2013年鳥飼ゼミ国内研修 Our Field Survey
東海大学鳥飼ゼミ研修 Tokai University 2013
東京都品川区JR品川駅 に集合した東海大学 教養学部鳥飼ゼミ の学生たち。鳥飼ゼミでは、下水処理、水質汚染防止を学ぶために東京都下水道局 の水再生センター の見学を実施している。
人間環境学科社会環境課程 の鳥飼ゼミでは開発と環境の経済学 がテーマである。そこで、?開発途上国 の貧困解消、?乳幼児死亡率 、成人識字率 など人間開発 、?大気汚染 、温室効果ガスの排出、廃棄物処理 、生物多様性の減少 などの環境問題への対応、を研究している。 持続可能な世界を構築するために、企業の社会的責任 、行政の役割 にも目を向けて、フィールド調査をしている。
芝浦水再生センターに行く途中には、っ大企業の本社ビルがいくつもある。コクヨホール (KOKUYO HALL)は、品川駅港南口(東口)から徒歩5分で、国際学術会議・フォーラムなどに使用できる便利な施設である。コクヨのエコライブオフィス は、日本の全オフィスが直面するCO2排出量の問題を解決することを目標に、CO2排出量を削減しつつ、エコ意識と創造性を高めていくという。
東海大学教養学部 の鳥飼行博ゼミ 男女学生は、品川駅から東京都港区NTT品川TWINSアネックスビル を通って、東京都下水道局 の芝浦水再生センター に向かった。
◆人間環境学科鳥飼行博ゼミでは、国内研修・フィールド調査として、芝浦水再生センター見学、戦争体験者講演会、大阪府大阪市 西成区ホームレス・日雇い労働者聞き取り 、アジア太平洋トレードセンター(ATC) 見学、浪速区新世界・中央区道頓堀見学 などの研修を行った。
JR品川駅ー芝浦水再生センターの地図
東京都港区 Minato-ku Tokyo
東京都港区 の東側は埋め立て地で、大企業の巨大ビルが林立している。港区の新築マンション情報 は、一般販売住戸:5300万円台〜5900万円台:3LDK:70平米
東京都港区 のコクヨショールーム 「エコライブオフィス」には、次のようにある。 「ガマンすること、減らしていくこと。そんなエコロジーに対する概念を超えて、私たちコクヨが提案するのは、創造するエコロジー"eco+creative"。この新しい発想から、創造的な働き方を生み出していこうという実験オフィスが、コクヨの「エコライブオフィス品川」です。単なる省エネ化やコスト削減ではなく、よりクリエイティブで生産的なエコを提案するため、様々なチャレンジを行っています。次世代に向かって新たな進化を始めた私たちのオフィスを、ぜひ実際にご覧ください。」
東京都下水道局 Bureau of Sewerage, Tokyo
東京都港区 の水再生センター の第一沈殿池(東京都港区港区港)。この下水浄化施設「二沈殿池」は、汚水を上澄み水と汚泥に分離する場所。第一沈殿池の上部は、公園化されている。
東京都港区 の水再生センター は老朽化による施設の更新にあわせて、同時に雨天時放流水質の改善のため合流改善施設の整備が求められている。そこで、敷地が限られているために、施設更新を段階的に進めなくてはならず、第一期再構築事業として、第二沈殿池を解体し雨天時調整池 7万6,000立方メートルを整備し、その後、既存の雨天時汚水調整池4万5,000立方メートルを解体、曝気槽 ・第二沈殿池を建設する計画がある。
東京都港区の東京都下水道局 、芝浦水再生センター 事務所屋上から俯瞰した下水処理のための第一沈殿池。ここに汚水を貯めて時間をかけて汚物を沈殿させ、汚泥 として除去する。
曝気槽 (ばっきそう)とは、排水中に圧搾空気を散気管やエアレータによって微細な気泡として吹き込む水槽。微生物の生物化学的酸化反応を促し、水中に含まれる汚濁物質を次の沈殿槽で沈殿させるための槽(タンク)。活性汚泥法 は、微生物が含まれて排水処理に適当な状態になっている汚泥(=活性汚泥という)を用いて、汚水処理をする。
芝浦水再生センター Shibaura Water Reclamation Center
鳥飼行博ゼミ は、2013年6月、中国留学生も含めて東京都港区 の水再生センター を訪問。夏季休業中のゼミ合宿では、大阪南港コスモフェリーターミナル (大阪市住之江区 )アジア太平洋トレードセンター にあるおおさかATCグリーンエコプラザ を訪問した。
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター 正面玄関に集合した鳥飼行博ゼミ メンバー。
以前は、「下水処理場」 と呼ばれていたが、東京都は下水処理場に代わる新たな名称を募集し、2004年4月に「水再生センター 」へと改称した。東京都内の「水再生センター」は2010年3月現在で23カ所ある。横浜市も2005年(平成17年)4月1日に「下水処理場 」を「水再生センター 」に名称変更。
水再生センターのセミナー Seminar at Water Reclamation Center
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター で専門家スタッフから特別セミナーを受ける鳥飼行博ゼミ生。
「下水処理場 」にかわる新名称「水再生センター 」は、?汚れた水をきれいな水にして河川や海に戻すという役割処理、?水をビルのトイレ用水や河川の清流復活用水へ活用する、という機能をわかりやすく表わしている。
