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■中国
中国のバイオマスエネルギー:ローカルコモンズ里山での薪採取
貴州省の低地と山村
貴州省の持続可能な農業:肥やしと堆肥
雲南省の窯業:剣川県の農村家内工業の粘土瓦生産
雲南省のタバコ生産
雲南省の牧畜:ローカルコモンズ入会地
雲南省の白族定期市
雲南省の仏教:白族の祭礼
雲南省剣川県の古鎮
北京市街地:公衆トイレ/中日友好病院
北京の食品製造工場:燕京ビール/三元乳業
北京の地下鉄・河南省の寝台列車
中国河南省の農村と薪採取
河南省開封市の繁華街
四川省丹巴県甘孜蔵族の農業とバイオマス/堆肥
福建省南靖県お茶生産
福建省南靖の生活/農業
成都平原の三星堆遺跡:長江文明:四川青銅器文化

■フィリピン
カリンガ州棚田の田植え
Rice Terrace, Kalinga

カリンガ州棚田の稲刈り
Rice Terrace, Cordillera
カリンガ州山村の小学校
Elementary School at Kalinga

カガヤン州ツゲガラオの市場
Market of Tuguegarao, Cagayan

マニラのスモーキーマウンテン
Smokey Mountain, Manila

メトロマニラのスラム街:ケソン市リテック/パヤタス
マニラのパヤタス廃棄物処分場:スカベンジャー
セブ市のアルミ再生工場:サンドダイカスト
バタンガスの自動車工場:修理と廃車リサイクル
セブ島の造船所

■タイ王国
写真解説:タイ農村の米作
写真解説:タイの家内工業:養蚕とシルク反物
写真解説:タイの牧畜・繊維作物生産
論文「タイの家内工業とワークシェアリング」

文部科学省・科学研究費補助金の報告書

1.アジア太平洋の地域コミュニティにおけるコモンズ管理と草の根民活論(2011)基盤研究(C)2010-2011
2.アジア太平洋の地域コミュニティにおける個人経営体を重視した社会開発と環境保全(2005)基盤研究(C)2003-2005

3.開発途上国における個人経営体と草の根の環境ODA(2002)基盤研究(C)2001-2002

4.開発途上国における個人経営体に対する草の根の環境ODA(2003)基盤研究(C)1998

5.開発途上国の小規模産業における雇用吸収力と経済援助(1993)奨励研究(A)1993

6.開発途上国の小規模産業における個人経営体のもつ雇用吸収力と経済援助(1992)奨励研究(A)1992

7.開発途上国の諸産業における契約形態についての理論的・実証的研究(1989)東京大学・特別研究員PD


「政府開発援助 : その現状と問題点:日本と欧州連合の場合」東海大学紀要. 教養学部 28,311-320,1998 (東海大学出版会/東海大学)
◆多様な文化や価値観を持った人々の共生が,持続可能な平和を構築するのに必要であり、多民族・多人種の共生の視点が重要になってきた。この概念は、人種民族差別,特定グループの迫害,優生学とは,真っ向から対立する。つまり,戦争と平和の問題は,サステイナビリティー(持続可能性)の議論と重なり合う部分が多い。この複合的な分野を扱う学問が環境平和学である。


ハンセン病年表
1873年(明治6)  ノルウェーの医師アルマウェル・ハンセン、らい菌(mycobacterium leprae)を発見

1907年(明治40)  「癩予防ニ関スル件」公布

1909年(明治42)  府県連合立(公立)癩療養所創設

1931年(昭和6)  「癩予防法」(旧法)公布

1941年(昭和16)  公立癩療養所を国立へ移管、国立療養所として発足

1943年(昭和18)  米国でプロミン(プルミン)の治らい効果発表

1946年(昭和21)  日本でプロミンの合成成功

1949年(昭和24)  プロミン予算化

1953年(昭和28)  「らい予防法」(新法)公布

1960年(昭和35)  WHO(世界保健機関)が外来治療管理の方向を勧告

1996年(平成8)  「らい予防法の廃止に関する法律」施行

1998年(平成10)  らい予防法違憲国家賠償請求訴訟提起(熊本地裁)

2001年(平成13)  ハンセン病国家賠償訴訟で熊本地裁が元患者側全面勝訴の判決

「ハンセン病療養所入所者等に対する補償金の支給等に関する法律」公布、施行

和解に関する基本合意書調印

2002年(平成14)  和解に関する基本合意書調印

2005年(平成17)  ハンセン病問題に関する検証会議が厚労相に最終報告書提出

2006年(平成18)  国外に開設されたハンセン病療養所入所者に国内と同水準の補償金を支給

改正ハンセン病補償法の施行

2007年(平成19)  国立ハンセン病資料館再開館

2008年(平成20)  「ハンセン病問題の解決の促進に関する法律」国会成立

2009年(平成21)  「ハンセン病問題の解決の促進に関する法律」施行

◆多様な文化や価値観を持った人々の共生が,持続可能な平和を構築するのに必要であり、多民族・多人種の共生の視点が重要になってきた。この概念は、人種民族差別,特定グループの迫害,優生学とは,真っ向から対立する。つまり,戦争と平和の問題は,サステイナビリティー(持続可能性)の議論と重なり合う部分が多い。この複合的な分野を扱う学問が環境平和学である。


