鳥飼ゼミ研修 Our Field Survey
鳥飼入門ゼミ Basic Virtual Seminars
1)レポートは各自工夫してワード(Word)作成、添付ファイルで学番メールを使いtorikai@tokai-u.jp宛に送信。
2)ワード(Word)作成レポート本文には,ふさわしい題名,学番,学生氏名を明記。
3)メール提出の件名には、各回のコードに続けて学生氏名を明記。例「UNICEF 鈴木花子」
ユニセフ(UNICEF) Torikai Basic Seminar
入門ゼミのテキスト
ユニセフ『世界子供白書 2017 ―デジタル世界の子どもたち』
UNICEF The State of the World’s Children 2017: Children in a digital world
課題1−1)ユニセフ『世界子供白書 2017』最初の「謝辞」が書かれているページを見ると、白書作成に多数の援助専門家、国連職員、大学研究者、NGO職員、住民、ジャーナリストなどがかかわっていることがわかる。一機関から複数の人々が加わった場合は、そのチームの代表者の名前があげられている。一体、この白書を作成するため、主だった人々だけでも、何カ国の何人がかかわっていたのか。ユニセフについて知ったうえで、具体的に数値を示して、その意義を論じなさい。
課題1−1)「まえがき」は、ユニセフ事務総長の巻頭言である。白書のような政府・国際機関刊行物では、その著名な機関の長、最高責任者が所信表明する大切な個所である。ユニセフの全職員は、ユニセフ事務総長の隷下にあり、その行動はユニセフ事務総長の承認・責任の下で行われる。この「まえがき」に示されたユニセフの基本方針を説明しなさい。
レポート提出時のメール件名にコード「UNICEF+学生氏名」を記載。
提出期限:2020年5月17日2359
課題1−1)世界子供白書作成に関わった人々
『世界子供白書 2017』に記載されている謝辞を見ると沢山の国や人々が関わり、この白書を作り上げているが、ここに書いてある名前だけでも200人近くは参加していることがわかる。また、『世界子供白書 2017』の「青少年ワークショップ 」に協力した国と、「U-Report調査 」に参加した国を世界の地域ごとに分類してみると、 ヨーロッパ州6か国 北アメリカ州3か国 南アメリカ州5か国 オセアニア州4か国 アジア州13か国 アフリカ州14か国
という結果になった。この結果からわかることはアジアとアフリカ州の国々が5分の3を占めており、他の州より圧倒的に参加率が高いということだ。また、『世界子供白書 2017』製作チームの現地訪問の際に協力した、
ナイロビ事務所(ケニア)10人 カンパラ事務所(ウガンダ)6人 アンマン事務所(ヨルダン)4人
は、ケニアとウガンダがアフリカ州であり、ヨルダンがアジア州ということがわかった。 アジアとアフリカは世界人口の7割以上を占めているが、開発途上国 (Developing country )や後発開発途上国 (Least Developed Country )も多い。この白書の政策には、世界で最も貧しい国ワースト28にランクインしている、チャド、ブルキナファソ、リベリアウガンダ、コンゴ、中央アフリカ共和国、ブルンジの諸国が関わっていることから、これらの国の貧しい子供たちの生活や現状について取り上げているのではないかと思う。
参考資料:https://www.businessinsider.jp/post-168683(αさんレポート引用終わり)
課題1−1)
初めにユニセフについて説明をする。「ユニセフ」とは略称であり、正式名称は「国際連合児童基金 」(United Nations Children's Fund )である。子供の命と権利を守るため、支援の届きにくい子供たちを優先して約190か国の地域で活動をしている。もともとは第二次世界大戦後の困窮した子どもたちへの救援活動を行うために作られたが、その後、発展途上国の子どもたちを支援するための活動を行うようになり、今では子供の保護、予防接種の普及、安全な水や衛生環境の確保、教育の支援など様々な活動を行っている。
『世界子供白書 2017』の謝辞にはこの白書を作成した人々が掲載されている。青少年ワークショップに協力した国は26か国、U‐Report調査に参加した国は25か国であり、その他助言や特集の執筆、インタビューに参加した人などを合わせると少なくとも250人以上いると分かった。
世界の国数は196か国であり、そのうちの30か国以上がユニセフ協会 として活動している。何故このような多くの国と人々が関わっているのか、私は大きく分けて2つ考えた。 1つ目は世界規模でみると貧困層 が多いので多くの国と協力して支援していくことが狙いだと感じた。日本は教育や医療が世界と比べて発展しているが、外国は未だに発展していない地域が多く存在する。ユニセフの活動している国が多いほど技術の提供や支援をしていくことで支援がいきわたりやすくなるのではないのだろうか。 2つ目は様々な立場から支援方法 を考えられるということである。現にこの白書は専門家をはじめ、国連職員、大学研究者、NGO職員、住民やジャーナリストなどが関わっている。多角的な視点から物事を検討することでより最適な活動が出来るのではないかと考える。(βさんレポート引用終わり)
課題1−2)デジタル社会で貧困を断ち切る機会を創る
ユニセフの基本方針は、デジタルが普及される中、デジタル技術によってもたらされる弊害(ネットいじめ、オンラインでの子供の性虐待、人身売買、ダークウェブ上の取引など)を軽減させること。また、デジタルデバイド (Digital divide )をなくして、みんながデジタル経済に参加し、何世代にも及ぶ貧困の連鎖に断ち切る新たな機会を作ることだと思う。
インターネット が普及し、たくさんのことが可能となり良い面がある一方、インターネットの未知な部分による新しい形態の犯罪など怖い部分も沢山ある。このまえがきにも悪い例が出されてあった通り、個人情報の悪用、生活習慣の乱れ、いじめ、オンラインでの性的虐待など深刻な問題がある。さらに、ダークウェブ上の取引や人身売買などもネットでされてしまう。これらは日本でも多発している。児童買春や児童ポルノを始めとするコミュニティサイトに起因する事犯の被害児童数も増加している。まずはインターネット利用環境を整備するなどしてこのような問題を軽減させることが優先だと思う。インターネットによる自殺や精神的な追い込みをなくしていかなければならない。