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター で専門家スタッフが特別セミナーで使用したスライド。新名称「水再生センター」決定までの経緯 は、1.新名称の一般募集、2.有識者等による委員会の審議(候補として6名称を答申)、3.委員会の答申を受け決定 新名称を「水再生センター」に決定した理由 1. 環境保全に貢献する取組みなど、下水処理場の役割が分かり易く表現されていること 2.下水を都市の貴重な水資源として再生させていることが明確であること 3. 答申された6名称の中で応募数が最多であったこと
使用開始日:2004年(平成16年)4月1日、新名称の応募総数:4,749件 委員会の答申:「水再生センター」「みずのもりパーク」「水再生ステーション」「さいすいパーク」「水質保全ステーション」「水循環ステーション」の6名称
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター を訪問した鳥飼行博ゼミ は、施設見学前に専門家スタッフのお話を伺った。
家庭・事務所・工場の排水は、屋根や道路上の雨水とともに、次のような経路で再生される。 ?下水は、下水道管を通って下水処理施設に流れ込む。?水再生センターに集められた下水は、大きなゴミを取り除いた後、沈砂池 (ちんさち)に入り、土砂などの大きな固形物を沈殿させる。?第一沈澱池 (だいいちちんでんち)で固形物を時間をかけて沈殿させ取り除く。?反応槽 (で微生物の入った活性汚泥を加えてエアーストーンで空気を送入しかき混ぜながら汚れを微生物によって分解する、?沈殿池で微生物に付着した汚れを沈澱させる。?反応槽の下水は第二沈澱池 (だいにちんでんち)でさらに上澄み水と汚泥に分離させる、?上澄みは塩素消毒 し海中に放流、または一部を再生水として下水道局内や近隣施設のトイレで再利用する。?回収した汚泥は、メタン発酵させて消化ガスとして空気中に放出、あるいは脱水してセメントや軽量骨材スラジライト の原料としてリサイクルする。
鳥飼行博ゼミ は、毎年、環境関連施設を訪問し、専門家のお話を伺っている。東京都品川駅近くの芝浦水再生センター (東京都港区港南1-2-1)は、1931年(昭和6年)に稼働した東京で3番目に古い下水浄化施設で、21世紀に入ってから「水再生センター」と改称されている。下水浄化施設は、大きな水槽が必要なため、用地を整備するのに湾倉庫街っだった品川が選ばれた。しかし、高度成長期にはオフィスビルの立ち並ぶようになり、市街地に変貌した。
東京都港区の芝浦水再生センター の処理区域は、千代田・中央・港・新宿・渋谷区の大部分、品川・文京・目黒・世田谷・豊島区の一部で、処理面積は6,440ha、JR山手線の内側の広さに相当する。
芝浦水再生センター で処理された下水は、東京湾(運河)へ放流される。また、その一部を砂ろ過してセンター内で機械の洗浄・冷却・トイレ用水として、近隣のソニービルにトイレ用水として供給される。下水処理に際して発生する汚泥は、南部スラッジプラントへ圧送、再処理している。
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター 。都心に張り巡らされた下水道管を活用して光ファイバー通信網を利用した光ファイバー遠方監視制御 を構築中である。たとえば下水道管の中を通した光ファイバー通信網を利用して、落合水再生センターは約3km離れた中野水再生センターの水処理施設の運転管理を行っている。
下水浄化の方法 Tokyo Bureau of Sewerage
東京都港区にある東京都下水道局 の水再生センター をイメージした小学生描いた絵画。
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦下水処理場(2004年より芝浦水再生センター に改称)の概略図面のパネル。
2007年、芝浦水再生センター では、民間企業のノウハウを活用し、バイオマス資源である下水汚泥から炭化燃料を製造する下水汚泥燃料化システム を導入。国内で初めて石炭火力発電所に販売する「東部スラッジプラント汚泥炭化事業 」を実施。
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター で回収されたスラジライト 。東京都下水道局では、循環型社会の形成を目的に、?脱水処理した下水汚泥(300t/日)の全量焼却 による減量化、?下水汚泥の資源化 を進めている。
スラジライト とは、下水汚泥焼却灰を加工、焼成した粒状の軽量細粒骨材。下水汚泥の焼却灰を原料として、水、バインダー(結合剤) を加え、混練、造粒、乾燥させたものを1,050℃で焼成し、製造。造粒乾燥物を焼成すると、表面が半溶融状態になり、内部に気泡が生じるが、それを冷却して固い殻で覆われた発泡体のスラジライト となる。軽量細粒材(スラジライト) は、下水汚泥の焼却灰を原料として、水・バインダーを加えて、混練、造粒、乾燥させたもので、屋上緑化 の土壌材料になる。
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦再生センター の処理中の汚水。この中に、微生物が入っている。汚水をきれいにする微生物 には、細菌類・原生動物(げんせいどうぶつ) ・後生動物(こうせいどうぶつ) の3種類がある。原生動物 には、鞭毛虫類 (べんもうちゅうるい)、肉質虫類 (にくしつちゅうるい)、繊毛虫類 (せんもうちゅうるい)がある。後生生物 には、袋形(たいけい)動物の輪虫類(わむしるい) 、環形(かんけい)動物 の貧毛類(ひんもうるい)がある。
事務所屋上からの説明 Roof Top
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター 事務所屋上に案内していただいた鳥飼行博ゼミ学生 。専門家スタッフから水再生センター概略と屋上緑化の実際とを伺った。