ハンセン病年表
1873年(明治6)  ノルウェーの医師アルマウェル・ハンセン、らい菌(mycobacterium leprae)を発見

1907年(明治40)  「癩予防ニ関スル件」公布

1909年(明治42)  府県連合立(公立)癩療養所創設

1931年(昭和6)  「癩予防法」(旧法)公布

1941年(昭和16)  公立癩療養所を国立へ移管、国立療養所として発足

1943年(昭和18)  米国でプロミン(プルミン)の治らい効果発表

1946年(昭和21)  日本でプロミンの合成成功

1949年(昭和24)  プロミン予算化

1953年(昭和28)  「らい予防法」(新法)公布

1960年(昭和35)  WHO(世界保健機関)が外来治療管理の方向を勧告

1996年(平成8)  「らい予防法の廃止に関する法律」施行

1998年(平成10)  らい予防法違憲国家賠償請求訴訟提起(熊本地裁)

2001年(平成13)  ハンセン病国家賠償訴訟で熊本地裁が元患者側全面勝訴の判決

「ハンセン病療養所入所者等に対する補償金の支給等に関する法律」公布、施行

和解に関する基本合意書調印

2002年(平成14)  和解に関する基本合意書調印

2005年(平成17)  ハンセン病問題に関する検証会議が厚労相に最終報告書提出

2006年(平成18)  国外に開設されたハンセン病療養所入所者に国内と同水準の補償金を支給

改正ハンセン病補償法の施行

2007年(平成19)  国立ハンセン病資料館再開館

2008年(平成20)  「ハンセン病問題の解決の促進に関する法律」国会成立

2009年(平成21)  「ハンセン病問題の解決の促進に関する法律」施行

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◆川崎エコタウン/ゼロエミッション工業団地鳥飼ゼミ研修港
1.東海大学教養学部人間環境学科社会環境課程鳥飼行博研究室では持続可能な社会構築の視点で、ゼロエミッション工業団地を中核とする街づくり「エコタウン事業」についてフィールド調査をしました。
2.鳥飼行博担当授業ゼミナール卒論作成の日本・中国・タイの学生は、2014年6月6日、神奈川県川崎市川崎ゼロ・エミッション工業団地共同組合を訪問し、組合の専門家のお話を伺い、工場を案内していただきました。
3.鳥飼研究室では、社会の共生インクルージョン(inclusion)と並んで、企業クラスターを活かした「環境共生型街づくり」を検討しています。

鳥飼ゼミ国内研修

Our Field Survey


 

川崎エコタウン鳥飼ゼミ研修

Tokai University 2014


ばす
神奈川県川崎市川崎区のエコタウンに臨界バスで到着した東海大学教養学部の鳥飼ゼミの学生たち。

東海大学教養学部人間環境学科社会環境課程の鳥飼行博ゼミでは開発と環境の経済学をベースに、?貧困解消、?人間開発、?平和人権の確立、?環境保全、といった環境平和学を研究している。 製工所
東海大学教養学部鳥飼行博ゼミ日本・中国・タイ男女学生は、神奈川県の工業の中核をなす川崎市川崎区のエコタウン製工所を訪問した。 コンクリ
神奈川観光公社でも大きく紹介されていいはずの「世界の京浜工業地帯」の川崎工業団地。エコタウンは、通産省(現・経済産業省)と厚生省(現在は環境省所管)が1997年に創設、環境・リサイクル産業育成と地域活性化を目的とした事業。その目的は、
?個々の地域における、これまでの産業蓄積を生かした、環境産業の振興を通じた地域活性化、
?地域における資源循環型社会の構築を目指した、産業、公共部門、消費者を包含した総合的な環境調和型システムの構築
 地方公共団体がエコタウン計画を作成し、国から承認を得るとリサイクル施設の整備に補助金が助成される。 TDA
川崎市川崎区のエコタウン

◆人間環境学科鳥飼行博ゼミの日本・中国・タイの学生は、2014年の国内研修・フィールド調査として、国立ハンセン病療養所多摩上流水再生センター聞き取りに加えて、川崎ゼロエミッション工業団地での専門家のお話を伺い、難再生紙リサイクル工場を案内していただきました。

京浜工業地帯

 Industrial Estate


地図
神奈川県川崎市川崎区水江町、川崎エコタウンにあるゼロエミッション工業団地の工場配置図。川崎ゼロ・エミッション工業団地は、川崎市のエコタウン構想のモデル施設としてエコタウン地区内の川崎市川崎区水江町に形成され、2002年11月操業開始。団地内では、事業活動から発生する排出物、副生物を抑制しつつ、その再利用・再資源化、エネルギーの循環活用を図っている。 製工所
川崎市川崎区の川崎エコタウンにある製工所。神奈川県お勧め観光スポットランキングになくとも、世界の川崎を体現している。 産業道路
川崎市川崎区水江町にある産業道路鳥飼行博ゼミの日本・中国・タイの学生は、川崎エコタウンについて学び、様々な製造業を営む工場団地からなる「エコタウン」を検討している。
川崎市水江町

 Kawasaki


火力ワイドゼミ長
神奈川のエコを学ぼうと、川崎市川崎区水江町川崎エコタウンを訪問した鳥飼行博ゼミ。後方の東扇島人工島は、川崎港沖合いに1971年より埋め立てを開始し、1974年に完成。

かながわエコBOX 環境活動支援コーナーは、環境情報の提供・相談を目的に、市民・企業・NPO・学校が環境配慮に向けて自主的に取り組む内容を登録し、社会に公開・発信していく仕組みで、「地域に根ざしたNPOと協働して運営」するという。(神奈川県環境計画課) 石油
神奈川の川崎市川崎区東扇島東亜石油の石油タンク。
東亜石油京浜製油所は、昭和シェル石油グループの関東地方への石油製品の供給を担う基幹製油所で、1955年に操業を開始して以来、幾多の拡張されてきた。