また、デジタルデバイドにより、世界中の約29%にあたる約3憶4600万人がインターネットにつながっていない。そのうち約60%がアフリカなのだ。インターネットの利用者数は年々増加しているのに、欧州や中央アジア地区では利用者比率が高いがアフリカ、南アジアでは利用者比率が低いのが現状。インターネットを使うことにより勉強や仕事ができるようになるためデジタルデバイドによりそこからまた貧富の差生まれてしまうのだ。経済格差、デジタルデバイドによりインターネットにつながっていない子供たちをデジタル経済に参加させることができたら今まで以上の可能性が拡がり、新しいものを創り出せるかもしれない。
このことから、ユニセフの基本方針は、デジタル技術によってもたらされる弊害を軽減させること、そしてデジタルデバイドをなくしてみんながデジタル経済に参加し、何世代にも及ぶ貧困の連鎖 を断ち切る新たな機会を作ること、だと考える。(γさんレポート引用おわり)
課題は人数を数えることだから、数えたらたくさんいたというのではだめです。数えたら××人とが作業していたという回答は、質問にだいたい回答しているといってよいでしょうが、消極的です。 他方、どこの国で何人と答えれば、1の質問に1回答したのでOKです。さらに、執筆に協力してる人たちは、どんな国の出身なのか、情報提供者には、どんな国の人たちが多いのか、知らない国があったから調べてみた、どのような背景があって方針を示して、どこを強調しているのか−−−−このように自分で考えて付け加えて報告すれば、1の質問に2答えたことになります。 こんなことは知らなかった、こんなことを感じた、と自分の知見や感想もさらに付け加えれば、1の質問に3答えたことになります。また、章立てをしたり、見出しを付けたりすることで、レポートは読みやすくなりますから、書式・様式も工夫次第です。 社会では、テストの点数以上に実力が評価されますが、この実力とは何ですか。1の質問に1回答することで、実力があると高く評価されると思いますか。 大学は自由ですから、授業で言われたことをやって、それで済ましてもかまいませんが、ゼミナールでは、自己発見、自己実現を目指して積極的に学ぶことで得るものが大きく違ってきます。
フィリピン山村の小学校 Torikai Basic Seminar
5/20/1100鳥飼入門ゼミteams講話では、下記のフィリピン山村の小学校初等教育の様子を閲覧しての感想、意見など各自1分以上、話してもらいます。テキストUNICEF『世界子供白書』も開いておいてください。
鳥飼研究室のアジア写真集 の右段リンクにある
ルブアガン町の小学校教員 School Teachers 2013
カリンガ州山村の小学校 Elementary School 2012
の2本のページから、掲載写真を観察してフィリピン山村の小学校初等教育の様子を具体的に説明しなさい。そして、その小学校初等教育の素晴らしい点と今後の問題について、自分なりに考察しなさい。
レポートは、章立て、強調など各自で書式・様式を工夫して、ワード(Word)で作成。
文字数は800文字以上。ただし、レポートの本文に、各自で題名を付け、学番・学生氏名を明記してください。
レポート提出時のメール件名にコード「Kalinga+学生氏名」を記載。「Kalinga 山田花子」
提出期間:2020年5月20日から5月24日2359
フィリピンの小学校初等教育について学校設備と授業環境の2つに分けて説明する。
1.学校設備について
カリンガ州の小学校校舎の写真を見ると、村で1番立派な建築物ということもあり、教室が広く黒板や机も完備されていた。私の予想では校舎は少し劣っていると思っていたが、勉強できる環境は確かにあった。しかしながら冷暖房設備は写真を見る限り見当たらず、また机は1人1つではなく長い机を使っている。
2.授業環境について
教室には十数名の生徒と教員が1人ついており、一見少人数指導に対応していると思っていたが、文章を読み進めていくと遠隔辺地のため教員が少なく、複式学級が普通であり、また校舎に対して小学生の人数が多く、午前と午後の入れ替え制にしているという。しかし、そのやり方が裏目に出て夜10時ごろに帰宅する生徒が見受けられ、少なからず犯罪や事故に巻き込まれる危険性が多くなるのではないかと推測した。半分は教室で勉強し、半分は校庭で遊んでいるのは入れ替え制によって出来ている。このことから圧倒的に校舎が足りないのではないかと思った。校舎は村と村の間にあるため、30分かけて山道を徒歩で通学する生徒もいる。しかしながらルブアガン町山村ウマの小学校では教科書、ノート、筆記用具は揃いつつあるという。日本に比べると授業環境は劣っているが、授業を受けている子供たちはみんな笑顔である。学校に行けば友達に会えるほか、家に帰れば仕事や家事が待っていると思うと学校が楽しいと感じるのではないか。
3.小学校初等教育の素晴らしい点
教員が少ないため各村に校舎を作るのではなく、村と村の中間に作ることによって多くの子供たちがなるべく負担がかからないように通えるようにしているのではないか。また1974年に成立したバイリンガル教育法によって小学校で2か国語を習うほか、地方言語も使われているという。国際語である英語を早い段階で学ぶことによって世界で活躍できる可能性が広がるのではないかと感じる。私が小学生の時、英語は「外国語」という教科で分類され、週1回のみの授業だった。それに比べるとフィリピンの教育内容は素晴らしい点の1つであると考える。
4.今後の問題について
私が今後の問題点として考えたことは2つある。1つ目は教育予算の不足である。教室は13万室、教師は10万人、教科書に関しては955万冊足りないという。教室を2つに分けて授業を行うこともあるそうだ。中でも1番心配なのは教師の不足である。給与の低さから教師を辞めて海外へ出稼ぎに行くのが現状だ。教える立場の人がいないと教育が成り立たず、負のスパイラルに落ちるのではないかと考える。
2つ目は基礎教育のその先についてだ。フィリピンの基礎教育は10年で日本より2年短い。その分を授業に取り入れないといけないので生徒の負担は大きいのではないかと感じる。そのうえ卒業しても就職先が限られ、失業者の半分は15歳から24歳の若年層であるという。しかし、基礎教育が短いから雇用先がないというのも問題である。対応策として私が考えることは学校では就職希望をしている生徒のための授業を行うことで就職してこれからどう生きていくべきか、会社としては若年層の受け入れ強化、技術習得をする人材育成を行うことで失業者を減らせるのではないか。そう簡単には実現できないと思うが、学校教育だけでなく、人生の長いスパンを考えて国がこの問題に向き合わなければいけないと考える。(δさんレポート引用おわり)
最初に、フィリピン山村の小学校初等教育について説明しようと思う。フィリピンでは、初頭教育が6年間の後、中等教育が4年間である。日本より2年少ないため、その分内容を詰めて勉強をしなければならない。だが、写真を見ると、つらそうな顔をしている生徒はおらず、笑顔なことが分かる。また、真剣にノートをとっている姿から、内容濃く学んでいるように見える。
