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◆マニラのスモーキーマウンテンとトンドスモーキーマウンテン
1.2010年のフィリピン共和国の面積は30万平方キロ(日本の80%)、人口9900万人、GDP2000億ドルで、工業部門がGDPの30%以上を占めます。1人当たりGDPは2,100ドルと日本の5%で、マニラ首都圏(人口1100万人)は国内では豊かな地域ですが、スラムも広がっています。
2.スモーキーマウンテンは、立ち入り禁止で、無断侵入や不法侵入は犯罪です。フィリピン語の(Smokey Mountain)の項目もないことからも、一般立ち入りが許されない理由がお分かりになるはずです。
3.写真解説一覧フィリピン自動車産業スラムの屑屋ツゲガラオの市場棚田の田植え稲の収穫と豆脱穀棚田の早乙女ブツブツの鍛冶屋柴刈り・薪採取とバイオマス箒作り家内工業2014年廃棄物処分場ゼミ研修2015年マニラのスラム街ゼミ研修箒材料タイガーグラスの収穫も参照。

フィリピンマニラ

 Manila

 
 

マニラ首都圏ケソン市

 Metro Manila


パヤタス
メトロマニラ(マニラ首都圏)にあるケソン市Quezon City)は人口200万人以上で、大規模な廃棄物最終処分場とスラム街のあるパヤタスもケソン市の一角である。パヤタス通りには、トタン板に囲まれたジャンクショップ(屑屋)が並んでいる。
 メトロレイル「ケソン駅」とリテックは、「共和国通り」(Commonwealth Avenue)で結ばれている。メトロレールManila Metro Rail Transit:MRT)のケソン駅から、リテック(リテールと聞こえる)にジプニーが行く。そこで乗り換えて、1時間弱でパヤタスにつく。
カリトン
マニラ首都圏ケソン市パヤタスで有価物のガラス瓶や金属などを運ぶ三輪車「カリトン」。ごみを回収するスカベンジャーやごみを分別収集する屑屋が用いている。ケソン市リテックでは、カリトン(三輪荷車)物を運ぶ仕事をして駄賃を稼ぐお年寄りを見かけた。 分別
マニラ首都圏Metro Manila)ケソン市パヤタスのジャンクショップ(屑屋)=ガラス瓶の分別リサイクル施設。
瓶
マニラ首都圏Metro Manila)東部、ケソン市パヤタス通りのジャンクショップ。
瓶
マニラ首都圏ケソン市Quezon City)パヤタスのジャンクショップ(屑屋)。人手を使って、ガラス瓶を分別リサイクルする施設である。
瓶
フィリピン Philippinesマニラ首都圏に位置するケソン市Quezon Cityの共和国大通り左後方にある緑の屋根は、巨大なイグレシア・ニ・クリスト・セントラル教会(Iglesia Ni Cristo - Central Temple )。メトロレイルの駅とリテック(リテールと聞こえる)の間には、ジプニー、バスが多く走行しており、自家用車は日本ほど多くはない。公共交通機関が発達しているので、自家用車がなくとも不便はない。

ケソン市パヤタス

 Litex, Quezon City


スプレー缶
マニラ首都圏(Metro Manilaケソン市(人口220万人)の市場向かいパヤタス(Payatas)に行くジプニー(Jeepney)が出る。パヤタスではスラムを見学し、住民に聞き取り調査を行った。 スプレー缶
 マニラ首都圏ケソン市東部に位置するパヤタス(Payatas)。メトロレールManila Metro Rail Transit:MRT)、ジープでリテック(Litexジープニー、そこからジープで10分、パヤタスにつく。 スプレー缶やぎ
マニラ首都圏(Metro Manila)パヤタス(Payatas)。 パヤタスにつくと、たくさんのジャンクショップが運営している。政府による社会保障生活保護も不十分なため、自ら仕事を生み出す「起業」が当たり前で、これが草の根民活といわれる所以である。