東亜石油京浜製油所は、2000 年に昭和シェル石油の間で締結した「定期精製設備等 賃貸借契約」に基づき、パイプラインで結ばれた東亜石油所有の水江工場(6万5,000 バーレル/日)と昭和シェル石油所有の扇町工場(12万バーレル/日、当社が賃借)を、東亜石油が一体運営してきた。石油精製工程では、原油を蒸留装置でガソリン、灯油、軽油、重質油に分離し、重質油はさらに熱分解装置と接触分解装置によりガソリン、軽油に分解する。石油精製されたガソリン、灯油、軽油は、脱硫装置で硫黄分を取り除いてサルファーフリー(超低硫黄)製品とする。

京浜製油所 は扇島、東扇島とパイプラインで結ばれ、原料、製品などを移送しているが、京浜製油所扇町工場は、22.7万?、)は、従業員100名、12万バーレル/日の原油処理能力があるが、景気低迷で、2011年9月末、閉鎖された。

火力
神奈川県川崎市川崎区東扇島東京電力東扇島火力発電所は、出力200万kWの液化天然ガス(LNG)火力発電で、一号機は1987年9月、二号機は1991年3月に運転開始。     火力
東京電力株式会社プレスリリース「 鹿島火力発電所2号機および東扇島火力発電所2号機の運転停止」によれば、2014年(平成26年)4月22日、鹿島石油火力発電所2号機(茨城県神栖市東和田9番地)出力60万kW、東京電力東扇島LNG火力発電所の2号機100万kWは、蒸気漏洩の疑いがあることから、4月に発電を停止している。両プラントのボイラーを点検し、原因を究明するとともに、補修作業を実施する予定。川崎市 川崎区浮島町には、2011年8月10日に運転を開始した東京電力株式会社の日本最大級メガソーラー「浮島太陽光発電所」(最大出力7,000kW)がある。

風力
神奈川の川崎市川崎区扇島1−2東扇島東公園(埋め立て地)にあるJX日鉱日石エネルギー(株)扇島風力発電所を見ながら、環境ビジネスについて考えた。電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置法(RPS法)(2012年「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法」制定により発展的に解消)に元で、2009年9月着工、2011年2月完成、同年3月運転開始。製造元日本製鋼所(工事:清水建設)、定格出力1,990kW(風力発電設備1基)、発電量300万kWh/年、風車高さ123m(タワー部分 。 風力
川崎区扇島1−2東扇島東公園埋め立て地にあるJX日鉱日石エネルギー(株)扇島風力発電所。旧新日本石油のニュースリリースによれば、旧川崎製油所に設置されたこの風力発電所は、石油火力発電所と比較して、年間約2000トンのCO2削減に相当するという。JX日鉱日石エネルギーは、2003年度より特定規模電気事業者(PPS)として電気小売事業に参入、この風力発電所で発電する電力は全量を需要家向けに販売する。この風力発電設備は「電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置法(RPS法)」の設備認定を受けている。
2012年7月、電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法再生可能エネルギー特別措置法)の導入により、RPS法は廃止された。しかし、再生可能エネルギー特別措置法附則第12条により、廃止前の電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置法(第4条から第8条、 第9条第4項及び第5項、第10条から第12条)は、その効力を有するとされた。 風力女子
神奈川県川崎市の1970年代に造成された埋め立て地にあるエコタウンを訪問した鳥飼行博ゼミ女子学生。川崎市 川崎区扇島には、2011年12月19日に運転を開始した東京電力株式会社の日本最大級メガソーラー「扇島太陽光発電所」(最大出力1万3,000kW)もある。
ゼロエミッション工業団地

 Zero Emission


朝日工業
神奈川県 の川崎ゼロエミッション工業団地にある朝日工業株式会社京浜工場(川崎区水江町6-11)。代表取締役・深津雄二、1942年(昭和17年)3月設立、 資本金4000万円、従業員43名(男子:37名 女子:6名;平均年齢 39.8歳)。事業内容は、通信機器・電子機器の各種精密板金加工およびプレス加工の設計・製造・塗装。朝日工業株式会社京浜工場は2001年設立、2003年本社工場設備を京浜工場に移転、2004年「品質マネジメントシステム」ISO9001:2000認証取得、2005年「環境マネジメントシステム」ISO14001認証取得。 三光精工
神奈川県川崎区水江町ゼロエミッション工業団地にある三光精工は、1971年(昭和46年)12月設立、資本金1000万円。硬質クロームめっき、精密研削、超精密仕上加工によって、マスキング及び表面処理技術であらゆる製品ニーズに対応。2005年(平成17年) 環境基準ISO14001の認証取得、2006年(平成18年) 品質基準ISO9001の認証取得。2012年(平成24年)フィルム超仕上機を導入。三光精工では、硬質クロームめっきに使われるクロム酸は環境汚染を引き起こすが、循環型クローズドシステムの採用により廃液は1滴も外に排出せず、クロム・リサイクルしている。 アクトワン
神奈川県川崎区水江町ゼロエミッション工業団地にあるアクトワンは、建設用軽仮設機材のレンタルを仕事としている。三光精工の対象は建設会社や設備会社などエンドユーザーではなく、同業のレンタル会社や建設機械レンタル会社で、「卸レンタル」を行う。目的は、機材の充実による「安全」「質」「量」「正確」「迅速」の確立。 アクトワン看板
神奈川県川崎区水江町アクトワンの建設用軽仮設機材レンタルは次のようなもの。
 ? 室内足場、設備工事に対応する各種機材をラインナップ:可搬式作業台、高所作業台、移動式足場、脚立・足場板、アルミハシゴ、台車・パレット。
 ? 防音対策用の防音パネル、防音シート。  
川崎エコタウン会館