次に、その初等教育の素晴らしい点を書こうと思う。先ほど触れたように生徒が楽しそうに授業を受けている点だ。バーチャルレクチャーで教わったように、フィリピンの子供は、学校が無いと働かなくてはいけなくなるということを知り、自分に置き換えて考えるととても共感した。
理由は、私は、高校生のバイトを始める前の時期は、授業があまり楽しくなく、集中できてないことがあった。しかし、バイトを始めた後は働くことの大変さを学び、逆に授業を受けることが楽しくなった。それを踏まえると小学生が生き生きと授業を受けることにも納得がいったからだ。
現在の日本では、学校に行けることが当たり前という風潮がある。しかし、世界的に見ても、働かずに毎日学校に行けるということは裕福であり、幸福であるはずだ。だが、今の小学生は、毎日退屈そうな顔で、学校に行っている。私も実際に、その姿を見た。よって、日本の小学生には、学校に行けることのありがたさを指導していく必要があると思う。それにより学習意欲が高まり、さらに学力を上げることができると私は考える。
次に、今後の問題点について書いていこうと思う。まずは、教師の数が足りない問題だ。バーチャルレクチャーでもあったように、フィリピンの村では、教科書が不足していて、生徒同士で使いまわしているという状況だ。また、ノートもとても貴重で、1つのノートにいろいろな教科の板書をとっている。これだと勉強の質が落ちてしまうため改善が必要だ。1番大切な教員も足りていないため、それは今必死に勉強している子供たちが教員になって頑張ってほしいと私は考える。(εさんレポート引用おわり)
フィリピン 小学校教育
今回はルブアガン町の小学校教員とカリンガ州山村の小学校についての掲載写真から分かる、フィリピンの小学校初等教育の様子を見ていき、文末ではその過程で気づいたフィリピンの小学校初等教育の素晴らしい点と今後の課題について考えていく。
まずは、ルブアガン町の写真から見ていきたいと思う。
最初に教室の様子を見て感じたのは、日本の小学校と比べ1クラスの人数が少ないことだ。この小学校は村の中で一番立派と書かれているように、貧しい国は学校を建てるだけでもかなりの苦労が必要なことが分かる。私は、一つの学校でたくさんの生徒たちが学んでいるイメージだったがフィリピンでは違うようだ。そして、校舎の外の写真を見ていくと、日本の小学校にあるような校庭が見受けられる。そこでは楽しそうに遊んでいる子供たちがいて、遊ぶ環境もしっかり設置されているので学校に通う楽しみもありそうなので、その点は素晴らしいと思う。
次はカリンガ州山村の小学校の写真を見ていきたいと思う。
まず教室の写真を見て一番に感じたのは、ルブアガン町の小学校と比べ教室にある掲示物や教材が多いことである。貧しい国の学校では生徒一人一人に教科書が与えられず、教科書は学校のものとして存在しているそうだがこの学校の生徒は一人一人が教科書を持って授業を受けているようにも見える。この写真から、教育の質に国内間で差があるのではないかと思った。
今回はフィリピンの小学校初等教育についての写真を見てきたが、課題もいくつかある。フィリピンでは、教室・教師・教科書が不足しており、学校によっては一つの教室を二つに分けて利用したり、午前と午後に分けて授業をしたりしているそうだ。そして教師不足も問題で、原因は給与の低さにあるようだ。村で一番立派な建物が学校ということは教育に力を入れていることは確かだろう。しかしフィリピンでは教育予算が足りていない。つまり、経済的な問題を解決していくことが、フィリピンの教育を充実させていくための課題といえるのではないか。(ζさんレポート引用おわり)
5歳未満児死亡率 Torikai Basic Seminar
UNICEF 【2019年9月19日 ニューヨーク/ジュネーブ発】
「最新の推定によると、2018年に亡くなった15歳未満の子どもは620万人にのぼります。そのうち530万人は5歳未満で亡くなっており、さらにその約半数が生後1カ月以内に亡くなっています。また、2017年に妊娠中あるいは出産時に合併症により亡くなった女性は29万人以上にのぼりました。」
「最新の推定によれば、サハラ以南のアフリカに暮らす女性と子どもの死亡のリスクは、他のどの地域よりも高く、世界的な格差が拡大しています。
高所得国に比べて、サハラ以南のアフリカ地域では、妊産婦死亡の水準は50倍近く高く、新生児が生後1カ月以内に死亡する確率は10倍高くなっています。
2018年、サハラ以南のアフリカでは13人に1人の子どもが5歳未満で亡くなっています。これは、5歳未満児死亡が196人に1人の割合であるヨーロッパに比べて15倍高い割合です。
サハラ以南のアフリカの女性が直面する生涯に妊娠・出産で死亡するリスクは、37回に1回の割合であるのに対し、ヨーロッパの女性は6500回に1回の割合です。サハラ以南のアフリカと南アジアにおける妊産婦と新生児の死亡数は、世界の80%を占めています。
紛争や人道危機にみまわれている国々では、医療制度が脆弱になり、女性や子どもは、命を救うために不可欠なケアを受けることができません。」(引用終わり)
VIDEO
ソマリアとイエメンへの1週間の視察を終えたOCHA(国連人道問題調整事務所)のジョン・ギング・オペレーション部長とユニセフの緊急支援本部 部長のテッド・チャイバンは、7月2日、報道機関に対し、不安定な状況下で危機的状況にある両国の状況悪化を防ぐには、喫緊の取り組みが必要であると述べ、両国でのニーズに加え、現状が続ければ長期に及ぶ不安定さの引き金になることを訴えました。【2014年7月2日 ニューヨーク発】
テキストのユニセフ『世界子供白書 2017』pp.147-157から、つぎの課題を考えてください。
1)5歳未満児死亡率 (U5MR:Under-five mortality rate (per 1,000 live births) )とは、この世に埋めれた出生1000人当たり1年間で何人が死亡したかを示す数値であり、特に単位はない。5歳未満児死亡数とは、1年間に死亡した5歳未満児の人数であり、単位は人である。2016年1年間の世界の5歳未満児死亡数が530万人ということは、世界の5歳未満児死亡数は、1日当たり何人か、1時間当たり何人か、1分当たり何人かを計算しなさい。
2)2016年、日本の値は、5歳未満児死亡率が3、5歳未満児死亡数が3000人である。この日本の値は、世界各国、各地域を比較して、どれだけ恵まれた状況かを、国別格差、地域格差に言及しながら論じなさい。日本と比較する対象国や地域は、自分で説明がしやすいように自由に選択して、具体的数値を上げて比較すること。まだ5歳未満死亡率の格差の原因を説明する必要はありません。