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター 事務所屋上より第一沈殿池の説明を受ける鳥飼行博ゼミ の学生たち。
芝浦水再生センターのある港区港南地区は、東海道新幹線の品川駅開業、羽田空港の
国際化、リニア新幹線 の発着駅構想など交通結節点としての重要性が増しており、今後も
大規模インフラ整備が進むと考えられる。他方、「品川駅・田町駅周辺まちづくりガイドライン 」では、芝浦水再生センターは、環境モデル都市 形成の中心に位置づけられ、下水道処理浄化施設の再構築にあわせた空間利用、環境と景観の向上としての公園機能の拡充、東京湾から吹き込む風の通り道とする「風の道の確保 」、水と緑のネットワーク の創出が期待されている。
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター でヒートアイランド対策、地球温暖化対策の視点で、屋上緑化 を検討する鳥飼ゼミの学生 たち。
NTT都市開発株式会社 、大成建設株式会社、ヒューリック株式会社及び東京都市開発株式会社は、東京都港区港南一丁目に計画している「芝浦水再生センター再構築に伴う上部利用事業」の超高層オフィスビルビル名称を「品川シーズンテラス (Shinagawa Season Terrace)」に決定し、併せてロゴマークを作成した。それをプレスリリースしている。しかし、このページでは環境保全も水再生も詳述されてはいない。
東京都港区にある下水道局 の芝浦水再生センター の事務所屋上からレインボーブリッジ が見える。
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター 事務所上から、JR東海の新幹線「のぞみ」 が見える。
芝浦水再生センター は、都市計画法上の地区計画(土地利用計画)を指定し、業務商業機能エリアと緑のエリアを設ける。そして、下水処理事業の再構築、周辺都市開発の整合のために雨天時貯留池 の整備(設計:東京設計事務所、工事:大林組)と同時に上部に業務商業ビル(高さ153m)を建設する。さらに、既存の水処理施設上部に地区計画上の公共空地として人工地盤を整備し、都市と自然との共生
を図る大規模緑化空間 を創出する。
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター 事務所屋上から専門家スタッフに第一沈殿池の説明を伺う鳥飼ゼミ学生。
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター の第一沈殿池(東京都港区港区港南)
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター 第一沈殿池。
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター 第一沈殿池
カートカン (cartocan)は、セブン&アイと一般財団法人セブン-イレブン記念財団が2012年6月より開始した、日本の森林を育て国産木質材の利用を促進する「セブン&アイの森プロジェクト」で得られた間伐材を含む国産材を30%以上使用。「間伐材を使用することで「植える→育てる→収穫する」という、健全な森林の育成に重要な循環が促進されます。間伐材を含む国産材を活用するカートカンは、CO2吸収効率の高い健全な森林を育てることで、地球温暖化防止に貢献しています。さらに、カートカンは、売り上げの一部が「緑の募金」に寄付されており、その普及は日本の森林づくりにつながっています」という。
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター 事務所屋上で、専門家スタッフから反応槽、その奥にある第二沈殿池の説明を受ける鳥飼行博ゼミ の学生。
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター の反応槽。品川駅方面には、芝浦水再生センターを取り巻くように大企業のビルが林立している。右端はNTTドコモ品川ビル (地上29階、塔屋1階、地下2階、最高部144.994m、敷地面積1万1,300? )に続いてNTTグループのビルが並び、正面中央奥はソニー本社ビル(ソニーシティ) (東京都港区港南1-7-1)。ソニーシティ は、2004年着工、2006年10月竣工、高さ99メートル、延べ床面積が16万平方メートル。
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター 事務所屋上より見た反応槽、その奥にある第二沈殿池
事務所の屋上緑化 Green Roof
屋上緑化 は、屋根や屋上に植物を植え緑化することで、伝統的には家屋の断熱性や景観美化を目的としていたが、現在では、ヒートアイランド対策、温室効果ガス吸収の機能を重視している。
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター 事務所屋上から見た第一沈殿池。ここの上部は公園化されている。
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター で水環境保全、都市再開発を考える鳥飼行博ゼミ学生 。
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター 事務所屋上