 Assembly Hall


会館
神奈川県川崎区に設けられた川崎エコタウンは、臨海地区の製造業が中核となって、環境負荷を低減し、持続可能な社会をめざす「街づくり」である。川崎エコタウンの対象は、産業道路から南の埋め立て造成地であり、住宅や商業施設はなく、工業団地として利用されてている。川崎エコタウンの特徴は、企業クラスターを生かして、廃棄物・副産物を有効利用したゼロエミッション構想で、1997年、通商産業省(現在の経済産業省)からエコタウン事業として、第一号の認定を受けた。現在、エコタウンは全国に26地域ある。 会館学生
川崎ゼロ・エミッション工業団地に進出している「川崎ゼロ・エミッション工業団地共同組合」が入居・利用する川崎エコタウン会館においてリサイクル、エコタウン、ゼロエミッション構想について説明を受けた。

1960年代、デンマークの小都市カルンボー(Kalundborg)でエコタウン事業が、カルンボー産業シンバイオシスKalundborg Symbiosis)として始まった。これは、当初、地元4企業が自治体とも協力し、工場内・地域内の余熱エネルギー、副産物、廃棄物の再利用・リサイクルを推進することを目指していた。
現在、カルンボー産業シンバイオシスに参加する企業は、? アスネス石炭火力発電所、? ジプロック社(石膏ボード製造)、? ノボノルディスク社(製薬会社)、? A・Sバイオテクニスクヨードレンス(土壌改善)、? スタットオイル精油所、 ? カルンボー市役所これは、商業ペースでの取引であった。そこで、 ゼロエミッション工業団地にあっても、採算性を考慮した環境調和型街づくりを目指している。 会館説明おく川崎市水江町の 川崎エコタウン会館において、川崎ゼロ・エミッション工業団地共同組合の専門家からリサイクル、エコタウン構想、ゼロエミッション団地の説明を受ける鳥飼行博ゼミの日本・中国・タイの学生。
川崎ゼロ・エミッション工業団地には、三栄レギュレーター、信栄製紙サンペーパコアレックスグループCORELEXほか11社、合計15社が参加し、5人の理事の下に工業団地協同組合の結成している。 おく説
神奈川県川崎エコタウン会館で、川崎ゼロ・エミッション工業団地 (企業専用地5.4万平方メートル、道路1万平方メートル、緑地1.4万平方メートル)の説明を拝聴する東海大学HK鳥飼行博ゼミの学生。このあたりは、見どころも多く、国際的な視野を持って一般社団法人川崎市観光協会公式オフィシャルホームページでも大きく取り上げるべきであろう。 会館1
神奈川県川崎市川崎ゼロ・エミッション工業団地を見学する前に、鳥飼ゼミの学生たちは、川崎エコタウン会館でエコタウン計画の概要を伺った。 会館1
神奈川県川崎市エコタウンに位置する川崎ゼロ・エミッション工業団地には、三栄レギュレーター、信栄製紙サンペーパ道栄紙業など合計15社が参加し、5人の理事の下に川崎ゼロ・エミッション工業団地協同組合を結成している。 会館1
神奈川県川崎市川崎エコタウン会館の1階に集合した東海大学鳥飼行博ゼミの学生たち。ここは、市の施設で、津波災害の場合の避難所ともなっている。
川崎市経済労働局国際経済推進室かわさき環境ショーウィンドウ・モデル事業」では、環境技術の情報発信とショーウィンドウ化により省エネ・創エネ技術の導入を促進することを目的に、省エネ・創エネに取組む市内の事業者から省エネ創エネ効果が発揮でき、市民にアピール性のあるアイデアを募集している。「モデル事業」に採択されたアイデアには総額1,200万円の市内での事業展開助成がなされる。 会館1
神奈川県川崎市エコタウン会館から、ゼロエミッション団地にあるコアレックスの製紙工場に向かう鳥飼ゼミの学生。雨脚が強くなったが、川崎市経済労働局国際経済推進室の職員の方、川崎ゼロエミッション工業団地協同組合の方に先導していただいた。
川崎エコタウン

Eco-towns


移動
神奈川県川崎市川崎ゼロ・エミッション工業団地は、環境負荷の低減に向けて産業クラスターを活かして異業種間で連携して排出物の再資源化、エネルギーの有効利用を進めている資源循環型工業団地。産業クラスターとは、マイケル・E・ポーターが提示した概念で、特定分野における関連企業、専門性の企業、関連機関(大学や業界団体、自治体)が地理的に集中し、競争しつつ同時に協力している集積状態を指す。 移動ゼミ
神奈川県川崎市川崎ゼロ・エミッション工業団地へ向かう東海大学人間環境学科鳥飼行博ゼミ。川崎の観光基本情報では「川崎駅周辺には日本有数の規模を誇る地下街アゼリアや百貨店などが集まり、買い物に便利。デートスポットなら、川崎港を一望できる展望室やスカイレストランがある川崎マリエンがおすすめだ。初詣客全国上位を誇る川崎大師も見逃せない。仲見世通りには、名物のくず餅やだるまを売る店が軒を並べ、いつも活気にあふれている」とある。世界的な技術をもっている製造業、工業を取り上げてもいいであろう。 移動ゼミ
神奈川県川崎市川崎ゼロ・エミッション工業団地は、環境負荷の低減を効率的かつ継続的に行うために、個々の工場や事業所がリサイクルを行い、近在工業群を含めて企業クラスターの異業種間で連携してお互いの排出物の再利用、再資源化及びエネルギーの有効利用を進めていく資源リサイクル型工業団地。構想では、これを資源循環型社会づくりの核とし、工業団地から地域全体のエコタウン計画へとゼロ・エミッションの輪を広げる予定。
COAREX三栄レギュレーター