提出期間:2020年5月27日1100から5月31日2359
5/27/1100鳥飼入門ゼミteams講話では、上記の5歳未満死亡率のの日本と他国の比較について、各自1分以上、話してもらいます。テキストUNICEF『世界子供白書』、この5歳未満死亡率のレポート(案)も開いておいてください。
<5歳未満児死亡率と死亡数>
2018年に亡くなった15歳未満の子供は620万人にのぼる。そのうち530万人は5歳未満で亡くなっている。そして530万人のうち約半数が生後1か月以内に亡くなっている。2018年1年間の世界の5歳未満児死亡数530万人ということは、世界の5歳未満児死亡数は1日当たり1万4520.54人になる。これを1時間あたりで計算すると605.02人になり、さらに1分あたり10.08人が亡くなっていることがわかる。つまり、1秒だと0.168人、10秒に置き換えると1.68人になるため、10秒に1人は亡くなっている。また、2017年に妊娠中あるいは出産時に合併症により亡くなった女性は29万人以上いる。サハラ以南アフリカの女性が直面する生涯に妊娠、出産で死亡するリスクは37回に1回の割合に対しヨーロッパでは6500回に1回の割合になっている。サハラ以南のアフリカ地域では高所得国に比べて妊産婦の死亡の水準は50倍近く高い。新生児が生後1か月以内に死亡する確率も10倍高い。サハラ以南のアフリカと南アジアにおける妊産婦と新生児の死亡数は世界の80%を占めるほど死亡のリスクは高いのだ。 UNICEF子供白書に1990年から2016年までの世界の5歳未満児死亡率(出生1000人当たり1年間で何人が死亡したかを示す数値)と、5歳未満児死亡数(1年間に亡くなった人数)が書かれているが5歳未満児死亡率が低い地域、西ヨーロッパ・4人に対し、1番高いサハラ以南のアフリカの西部、中部アフリカでは95人となっている。これは西ヨーロッパの23,7倍であり、1000人出生のうち95人亡くなっている。つまり、西部、中部では100人産まれたら約10人は亡くなっているのだ。次に、5歳未満児死亡数を見てみると、低い地域の西ヨーロッパ1,9万人に対し、1番高いサハラ以南アフリカの西部、中部アフリカは175.6万人もいる。これは西ヨーロッパの92.4倍にもなる。東部、南部でも110,4万人が亡くなっている。2016年時点では死亡数564.2万人であるが、その半数はサハラ以南アフリカで亡くなっているのだ。 また、世界の5歳未満児死亡率の順位1位から20位までを地域ごとに分けてみると、1位から19位までがサハラ以南のアフリカの国々であることがわかった。サハラ以南のアフリカの中でも東部、西部、中部、南部に分類すると西部が11か国、中部が6か国となり、西部、中部だけでも計17か国が上位20位にランクインしていた。 日本は179位で1000人のうち3人の5歳未満児が亡くなっているが、1位のソマリアでは年間1000人のうち133人が亡くなっている。ソマリアと比べると44分の1であり、日本1人の死亡数に対し、ソマリアでは44人亡くなっていることがわかる。日本の死亡率が0ではないためこの数が良いとは言い切れないが、世界の中でも死亡率がかなり低く、また安心して出産できる環境が整っている日本はとても恵まれていると思う。(ηさんレポート引用おわり)
乳幼児死亡率の改善 Torikai Basic Seminar
テキストのユニセフ『世界子供白書 2017』、つぎの課題を考えてください
UNICEF 【2019年9月19日 ニューヨーク/ジュネーブ発】
「最新の推定によると、2018年に亡くなった15歳未満の子どもは620万人にのぼります。そのうち530万人は5歳未満で亡くなっており、さらにその約半数が生後1カ月以内に亡くなっています。また、2017年に妊娠中あるいは出産時に合併症により亡くなった女性は29万人以上にのぼりました。」
ユニセフ『世界子供白書 2017』の表1基本統計に示される5歳未満児死亡率、さらに生まれたばかりの新生児が、その出生時の人口集団の標準的な死亡の危険のもとで生きられる年数、すなわち出生時の平均余命(年)には国によって大きな格差がある。5歳未満児死亡率の格差には、さまざなま理由が考えられるが、同じテキストの表2栄養指標、表3保険指標から推測してみよう。
つまり、5歳未満児死亡率が高い原因はどこにあるのかを、ユニセフ『世界子供白書 2017』表2栄養指標、表3保険指標から考察してほしい。
VIDEO
ベッカム親善大使:スワジランドでHIVや干ばつの影響を受ける子どもたちを訪問
日本ユニセフ協会(2016/06/09公開)
ユニセフ(国連児童基金)親善大使のデイビッド・ベッカムが、スワジランドを訪問し、『7(セブン):デイビッド・ベッカム・ユニセフ基金』がサポートする、HIVと共に生きる子どもたちへの支援現場を訪れました。ベッカム大使はこの訪問の中で、東部・南部アフリカの広域で起きている過去数十年で最悪の干ばつの影響を目の当たりにし、HIVと共に生きる子どもたちや家族が、この危機によってさらなる苦難に晒されていることに警鐘を鳴らしました。
1)5歳未満児死亡率が高い原因には、特殊な理由、すなわち母親が子供を大切に育てないとか、人々の衛生知識が不足しているとかいった理由が見いだされるであろうか。開発途上国の人々が教育水準が低いから、5歳未満児死亡率が高くなっているのであろうか。
青年海外協力隊のようなボランティアが、「食事の前には手を洗いましょう」「汚いものは体に毒ですから食べないようにしましょう」と教えれば、5歳未満児死亡率を引き下げることができるのか。
2)2018年に亡くなった15歳未満の子どもは620万人もいるが、これを引き下げるためには、最先端の医療技術や新薬を開発する必要があるのか、先進工業国から多数の医師や看護師が5歳未満児死亡率の高い地域に出向いてボランティアをする必要があるのか。日本政府や医療専門家は、日本の高度医療を提供し医療専門家を派遣したり、最新設備を備えた病院を設置したりする援助を提唱している。そして、実際に日本の開発途上国に対する政府開発援助には、金額ベースでみると、そのような高度技術の援助が高い比率を占めている。
5歳未満児死亡率が高い理由と援助の結果
<5歳未満児死亡率が高い理由>
まず、5歳未満児死亡率が高い理由についてみていく。開発途上国や5歳未満児死亡率が高い国の人々は、子供を大切にしていないから死亡率が高くなっているわけではない。また、衛生面を良くしなければ病気などにかかりやすいことを知らないわけではないが、よくする余裕がなかったり、よくするすべを持っていなかったりする。