マニラ首都圏パヤタスごみ処分場の地図

パヤタスの廃棄物処理場

 Payatas, Quezon City


入り口前
マニラ首都圏(Metro Manila)リテックのジープニーJeepney)から、ここからパヤタス(Payatas)の廃棄物処分場の近くまでジプニーが出る。これは、たくさんの住民が暮らしているため。
パヤタスゲート
マニラ首都圏(Metro Manila)ケソン市パヤタス廃棄物最終処分場のゲート。以前は、ゲートも芝もなかったが、柵で囲われ勝手に入ることができないようになった。
ごみ山のスラム

 Slum with corrugated iron roof


回収資源
マニラ首都圏(Metro Manilaパヤタス最終処分場ゲート近くで、ごみとして出された廃棄物から有価物を探し出し、収集する住民。
 政府による社会保障給付費も受け取れず、生活保護支給もない状況で、スラムバラックが拡大する。 パヤタス有価物回収
マニラ首都圏ケソン市パヤタスの有価物回収作業。低所得層住宅地、スラムバラックが廃棄物最終処分場の周りにある。
パヤタスごみ山
マニラ首都圏パヤタスの低所得層住宅地。政府による社会保障生活保護も不十分であれば、貧しい住民の中には、やむを得ず不法占拠者となる場合もある。
パヤタスごみ山となりの住宅
マニラ首都圏パヤタス住宅、スラムバラック。右が、パヤタス廃棄物最終処分場のごみ山で緑で覆われている。
洗濯と子供
マニラ首都圏ケソン市パヤタスのごみ集積場の周囲に建てられたスクオッターsquatter:不法占拠者)のバラック。たくさんの洗濯物の下で遊ぶ子供。
バラック
マニラ首都圏パヤタスのごみ集積場(右)の周囲に建てられたスクオッターsquatter:不法占拠者)のスラムバラックでも暮らしがある。
スラムごみ山となり
マニラ首都圏ケソン市パヤタススラム街は、ごみ集積場の周りにある。ニワトリを買ったり、お店があったりと生活感が漂っている。

バランガイ施設

Recycling


パヤタスごみ山を瓶リサイクル施設から見る
マニラ首都圏ケソン市パヤタス。バランガイの運営になるガラス瓶リサイクル施設から見たパヤタスごみ山。 パヤタス瓶リサイクル
マニラ首都圏ケソン市パヤタス。バランガイの運営になるガラス瓶リサイクル施設を見学させていただき、聞き取りを行った。
 政府による社会保障生活保護も不十分であるからこそ、スラムではリサイクル小規模事業=草の根民活の動きがある。
パヤタス瓶リサイクル
マニラ首都圏ケソン市パヤタスの瓶リサイクル施設。ここは、バランガイ(集落)の運営になる。
パヤタス瓶リサイクル
マニラ首都圏ケソン市パヤタスの瓶リサイクル施設。政府による社会保障生活保護も不十分であり、老人ホーム入居の機会も生活資金も得ることができない。そこで、高齢者も貧困者も働くしかないのである。
パヤタス瓶リサイクル
マニラ首都圏ケソン市のスラム地区であるパヤタス、バランガイの設置したリサイクル施設。ここは、バランガイ(集落)の運営で、32人雇用されている。
パヤタス瓶リサイクル労働者2人
マニラ首都圏ケソン市パヤタスの瓶リサイクル施設。
政府による社会保障給付費も受け取れず、生活保護支給額もゼロであるからこそ、スラムに草の根民活が発達する。 パヤタス瓶リサイクル鳥飼
マニラ首都圏ケソン市パヤタススラム街にも自治組織バランガイが組織され、その運営になるガラス瓶分別リサイクル施設がある。
 政府による社会保障生活保護も不十分であるからこそ、民活はしぶとく粘り強い。
瓶分別労働者背中
マニラ首都圏スラムに限らないが、トタン屋根Corrugated iron roof)は吹き飛ばされやすいので、古タイヤなど使えそうな物を載せておくことが多い。
都市インフォーマル部門