CORELEX


三栄レギュレーター看板
神奈川県の川崎区水江町にある三栄レギュレーター株式会社は、1963年7月4日設立、資本金3,780万円。三栄レギュレーターは、紙パルプ機械の自動化・省力化を目的とした自動制御機器の設計製作会社としてスタートした。 学生コアレックす雨
川崎市川崎区水江町にある川崎エコタウン会館から、ゼロエミッション工業団地内のコアレックス三栄レギュレーター株式会社 東京工場に向かう鳥飼ゼミ生。
川崎市川崎区水江町にあるコアレックス三栄レギュレーター株式会社 東京工場は、2001年7月着工、2002年11月稼働の難再生古紙リサイクル施設として、ミックスペーパー(ポリエステル等でコーティングされた紙容器、ノンカーボン紙、切符、ラミネート加工された紙等の紙類)及び機密書類等の難再生古紙をトイレットペーパーロールにリサイクルする。処理能力 7万3,800t/年、生産能力 5万1,300t/年。
コアレックスの再生紙製品

Recycled Paper Products


商品
神奈川県川崎市川崎区水江町にある川崎ゼロエミッション工業団地内のコアレックス三栄レギュレーター株式会社 東京工場で、 お菓子の箱、投げ込みチラシ、パンフレット、包装紙、(窓付き)封筒、ハガキ、写真、ノート、メモ帳、シュレッダー紙、ホチキス針がついたままの紙、プラスチックコート紙、合成紙、レシート・伝票などミックスペーパー・難再生古紙から製造リサイクルされた再生トイレットペーパー(toilet tissue paper)など家庭用紙製品。三栄レギュレーター東京工場では、日産トイレットペーパ150トン、ロールにして110万個生産している。 商品
川崎市川崎区水江町にある川崎ゼロエミッション工業団地は、企業専用地5.4万平方メートル、道路1万平方メートル、緑地1.4万平方メートルで、15社、340人が就業していうる。コアレックス三栄レギュレーター株式会社 東京工場は、再生トイレットペーパー(toilet tissue paper)など家庭用紙製品を製造している。業務用コアレストイレットペーパー芯なしは、3倍長持ちする。

商品
神奈川県川崎市川崎区水江町にある川崎ゼロエミッション工業団地(15社加盟)のコアレックス三栄レギュレーター東京工場では、ノート、コピー用紙、名刺、チケット、写真、封筒、メモ用紙、手帳、はがき、折り紙などミックスペーパー・難再生古紙をリサイクルし、再生トイレットペーパー用(toilet tissue paper)などの家庭用紙を生産している。 商品
川崎市川崎区水江町にある川崎ゼロエミッション工業団地内のコアレックス三栄レギュレーター東京工場で、ミックスペーパー・難再生古紙リサイクルによって製造されている家庭用紙製品。 学生商品展示室
川崎市の川崎ゼロエミッション工業団地内のコアレックス三栄レギュレーター株式会社 東京工場の展示室に集まった鳥飼行博ゼミ学生川崎市の観光スポットでは王禅寺( 鎌倉時代に等海上人が発見した禅寺丸柿発祥の地)、 川崎大師 (平安朝様式の大本堂、高さ31.5mの八角五重塔、薬師殿などがあり、厄除け・家内安全の祈祷を受ける人で賑わう)などが紹介されているが、川崎エコタウンも加えてよいであろう。
抄紙工程

Paper making process

工場移動
神奈川県の川崎ゼロエミッション工業団地内のコアレックス三栄レギュレーター 東京工場で、ビニール貼合品や金・銀紙等が含まれた紙リサイクル設備の説明を受けるために、工場内部に移動する鳥飼ゼミの学生。 工場移動2
川崎ゼロエミッション工業団地内のコアレックス三栄レギュレーター 東京工場を見学するために移動する東海大学教養学部鳥飼行博ゼミの学生。 工場移動
川崎ゼロエミッション工業団地内のコアレックス三栄レギュレーター 東京工場内部に向かう鳥飼ゼミ生たち。
日本紙パルプ商事株式会社グループに参加した三栄グループは、再生トイレットロー ル業界において高いシェアを持ち、古紙再生処理技術力と芯なしトイレットロ ールを開発した。日本紙パルプ商事株式会社は、王子製紙、日本製紙など国内製紙メーカーの販売代理店事業、製紙、古紙リサイクルなどの事業を展開。紙パルプ商社としては世界最大規模。
難再生紙リサイクル

Paper Recycling

学生きっぷ
神奈川県の川崎ゼロエミッション工業団地のコアレックス三栄レギュレーター 東京工場では、列車の磁気切符のような難再生古紙も収集して紙リサイクルをしている。毎月7000トンの古紙を処理し、再生トイレットペーパを3000万個生産している。 カップ学生おく
川崎ゼロエミッション工業団地内のコアレックス三栄レギュレーター 東京工場では、カップめんの容器(カップ)も収集して紙リサイクルをしている。ミックスペーパー(ポリエステル等でコーティングされた紙容器、ノンカーボン紙、切符、ラミネート加工された紙)や難再生古紙(・クラフト原料袋内袋付き・雑袋・紙管・養生材・オフィス古紙・製本端材)でも、再生トイレットペーパーにリサイクルされる。 カナグ
川崎市川崎区水江町にある川崎ゼロエミッション工業団地内のコアレックス三栄レギュレーター株式会社 東京工場では、ミックスペーパー・難再生古紙リサイクルが可能。ファイルに綴じたまま、段ボール箱に詰められた秘密書類も紙リサイクルできる。ファイルから取り外された金具は、集められ金属リサイクル工場に再生資源として回される。
三栄グループは、ベトナムに進出し、現地法人パルピー・コアレックス・ベトナム社を共同出資にて設立・運営している。
再生ロール