鳥飼ゼミ大阪研修では、舞洲工場(破砕設備設置)(まいしまこうじょう) にも見学、聞き取りに出かけた。鳥飼ゼミ学生FD報告書に次のようにある。 舞洲工場 は,大阪市此花区のごみ処理,焼却施設として平成13年4月に竣工し,日に900tの焼却と170tの粗大ごみの処理が可能である。 焼却施設の可燃ごみは,焼却される燃焼前の約20分の1のかさの灰となり埋め立て処分地に送られ,焼却時に出た燃焼ガスは,ろ過式集塵機 でガス中の煤塵を除去し,ガス洗浄塔 で塩化水素,硫黄酸化物を除去されたのち脱硝反応塔 で窒素酸化物の除去が行われる。除去した煤塵は,加熱脱塩素化装置 で加熱され,煤塵に含まれるダイオキシン類を分解し,キレート処理により無害化される。工場内には,蒸気タービン発電機を備え,焼却炉の余剰蒸気を発電に利用しており,工場内だけでなく関西電力へ供給が4対6の割合で行われている。 不燃性の粗大ごみは,回転式破砕機 で15cm以下の小片に破砕され,可燃性粗大ごみは,低速回転式せん断破砕機 で約40cm以下の小片に切断される。回転式破砕機で破砕されたごみは,磁選機,アルミ選別機等で鉄,アルミを取り除き,低速回転式せん断破砕機で破砕されたごみは焼却される。
東京都港区の一等地に巨大な面積を誇る東京都下水道局 の芝浦水再生センター がある。設立時期は1931年と80年以上前。
下水汚泥リサイクル
Sewage Sludge (Biosolids)
東京都港区にある下水道局 の芝浦水再生センター 事務所屋上は、下水汚泥をリサイクルして屋上緑化 に活用している。 この屋上緑化の原材料スラジライト (Sewage Sludge )は、下水汚泥焼却灰 を原料として、水、バインダー(接合剤)を加えた後、混練、造粒、乾燥させたものを約1100度で焼成し、製造する。比重が小さく、テニスコート床材料 、 植樹・盆栽用土、透水性舗装材、ブロック、外装材などにも利用されている。下水汚泥の焼却灰を原料として、水・バインダーを加えて、混練、造粒、乾燥させたスラジライト (Sewage Sludge )は、屋上緑化 の土壌材料になる。
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター 下水汚泥焼却灰 リサイクルの再生資源である軽量細粒材スラジライト (Sewage Sludge )を使って、屋上緑化の土・ブロック煉瓦が作られている。
緑化された事務所屋上 Green Roof
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター 事務所屋上が緑化され花壇が作られている。下水汚泥 焼却灰の処分先である最終処分場の延命化を目的に、下水汚泥焼却灰 をセメント原料や粒度調整灰(スーパーアッシュ)として再資源化をしている。従来7割程度の再資源化を継続してきたが2011年度末の下水汚泥の資源化率は、放射能汚染の影響によって12%に低下した。東日本大震災に伴う原子力発電所破壊に伴い放射性物質が拡散したためである。
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター は下水処理の過程で発生した下水汚泥 をリサイクルし、スラジライト を製造し代替土壌・ブロックレンガとして屋上緑化に使用している。ただし、福島県の原子力発電所破壊 に伴う放射能漏れ で、放射能汚染 が危惧され、代替土壌・ブロックとしての利用は一時中断された。汚泥焼却灰の放射能濃度は低減傾向にあるため、資. 源化の再開に向け て、2013年8月 小台処理場で、軽量細粒材(スラジライト) 設備の運転開始
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター 屋上緑化パネル
大阪市住之江区おおさかATCグリーンエコプラザ では、野菜工場 として水耕栽培装置 を買い取り、リーフレタス (サニーレタス)が栽培している。野菜工場は、農薬被害や水質汚染がないという。
おおさかATCグリーンエコプラザ の野菜工場 で水耕栽培装置 されるリーフレタス (サニーレタス)。光源には植物育成用LED照明パネル や植物育成用LEDパネルライト も生まれている。
下水処理システム Pumping Systems
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター 。下水道管を自然水流で流れ下ったきた下水・雨水を浄化施設に組み上げる巨大なポンプ所。
熊本市下水道使用料簡易計算方法 (1円未満切り捨て)
0m3 基本使用料 850円
1m3〜10m3まで 使用水量×14円+850円
11m3〜20m3 使用水量×125円−260円
21m3〜50m3 使用水量×165円−1,060円
51m3〜200m3 使用水量×200円−2,810円
201m3〜500m3 使用水量×240円−10,810円
501m3〜2,000m3 使用水量×280円−30,810円
2,001m3以上 使用水量×325円−120,810円
東京都港区にある東京都下水道局 の水再生センター ポンプ所
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター 沈砂池玄関で下水汚泥 処理の説明を受ける鳥飼行博ゼミ学生
沈砂池(ちんさち) Settling Sand Basin
東京都港区にある下水道局 の水再生センター の第一工程にあたる沈砂池
沈砂池 設備は、沈殿を利用して、下水からゴミや砂や小石など下水中の無機物及び浮遊物を除去する池で、?下水浄化処理の第一段階、?放流水域の汚染や土砂の堆積の防止、?ポンプや処理施設の摩耗と閉塞の防止と処理の円滑化、という目的がある。この沈砂池の下水中の無機物及び浮遊物を除去するのがろ格機 である。
東京都港区にある下水道局 の芝浦水再生センター 下水処理第一段階となる沈砂池 では処理していない汚水のため臭気が漂う。そこで、沈砂池は可動式の蓋をして池をカバーしている。