なぜかというと、水一つとってもきれいな水を入手するためにとてつもない労力を使って取りに行かなければいけなかったり、水をきれいにするすべを持っていなかったりすると、きれいな水でなくてもその水を使って生活しなければならない。日本では食事の前には石鹸で手を洗うことや、食器をきれいな水と洗剤で洗うことなどは当たり前になっていて、途上国にボランティアでそのことを教えに行ってもきれいな水を入手するのが困難な地域では、そのことに対し、もったいないと思ってしまうかもしれない。しかし、日本人などのボランティアが、工夫し、衛生概念について、紙芝居や演劇などわかりやすい手段で教えていることで、意識が高まり、5歳未満児死亡率の減少に貢献しているのは間違いない。
<先進国から開発途上国の援助>
日本も開発途上国に対してしっかりとした大きな病院を建てるなどの援助をしている。このことで5歳未満児死亡率の低下にどれほどの影響があるか見ていく。まず、病院を建てることで医療が発展していくことは間違いない。そして、多くの人も救えるだろう。しかし、病院を建てるのはその国でも発展した都市などであって、いくら都市に良い病院ができても年に行くことが困難な地域などに住んでいる人々は行くことが出来ない。また、国にお金がないと運営できるかもわからない。確かに、病院を建てて貢献しているがその近くに住んでいる地域の人にしか意味がないかもしれない。それなら、その国のいろんな地域にきれいな水を届けるようにするために整備したり、小さくても医療所をいくつか病院に行きにくい地域の近くに作ったりする方が5歳未満児死亡率などは低くなるかもしれない。
しかし、先進国の援助やボランティアなども非常に大切なことなので、これからも続いてほしいと思った。そして、5歳未満児死亡率が減少していってほしいと思った。
<母子健康手帳について>
母子健康手帳は子供のことだけでなく、妊婦の健康状態についても書かれている。生まれてきた胎児の健康状態や、受けたワクチンなど記録してあるため、後で見たときに分かりやすくなっていて、忘れても母子健康手帳を見れば大丈夫にいなっている。これはかなり素晴らしいことであると思う。妊婦と胎児の健康を管理することが出来るので、より健康などに気を使いながら質の良い生活に取り組めると思う。そして、子供の記録に関しては6歳まで記録する欄があるが、私は3歳までしか書いていなかった。今回のゼミでのスピーチでも、6歳まで記録していない人が何人かいた。これは、日本が先進工業国であり、ある程度健康な状態が保てれば安心することが出来るからであるからだと思う。それほどまでに日本は医療が充実しているんだなと思った。
このことを学び、日本はとても恵まれていて、充実した生活を送ることが出来ているなと思いましいた。5歳未満死亡率が高い国々は、先進国などの援助を受けながら徐々に、衛生的で、医療体制が整っていくことを願います。また、これからも改善に向け、進んでいけばいいなと思いました。
VIDEO
Special Olympics
Special Olympics transforms lives through the joy of sport, every day, everywhere. They are the world’s largest sports organization for people with intellectual disabilities: with more than 5 million athletes in over 170 countries…and over a million volunteers! At the 2015 Special Olympics World Games Opening Ceremonies, Avril performed the benefit track “Fly,” which she had written especially for the games. All proceeds from the track were designated to Special Olympics, as well as proceeds from Avril’s 30th Birthday Campaign, which sponsored over 30 participating athletes from around the globe. Avril also hosted over 200 Special Olympics athletes at her shows in 14 countries, and visited with a local Special Olympics program in Shanghai, prior to the games.
鳥飼ゼミナールの課題 Seminar of Tokai University 2016
【開発経済学】 のテーマは、開発途上国 を対象とした経済社会問題である。これは、(1)開発途上国
における貧困解消、(2)乳幼児死亡率 、平均寿命、成人識字率 など人間の厚生にかかわる指標(人間開発指標 )やベーシックヒューマンニーズの改善、すなわち社会開発 、(3)大気汚染 、温室効果ガスの排出、廃棄物処理 、生物多様性の減少 などの環境問題への対応、とい
った内容を含む。
一般に開発途上国とは、一人当たり所得水準 の低い諸国をさすが、この水準は日本の一
人当たり所得の10分の1程度の低さである。つまり、このような低所得国 の国民10人と日
本の国民一人が1年間に獲得する所得 が同程度という意味であり、開発途上国が貧困にあ
るということが実感できよう。しかも、このような日本人の10分の1に満たない低所得の
国民は48億人、世界人口 の80%にも達している。
開発経済学 の第一の課題は、なぜ開発途上国は貧しい人々が多いのか、を追及し、その原因を究明することである。そして、原因を理解した上で、貧困解消 のために効果的な方法を検討することが必要になる。
第二に、開発途上国の人々は経済的に貧しいだけでなく、高い乳幼児死亡率・妊婦死亡
率 、低い就学率 ・成人識字率 など、人間の厚生水準を示す人間開発指標 が、先進工業国 と比してはるかに劣っている。これは、人間の本来もっている能力を引き出すことなく、無為に放置していることを意味する。それでは、人々の厚生水準を高めるには、どのような政策が効果的であろうか。工業化、教育 、貿易 、投資などについて、幅広く検討する必要がありそうである。
第三に、環境問題 が深刻化するなかで、開発途上国の責任あるいは役割について、検討
することの重要性が指摘できる。熱帯林の伐採 は、開発途上国で急速に進行しているし、工業化 、モータリゼーション に伴う大気汚染 ・水質汚染 は、開発途上国の環境を悪化させ
ている。たしかに、現時点では、所得水準が高い先進工業国 のほうが、温室効果ガス の排
出は多いが、今後は、開発途上国の排出が急増する。そこで、環境問題に対処するために