Crecent Former

ロール学生
神奈川県川崎市川崎区水江町にある川崎ゼロエミッション工業団地のコアレックス三栄レギュレーター株式会社 東京工場では、ミックスペーパー、ラミネート、ビニール、アルミ箔、金具などが混在した難再生古紙を原料とする。リサイクルした原料を抄紙機(クレセントフォーマー)にかけ、ドライヤーで高温減菌・乾燥し、ジャンボロールとして巻き取る。

再生トイレットペーパ製造工程 Paper Mill

?古紙回収(原料) raw material recovery
?溶解 dissolution
?精選 fine screening
?脱墨 de-inking
?洗浄 washing
?減菌・漂白 sterilization & bleaching
?抄紙 paper making
?仕上げ finishing
?製品保管 product storage ロール説明
川崎市川崎区水江町にある川崎ゼロエミッション工業団地内のコアレックス三栄レギュレーター株式会社 東京工場では古紙など回収原料を溶解、精選、脱墨、洗浄し、抄紙機(クレセントフォーマー)で、薄くすいた紙をドライヤーで高温減菌・乾燥し、ジャンボロールとして巻き取る。ミックスペーパー・難再生古紙をリサイクルした再生トイレットペーパー(toilet tissue paper)用の紙ロールは、重量6トン。 ろーる手
川崎市川崎区水江町にある川崎ゼロエミッション工業団地内のコアレックス三栄レギュレーター株式会社 東京工場では、紙箱、紙袋、包装紙(ビニール、金属などが付いていないものは有価物・資源物回収へ)・紙ファイル、カレンダー、台紙類、レシート、メモ用紙、伝票類(感熱紙、カーボン紙)、写真、はがき、封筒(窓付も可)、シュレッダー紙などミックスペーパー・難再生古紙をリサイクルする。こうして製造された再生トイレットペーパー(toilet tissue paper)用の紙ジャンボロールは、重量6トンもありが、手触りはまるで絹のように滑らか。 ロール奥説
川崎市川崎区水江町にある川崎ゼロエミッション工業団地のコアレックス三栄レギュレーター株式会社 東京工場の専門家の説明を聞く鳥飼ゼミの学生。
ミックスペーパーとユポ(合成紙)など難再生古紙という回収原料から、溶解、精選、脱墨、洗浄し、抄紙機(クレセントフォーマー)で、薄くすいた紙をドライヤーで高温減菌・乾燥し、ジャンボロールとして巻き取る。再生トイレットペーパー用(toilet tissue paper)の紙ジャンボロールは、1巻で重量6トンあるが、紙ロールは柔らかく、色も白い。 ロール接写
川崎市川崎区水江町にある川崎ゼロエミッション工業団地内のコアレックス三栄レギュレーター株式会社 東京工場で、封筒、窓空き封筒、ハガキ、名刺、領収書、レシート、ワープロ、FAX用紙(感熱紙)、コピー用紙、貯金通帳、ダイレクトメール、アルバム、写真、答案用紙、学校のプリント、半紙、メモ用紙、切符、チケット、手帳、表彰状、のし袋、折り紙、包装材、ノート、画用紙、宅急便の伝票、シュレッダーごみなどミックスペーパー・難再生古紙リサイクルする。こうして古紙を原料にして製造された再生トイレットペーパー(toilet tissue paper)用の紙ジャンボロールは、1巻で重量6トン。三栄レギュレーター東京工場では、日産トイレットペーパ150トン、ロールにして110万個生産。 ロール文字
川崎市川崎区水江町にある川崎ゼロエミッション工業団地内のコアレックス三栄レギュレーター株式会社 東京工場で、クリップ、ステープラー(ホッチキス)の針、セロハンテープ、窓付き封筒のフィルム、ビニールコーティング、綴じ紐がついているミックスペーパー・難再生古紙をリサイクルする。
この回収原料で製造された再生トイレットペーパー用のジャンボロールは、重量6トンで、。三栄レギュレーター東京工場では、日産トイレットペーパ150トン、ロールにして110万個生産している。 ロール集合学生
川崎市川崎区水江町にある川崎ゼロエミッション工業団地内のコアレックス三栄レギュレーター株式会社 東京工場で、紙製飲料パック、シュレッター屑、窓付封筒、タバコの空箱などミックスペーパー・難再生古紙を原料とし、溶解、精選、脱墨、洗浄し、抄紙機(クレセントフォーマー)で、薄くすいた紙をドライヤーで高温減菌・乾燥し、ジャンボロールとして巻き取る。リサイクルして出来上がった再生トイレットペーパー(toilet tissue paper)用のジャンボロール(重量6トン)を見る鳥飼行博ゼミ。 ロール鳥飼行博ぜみ
神奈川県 川崎エコタウンにあるコアレックス三栄レギュレーター株式会社 東京工場で、クラフト紙を使った原料袋(セメント袋・裏ビニール・裏アルミ)、各種クラフト包装紙類、ロール状残紙、紙管(鉄製キャップ付含む) 、 ラミネート加工紙、シール台紙(剥離紙)、カーボン紙・磁気性附着紙など難再生古紙リサイクルでできた再生トイレットペーパー(toilet tissue paper)用の紙ロール(重量6トン)を見る鳥飼行博ゼミ学生。
COAREX三栄レギュレーター

