写真(右):2013年8月,フィリピン共和国ルソン島北部、コルディリェラ行政地域(Cordillera Administrative Region (CAR))、カリンガ(Kalinga)州の山村の鍛冶屋(Blacksmith)。ブッシュナイフ(鉈)の本体を熱して、大きなハンマーでたたき鍛えている。これを鍛造(たんぞう)という。鍛冶屋では、鉄を熱することが第一である、つまり、熱エネルギー利用無しに金属利用はできない。文明に金属が果たした役割はとてつもなく大きい。熱エネルギーを産業上、本格的に利用をし始めて、初めて金属製の道具が入手できるようになった。これが、ナイフやカマなど農具なのか、1万トン級の貨物船なのかよりも、金属の抽出、熔解、鍛造に熱エネルギーが必要で、このエネルギーの源を推測する必要があろう。鍛冶屋の作業は、近代的製鉄所とは異なり、労働集約的技術に依拠しているが、金属を加工に熱エネルギーを利用するのは同じである。
鳥飼行博研究室の左側にある公開論文の「紀要論文」にリンクがはってある下記指定の「紀要論文」を読んで、レポートを作成しなさい。
鳥飼行博(2018)「バイオマスエネルギーの人間開発論 : フィリピンを事例としたローカルコモンズの意義」Biomass Energy in Human Economies
『東海大学紀要. 教養学部』Journal of the School of Humanities and Culture, Tokai University
第 48週, pp.171-231, 2018-03-30 [本文を見る]でダウンロード
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