も、先進国だけでなく、開発途上国の環境政策 など、新たな観点から研究が進められている。
東海大学湘南キャンパスの地図
教養学部の入門ゼミ Seminar, School of Humanities & Cultures
東海大学教養学部人間環境学科では、新入生全員108名が10名の教員の下で1クラス10名程度の「入門ゼミナール 」を履修している。教員1人当たり10−11名の学生がゼミ研究室 で当行う少人数の演習科目である。新入生研修会は、新入生全体のガイダンスの後、入門ゼミのクラス(10-11名)に分かれて行った。鳥飼入門ゼミでは、研究室毎に先輩ゼミ生2-3名を交えて、履修相談を行った後、食事会をし、午後は、図書館13号分館・フィットネスセンター ・トレーニングセンター。学生課(クリック)の学内ツアー(利用案内)を実施した。
社会環境課程では環境、福祉、ビジネスについての基本的な知識を身につける必
要がある。また、そのため、1ゼミ研究室 当たり10名程度の「入門ゼミナール1 」が必修科目となっている。
「入門ゼミナール1 」では大学で学ぶにあたっての基本的な学習方法を身に付ける。具体的に
は、レポート提出にあたっての文章の書き方や資料の探し方、インターネットの利用方法などである。これらのことを身に付けた上で、現実に起こっている環境、福祉、ビジネスに関する問題について自ら考える力を養うことを目標としている。
大学で学ぶためには、専門書、新聞、インターネットなどの活用方法を身につけることが必要と
なる。書籍や新聞記事を捜して、それに目を通し、インターネットを用いて情報を得て、分析する方法を身につけるよう心掛けてほしい。
鳥飼担当の入門ゼミ では、貧困解消、社会開発 、環境保全の観点を踏まえ、実証的・理論的に貧困・人口 ・農業・工業化・都市インフォーマル部門 ・貿易・投資 ・政府開発援助 、教育、戦争などを題材に授業を進めていきたい。
社会環境課程の入門ゼミ Seminar, Department of Human Development
開発経済学は、大学で開発と環境にかかわる貧困問題 や国際協力 を学ぶための基礎力と応用力を初歩から学ぶために設定されている。このためには、以下の力をこの課目で育成する。
1.開発経済学 、国際協力 に関する学術用語を伝え、文書で読解し、表現するという学習力
2.講義を聞いて開発途上国における貧困解消 と国際協力のための政策・対策について考
察できる思考力
3.レポート・小論文など文章を作成するに際して、文献資料、新聞、インターネットな
ど活用して、より深く調べ自分で考察・検証する探求力
4.社会でどのような環境問題・貧困問題が生じているのかを、グローバル とローカルの双方の視点で具体的に認識できるようにする「認識力」に配慮することが、この科目の特徴となる。
入門ゼミ2は「入門ゼミナール1 」で学んだことを生かした上で、さらに一歩先に進むための位置づけがなされている。すなわち、環境、福祉、ビジネスに関する知識を積み重ねたうえで、社会に存在する問題にはどのようなものがあるかなどについて、意識を少しずつ研ぎ澄ましていく。こうすることによって、現代の日本が抱えている社会問題に対して学生諸君の積極的な姿勢を培うことが可能となる。この授業は、社会に対する考察力を高めることを目標としている。
「ゼミ研究室 」で卒論口述試験 に向けた練習会を開催。鳥飼ゼミでは,全員パワーポイントを使用した発表で,画面20〜35枚,図表等も完備させる。厳しい基準ではあるが、卒論作成,口述試験準備を通じて,3〜4年のゼミの期間は,充実した日々を過ごすことができる。
13号館小図書館 Tokai University Library
13号館2階の図書館13号館分館 は、社会・自然科学・芸術系の資料を収蔵している。書籍の他に、新聞、CD、DVD、LD、ビデオテープ、レコード、楽譜などを利用できる。
東海大学湘南キャンパスの図書館
4カ所(中央図書館、11号館分館、12号館分館、13号館分館)
開館時間 月曜〜金曜 9:00〜22:00、 土曜 9:00〜19:00
休暇中の開館 月曜〜金曜 9:00〜17:00、 土曜 9:00〜16:00(夏休みは土曜休館)
学部学生の図書館 貸出規則では貸出冊数は各館10冊まで。貸出期間は2週間。TIME-OPAC画面から利用状況の確認も可能。東海大学付属図書館 は、全図書館・分館を合わせて、図書約254万冊、雑誌約3万タイトル、視聴覚資料約6万点を所蔵。学術情報の電子化、マルチメディア化に対応し、利用者への迅速な情報提供体制を確立。また近隣住民などに公開するなど、地域社会に密着した活動も展開している。
東海大学図書館 湘南校舎13号館分館には、社会、自然科学、芸術関係の図書・雑誌、音楽関係の視聴覚資料を収蔵。図書約7万5千冊、雑誌約1,000タイトル、視聴覚資料約29,000点。クラシック、ジャズなどのレコードが豊富で、それに対応した視聴覚機器を備えている。
湘南校舎11号館分館 には、人文、社会科学系の専門図書・雑誌を収蔵。図書約58万冊、雑誌約6,300タイトル。「足利惇氏文庫」やアラビア語・ペルシャ語・サンスクリット語・トルコ語などの言語による文献が充実。
東海大学図書館 での携帯電話・スマートフォン での通話は禁止。
食べ物の持ち込みは禁止。ただし、ペットボトルや倒れても中身がこぼれない容器の飲み物の持ち込みは可能。(閲覧席でのみ飲用可能。)
東海大学 8号館3Fにはキャリア就職課 がある。就職活動での提出書類の添削・指導、面接の練習など、自分の未来を考えるための相談が可能。8号館2Fにはバブレストランがある。
右上の東海大学 8号館には、白を基調にし椅子の色も落ち着いているBaB 食堂がある。 白身フライコロッケ丼(300円)、甘辛竜田揚丼 小(200円)、カレー(350円)など。
15号館内のスポーツ施設
Sport Facility
・東海大学スポーツ教育センター スポーツ課では、学生や教職員の健康増進をはじめ、互いの交流の場としても積極的に活用できるよう施設を開放している。
スポーツ教育センター・スポーツ課が扱う施設は、フィットネスセンター (15号館1階)、プール(15号館1階)、トレーニングセンター (15号館地階)、テニスコート。コートの貸出予約は当日9:00から開始。
スポーツ教育センター は、学内サービスとして、次のサービスを提供している。
(1)フィットネスセンター・プールとトレーニングセンターの管理運営
(2)サービスセンターにおけるスポーツ用具の貸し出し
(3)健康教室・スポーツ教室の開催や各種スポーツ大会の企画運営
東海大学のスポーツ課は、ここ湘南キャンパスだけでなく、伊勢原キャンパス 5階にもある。住所は、伊勢原市田中348。
室内温水プール