沈砂池 に吸い上げられた下水(汚水)にはゴミが混合しており、ろ格機 を使ってそれを除去している。
東京都港区にある下水道局 の芝浦水再生センター 下水処理第一段階となる沈砂池
芝浦水再生センター高速ろ過設備空気作動弁補修工事 : 平成24年12月05日の入札結果 Posted on 2012/12/05, 12:00, by 東京都下水道局 発 注 元:中部下水道事務所
入札方式:希望制
入 札 日:平成24年12月05日
業 種 名:沈砂池・沈殿池機械設備工事
件 名:芝浦水再生センター高速ろ過設備空気作動弁補修工事
業 者 名:株式会社前澤エンジニアリングサービス 契約金額:18,37万5,000円
東京都港区にある下水道局 の水再生センター 下水処理第一段階となる沈砂池
沈砂池 では土砂を沈澱させて取り除くが、ゴミ・汚物の悪臭は脱臭ダクトで吸引する。
東京都港区にある下水道局 の水再生センター 沈砂池 で、ここに装着されているろ格機 で、汚水からごみや土砂を取り除く。
東京都港区にある下水道局 の水再生センター 沈砂池を見学する鳥飼行博ゼミ 学生たち。
東京都港区にある下水道局 の水再生センター 下水処理第一段階となる沈砂池 。下水処理場に運ばれた汚水は、まず沈砂池に入る。ここで流れを遅くして下水中の大きなごみや土砂を沈殿させて取り除く。その後、ポンプで汲み上げ第一沈殿池(最初沈殿池)に送水する。
東京都下水道局 の芝浦水再生センター の沈砂池 に設置されたろ格機 は沈砂池 汚水(下水)に混交しているごみや土砂を取り除く装置。
東京都の事務事業活動で排出される温室効果ガスのうち、下水道事業は約4割を占めており、東部スラッジプラント (江東区新砂3−8−1)において下水汚泥 から炭化物を製造し石炭火力発電所で石炭の代替燃料とする国内初の取組である下水汚泥炭化燃料化事業 を2007年11月から実施している。
東部スラッジプラント は下水汚泥の資源化のために年間発生汚泥量の約1割相当9万9,000トンの資源化(脱水汚泥ベース)をしている。その結果、 従来の汚泥焼却に比べ、年間3万7,000トンの二酸化炭素を削減につながった。温室効果ガスの発生を削減の効果は、山手線内側の約1.7倍の森林が吸収する量に相当する。
東京都港区にある下水道局 の水再生センター 沈砂池に集まってくる下水は、処理前なので、臭気が漂う。そこで、沈砂池は可動式のカバーをかけて、池を覆っている。また脱臭ダクト を作動させて、においを吸い取っている。
東京都港区にある下水道局 の水再生センター 沈砂池の悪臭 を吸い取る脱臭ダクト 。
東京都港区にある下水道局 の芝浦水再生センター 沈砂池で発生する汚水の悪臭を吸引する脱臭ダクト 操作板。
ポンプ所 Pumping System
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター 。ここは下水道管を自然水流で流れ下ったきた下水・雨水を浄化施設に組み上げる巨大なポンプ所 。低平地では、雨水を河川に自然排水することが困難なため、ポンプ所を設け、雨水汲み上げて下水に流して排水するポンプ所もある。ここのポンプ所は、雨水と一緒に流れ込んできた土砂を沈める沈砂池 に設けられている。沈砂池では、汚水から大きなごみをろ格機で取り除いた後、ポンプ井という池に入ってきた汚水を、ポンプによって、次の沈殿池に移すためにくみ上げ送る。
東京都港区にある下水道局 の水再生センター ポンプ所。
ポンプ所(ポンプ場)には、沈砂池の雨水・汚水を汲み上げるポンプが設置されているが、それをコントロールする設備、ごみや砂すなを取とり除く除塵装置、沈砂池で汚れを集めるろ格機、停電に備える非常用発電設備なども水再生センターに設置されている。
東京都港区にある下水道局 の芝浦水再生センター 北側にあるポンプ所
東京都港区にある下水道局 の芝浦水再生センター ポンプ所の説明を伺う鳥飼行博ゼミ学生たち。
東京都港区にある下水道局 の水再生センター ポンプ所で、専門家スタッフによる説明を拝聴する鳥飼行博ゼミ生たち。
東京都港区にある下水道局 の水再生センター ポンプ所
下水とは、雨水(うすい)と汚水であり、高いところから低いところに自然に流れ込む。そこで、下水処理のためには、低いところに流れてきた水を、処理場まで汲み上げる必要がある。また、台風、大雨の場合には、雨量が急増して、下水道があふれてしまい、低位置にある貯水池に自然に流ながすことができなくなる。このような増水による洪水によって、家屋が浸水しないように、雨水をポンプで急速に汲み上げ、川に放流するのもポンプの役目である。
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター ポンプ所の説明を伺う鳥飼行博ゼミ学生たち
東京都港区にある下水道局 の芝浦水再生センター ポンプ所
第一沈殿池
Primary Sedimentation Tanks
東京都港区にある下水道局 の水再生センター 第一沈殿池は、上部を公園化して土地を有効活用している。
鳥飼行博ゼミは、東京都港区にある東京都下水道局 の水再生センター 第一沈殿池
下水処理場は,汚れた台所の水やトイレ用水などの生活排水のほか、工場から出る廃水を浄化する施設で、下水処理を施さなければ河川などの水質悪化につながり、海洋汚染にも発展する。そこで、下水浄化によって、きれいにした水を再利用して町の中にせせらぎを復活するなどの憩いの場所の提供も始まっている。