Regulator

ロール工場外
神奈川県川崎市川崎区水江町にある川崎ゼロエミッション工業団地にあるコアレックス三栄レギュレーター株式会社 東京工場で、古紙リサイクルの説明を受けた東海大学教養学部の鳥飼行博ゼミ。 工場噴水
川崎市川崎区水江町にある川崎ゼロエミッション工業団地内のコアレックス三栄レギュレーター株式会社 東京工場 工場ゼミ長
川崎市川崎区水江町にある川崎ゼロエミッション工業団地内のコアレックス三栄レギュレーター株式会社 東京工場の鳥飼行博ゼミの学生たち。 工場外学生
川崎市川崎区水江町にある川崎ゼロエミッション工業団地内のコアレックス三栄レギュレーター株式会社 東京工場の鳥飼行博ゼミの学生たち。 会館
川崎市川崎区水江町にあるゼロエミッション工業団地内の川崎エコタウン会館地図
川崎市川崎区水江町にあるゼロエミッション工業団地の案内地図。 この工業団地は、7.7万平方メートル(企業専用地5.4万平方メートル、道路1万平方メートル、緑地1.4万平方メートル)で、15社、就業者340名が参加している。操業開始は、2002年。 団地1
川崎市川崎区水江町にあるゼロエミッション工業団地にある三栄レギュレーターは、古紙リサイクルによって再生トイレットペーパーを日産110万個生産している

川崎工場群 扇町・水江町・千鳥町周辺の夜景」には、「久々の工場撮影なので、定番の扇町・水江町・千鳥町を巡回撮影。 川崎の工場撮影は2年半ぶりでしたが、あまり変わったところもなく、昔のままに工場群はありました。 久々に感じた工場群の音と匂い。 独特な雰囲気が、非日常な気分にさせてくれます。 川崎の工場周辺は、一部の有名場所を除いて、非常に撮影アングルが少ない場所だと思います。 工場に近づけないし、見えても何かしら邪魔していたり。 立入禁止の場所が多くて海辺、川辺には行けない。 他の工場群のように、近くに山などの高い場所もなく上から撮れない。そんな訳で、すごく遠くから望遠で撮ってみたりします。 川崎市も観光として工場ツアーを催したりしていますが、見学場所としての開発がまだまだですね。 多分工場側は、工場を観光場所とすることに乗り気ではないような感じがします。 掲載の写真は扇町の入り口の橋の上から撮影した工場(昭和電工川崎事業所)です。ある一定の時間を過ぎると、建物の輪郭部分の灯りだけになってしまうので、早目の時間に行かないと撮れない工場です。」とある。 団地2
川崎市川崎区水江町にあるゼロエミッション工業団地。

川崎市の現状」には、「川崎市の人口は、現在140 万人に達しており、今後も増加し2030 年には150 万人を超えると推計されています。また、全国で減少の続く生産年齢人口についても、川崎市では今後も増加が続き、2025 年にピーク(101.3 万人)を迎えることが予想されます。川崎市の人口増加率は大都市の中でも高く、9 年連続で1 位となっています。人口増加要因として、社会増加比率が他の大都市と比較しても著しく高いことに加え、自然増加比率も大都市中1 位となっています。また、出生率、婚姻率も大都市中1 位となっています。一方、2015(平成27)年をピークに年少人口は減少することが見込まれており、老年人口も増加してきていることから、今後、高齢化が急速に進展することが予想されます。川崎市は、前述したとおり、産業都市としての性格を有する一方、昼夜間人口比率をみると87.1%と大都市の中で最も低くなっており、ベッドタウンとしての性格も有しています。また、我が国全体では労働力人口は減少傾向にありますが、川崎市では労働力人口は増加傾向にあります。また、労働力率は大都市中1位となっています。」とある。 団地3
川崎市川崎区水江町にあるゼロエミッション工業団地。

川崎市の製造業の状況」には、「川崎市は戦前・戦後を通じて京浜工業地帯の 中核として、日本経済の発展を支えてきた工業都市であり、現在でも鉄鋼、石油、化学、電機、情報通信等の大企業の主要生産拠点が数多く立地しているほか、優れた技術を持つ多くの中小企業が集積しています。直近10 年間の製造業の推移をみると、全国、 川崎市ともに事業所数、従業者数は減少傾向にあります。1999(平成11)年から2009(平成21)年にかけて、事業所数は全国、川崎市ともに3割の減少となっています。一方、従業者数は、全国では17.5%の減少となっていますが、川崎市では41.2%減少しており、全国に比べて川崎市の減少率が大きくなっています。事業所数や従業者数が減少する一方、製造品出荷額等は全国、川崎市ともに2003(平成15)年以降増加傾向にありましたが、2009(平成21)年には世界金融危機の影響を受け、大きく減少してお り、特に川崎市では全国に比べて減少率が大きくなっています。また、産業別内訳をみると、事業所数では一般機械、金属製品等の加工組立型が2/3 を占めますが、製造品出荷額等では石油、化学、鉄鋼等素材型が2/3 を占めています。一方、知識集約型・高付加価値型の産業構造への転換に伴い、市内に立地する事業所の性格も生産拠点から研究開発拠点へと変化してきています。また、臨海部は石油精製、発電所、ガス等のエネルギー関連施設が立地しており、首都圏のエネルギー供給拠点となっています。さらに、川崎市内には多くの外資系企業や中小企業庁が選ぶものづくり300 社が立地しています」とある。
川崎ラゾーナ