Urban Informal Sector

サリサリ
マニラ首都圏パヤタス。このスラムにたくさんある雑貨店(Sari-sari store)。タガログ語で「いろいろあること」をサリサリ(Sari-sari store)という。このような雑貨店もサリサリ・ストア(Sari-sari store)と呼ばれる。パヤタスの住宅通りで遊ぶ子供たちも顧客になる。
サリサリ・ストアーは、フィリピンの伝統的な個人営業コンビニ(Convenience store)で、「萬屋」(よろずや)である。

炭火焼
マニラ首都圏Metro Manila)パヤタス住宅地での炭火の串肉焼屋の露天商い。レストランの高級な串肉炭火焼とは違って、路上にたくさんある。
 露店も都市インフォーマル部門urban informal sector)の生業である。会社に雇用されていなければ、お金を稼ぐために都市インフォーマル部門urban informal sector)に雇用機会を見出すしかない。

パヤタスの子供

Children Dreaming


子供たち
マニラ首都圏Metro Manila)ケソン市パヤタスのスラム街裏通りの元気な子供たち。田舎ではともかく、都会でも靴はおろか、草履も履いていない子供たちが多い。コンクリートブロックの二階建ての家屋もあるが、施工から見て、自分たちでブロックを積み上げて建築されたもの。マニラ首都圏ケソン市パヤタスのスラム地区は、排水路の末端にあり、排水貯水池のような窪地で、住んでいる住民がいなかった。そこで、不法占拠者がここに仮ごしらえの住居を建築した。それが恒常的な居住地となり、住居も次第に増え、構造的にもしっかりしたものに変化していった。

パヤタス裏通りで遊ぶ子供たち。政府による社会保障生活保護も不十分であっても、家族があれば子供たちは育ってゆく。
パヤタスのスラム街の住居

housing


排水路
マニラ首都圏(Metro Manila)ケソン市パヤタスのスラム地区排水路とごみ。もともと、排水貯水池のような窪地で、住んでいる住民がいなかったために、不法占拠者がここに仮ごしらえの住居を建築した。それが恒常的な居住地となり、住居も次第に増え、構造的にもしっかりしたものに変化していった。

パヤタス住宅
マニラ首都圏(Metro Manila)ケソン市パヤタスでは、排水路の近くにも家ができている。
屋根
マニラ首都圏(Metro Manilaスラムに限らないが、トタン屋根Corrugated iron roof)は吹き飛ばされやすいので、古タイヤなど使えそうな物を載せておくことが多い。
スラムバラック
マニラ首都圏(Metro Manila)ケソン市パヤタススラム街バラック。袋やトタンで屋根を覆っている。壁も同様のに、もろい構造である。
バラック
マニラ首都圏(Metro Manila)パヤタスのスラムバラック。スラムバラック街の奥を一人でを見て回っているときに、何を探しているのか声をかけられた。家がすぐ近くだったので、よらせていただいて、聞き取りをした。
 この家には水道がひかれていた。政府による社会保障も生活保護も不十分であっても、家族は働き工夫して生活している。
スラムバラック
マニラ首都圏ケソン市パヤタスのスラムバラック。ここも聞き取りした世帯。家電製品としては、テレビ、電気洗濯機、電子釜などがある。多くは、ごみとして捨てられたものを回収したリサイクル品。
スラムバラック
マニラ首都圏Metro Manila)ケソン市パヤタスのバラック。この家には水道がひかれていた。政府による社会保障生活保護も不十分であっても、家族は働き工夫して生活している。 コンロ
パヤタスのこの家では、焜炉(調理用ストーブ)を使っていた。フィリピンでは、中層以下の世帯で、料理や給湯には焜炉(こんろ)調理用ストーブを使うのがふつう。燃料は薪炭。
 パヤタススラム街では、炭をまとめ買いし、それを小さな袋に分けて販売する店がある。パヤタスの調理では焜炉(こんろ)調理用ストーブが主流。燃料は薪炭。
ブロックバラック
マニラ首都圏ケソン市パヤタスのブロック製バラック。コンクリブロックは、組石造の建築資材として、フィリピンでは住宅建設に多用されている。積み上げ壁を作り屋根を載せる。日本では、地震など、水平方向の力に備えて、コンクブロックの穴に鉄筋を通したり、脇壁で抑えたりするが、フィリピンでは、ふつうレンガのように積み上げるだけ。 スラムバラック
マニラ首都圏パヤタスのスクオッターsquatter:不法占拠者)のバラック。
ブロックバラック
>マニラ首都圏(Metro Manila)ケソン市パヤタスの多くの住宅では、電気が利用できる。消費電力検針メーターがまとめて設置してある。決して盗電が一般的なのではない。

