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このサイトは,日本政府,国際連合その他の「公的」承認を受けたわけではありません。あくまで学生・ゼミ教員主体の自由討論の"ハンコウテキ"な場所です。「鳥飼ゼミの紹介」です。一般的な教養学部のゼミ紹介とは異なりますので,注意してください。
広いゼミ室で卒業論文口述試験に向けて準備をしています。3年次より、「ゼミナール」「卒業論文研究」と週2回の活動・演習を行っています。鳥飼ゼミでは、2003年よりゼミ生全がパワーポイントによる口述発表を行っています。
2006年12月4日から8日にかけて、全員が口述試験を受けました。事前に練習と討議を重ねました。ワード、エクセルを十分に使いこなし、それをパワーポイントに貼り付け、デザイン,アクセサリーをつけるのです。このようなメディアの使いかたも一流になることで、プレゼンテーションもすばらしいものになります。
教養学部のSプラザでも口述発表が行われました。参観は自由なので、他学科の学生、先生に全面公開です。それだけ自信ある内容を上手にプレゼンテーションができるということです(!?)
東海大学教養学部の鳥飼研究室で楽しみながら口述試験の準備練習をしました。Sプラザでの口述試験前にパワーポイントの調整をしています。機材の取り扱いにもなれました。
2006年12月5-6日のSプラザでの卒論口述発表第ニ組・第三組終了。なにが明暗を分けたのでしょうか。やはり、卒業論文の内容・プレゼンテーションは最上級でも、審査員との質疑で十分に答えられたかどうかが、課題です。予測質疑も行いましたが、やはり広い分野に関する学力が試されます。その場の緊張度合いや体調にも依存します。
2003年の暮れに行われた鳥飼ゼミのパティー。2年生の進入ゼミと、3年生、4年生の本ゼミの学生が、東海大学コムスクェアの一室を貸切にして、食事会をしました。
2003年度鳥飼ゼミの卒業論文口述試験の結果発表。レポートや再口述試験など、思いもしなかった(?)結果を告げられた学生もいました。でも、みんなに慰められて元気をもち直しました。
2004年卒業の鳥飼ゼミと2001年の留学生「経済事情」ゼミ。ゼミ活動に就いては、写真集を参照してください。2003年まで,社会環境課程の本ゼミのほかにも,ロシア,ドイツ,中国,韓国,マレーシア,モンゴルなどの経済事情ゼミもありました。現在は留学生教育センターの受け入れのみですが、卒業生には早稲田大学大学院に進学した学生も2名います。日本人と国際結婚して日本に居を移した学生も1名います。
ゼミの様子は,「鳥飼ゼミと授業写真」からリンクできます。また,2004年ゼミ生写真,ゼミ生の活躍は「卒業生・在学生の横顔」あるいは2001年4年生写真
も見てください。授業では,タイのシルク生産のような,開発・環境・平和人権にかかわるデーマを扱っています。
⇒「大学教育」
<ゼミメンバーの活動>
ゼミでは,開発途上国のいろいろな問題を具体的に考えます。例えば、指導教員から一言:現在の日本の大学では、テロなど治安や病気などのリスクから、開発途上国における学生の活動は制約を受けています。同時に、「授業の一環」であれば、夏休みであろうと海外であろうと、大学の責任が問われます。さらに、学部学科の教育方針に沿った活動かどうかも公認あるいは授業の一環と考える際の重要な要素になります。
このような制約にもかかわらず、学生たちの自由な発想、自主性、ボランティア精神を育むには、学問や政治の権威、分野・専門性など、既存の固定概念に囚われないことが重要だと多くの教員、学生、そして社会人が考えるようになりました。日本の高等教育の中で、「(期待されている)NPOが問題や不正行為を引き起こす」「(遅れているとされる)開発途上国の技術・ワザが持続可能な社会の形成に資する」「(問題視されている)ニート・高齢者人口増加が地域を活性化する」、このような新たな側面にも注目し、卒論を作成してもらいたいです。既存の大学の枠組みは、新しい発想を伸ばし、積極性を養うには狭すぎる、という意味で、大学のあるいは学問のグローバリゼーションが進展することが大切だと思います。
卒論研究のテーマは,
卒論の形式は,
?持続可能な開発・草の根援助・ジェンダーと開発------開発経済学
?環境保全・国際寛容問題の深刻化------環境経済学