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パン女子2
神奈川県の商店街の中心となるJR川崎駅前川崎ラゾーナのレストランで、食事をした鳥飼ゼミ女子学生。LAZONA(ラゾーナ)は、スペイン語の「Lazo」…絆、「Zona」…Zone(地域)の合成語で、土地と社会、人と自然、そして人と人とのつながりをあらわしているという。ラゾーナ川崎プラザのコミュニティの象徴となる大屋根は、スペインの建築家リカルド・ボフィル(Ricardo Bofill Leví、 1939年-)によりデザインされ長さは170m。

東芝プレスリリース「街づくりのコンセプトと街の名称について」(2005年)には、次のようにある。
 街づくりのコンセプトを策定するにあたり、まず、21世紀の新たな時代姿を3つ設定しました。1つ目は、20世紀が「近代化・工業化が社会を支えてきた時代」であったことに対して、21世紀が「人と自然の調和をはかる時代」であること。2つ目は「人と人」の関係、「自分と社会」の関係を回復していく時代であること。3つ目は、「ものの豊かさ」から「思い出づくり」の時代であるというものです。
 2. この時代設定をもとに、街づくりのコンセプトを「再生」としました。この「再生」には3つの意味を込めています。それは、「人と人」の関係のあり方の「再生」。「人と自然」の関係のあり方の「再生」。そして、自然な自分に「再生」という意味です。
 3. この3つの「再生」に込めた、「人と人」、「人と自然」等の「縁・繋がり・絆」を「Lazo(スペイン語で縁・繋がり・絆・結合を表す語)」で表現し、スペイン語で地域を表す「Zona」と組合せ、街の名称を「LAZONA(ラゾーナ)川崎」としました。 パン学生
神奈川県川崎商店街でアクセス至便なJR川崎駅にある川崎ラゾーナ。ここには、300店舗が入っているが、そこで、食事をした鳥飼ゼミ女子学生。

LAZONA(ラゾーナ) 川崎」プロジェクト起工式の挙行について」(2005年2月2日)には、次のようにある。
「株式会社 東芝(代表執行役社長 岡村 正)、東芝不動産株式会社(代表取締役社長 谷川 和生)および三井不動産株式会社(代表取締役社長 岩沙 弘道)は、JR川崎駅前の東芝 川崎事業所(旧堀川町工場:所在地 川崎市幸区堀川町72番地)跡地において、商業・住宅・業務で構成される複合開発を推進して参りましたが、このたび着工に向けた準備が整い、商業ゾーンならびに住宅ゾーンの起工式を本日挙行いたしました。また、本プロジェクトによって新たに誕生する街全体の名称を今般「LAZONA(ラゾーナ) 川崎」と決定しました。 「LAZONA」とは、「Lazo(スペイン語で縁、繋がり、絆、結合を表す語)」と「Zona(スペイン語で地域を表す語)」を組合せた造語です。街づくりのコンセプトである「人と人の関係のあり方の再生」、「人と自然の関係のあり方の再生」、「自然な自分に再生」の3つの「再生」に込めた、「人と人」、「人と自然」等の「縁・繋がり・絆」を「Lazo」で表現しています。
 さらに、1908年(明治41年)に電球の生産を開始し、100年近くにわたって人々のライフスタイルの発展に寄与する製品・技術を送り出してきたこの土地と社会との関係が、将来も変わらず繋がっていくとの意味合いも併せて表現しました。」
経営者たちは、明治以来、100年近くライフスタイルの発展に寄与してきたような製品・技術が、今、どこにあるというのであろうか。 パン
川崎市JR川崎駅にある「にぎわい!あふれる商店街」といえる川崎ラゾーナのレストランで、食事をした鳥飼ゼミ女子学生。

川崎ラゾーナは、総合電機の東芝の堀川町工場跡地(川崎市幸区)に建設された。JR浜松町駅近くの東芝本社事務所(東京都港区芝浦1-1-1東芝ビルディング)は、地上40階、地下3階、1984年3月竣工、築30年で老朽化した。そこで、都心部より地価レンタルの安いJR川崎駅西口の直近、東芝の堀川町工場(川崎事業所)があった敷地の一部に、2013年10月末、ラゾーナ川崎東芝ビル(川崎市幸区堀川町72番地34)をも第二の本社事務所として、業務を分散化した。ラゾーナ川崎東芝ビルスマートコミュニティセンター)は、地上15階、塔屋1階、地下0階、高さ約71m(軒高約65m)、延床面積10.5万?の大規模なオフィスビルで、大型商業施設 「ラゾーナ川崎プラザ」やコンサート施設「ミューザ川崎シンフォニーホール」が隣接する。
都心のJR沿線は、品川駅をはじめ、製造業の工場が多かった工業地帯だったが、バブル以降、高層オフィスビル化、商業地化が進展している。モノづくりが大切だ、技術立国だと主張する学者・建築家・政治家でも、「街づくり」や「エコタウン」の構想に、製造業を考慮することをしないのは、なぜであろうか。
東海大学教養学部

Torikai University


鳥飼行博こあれっくす学生
観光かながわより製造業に関心をもとうと、川崎市川崎区水江町にある川崎ゼロエミッション工業団地を見学した東海大学教養学部人間環境学科HKの鳥飼行博ゼミ。ゼミのテーマである環境平和学を深く学ぶために、国内外のフィールド調査を行っている。

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