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター 第一沈殿池 日本下水道事業団 (JS)は、1973年(昭和47年)に下水道事業センターとして発足し、1975年(昭和50年)に認可法人 日本下水道事業団、2003年(平成15年)に地方共同法人 日本下水道事業団となった。
おおさかATCグリーンエコプラザ 展示されている「エコ石鹸 」。2007年6月17日「リサイクル実験教室〜廃油せっけんを作ろう 〜」が開催された。
東京都港区東京都下水道局 芝浦水再生センター 第一沈殿池
大阪市コスモスクエア地区おおさかATCグリーンエコプラザ における大阪ヒートアイランド対策技術コンソーシアム (理事長水野稔大阪大学大学院教授)の活動実績には、ヒートアイランド対策技術公開セミナー(平成24年6月1日)で都市・建物外装材の熱容量削減・外断熱化によるUHI緩和効果 の報告、検討部会( ワーキングループ)で素材関連、 熱有効活用・人工排熱低減、クールスポット創造技術手法 、熱負荷評価手法、都市デザインの各ワーキンググループの検討、?保水性舗装 、?外断熱SWG の検討、?高反射率塗料布面 における反射率の経年変化調査報告などが記載された。
東京都港区東京都下水道局 の芝浦水再生センター の第一沈殿池。 第一沈殿池 は、沈砂池から送られてきた下水の流れを緩やかにして、細かい汚れや不純物を沈殿、分離する。沈殿物質(生汚泥 )は、汚泥処理施設へ送られ、脱水して焼却する。沈殿させる時間は2-3時間程度。
東京都下水道局 芝浦水再生センター 第一沈殿池。 第一沈殿池 は、沈砂池から送られてきた下水の流れを緩やかにして、細かい汚れや不純物を沈殿、分離する。沈殿物質(生汚泥 )は、汚泥処理施設へ送られ、脱水して焼却する。沈殿させる時間は2-3時間程度。
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター 第一沈殿池
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター の第一沈殿池
沈砂池 (ちんさち)では、下水からゴミや砂など不純物を取り除く。その次に、第一沈殿池 ((最初沈殿池 :さいしょちんでんち)で、ここでは沈砂池で取りのぞかれなかった小さなゴミや泥などをさらにゆっくり漉(こ)して取り除く。
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター 第一沈殿池 水処理センターへ流入した下水は沈砂池で大きなゴミや砂が取り除かれ、第二沈殿池(最初沈殿池)へ送られる。第一沈殿池では下水を緩やかに流して細かいゴミを沈下させ、上澄み水は反応槽(反応タンク)へ、沈殿物は汚泥処理施設へ送られる。
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター で専門家スタッフの説明を伺うう東海大学教養学部鳥飼行博ゼミ学生たち。右が上部を公園化された第一沈殿池 ((最初沈殿池 )、左が反応槽。
反応槽 Suspended Growth Aerobic Treatment
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター (東京都港区港南1-2-28)の主要設備は次の通り
沈砂池 14池 高速ろ過池 2系列 第一沈殿池 10池 雨天時貯留池 18,600m3 反応槽 17槽 処理能力 83万m3/日第二沈殿池 ((最終沈殿池 ) 24池
東京都下水道局芝浦水再生センター 反応槽
反応槽 は、微生物の働きを利用して下水中の有機物を分解除去するタンク。反応槽はこの有機物を分解除去機能を維持するため、送風機設備と散気 (さんき)設備を備えている。送風機設備はタンクに空気(酸素)を供給し、散気設備で細かい気泡として、下水と微生物を攪拌(かくはん)混合する。
東京都下水道局芝浦水再生センター 反応槽
東京都下水道局の芝浦水再生センター
芝浦水再生センターでは2002年(平成14年度)から、東系3槽ある反応槽の散気板を微細気泡 に切替え、2006年(平成18年度)に東系全槽の微細気泡切替えが完了、全て機械式撹拌機及び微細気泡散気装置となった。
東京都下水道局の芝浦水再生センター 反応槽。
芝浦水再生センターでは2006年(平成18年度)に東系全槽が機械式撹拌機 及び微細気泡散気装置 となった。微細気泡散気装置は散気板と比較して酸素移動(溶解)効率が高く、単位空気量当たりの処理効率も高いと予測される。しかし、処理水の水質、有機物等の除去率の比較は、処理水量、流入水質、水処理条件が比較年度で異なるり、比較は容易ではない。
東京都下水道局の芝浦水再生センター 反応槽
中部管理事務所 芝浦水再生センター 明松秀樹「芝浦水再生センターにおける微細気泡散気装置へ更新後の運転効果について」反応槽運転効果について (1) 微細気泡散気装置へ更新したことにより、東系の空気量は約14%の減尐が見られた。
(2) 平成18年度に約1年続いた亜硝酸型硝化は、全槽で微細気泡散気装置の稼動と共に硝化が進行し水質も安定した。同時に、反応槽内で大量発生した放線菌主体のスカムも減尐した。 (3) ケルダール窒素除去量は、送風量・電力量と非常に高い相関があるため、この指標により処理効率を比較し、全槽稼動後の処理効率が向上する傾向が確認された。
東京都下水道局の芝浦水再生センター 反応槽
東京都下水道局の芝浦水再生センター の反応槽 。
反応槽 (反応タンク:エアレーションタンク)では、第一沈殿池(最初沈殿地)で浄化処理をした汚水に好気性微生物 の入った泥(活性汚泥)に混交し、空気を吹き込み掻き混ぜる。好気性微生物 は酸素の助けにより、汚れの原因となる有機物を分解し、汚れを沈みやすい泥(活性汚泥)にする。
