニラ首都圏ケソン市パヤタスジャンクショップ(リサイクルショップ)の娘さんが、計量した有価物をノートに記録している。種類ごとに単価をかけて、支払額を計算する。
有価物買取
マニラ首都圏ケソン市パヤタスジャンクショップ(リサイクルショップ)前に、有価物を降ろして、計量しているのは、大型ごみ収集車の清掃員。

公的リサイクル施設

Recycling


パヤタス施設
マニラ首都圏ケソン市パヤタス。バランガイの運営になるガラス瓶などリサイクル施設。段ボール、生ごみ、金属などを分別収集して再生資源工場に運搬するジャンクショップ。 パヤタス
マニラ首都圏ケソン市パヤタスのリサイクル施設。ここでは、ガラス、段ボール、生ごみを堆肥化など様々なリサイクルを実施し、分別した有価物をこれらのトラックで再生工場に運搬している。
  りさいくる
マニラ首都圏ケソン市パヤタス(Payatas)のリサイクル施設にある発動機。生ごみのたい肥化に利用する。
たいひ
パヤタスのリサイクル施設で生産された堆肥。 パヤタスタイヤ
マニラ首都圏ケソン市パヤタス最終処分場に隣接するバランガイ設置の公的リサイクル施設。
  政府による社会保障生活保護も不十分であるからこそ、スラムではリサイクル小規模事業=草の根民活の動きがある。
パヤタス
マニラ首都圏ケソン市パヤタスのバランガイリサイクル施設で、生ごみのたい肥化の説明を受けた鳥飼行博ゼミの学生たち。
政府による社会保障生活保護も不十分であり、老人ホーム入居の機会も生活資金も得ることができない。そこで、高齢者も貧困者も働くしかないのである。
パヤタス生ごみリサイクル
マニラ首都圏ケソン市パヤタスのバランガイ設置のリサイクル施設を訪問した鳥飼行博ゼミの学生たち。ここは、ガラス・ビンのリサイクルのほか、家庭から出る生ごみを集めて堆肥化し販売している。
パヤタスリサイクル
マニラ首都圏ケソン市パヤタスのリサイクル施設ジャンクショップ。
政府による社会保障給付費も受け取れず、生活保護支給額もゼロであるからこそ、スラムに草の根民活が発達する。 パヤタスのリサイクル
マニラ首都圏ケソン市パヤタスのジャンクショップ。 スラム街にも自治組織バランガイが組織され、その運営になるガラス瓶分別リサイクル施設がある。
パヤタスのリサイクル
マニラ首都圏ケソン市パヤタスのジャンクショップの有価物保管室。 パヤタスのリサイクル
マニラ首都圏ケソン市パヤタスのジャンクショップの有価物保管室。スラム街にも自治組織バランガイが組織され、その運営になるガラス瓶分別リサイクル施設がある。
政府による社会保障生活保護も不十分であるからこそ、民活はしぶとく粘り強い。
パヤタスのジャンクショップ

Junk Shops


ジャンク
マニラ首都圏スラムに限らないが、トタン屋根Corrugated iron roof)、古タイヤなど売れそうな廃棄物を集めている。

露店も都市インフォーマル部門urban informal sector)の生業である。会社に雇用されていなければ、お金を稼ぐために都市インフォーマル部門urban informal sector)に雇用機会を見出すしかない。 パヤタス hspace=10
マニラ首都圏ケソン市パヤタスの礼拝堂と古タイヤリサイクル施設。
パヤタスの木炭販売

housing


スラムバラック1
マニラ首都圏ケソン市パヤタススラム街バラックで、炭の小分け作業がなされていた。水道が引かれているが、袋やトタンで屋根を覆っている。壁も同様のに、もろい構造である。
バラック2
パヤタスのスラムバラックで、木炭を大きな袋でまとめ買いし、それを小さなビニール袋に小分けして、販売する。
衣類は相対的に安価なので、スラムの居住者でも、ごみ拾い仕事以外は、服装はこざっぱりしている。政府による社会保障も生活保護も不十分であっても、家族は働き工夫して生活している。
スラムバラック3
マニラ首都圏ケソン市パヤタスのスラムバラックでは、炭をまとめ買いして、小売り転売する世帯がある。
炭4
パヤタスの家では、焜炉(調理用ストーブ)を使っているため、そこに炭をまとめ買いして売却している世帯がある。フィリピンでは、中層以下の世帯で、料理や給湯には焜炉(こんろ)調理用ストーブを使うのがふつう。燃料は薪炭。
  ブロックバラック5
マニラ首都圏ケソン市パヤタスのブロック製バラック。コンクリブロックは、組石造の建築資材として、フィリピンでは住宅建設に多用されている。積み上げ壁を作り屋根を載せる。日本では、地震など、水平方向の力に備えて、コンクブロックの穴に鉄筋を通したり、脇壁で抑えたりするが、フィリピンでは、ふつうレンガのように積み上げるだけ。 木炭
パヤタスの木炭販売世帯に、聞き取り調査をする鳥飼ゼミ。 木炭2
パヤタスで、木炭販売前に、小袋に詰め替える作業を調べている鳥飼行博ゼミの3年生。 木炭3
パヤタスで、子供も手伝って小袋に木炭を詰め替える。もちろん、手足は真っ黒になってしまう。 木炭4
パヤタススラム街では、炭をまとめ買いし、それを小さな袋に分けて販売する店がある。
パヤタスの調理には焜炉(こんろ)調理用ストーブが主に使用される。燃料はバイオマスである薪炭。 木炭5
パヤタススラム街では、炭をまとめ買いし、それを小さな袋に分けて販売する店がある。 炭6
パヤタスの炭売却世帯の外観(後方のバラック)。手前は、聞き取り調査をする鳥飼ゼミ3年生。
東海大学

University


リサイクル聞き取り鳥飼
マニラ首都圏ケソン市パヤタスのリサイクル施設ジャンクショップで聞き取り調査をした時。清掃員の手にしている黄色の紙片は、回収した有価物の支払い明細表。

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