水供給

water supply


パヤタス水
マニラ首都圏ケソン市パヤタス。ガラス越しに水ボトルが見えたので中を見せていただいた。 政府による社会保障生活保護も不十分であるからこそ、スラムでは草の根民活の動きがある。
パヤタス水
マニラ首都圏(Metro Manila)ケソン市パヤタス飲料水販売所。飲料水ボトルを小型トラックに運ぶ少年。後方には、水のろ過装置と水タンクがある。
パヤタス水
マニラ首都圏(Metro Manila)ケソン市パヤタス飲料水販売所。低所得層向けに飲料水を販売する。
パヤタス水
マニラ首都圏ケソン市パヤタス飲料水ボトル販売所。飲料水ボトルに、プラスチックカバーを封印する。ボトルの栓にプラスチックがバーをかけて、ドライヤーの熱で溶かして封印する。
パヤタス水
マニラ首都圏(Metro Manila)ケソン市パヤタス飲料水ボトル販売所。ボトルの栓にプラスチック製カバーをかけて出来上がり。近所だけではなく、自動車でまとめて購入してゆく業者、バランガイ(集落)も多い。
パヤタス水
マニラ首都圏(Metro Manila)ケソン市パヤタスの飲料水販売所から飲料水ボトルを小型トラックに積み込む少年。
パヤタス水
マニラ首都圏(Metro Manila)ケソン市パヤタスの飲料水ボトル販売所前に、飲料水ボトルを運搬する小型トラックが駐車し、ボトルを積んでいる。
コミュニティ・ヘルスセンター

 Community Health Centre


ヘルス
マニラ首都圏(Metro Manila)ケソン市パヤタスのコミュニティ・ヘルスセンターCommunity Health Centre)。ごみ集積場のすぐ隣にある。 ヘルス
マニラ首都圏(Metro Manila地域医療センター(コミュニティ・ヘルスセンター:Community Health Centre)では、婦人、子供が多い。これは、妊産婦検診が主要な仕事のためである。

リテックスの商業地区

Litex Market, Quezon City


夕方リテール
マニラ首都圏(Metro Manilaケソン市リテックの露天商(urban informal sector)。お店の前に小さな露天商が重なる。路上での販売が規制されていようとも都市インフォーマル部門urban informal sector)の労働集約的産業が住民の生活の糧となっている。マニラ首都圏ケソン市リテックの商業地区の横断歩道で、カラマンシ(レモン)を袋に入れて売っている「立ち売り」も見かけた。政府による社会保障給付費も受け取れず、生活保護支給もないからこそ、草の根民活の都市インフォーマル部門が興隆する。マニラ首都圏ケソン市パヤタスからジプニーで10分のリテックにも貧困者が多いが、ジプニーやトラックが行き交っているので、公共交通機関には不自由しない。
東海大学

University


瓶リサイクル聞き取り鳥飼
マニラ首都圏(Metro Manila)ケソン市パヤタスのリサイクル施設で聞き取り調査時。

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東海大学教養学部人間環境学科社会環境課程
鳥飼 行博 TORIKAI Yukihiro
HK,Toka University,4-1-1 Kitakaname,Hiratuka
Kanagawa,Japan259-1292
東海大への行き方|How to go
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