東京都下水道局の芝浦水再生センター 反応槽
東京都下水道局の芝浦水再生センター 反応槽
東京都下水道局の芝浦水再生センター 反応槽
東京都下水道局の芝浦水再生センター 反応槽で処理中の下水
東京都下水道局の芝浦水再生センター 反応槽
東京都下水道局の芝浦水再生センター 反応槽で処理される下水(汚水)。ここでは、微生物によって有機物を中心とした汚れを分解している。
鳥飼行博ゼミ生は、東京都下水道局の芝浦水再生センター 専門家スタッフから、反応層の説明をうかがった。
東京都下水道局の芝浦水再生センター 反応槽
東京都下水道局の芝浦水再生センター 反応槽
東京都下水道局の芝浦水再生センター 反応槽を流れる汚水
東京都下水道局の芝浦水再生センター 反応槽には、稼働式の屋根が取り付けられている。
東京都下水道局の芝浦水再生センター 反応槽には、蓋をかけることができる。
東京都下水道局の芝浦水再生センター 反応槽には蓋がついている。
東京都下水道局の芝浦水再生センター 反応槽には、野外にある池だがカバーをすることができる。
第二沈殿池 Secondary Sedimentation Tanks
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター 第二沈殿池は、反応槽の次の下水処理工程である。
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター 第二沈殿池の水面。
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター 第二沈殿池で専門家スタッフによる説明を受ける鳥飼行博ゼミの学生たち。
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター 第二沈殿池の鳥飼行博ゼミの学生たち。
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター 第二沈殿池の水面
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター 第二沈殿池の説明路受ける鳥飼ゼミ生たち。
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター 第二沈殿池の説明を受ける。
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター 第二沈殿池の説明を受ける。
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター 第二沈殿池
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター 第二沈殿池で、専門家スタッフと記念撮影した東海大学教養学部人間環境学科社会環境課程の鳥飼行博 ゼミ生たち。
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター 第二沈殿池の鳥飼行博 ゼミ
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター 第二沈殿池で、専門家スタッフと記念撮影した東海大学教養学部人間環境学科社会環境課程 の鳥飼行博 ゼミ生。
東京都港区港南1-2-28
にあるにある東京都下水道局 の芝浦水再生センター 第二沈殿池。
東京都下水道局 の芝浦水再生センター 第二沈殿池水面に映るNTTドコモ品川ビル。
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター 第二沈殿池
東京都港区にある東京都 下水道局芝浦水再生センター 第二沈殿池
東京都港区 にある東京都下水道局の芝浦 水再生センター
東京都港区 の芝浦 水再生センターの第二沈殿池と奥に聳えるNTTドコモ品川ビル (地上29階、塔屋1階、地下2階、最高部144.994m、敷地面積1万1,300? )。
東京都港区 にある芝浦 水再生センター隣にあるソニー本社ビル「ソニー・シティ」。ここには芝浦で下水処理された再生水が供給されている。
東京都港区 にある芝浦水再生センター 第二沈殿池。奥のビルは、NTTドコモ品川ビル(地上29階、高さ144m)
東京都港区 にある芝浦水再生センター 第二沈殿池にカモが棲みついている。
東京都港区 にある芝浦 水再生センター
東京都港区 にある芝浦水再生センター
処理済み下水・再生水 Treated Sewage Water
東京都港区 にある芝浦水再生センター の再生水砂濾過器 2号。下水処理の終わった排水を放流せずにソニーシティで中水として再使用するが、その前にここで砂濾過する。
東京都港区 にある芝浦水再生センター 第二沈殿池で処理された処理済み下水を再生水(中水)として使用するために濾過している。
東京都港区 にある芝浦水再生センター 第二沈殿池で処理された処理済み下水を再生水(中水)として、後方に見える品川ソニーシティ(Sony City) のトイレや冷却水に再利用するため、ここから供給している。
東京都港区 にある芝浦水再生センター 専門家スタッフから再生水利用について説明を受ける鳥飼行博ゼミ。
我孫子市の高度浄水処理 は ?空気に電圧をかけオゾンを発生
?オゾンの強い酸化力で「地下水の分解しずらい有機物」を分解
?活性炭の吸着力で捕捉し取り除く。
「地下水中の分解しずらい有機物」とは、主にフミン質 という自然界にある物質で、植物などが微生物によって分解されるときの最終分解生成物で、腐植質は暗黒色ないし暗褐色を呈している。フミン質 は、直鎖炭化水素と多環芳香族化合物(分子量数千から1万程度)の難分解性高分子化合物である。フミン質 は、水質基準の一つである「色度」を上昇させ、塩素と反応してトリハロメタンを発生する原因になる。