?平和の破壊と創造,人権侵害と擁護,総力戦下の動員-------人間の安全保障
の三つの分野に深く関連するものを選びます。卒論は,論理的に構成をしなければいけないので,まず。三年生の後期に「卒論題目届」を作成,提出します。これには,卒論の題目だけではなく,研究内容・方法を含めて,骨子となるだいたいの章構成,章の題目も検討します。「卒業論文」は,4年の後期に提出です。
?A4判用紙1枚当たりに横40文字×30行(1200字),
?ワープロ書き本文・図表とも30枚以上,
?目次と注の完備,参考文献12冊以上の引用
が最低基準です。自作の図表も10個つくり,参考資料や注の引用方法の正確さ,フッダ・ヘッダ・ページの完備,製本も求めます。
*卒論作成,口述試験準備を通じて,3〜4年のゼミの期間は,充実した日々をすごすことができるだけでなく,好奇心を満たしつつ,論理的思考能力やコミュニケーション能力を養っています。大学は、「勉強だけするところ」ではありません。遊び,交友、アルバイト、サークル活動、旅行、コンパ、さらに悩み事も重要です。挑戦すべきこと、楽しいことを満喫したいです。しかし、授業で、あるいは仲間または一人で「勉強するところ」がない鳥飼ゼミ生はありません。
「ナミビアの砂漠の写真を撮ってみたい」「あなたが社長なら理念は何?→自然保護」「つまらない人間にはなりたくない」「みんなの役に立つ仕事がした」「子供たちにかかわる仕事がしたい」こんな生徒がゼミにいます。取り繕いではなく,本音が話せる場になるといいなと思います。
→2004年度ゼミ・講義写真
→2003年度ゼミ写真
→2001年度ゼミ写真
→
ゼミの先生紹介
source:WWF(http://www.worldwildlife.org/)
*鳥飼論文のサンプルは,次にリンクして見ることができます。
「アジア工業化戦略の見直し」
「タイの家内工業」
「草の根民活論」
「大学教育」
*ゼミ生の就職・進路は,学科のゼミと同じく,一般企業が中心ですが,公務員,教員,大学院進学者,援助機関で働いている卒業生もいます。もちろん、環境保全・援助を直接になう仕事は少なく,公的機関・NGO程度しかないように見えます。また,これら若干名の募集には,応募が殺到しています。しかし,さまざまな局面で、知識や経験を活かすように行動することができます。
「職場の中のサステイナビリティ」
を求めるのが基本だと思います。世界の大半を占める途上国の人々と比較すれば,われわれの受ける待遇は,職場の給与水準など労働条件も含めて,世界最高峰と認識し,一人一人の活動が将来の環境保全や社会開発に少しでも結びついたらと考えています。
⇒ゼミ卒業生の横顔
*2006年度のゼミ卒業(予定者)の就職・進路は,UFJニコスカード,不動産ミニミニ,湯河原温泉ホテルおかだ,大学院など
もうすぐ全部アップします。
*2005年度のゼミ卒業生の9名の就職・進路は,カトープレジャーグループ,アバハウス・インターナショナル,スズキ自動車販売,北日本物産,ワタミ,音楽専門学校,情報処理専門学校、大学院
です。2005年度中、ヤマダ電機,コムスンなどからも内定を得ています。
*2004年度のゼミ卒業生の9名の就職・進路は,フランドル,メノガイア,エステ,トヨタ・ネッツ自動車販売,すみしん不動産,東京三菱銀行,エスパルスドリームプラザ,神奈川新聞社,保育専門学校
です。2004年度中、ナチュラルボディ,三井生命,明治安田生命,アコムなどからも内定を得ています。
*2002/2003年度の2年間,19名のゼミ卒業生の就職・進路は,
日本マクドナルド,日本カラープリント,セノン施設警備,メガネスーパー,夢みつけ隊,NTT東日本,三井住友銀行,第一生命(2名),日動火災,山岳ガイド・スノボー指導者,日本料理職人,県警,大学院,専門学校(2名),豪州ワーキングホリデー,人材派遣会社(2名)
です(内定数ではなく,就職先です)。
*2001年度以前には,高等学校教諭,市役所,政府援助機関,放送局,証券会社,先物取引,デパート,結婚式場,製薬会社,医療機器メーカー,台湾企業などに進路を決めた卒業生もいます。就職氷河期と言われる昨今,学生たちは大健闘しています。「有名な就職先だから----」といった安易な進路の選択ではなく,自らが大学での学習や経験から,学力・コミュニケーション能力を高め,高い目標をもつことが大切だと思います。
⇒卒業後の進路・就職先:社会環境課程卒業生全体