Swimming Pool
・東海大学スポーツ教育センター は、スポーツの振興や教職員・学生の健康推進、体育・スポーツ・健康の分野で活躍できる人材の育成に努めている。
・東海大学スポーツ教育センター屋内温水プール も曜日を限定し開放していますは、月、水、金に曜日を限定し、学生に開放している。
15号館の二つの屋内温水プール の高い天井は、木製の梁で支えられている。
・東海大学スポーツ教育センター屋内温水プール は24時間一定温度(温水)で管理されており、室内25m・8コースのメインプールとサブプールがある。
・東海大学屋内温水プール は、「水泳理論実習」、「アウトドアスポーツ理論実習 」など多くの授業に使用されるが、授業終了後には17時より19時までFC同様に開放されている。
屋内温水プール 。2016年4月9日、東京辰巳国際水泳場で行なわれた第92回日本選手権水泳競技大会において、女子平泳ぎ200mに出場した金藤理絵(2012年度大学院修了)は決勝で日本新となる2分19秒65で優勝。 北京以来、8年ぶり2度目の五輪出場を決めた。
東海大学・屋内温水プール はガラス張りで天井も高い開放的な空間に25メートルある。それを上から眺めることのできる展望室に案内された鳥飼ゼミ。
15号館の入り口付近の鳥飼入門ゼミの学生たち。これから左側にあるフィットネスセンター に入れていただき、案内を受ける。
開放フィットネスセンター
FITNESS EQUIPMENT
フィットネスセンター(FC)は、「健康・フィットネス理論実習」、「傷害スポーツ理論実習」などの必修科目授業で主に使用され、授業が終了した後は平日(17時より21時まで)、土曜日(13時より20時まで)にも在学生や教職員、卒業生へ施設を開放される(年間登録制:有料)。
東海大学フィットネスセンター にはランニングマシン(10台)、エアロバイク(30台)を設置。身体の部位ごとに鍛えられるマシン、専門的なフリーウェイトエリアも兼ね備えており、ストレッチ、や各種教室も開催可能なフロアスペースも併設されている。
東海大学フィットネスセンター には専門のトレーナーが常駐していて、相談しながら運動が可能。
東海大学15号館のフィットネスセンター ・トレーニングセンターがリニューアルオープンした。
2016年春、東海大学湘南キャンパス15号館のフィットネスセンター は全ての機器を入れ替え、リニューアルオープンした。
東海大学湘南キャンパス15号館のフィットネスセンターには、エアロバイク(40台)やランニングマシン(14台)をはじめ、様々な機能を持つウェイトマシン、ベンチプレス・スクワットなどフリーウェイトスペースまで、より充実した施設へと更新された。
東海大学湘南キャンパス15号館のフィットネスセンターには、エアロバイク(40台)やランニングマシン(14台)がある。
東海大学 体育学部競技スポーツ学科の「人間科学」では 「人間とは何か」について幅広い視点で研究する。つまり、哲学、心理学、歴史学、文化人類学、社会学、法学、そして生命科学や人類学、人工知能など、文系・理系両分野を通して多角的に、あるいは総合的に人間について考える。
「スポーツ学」では、広い視点からスポーツを捉え、社会との関わりを研究し、スポーツそのもの及び人間の心身の発達を科学的に分析し、そのメカニズムを探ることにより、トレーニングに役立てたり、健康管理などに応用する。
「健康科学」では、人々の健康増進・維持を実現するための理論と技術方を習得する。つまり、人々の病気を予防し、健康増進と維持のための理論と方法を研究する。栄養・運動・リラクゼーションなどの分野のほか、福祉や介護関連の科目も学ぶ。
東海大学 体育学部競技スポーツ学科には、世界屈指の施設と国際水準の体育学の専門家が揃っている。
部活トレーニングセンター
Training Center 2016
トレーニングセンター(TC)は、1995年4月の開設以来、日本最大規模のスポーツ選手専用トレーニング施設として、学内の選手やチームの体力強化と競技力向上に役立てられている。
トレーニングセンター(TC)の最大の特徴は、施設や器具のハード面ばかりでなく、ソフト面においても総合的なスポーツ医科学サポート体制(東海大学スポーツサポートシステム)が整備されている点にある。
トレーニングセンター(TC)は東海大学体育会クラブに加入する学生および卒業生アスリート以外の登録は行なっていない。
トレーニングセンターは、運動部に加入していることを基本条件としているアスリートのための専用施設。
トレーニングセンターは、団体予約ができる。
トレーニングセンターは、東海大学湘南校舎15号館地下1階に位置する、日本最大規模(1,050m2)の面積を持つスポーツ選手専用のトレーニング施設。
国内最大規模(総面積1,050?)の東海大学トレーニングセンターでは、学内の体育会所属クラブ(約20団体・約1,000名)のアスリートに対するトレーニング指導や学生スタッフの育成をしている。
東海大学には、広大な敷地内に点在する各種グラウンド、体育館等の他に、2フロアのトレーニングセンター、いながらにして高地トレーニングを実施できる低圧室、リハビリ用も併設された温水プールもそろっている。
東海大学の2フロアのトレーニングセンター、温水プールは、それらを各部門の専門教員、及びスタッフが指導・運営している。
スポーツトレーナーは、一般の人からプロ選手まで、トレーニングを指導する専門家。プロ野球選手の専属トレーナーが注目されて話題になるなど、スポーツトレーナーの仕事は奥が深い。トレーニングする相手の体質や、健康上の課題をつかみ、その人にあったアドバイスや指導をしなければならない。体のしくみや栄養知識など、高度な専門知識がもとめられる。
学生課CLIC
Student Support Division
学生課CLICは、キャンパスライフのあらゆる「?」に答える総合相談・案内窓口。年間約12,000件の相談に応じている。昼休みの30分間を利用して、毎回学生達の生活に役立つテーマで、楽しい雰囲気のクイック講座も開催。
東海大学にはキャンパスライフをより豊かにするために、学生課CLIC(クリック)を中心に学内外問わず多様なネットワーク支援態勢を整備し、専門スタッフが相談や指導にあたっている。
入学したばかりで大学のシステムが分からなかったり、学生生活の中で様々な問題に直面して悩む学生も少なくない。こうした時、最もふさわしい部門やセンターを案内したり、アドバイスしたりする総合相談・案内窓口が、湘南キャンパスにある学生課CLICである。
1.学びの相談(履修の仕方、転学部・転学科の方法、資格取得、海外留学)
2.各種トラブルの相談(アルバイト、下宿・アパート、交通事故、悪徳商法)
3.悩みの相談(人間関係、進路・就職、経済的な問題)