高度浄水処理を導入して、以前の塩素処理に比べ次の効果があった。
?色度が5度から1度に改善、?トリハロメタンの有機化合物の発生を抑制、?塩素の注入量を5分の1程度に減少
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター 専門家スタッフから再生水利用について説明を受ける鳥飼行博ゼミ。 東京都水道局で導入を進めている高度浄水処理はオゾン処理 は、生物活性炭処理を組み合わせ、有機物やかび臭物質、アンモニア態窒素を除去する。オゾンは自然界の酸化剤で,オゾンが分解して生成する酸素も強い酸化力を持つ。オゾンを下水に吹き込み,酸化されにくい物質を酸化する。
東京都港区 にある芝浦水再生センター 専門家スタッフから再生水利用について説明を受ける鳥飼行博ゼミ。芝浦水再生センターでは、オゾン処理 、膜ろ過処理を行い、きれいな再生水(中水)を生み出し、これを品川、新橋、永田町周辺に供給している。下水処理水は年間を通じて水温が安定しており、空調機の冷却水、水洗トイレで利用することが可能。後方のソニー本社ビル(ソニーシティ)の空調設備には、下水処理水を利用した熱交換をし、エネルギー経費の節約にも繋げている。
第二沈殿池(2) Secondary Sedimentation Tanks
大東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター 第二沈殿池の鳥飼行博ゼミ
東京都港区にある下水道局 の芝浦 水再生センター第二沈殿池鳥飼行博ゼミ
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦 水再生センター第二沈殿池の鳥飼行博ゼミ
再生水・中水の放出 Field Studies
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター の第二沈殿池で処理の終わった再生水(処理済み下水)を地下水路を通して東京湾に放水する。
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター の第二沈殿池で処理の終わった再生水(処理済み下水)を地下水路を通して東京湾に放水する。
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター の第二沈殿池で処理の終わった再生水(処理済み下水)を地下水路を通して東京湾に放水する。その放水直前の再生水を見せていただいた。
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター の第二沈殿池で処理の終わった再生水(処理済み下水)を地下水路を通して東京湾に放水する。その放水直前の再生水を見せていただいた。
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター の第二沈殿池で処理の終わった再生水(処理済み下水)を地下水路を通して東京湾に放水する。その放水直前の再生水を見せていただいた。
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター の第二沈殿池で処理の終わった再生水(処理済み下水)を地下水路を通して東京湾に放水する。その放水直前の再生水を見せていただいた。
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター の第二沈殿池で処理の終わった再生水(処理済み下水)を地下水路を通して東京湾に放水する。その放水直前の再生水を見せていただいた。
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター の第二沈殿池で処理の終わった再生水(処理済み下水)を地下水路を通して東京湾に放水する。その放水直前の再生水を見せていただいた。
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター の第二沈殿池で処理した再生水(処理済み下水)を地下水路を通して東京湾に放水する。その放水直前の再生水を見せていただいた。
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター の第二沈殿池で処理の終わった再生水(処理済み下水)を地下水路を通して東京湾に放水する。その放水直前の再生水を見せていただいた。
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター の第二沈殿池で処理の終わった再生水(処理済み下水)を地下水路を通して東京湾に放水する。その放水直前の再生水を見せていただいた。
東海大学鳥飼行博研究室 Torikai Laboratory and Field Studies
東京都港区にある東京都下水道局 の芝浦水再生センター を訪問した鳥飼行博ゼミ のメンバー
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〒259-1292 神奈川県平塚市北金目4-1-1東海大学教養学部 人間環境学科 社会環境課程
鳥飼 行博 TORIKAI Yukihiro Department of Human Development,Toka University 4-1-1 Kitakaname, Hiratuka,Kanagawa, Japan 259-1292