4.学生生活や大学の制度に関する相談(奨学金、サークル、学内施設・設備の利用)
などが多い。
教科書販売所
Kinokuniya Co.,Ltd
紀伊国屋の大学ブックセンターは、各大学に所属する教職員・学生の方を対象とした店舗。紀伊國屋書店東海大学ブックセンターは、東海大学湘南校舎8号館2Fにある。
紀伊國屋書店東海大学ブックセンターの営業時間は9:00〜18:00。
中央図書館
Tokai University Library
中央図書館は、東海大学湘南校舎4号館にあり、広い分野の図書・雑誌、視聴覚資料を収蔵。総蔵書数は図書約55万冊、雑誌約5,300タイトル、視聴覚資料約9,400点。本学の創立者である松前重義と篠原登先生の記念文庫「松前・篠原文庫」をはじめ、古い時代の写本や古文書もある。
東海大学付属中央図書館 。湘南キャンパスは広さ50万8,102平方メートル。社会科学の蔵書は、中央図書館、11号館、13号館に所蔵されている。代々木図書館は、東海大学代々木校舎にあり、観光学関係の専門図書・雑誌、視聴覚資料の収集に力を入れている。図書約10万冊、雑誌約700タイトル、視聴覚資料約1,200点。
東海大学付属中央図書館 の入り口。
東海大学付属中央図書館 の利用ガイダンス。ガイダンスは、書類や電話による事前予約制で、35名程度なら同時に受講できる。
東海大学付属中央図書館 の検索パソコンでは専門的な学術雑誌に掲載された論文の検索やダウンロードの仕方などを教わった。
東海大学付属図書館の専門家による社会環境課程新入生(1年生)に対する中央図書館の利用ガイダンス。蔵書の検索・貸出から、論文の検索・ダウンロードまで、多様な内容から選択してガイダンスを実施してもらえるので便利である。
東海大学付属中央図書館 の新入生ガイダンスは、社会環境課程の新入生全員が、入門ゼミ・研究室別に受講する。今回の利用ガイダンスには、新任教員を含む2つの入門ゼミ1の新入生21名が合同で受講した。
東海大学付属中央図書館 の検索パソコンでは専門的な学術雑誌に掲載された論文の検索やダウンロードの仕方などを教わった。
東海大学付属中央図書館の利用ガイダンスは、事前予約制。同時に35名程度を対象に実施可能。
東海大学付属中央図書館 の新入生ガイダンスは、社会環境課程の新入生全員が、入門ゼミ・研究室別に受講している。
東海大学付属図書館の専門家による社会環境課程新入生(1年生)に対する中央図書館の利用ガイダンス。蔵書の検索・貸出から、論文の検索・ダウンロードまで、多様な内容から選択してガイダンスを実施してもらえるので便利である。
東海大学付属図書館の専門家による社会環境課程新入生(1年生)に対する中央図書館の利用ガイダンス。
東海大学付属図書館の専門家による新入生に対する図書館利用ガイダンス。新任教員を含む2つのゼミの21名が合同で参加した。
東海大学大学付属・中央図書館所蔵の書籍は、貸出手続きを得ないまま、外部に持ち出すことはできない。ゲートには、蔵書の貸出チェックのセンサーが備え付けられている。
貸出冊数:現行 各館5冊 → 新 各館10冊
*貸出期間は2週間で変更なし。
東海大学付属・中央図書館の印刷コーナー。東海大学湘南校舎4号館にあり、英語で使用する教材や参考書も整っている。
図書館の印刷コーナー。蔵書を10円コピーできる。プリペイドカードなら、1000円で143枚、1枚当たり7円で印刷可能。
東海大学付属中央図書館 は、総蔵書数は図書約55万冊、雑誌約5,300タイトル、明治・大正・昭和の新聞も見ることができる。
東海大学付属中央図書館 には高校で使用している全教科の各社刊行の全教科書がそろっている。
東海大学中央図書館の蔵書数は図書約55万冊、雑誌約5,300タイトル、視聴覚資料約9,400点。
東海大学中央図書館。湘南キャンパスは面積50万8,102平方メートル。社会科学の蔵書は、中央図書館、11号館、13号館に所蔵されている。
東海大学付属中央図書館 の蔵書数は図書約55万冊、雑誌約5,300タイトル、視聴覚資料約9,400点。ここでは、過去の各社の刊行した新聞を検索できる。
東海大学付属中央図書館 の検索パソコンでは専門的な学術雑誌に掲載された論文の検索やダウンロードの仕方などを教わった。
東海大学付属中央図書館 の蔵書数は図書約55万冊の中には、Kant Collectionがある。これは、ドイツの哲学者カント(Immanuel Kant, 1724-1804)の著作と関係書のコレクションである。
東海大学付属中央図書館 には、オランダの哲学者Spinoza Collection がある。ヨーロッパ哲学史上における形而上学体系の創始者であるスピノザ(Baruch de Spinoza,1632‐1677)の、初版を含む作品とスピノザ研究書が所蔵されている。
東海大学付属中央図書館 には、Dante Collection (イタリアの詩人)が所蔵されている。ダンテ(Dante Alighieri, 1265-1321)の著作物と16世紀から20世紀前半のダンテ研究の重要なものを含むコレクションである。
東海大学大学付属・中央図書館 の経済関連の蔵書のある書棚を見学した入門ゼミナール 1の新入生。中央図書館の蔵書は約55万冊、雑誌約5,300タイトル、視聴覚資料約9,400点。ここは、開架式で自由に入って、閲覧し、その書籍を借りることができる。
大学の授業以外に、自由時間を有効に使用して、好きな本を読むことは、人生設計にも役に立つし、楽しいことである。本を読まない大学生は、真の大学生ではない。
環境関連といっても、経済学、生物学、天文学、工学、医学とさまざまな方面と関連が深い。東海大学社会環境課程 は、社会科学なので、経済学、法学、社会学、農業経済学などのコーナーを利用すると、学びに即した書籍を東海大学大学付属・中央図書館で見つけることができる。
東海大学付属中央図書館 の蔵書と関連分野の位置関係がわかれば、実際に本を閲覧しながら、借りるかどうか決めことが容易になる。
蔵書約55万冊、雑誌約5,300タイトル、視聴覚資料約9,400点の東海大学付属中央図書館 の書庫。ここは、開架式で自由に入って、閲覧し、その書籍を借りることができる。
東海大学教養学部
Torikai University
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連絡先:
torikai007@yahoo.co.jp
〒259-1292 神奈川県平塚市北金目4-1-1東海大学HK社会環境課程
鳥飼 行博 TORIKAI Yukihiro Department of Human Development,Toka University 4-1-1 Kitakaname, Hiratuka,Kanagawa, Japan 259-1292